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ヤミイ

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 両の乳首を引く。
「あふっ」
 先生が喘ぐ。
 浅ましくゴム紐みたいに伸びる先生の乳首。
 縄跳びみたいに上下に振ってやる。
「あう、あうあっ」
 たまらず先生が僕のほうによろけた。
 その拍子に、ぐさり。
 尿道バイブが奥まで貫通する。
「はひっ」
 天井を見上げ、フリーズする先生。
 僕同様、バイブの亀頭部分が、睾丸にまで達したに違いない。
 今や尿道バイブは僕らの勃起ペニスに呑み込まれ、外からはほとんど見えなくなってしまっている。
 二本のペニスは亀頭の先端同士を触れ合わせ、まるで鈴口でキスしているような按配だ。
 にゅるり。
 ミクロのすき間を縫って、バイブを突き刺された先生の尿道口から、透明な汁が滲み始める。
 カウパー腺液特有の、鰹出汁の匂いが広がった。
 僕の亀頭もすでにぬるぬるだ。
 ヌルヌル同士が、クリクリこすれ合う。
「くっ」
 今度は僕がうめく番だった。
 前にも述べたように、仮性包茎の僕は、直接的な亀頭への刺激に弱いのだ。
 特に今みたいに包皮を完剥きされた状態では、そうである。
 乳首が勃ってきた。
 お尻の穴が疼いた。
 まずい。
 僕は焦った。
 先生がそれに気づけば、いずれ形勢が逆転してしまう。
 そうなれば、僕はまた受け身一方の肉棒と肛門を陵辱されまくる無力な男子中学生に逆戻りしてしまうのだ。
 くそ、こうなったら・・・。
 僕は左手で先生の乳首を弄びながら、右手を自分の怒張肉茎に伸ばした。
 そうして、雁首の後ろまで後退させられている包皮を、急いで戻しにかかった。 
 タートルネックのセータの首の部分を伸ばすように、丸まった包皮を上に向かって引き上げる。
 すべて戻すと、ついでに密着している先生の亀頭の先を、僕の包皮で包んでやった。
 チューリップ状の包皮が先生の亀頭を呑み込み、僕らのペニスは外見上もひとつに融合したかのようだ。
 これでいい。
 これであとは中にカウパー腺液が十分に溜まれば、もう痛痒くない。
 それには僕自身、もっと昂らないと。
 仮性包茎の弱点をカバーし終えると、僕は再び目の前の先生の上半身に手を差し伸べた。
 その汗ばんだ胸を、両手で思う存分撫でさする。
 ビンビンに勃った乳首が手のひらに当たって気持ちいい。
 たまらなかった。
「ちゅき」
 腰を淫らにグラインドさせながら、僕は先生の上半身に抱きついた。
 

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