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ヤミイ

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「両足を持て。もっと股を広げるんだ」
 アキラの命令で、僕が右足、ジュリが左足を持った。
 塁は前に回り、ロープで引っ張られた先生のペニスの雁首の下を両手で挟んでいる。
 先生を滅茶苦茶にするー。
 これほど琴線に触れる言葉はなかった。
 僕はアキラに心の内を見透かされたような気がした。
 アキラによる凌辱を見ているうちに、彼への反発より、その凌辱行為自体を自分が行っているかのような錯覚に、僕はとらわれ始めていたのである。
 それはおそらく、ジュリも同じだったのだろう。
 先生という真正マゾヒストと交わるうちに、僕らの中には肉食獣に匹敵するほどの残虐性が芽生えていたのだ。
 体側にくっつくほど、先生の右足を高く持ち上げてやった。
 申し合わせたように、ジュリが先生の左足に同じことをする。
 先生の躰がU字形になると、洋梨のような形にお尻が真下に突き出して、陰嚢がぶらんとぶら下がった。
 その陰嚢を握りしめ、左手の手のひらの中でコリコリ音をさせて揉みながら、アキラが右手の突きを再開する。
「おらおらおらおらあっ!」
 ズコズコズコという音が、次第にネチャネチャネチャという粘液音に変わっていく。
「ああ、あああ、ああああーっ」
 先生がのけぞり、逞しい胸板を反らして、筋肉の上で勃起したピンクの乳首を誇示するように突き出した。
 先生の乳首は、処女のそれのようなピンク色をしていて、勃起するととってもいやらしい。
「うは、もうドロドロだぜ」
 歓声を上げ、アキラが右手によるピストン運動を加速する。
「あった。これが前立腺の隆起部分だな。ほら、こうしてやろう」
「あああっ! だ、だめえっ!」
 直腸の奥深くで大事な部位を握られ、先生が木の枝に擬態したナナフシのように硬直した。
 先生の肛門から出入りするアキラの手首は、透明な肛門汁でぐっしょり濡れてしまっている。
「出したい…」
 美しい顔を切なげに歪ませ、先生が哀願した。
 ロープで斜め上に引っ張られ、限界まで伸び切った先生のペニスは、塁が両手で左右に扱いている最中だ。
 赤黒く充血した亀頭は、針で刺せば破裂しそうなほどパンパンに肥大してしまっている。
「ダメだね。俺がいいというまでは」
 精液のたっぷり詰まった丸い先生の陰嚢をもみくちゃにし、肛門に手首まで突っ込んだ手で直腸を愛撫しながら、アキラがニヤニヤ嗤う。
「おまえはみんなの性奴隷なんだろ? いわば公衆便所みたいなもんだ。な、おいらのかわいこちゃんよ」

 次の指令で、僕はジュリと手分けし、先生の右腕と右脚、左腕と左脚を背中側に捻り、拘束具で縛り上げた。

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