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ヤミイ

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「もっと、いれてほしい?」
 自分の勃起肉棒をしごきたくてたまらないのを我慢して、僕は先生に訊いた。
「ローターを、もっと奥まで、入れ入れしてほしいの?」
「あ、あう・・・」
 よだれを垂らしながら、先生がうなずいた。
 熱病にかかったように、潤んだ瞳をしている。
 その瞳に、ペニスを屹立させた全裸の少年が映っている。
 その恥ずかしい姿は、むろん、この僕のものだ。
 指に力を込め、押してやる。
 ちゅぷっ。
 浅ましい粘着音とともに、ローターが傾いた。
 もう少し、力を入れてやる。
 じゅぶっ。
 ローターと括約筋の接合部から、じわりと透明な汁があふれ出す。
 先生の肛門は、さながら大きめの果実を咥え込んだおちょぼ口だ。
 周囲の皮膚を内側に巻き込みながら、ゆっくりと異物を呑み込もうとしている。
 ローターが細かく振動しているため、その振動が肛門に伝わり、穴が少しずつ開いていくように見える。
 少し、自然の成り行きに任せてみることにした。
 片足を高く掲げ、バレリーナの姿勢を取らされた先生は、ぴくぴく体のあちこちを震わせながら、喘いでいる。
 喘ぎながら、自らローターを、肛門で咥え込んでいく。
「すごいわね。ひとりでにローターが・・・」
 肛門の中に姿を消そうとしているローターを見て、ジュリが感嘆の声を上げた。
「兄さんったら、なんてアナルしてるのかしら。なんだかひさしぶりにぶちこみたくなってきちゃった」
「よくするんですか。兄弟で」
 僕は先生の勃起肉筒を、邪魔にならないよう、機械装置のレバーを操作するように上に押し上げながら、こぼれ落ちそうなおのれの乳房を揉みしだき始めたジュリに訊いた。
「最近は彼、あなたに夢中だからご無沙汰だったの。それまでは、毎晩気絶するまで犯してやったものだけど」
「たとえば・・・どんなふうに・・・?」
「トイレでもやったし、ベランダでも。わざわざ公園や地下鉄のホームまで出かけて、ベンチの上で強姦したり。彼、そういうの好きだからね。裸の自分が凌辱される姿を、他人に見られたくてたまらないのよ。もちろん、あなたもそうなんでしょう?」
「ええ」
 僕はうなずいた。
「よくオナニーする自分を、スマホで自撮りしてましたから。それを見ながら、またオナニーするために」
「やっぱり変態ね」
 ジュリがくすっと笑った。
「あなたたちって、本当にお似合いの変態性欲者カップルだわ」
 

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