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ヤミイ

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 ジュリは黒のエナメルのボンテージスーツの胸元から、つくりものめいた毬のような乳房を半ばはみ出させ、つけまつ毛に縁どられた大きな目を情欲にぎらつかせて、先生の苦悶に歪む顔を見つめている。
 外見こそタレント級の美少女だが、マイクロミニのスカートをめくり上げ、肉茎が反り返っているのは、ジュリがれっきとした男の娘だからである。
 一度犯されたけど、ジュリの陰茎は細身の割に超がつくほど硬く、そして長いのだ。
「いいですよ。そのリモコンはジュリさんにお預けします。思う存分、先生をいたぶってやってください」
「あなたが何をしようとしているのか、あのグッズの品ぞろえでだいたい予想はつくけれど…。ま、確かにローターを埋め込まれてしまったら、兄さんの負けは目に見えているわね」
 言いながら、ジュリがリモコンのスイッチをオンにして、爪をレベル1にスライドさせる。
 グイーンと可聴域ギリギリの微かな振動音が聞こえてきたかと思うと、
「ああっ!」
 先生が黄色い声を発して、肛門を前に突き出してきた。
 先生の股間の少し後ろに開いた、小さな肉の穴。
 肉の襞に縁どられたその穴に、アーモンド形をした黒いシリコンの豆が突き刺さっている。
 今、その人工の豆は、締めつける括約筋を震わせて、小刻みに振動していた。
「く、くう・・・」
 先生が亀のように首を伸ばし、首筋の腱を浮き上がらせる。
 厚い胸板の上では、干しレーズンのように黒ずんだ乳首が硬く尖り、はた目からわかるほど、根元にくっきりと影をつくってしまっている。
「どうです? 具合は?」
 僕は人差し指でローターを肛門に少し押し込んでみた。
 弾力のある肉の抵抗を無視して、シリコンの豆を全体の三分の二ほどまで、ずぶりと肛門に埋め込んでやる。
「あんっ」
 とたんに先生が少女の声音で叫び、
 ぴちゅ。
 ローターの周囲から、透明な汁をにじませた。
 持ち上げた右足と直立した左足で、太腿から足のつけ根にかけて太いで筋肉の束がうねり、睾丸が上下する。
 僕は汗に塗れた先生の美しい顔を見た。
 前髪を汗で頬に貼りつかせ、口を半開きにした先生は、うつろな目で宙を見つめている。
 そのはかなげな表情を見ていると、ふいに、この美しい青年を滅茶苦茶に凌辱してやりたいという激しい衝動が改めて強く突き上げてきて、触ってもいないのに僕は、おのれの恥ずかしい勃起ペニスの先から、わずかにだけどこの時熱くて臭いスキムミルクをチュプっと分泌させてしまっていたのである。
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