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第一部
レオンも知った真実
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部屋を飛び出したジルベールをレオンは追いかけた。使用人達の部屋は別棟にあり、当家夫人のエロイーズは今夜も社交のため外出している。人のいない屋敷は静まり返り、二人の足音が響いた。その音の反響のせいだろうか……レオンが大広間へ繋がる階段を下りた時にはすでにジルベールの姿はなく、いくつかある扉の中で音がしたと思った方へ行ったが見失ったようだ。
広い邸内を探し回り、やっと人の気配を感じたのは貯蔵庫の近くに来た時だった。レオンは「ジルベール様」と声を上げながら中に入った。
だがそこにいたのは屋敷の主人であり、自身の親だと言われたギファルド公爵と侍従のシャンティエだった。咄嗟にレオンは謝罪を口にした。
「失礼いたしました。ジルベール様が部屋を突然出て行かれ探しておりまして……申し訳ございません」
「ああ、ジルベールなら先ほどまでそこにいた。心配はいらぬ」
レオンは状況を正しく理解しようと努めた。アンドレとシャンティエの密会――この時間のこの場所なら使用人達の目から避けられるが、あえて執務室を選ばない理由。それは要するに誰か――どう考えてもジルベールだ、自分ではない――に見つけられるためだろう。そして、ここではなく『そこにいた』と言ったアンドレ。
「アンドレ様、不躾な質問をお許しいただけますか」
「かまわない」
「ジルベール様に……何を聞かせたのですか?」
「真実だ」
「真実――とは……」
「レオン、こっちへ来い」
「ですが、ジルベール様を探さなければ……」
「多分あいつはもう屋敷を出ている頃だろう」
「えっどういうことでしょうか? それでしたら……」
「レオン。急ぐ必要はない、あいつの行動は想定内だ。それに連れ戻すにしても出て行った理由が分からなければ、あいつと話し合うことなどできないと思うが?」
レオンは一刻も早く探しに行きたいと逸る気持ちを抑えて中に入った。
アンドレが神妙な面持ちで語ったジルベールと自分、二人の出生の秘密……シャンティエも初めから全て知っていたと言う。
昨日、あのホールでアンドレが『レオンは自分の子』と大勢の国王軍隊員や生徒の前で宣言した時、どうしてこのような嘘を言うのか戸惑った。
この国において、英雄の実父という言葉の持つ影響力は計り知れないが、どう考えても軍事宮――延いては国政での自身の立身出世を計算してではない。彼はそんなことをしなくとも王家の流れを汲む四大公爵家当主であり、武勇と知能に優れ、国王からの信認も厚いからだ。
それであるから、アンドレの発言は自分の明らかになっていない父親を、周りの人間から興味本位で根掘り葉掘り探られることを回避するため――もしくは自分が権力抗争に巻き込まれないよう護るために偽ってくれたと考えた。
ならば幼少期から大変世話になっているアンドレの思いを汲み、否定はしないつもりでいたが……
レオンが嘘だと思ったのには理由がある。物心ついた頃――ギファルド家に来る前、自分に父親がいないことに疑問を持ち母に尋ねた時に『あなたの父親は外国で出会った名も分からない男性』と言われたのだ。誰の目から見ても完璧な美貌を持つ母だが、身持ちは固い。そんな母が名も分からない人と……という疑問は多少あったが、何か理由があるのだと考え、信じていた。
それにアンドレの異能はジルベールと同じギファルド家に多い火で、クリスティーナは癒しを与える。自分の風を操る能力は、父親から受け継がれたのだと思っていた。
異能は遺伝することが一般的だが少ない例外もある――それはもちろん知識として知っているが、自分がその例外かもしれないと思うだけの材料はなかった。また、はっきりと確かめたことはなかったが、母が単なる平民ではなさそうと幼い頃から感じていたため、自分が英雄だと分かった時も遠い祖先に王族がいたのだと結論付けた。
「アンドレ様……」
「父上と呼んでくれていいのだぞ」
一瞬間をおいたレオンだが、呼び返すことはしなかった。
「母が昔……私の父親は外国で出会った名も分からない人だと……」
「ああ懐かしいな。若い頃、隣国への短期留学中に出会った」
「でしたらなぜ、名も分からないと母は言ったのでしょうか」
「お互い身分を隠すため、偽名を使っていたのだよ」
