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ヤミイ

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 長い足を高々と上げた先生の剥き出しになった股間ー。
 裏側の筋を見せてそそり立つズル向けのシシカバブみたいな勃起ペニス。
 その根元に縮こまるイチヂクそっくりの睾丸。
 そして睾丸の下に開いた、入れ歯を外した老女のおちょぼ口のような肛門…。
 今その人体で最も恥ずかしい孔は、ピンクのローターを半ばまで埋め込まれ、さかんにひくついている。
「ああ、あああ、あああああ…」
 頭より高く掲げた右足と、身体を支える左足の太腿に、くっきりと筋肉が浮かび上がる。
 下腹の六角筋も同様で、先生の平らな腹は六つに割れていやらしく上下している。
 そびえ立つバナナ状に反った肉茎の先端の子どもの握り拳のような亀頭からは、もう透明な淫汁が滲んでいる。
 その肉棒の半ばあたりを潰れんばかりに握りしめ、ぐいと腹側に曲げてやる。
 肉棒には骨がないから、無理をすれば好きな角度に曲げることができるのだ。
 折り曲げた肉棒の先を腹の六角筋に当て、淫汁で濡れた亀頭をこすりつけてやる。
 腹に蝸牛が這ったみたいな粘液の跡がつくと、先生が快感に負けて腰をガクガク前後にゆすり始めた。
 その様子を横目で見ながら、もう一方の手でローターを股間の恥穴に押し込んでいく。
 先生の肛門はもうぬるぬるだから一度に押し込むのは簡単だけど、ここは少し楽しませてもらうことにする。
 先生自身もそのつもりなのだろう。
 命じてもいないのに、両手を上げて首の後ろで組み、無毛の腋の下を曝け出して胸を前に突き出しているのだ。
 細身でありながら先生の上半身は綺麗な逆三角形をしていて、腰も細く締まっている。
 元が美形なので、裸になった姿も、匂い立つほど美しい。
 固く締まった全身を舐め回し、勃起陰茎を弄んでやりながら、勃起乳首を吸ってすすり泣かせてやりたい…。
 うっとり見惚れて、ついついそんな妄想をしてしまう。
 その美青年が片脚をバレリーナのように限界まで掲げ、恥の塊みたいな生殖器官を固くして、こちらに見えるように向けたお尻の穴に性具を挿入され、愉悦に歪んだ顏でしきりに喘いでいる…。
 にゅるっ。
 あまりにそそる光景に、僕の肉茎の包皮が自動的に剥けていく。
 興奮で海綿体が膨張し、包皮より中身のほうが長くなり始めているのだ。
「ねえ、ローターのスイッチ入れて、いいかしら?」
 壁に貼りつけになって全裸で痙攣する兄を見上げ、リモコンを手の中で弄びながら、ぞくぞくするほど淫靡な口調でジュリが言った。

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