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ヤミイ

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 背中側に四肢をねじられ、右手首と右足首、左手首と左手首を手錠で拘束された先生。
 その拘束部分を両手で持ち、アキラが荷物を持つようにして、卑猥な姿の先生を吊り上げる。
 背中を反り返らせ、手足を逆向きに折り畳まれたた先生は、さながら蜘蛛の死骸のようだ。
 ただ違うのは、真下に向けて、ふたつの乳首と勃起した長く太い陰茎があられもなく突き出している点である。
 アキラが自由に動かせるように先生の陰茎からいったんロープを外したのだ。
 が、その代わりに、容易に射精をさせぬよう、先生の陰茎は雁首の下をゴムバンドできつく縛ってあった。
 先生をこの体位で緊縛するのは、何度目のことだろう。
 僕は一本の肉棒と化したかのような先生を横から眺め、疼くような獣欲を覚えずにはいられなかった。
 確か前は、あの下に尻を突き出して、先生の上下する勃起男根をぐちょ濡れの肛門で受け入れたものだった。
 もう一度やらせてくれるのだろうか。
 あの体位で、めくるめくようなアナルセックスを。
 それとも、もっといい凌辱の仕方があるのだろうか。
 想像するだけで、射精の前兆であるあの”ドクンドクン”が始まりそうだった。
「そういえば、確かきょうは正月だったよな。まあ、もうすぐ日が変わってしまうが」
 アキラが両手でカバンを提げるように先生をぶら下げ、ベッドの上に立ち上がった。
「ならその前に、ひとつ儀式といこう。日本の正月といえば、まずこれだろう」
 何をするかと見ていると、そんなことを言いながら、真下に向けて勃起した先生の怒張ペニスの先をシーツに押しつけた。
 たちまちのうちに、べっとりとシーツに染みがつく。
 先生の亀頭が、ローションとカウパー腺液、そしてアキラの唾液でヌルヌルになっているからだ。
 やがてアキラは、先生の亀頭の先をシーツに押しつけたまま、アイロンをかけるように先生の躰を動かし始めた。
 亀頭が通った後には、ナメクジの這った跡みたいな染みが一筋書きの線よろしく伸びていく。
「はふう…あ、ああ…、そ、そこ…ああああんっ」
 よほど摩擦が気持ちいいのだろう。
 シーツにズル剥け陰茎を突き立たせ、浅ましい声で先生が喘いだ。
「これがなにかわかるか? そうさ。書初めだよ」
 シーツの上に先生の淫汁で『LOVE』と大書して、ガハガハガハと下品な声でアキラが笑い出した。

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