「母は平民です」
「そうだ。だが先ほど言った通り、クリスティーナのお祖母様は当時の国王陛下の妹君でドリス公爵夫人だった。その四大公爵家のご令嬢だった母君が平民の男性と結婚したことを知っていた貴族は少なくなかったし、それに――あの美貌だ。平民でもかまわないと言い寄る男達が、出自を知ったらどんな手を使ってでも欲しくなるのは目に見えていた。だから身を守るために、クリスティーナのご両親が偽名を使わせたのだ」
短期だとしても国外留学など、普通の平民では不可能に近い。
レオンは、母が確かに嘘などついていなかったことと、ギファルド家に来てから父親に対する話題を不自然なほど避けていた理由を理解した。
「当時は勉強中の身だ。お互い相手からの好意に気付いていたが何もなく、友人として親しくしていただけだった。だが数年後、偶然王都で再会した時、一度だけ関係を持った」
シャンティエは当然何も言わない。石造りの冷んやりとした部屋で、アンドレの声だけが響く。
誠実で公平性が高いアンドレと純粋でお淑やかな母が……レオンは今聞いた話の違和感を口にした。
「アンドレ様。失礼ですが……母とは、真剣な関係ではなかったということでしょうか」
「本気だった。結婚しようと約束していた」
「ではなぜ母ではなく――エロイーズ様と?」
アンドレが溜息をついた。
「……申し訳ございません。干渉し過ぎました」
「いや、おまえの疑問はもっともだろう」
「――旦那様。よろしければ、私からレオンにお伝えいたしますが」
それまで沈黙を貫いていたシャンティエからの申し出をアンドレは断り、自ら話し出した。
「エロイーズは短い時間だが人の意識を操作できる、とても珍しい能力を持っている」
「え? ということは……」
「ああ、彼女の名誉のためにもこんなことを言いたくはないが、私は――気が付いた時にはすでに婚姻届に署名していたのだ。当時は不思議だった。クリスティーナとのために用意していた書類がなぜエロイーズの名前になっているのか、彼女が私の子を授かったと言った時も……」
「――どのようにして、それがエロイーズ様がされたことだと分かったのですか?」
「それは、シャンティエから説明させよう」
侍従は慇懃な態度でレオンに向き合い、口を開いた。
「レオン、私の異能を知っていますか?」
「膨大な知識を持てる――と」
「はい。ですが、それは表向きの能力、所謂努力……というものでしょうか。実際は――人の心の内を少しだけですが、見ることができるのです」
「え?!」
そんな異能など、聞いたことがなかったレオンは驚いた。それにもし本当だとしたら、軍事宮や王宮で国のために働けと強要されそうだが……
証拠とばかりに、シャンティエがレオンの考えを読んだ。
「異能は先祖からの遺伝でございます。この能力が持つ意味に、いち早くお気付きになった当時の公爵様から偽ることを勧められ、公爵様が庇護者になり、侍従としてギファルド家に置いてくださったと伝わっています。そして私もその先代からの教えにより、能力を隠しておりました」
「私も父上からそのように伝え聞いていた」
「――私が恐れながら……エロイーズ様のお心を拝見したのは、ジルベール様がお生まれになった後でございました。その時に初めて、旦那様に私も同じ異能を持っていることと、知り得たことを打ち明けたのでございます」
アンドレが小さく溜息をついた。
「エロイーズの能力を聞きつけ両親に多額の金を払い彼女を養女にした伯爵は、四大公爵であるギファルド家を乗っ取ろうと悪意を持って私に近づけたようだ。だが、彼にも誤算があった。それが――このシャンティエの能力だ。彼の企みを知った後、他にも不正をしていた伯爵は処分した。エロイーズに関しては……こう言っては悪いが異能の持ち腐れでな。伯爵のように操る者がいなければ、夜会とドレス、若い男にしか興味がない女性だ。それにシャンティエの能力を教えているから、いまさら公爵夫人の座を捨てるなど考えるまい」
要するに、好きに遊んでいいから余計なことは話さず、異能も使うなということだろう。彼女も露見すればどうなるか想像できるだけの思考は持ち合わせている。
「レオン、クリスティーナと共にこの屋敷に来た時のことは覚えているか」
「はい、幼かったので朧げではありますが」
「私は――資格などないかもしれないが――ずっと彼女の行方が気になっていた。それでシャンティエに頼んで探させ、王都で働きながらおまえと生活しているところを見つけたのだ。その時に互いの素性を打ち明けたのだが……驚いたよ」
