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ヤミイ

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 先生が跳び跳ね、壊れた人形のようにカウンターから転げ落ちた。
 胎児のように丸くなってぴくぴくし始めた先生を見下ろして、僕は言った。
「リベンジ終了です。例のものを取ってきてもらえませんか」
「ここでするの?」
 失神した先生から僕に視線を移して、ジュリが訊く。
「ベッドに移動させたほうがいいんじゃない?」
「いえ、特に拘束具とかは必要ないので。それにカウンターの上というのは見世物としてはなかなかでしょう?」
 そうなのだ。
 観客はジュリひとりしかいないにせよ、舞台の上に上がったみたいで妙に興奮する。
「貫通型オナホールと、極太バイブ2本だったわね」
「ええ」
 僕はうなずいた。
「ジュリさんが戻ってくるまでに、こっちも準備をしておきます」
「すごい見ものになりそう。あたしも自分用に何か持ってこようかしら」
 ジュリがプレイルームのほうに去ると、僕は先生の傍らにしゃがみこんだ。
「先生、起きて」
 上半身を抱え起こし、胸に抱いて首筋にキスをする。
「うう・・・」
 先生が薄目を開け、僕を見た。
 そっと胸板に左の手のひらを置いて、ゆっくり撫でながら半開きの唇を僕の唇で覆ってやる。
 筋肉の発達した胸をさすっていると、やがてむくむくと蕾が隆起し始めた。
 唇を割り、舌を差し込んで先生の上顎の内側を舐めてやる。
 左手を股間に伸ばすと、巨大な蚯蚓みたいに股倉に頭を埋めた性器が指に触れた。
 それの首のあたりをつまんで太腿と太腿の間からひきずり出し、しばらく親指で亀頭を撫でてやる。
「あん…」
 目を閉じ、小さく喘ぐ先生。
 親指が濡れてきて、先生が早くも我慢汁を分泌させたのがわかった。
 僕の手の中で次第に硬くなる肉竿。
 角度を上げて、自力で股間から立ち上がる。
 その先を狙って、僕は自分の勃起チンポを押しつけた。
 僕のチンポは勃ってはいるものの、包皮が元に戻って亀頭を覆い隠している。
「立てますか」
 腰を先生に押しつけ、ぐりぐり動かしながら、僕はたずねた。

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