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ヤミイ

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「あんっ」
 先生が女のような甘い声を出す。
「両手を上げて、首の後ろでで組んで」
 命令し、両手を上げさせ、うなじのところで組ませた。
 先生は逆らわない。
 むしろ僕の愛撫を期待してか、自分から進んで腋の下を晒していく。
「ここも好きだから」
 露わになった腋の下を舐めてやる。
「くっ」
 何かをこらえるように、先生が硬く眼を閉じる。
 先生の剃毛は徹底していて、陰毛だけでなく、腋毛も一本も生えていない。
 だが、まだ毛の生えていない発育の遅い僕と違い、毛を剃った跡が少しチクチクする。
 それが舌の表面に触れて心地よいのだ。
 腋の下を舐めながら、両手を厚い胸板に這わせ、勃起乳首を弄り回す。
「ち、チクビ・・・もっと」
 先生が涎を垂らし、甘えてきた。
「うるさいっ」 
 残虐な衝動が突き上げてきて、僕は腰を前後に激しく動かした。
「きゃうっ」
 痙攣する先生。
 僕の腰の動きに合わせて、僕らのペニスの間から尿道バイブがのぞく。 
 尿道をバイブでずぼずぼピストン運動され、初体験の先生はもう動けない。
「あふっ」
 股を開き、凌辱してくれといわんばかりに、僕にすべてを預けてくる勢いだ。
「ジュリさん、スイッチを」
 先生を攻め込みながら、背後から先生のペニスを握るジュリに向かって、僕は言った。
「この尿道バイブ、まだスイッチ、入っていませんよね?」
「そうだけど」
 ジュリが信じられないといったふうに大きな目を見開いた。
「この状況でスイッチオンして、兄貴、大丈夫かな?」
 僕は胸板に頬ずりしたまま、上目遣いに先生の顔を見上げた。
 先生は半ば口を開き、舌を突き出して、潤んだ眼を宙にさ迷わせている。
 ジュリの言う通りだ、と僕は思った。
 先生は、ぞくぞくするほど、淫蕩な表情をその美しい顔に浮かべていた。
 ひょっとして。
 サディスティックな気分がこみあげてきた。
 先生、もうすぐ、精神崩しちゃうんじゃないの・・・?

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