いつの間にかグラスに飲み物を注いでいたシャンティエがアンドレに手渡し、二口飲んでから先を続けた。
「当時まだ存命だった私の両親にも話し、エロイーズと何とかして離縁するつもりだったのだが……色々問題があり上手くいかなかった」
「はい」
「私はクリスティーナとまた離れるなど考えられず、どうしても一緒にいたいと懇願した。そして……彼女から条件を言われたのだ」
「条件――ですか?」
「ああ。使用人としてならギファルド家に来ると。決して特別扱いをせず、レオンのことに関しても父親と名乗り出ないことを約束した。だが――今回おまえが英雄だと分かった後、私は一度城を抜けクリスティーナと話し、打ち明けることを納得してもらっている。また、今後のクリスティーナの屋敷内での立場だが、必ず彼女の希望に沿うので安心してくれ」
空になったアンドレのグラスに、シャンティエが酒を継ぎ足し、レオンにも薄荷味の飲み物を促した。すでに話し始めてから長い時間が過ぎているが、まだ眠れそうにない。
広い邸内を探し回り、やっと人の気配を感じたのは貯蔵庫の近くに来た時だった。レオンは「ジルベール様」と声を上げながら中に入った。
だがそこにいたのは屋敷の主人であり、自身の親だと言われたギファルド公爵と侍従のシャンティエだった。咄嗟にレオンは謝罪を口にした。
「失礼いたしました。ジルベール様が部屋を突然出て行かれ探しておりまして……申し訳ございません」
「ああ、ジルベールなら先ほどまでそこにいた。心配はいらぬ」
レオンは状況を正しく理解しようと努めた。アンドレとシャンティエの密会――この時間のこの場所なら使用人達の目から避けられるが、あえて執務室を選ばない理由。それは要するに誰か――どう考えてもジルベールだ、自分ではない――に見つけられるためだろう。そして、ここではなく『そこにいた』と言ったアンドレ。
「アンドレ様、不躾な質問をお許しいただけますか」
「かまわない」
「ジルベール様に……何を聞かせたのですか?」
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「ですが、ジルベール様を探さなければ……」
「多分あいつはもう屋敷を出ている頃だろう」
「えっどういうことでしょうか? それでしたら……」
「レオン。急ぐ必要はない、あいつの行動は想定内だ。それに連れ戻すにしても出て行った理由が分からなければ、あいつと話し合うことなどできないと思うが?」
レオンは一刻も早く探しに行きたいと逸る気持ちを抑えて中に入った。
アンドレが神妙な面持ちで語ったジルベールと自分、二人の出生の秘密……シャンティエも初めから全て知っていたと言う。
昨日、あのホールでアンドレが『レオンは自分の子』と大勢の国王軍隊員や生徒の前で宣言した時、どうしてこのような嘘を言うのか戸惑った。
この国において、英雄の実父という言葉の持つ影響力は計り知れないが、どう考えても軍事宮――延いては国政での自身の立身出世を計算してではない。彼はそんなことをしなくとも王家の流れを汲む四大公爵家当主であり、武勇と知能に優れ、国王からの信認も厚いからだ。
それであるから、アンドレの発言は自分の明らかになっていない父親を、周りの人間から興味本位で根掘り葉掘り探られることを回避するため――もしくは自分が権力抗争に巻き込まれないよう護るために偽ってくれたと考えた。
ならば幼少期から大変世話になっているアンドレの思いを汲み、否定はしないつもりでいたが……
レオンが嘘だと思ったのには理由がある。物心ついた頃――ギファルド家に来る前、自分に父親がいないことに疑問を持ち母に尋ねた時に『あなたの父親は外国で出会った名も分からない男性』と言われたのだ。誰の目から見ても完璧な美貌を持つ母だが、身持ちは固い。そんな母が名も分からない人と……という疑問は多少あったが、何か理由があるのだと考え、信じていた。
それにアンドレの異能はジルベールと同じギファルド家に多い火で、クリスティーナは癒しを与える。自分の風を操る能力は、父親から受け継がれたのだと思っていた。
異能は遺伝することが一般的だが少ない例外もある――それはもちろん知識として知っているが、自分がその例外かもしれないと思うだけの材料はなかった。また、はっきりと確かめたことはなかったが、母が単なる平民ではなさそうと幼い頃から感じていたため、自分が英雄だと分かった時も遠い祖先に王族がいたのだと結論付けた。
