R指定

ヤミイ

文字の大きさ
496 / 855

488

しおりを挟む
 ジュリが両手でオナホールを握り、上下に動かし始めた。
 包皮が引きつれ、僕は「あう」と腰を引こうとした。
 が、肉棒が先生の肉棒とオナホで束ねられているため、当然、動くことは不可能だ。
 裏筋がごつごつした先生のペニスにこすられる。
 海綿体の表面には、オナホの内側の襞がしっかり食い込んでいる。
「あ、あ、あ、あ」
 僕は痙攣した。
 ペニスの下では陰嚢同士が密着し、ジュリが手を動かすたびに、4つの精巣がぶつかり合う。
「はぐう、はああ」
 先生も感じている。
 後ろ手をついた姿勢で、下半身をブリッジするように持ち上げていく。
 つられて僕の下半身も持ち上がる。
 ふたりの腰の中心から、ひとつに束ねられた肉棒がそそり立ち、天井を指して膨張する。
 筋肉の張りつめた先生の胸板では、干しアンズのような乳首が傍でわかるほど隆起している。
 それは僕も同じだった。
 触られてもいないのに、乳首が疼いて仕方ないのだ。
 腰を持ち上げているのに疲れたのか、先生がカウンターの上に尻をつける。
 先生の肛門には、極太バイブがつけ根近くまでうずまって、台座だけが突き出ているように見える。
 その台座がカウンターの天板に当たり、ずぶりとまたバイブがめり込む音がした。
 僕も同じだった。
 肛門に圧力が加わり、バイブの先がアナルローターを押し込んで、前立腺に食い込んだ。
「あきゅうっ」
「はぶうっ」
 腰をくねらせて痙攣する。
 ふたり同時に股間を突き出し、更にペニスとペニスを密着させる。
 オナホから出ている根元の部分と睾丸まで押しつけ合って、互いに相手のリズムに合わせて腰を振る。
「はあはあ、あはあっ」
「はああ、ふう、きゅんっ」
 気持ちよかった。
 好きな人の勃起ペニスに、自分の恥ずかしい棒をこすりつけるのって、ほんと、最高だ。
 しかも、オナホではずれないように束ねられ、まるで茎を縛られたカリフラワーみたいに亀頭だけ突き出して。
 しかもアナルローターを直腸に埋めこまれ、前立腺を絶えず刺激されながら、肛門の中では極太の真珠入り極太疑似ペニスが暴れ回っているのだ。
「気持ちよさそうね」
 悶え狂う僕らを見て、ジュリが言った。
「ふたりだけの世界に没入してるって感じね。嫉妬しちゃう。こうなったら、もっと滅茶苦茶にしてやるわ」
 そう言いながら、扱きの手を休めると、オナホから頭を出した僕らの赤剥け亀頭に、新たにローションを垂らし始めた。
 蜂蜜を垂らされたソフトクリームのように、亀頭がぬめぬめ光り始める。
 多量のローションが、亀頭を伝ってオナホールの中に入り、下からにじみ出て陰嚢をも濡らしていく。
「それから、これも」
 ローションを垂らし終えると、ジュリは後ろの棚から何か取り出した。
「こんなこともあろうかと思って、これも持ってきておいたのよ」
 ジュリの手にあるものを目にしたとたん、僕は乳首の疼きが激しくなるのを感じないではいられなかった。
 あれは、もしや…?



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

BL短編集

田舎
BL
タイトル通り。Xくんで呟いたショートストーリーを加筆&修正して短編にしたやつの置き場。 ※こちらは激しい描写や♡描写のない作品となります。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

処理中です...