「アンドレ様……」
「父上と呼んでくれていいのだぞ」
一瞬間をおいたレオンだが、呼び返すことはしなかった。
「母が昔……私の父親は外国で出会った名も分からない人だと……」
「ああ懐かしいな。若い頃、隣国への短期留学中に出会った」
「でしたらなぜ、名も分からないと母は言ったのでしょうか」
「お互い身分を隠すため、偽名を使っていたのだよ」
「母は平民です」
「そうだ。だが先ほど言った通り、クリスティーナのお祖母様は当時の国王陛下の妹君でドリス公爵夫人だった。その四大公爵家のご令嬢だった母君が平民の男性と結婚したことを知っていた貴族は少なくなかったし、それに――あの美貌だ。平民でもかまわないと言い寄る男達が、出自を知ったらどんな手を使ってでも欲しくなるのは目に見えていた。だから身を守るために、クリスティーナのご両親が偽名を使わせたのだ」
短期だとしても国外留学など、普通の平民では不可能に近い。
レオンは、母が確かに嘘などついていなかったことと、ギファルド家に来てから父親に対する話題を不自然なほど避けていた理由を理解した。
「当時は勉強中の身だ。お互い相手からの好意に気付いていたが何もなく、友人として親しくしていただけだった。だが数年後、偶然王都で再会した時、一度だけ関係を持った」
シャンティエは当然何も言わない。石造りの冷んやりとした部屋で、アンドレの声だけが響く。
誠実で公平性が高いアンドレと純粋でお淑やかな母が……レオンは今聞いた話の違和感を口にした。
「アンドレ様。失礼ですが……母とは、真剣な関係ではなかったということでしょうか」
「本気だった。結婚しようと約束していた」
「ではなぜ母ではなく――エロイーズ様と?」
アンドレが溜息をついた。
「……申し訳ございません。干渉し過ぎました」
「いや、おまえの疑問はもっともだろう」
「――旦那様。よろしければ、私からレオンにお伝えいたしますが」
それまで沈黙を貫いていたシャンティエからの申し出をアンドレは断り、自ら話し出した。
「エロイーズは短い時間だが人の意識を操作できる、とても珍しい能力を持っている」
「え? ということは……」
「ああ、彼女の名誉のためにもこんなことを言いたくはないが、私は――気が付いた時にはすでに婚姻届に署名していたのだ。当時は不思議だった。クリスティーナとのために用意していた書類がなぜエロイーズの名前になっているのか、彼女が私の子を授かったと言った時も……」
「――どのようにして、それがエロイーズ様がされたことだと分かったのですか?」
「それは、シャンティエから説明させよう」
侍従は慇懃な態度でレオンに向き合い、口を開いた。
「レオン、私の異能を知っていますか?」
「膨大な知識を持てる――と」
「はい。ですが、それは表向きの能力、所謂努力……というものでしょうか。実際は――人の心の内を少しだけですが、見ることができるのです」
「え?!」
そんな異能など、聞いたことがなかったレオンは驚いた。それにもし本当だとしたら、軍事宮や王宮で国のために働けと強要されそうだが……
証拠とばかりに、シャンティエがレオンの考えを読んだ。
「異能は先祖からの遺伝でございます。この能力が持つ意味に、いち早くお気付きになった当時の公爵様から偽ることを勧められ、公爵様が庇護者になり、侍従としてギファルド家に置いてくださったと伝わっています。そして私もその先代からの教えにより、能力を隠しておりました」
「私も父上からそのように伝え聞いていた」
「――私が恐れながら……エロイーズ様のお心を拝見したのは、ジルベール様がお生まれになった後でございました。その時に初めて、旦那様に私も同じ異能を持っていることと、知り得たことを打ち明けたのでございます」
アンドレが小さく溜息をついた。
「エロイーズの能力を聞きつけ両親に多額の金を払い彼女を養女にした伯爵は、四大公爵であるギファルド家を乗っ取ろうと悪意を持って私に近づけたようだ。だが、彼にも誤算があった。それが――このシャンティエの能力だ。彼の企みを知った後、他にも不正をしていた伯爵は処分した。エロイーズに関しては……こう言っては悪いが異能の持ち腐れでな。伯爵のように操る者がいなければ、夜会とドレス、若い男にしか興味がない女性だ。それにシャンティエの能力を教えているから、いまさら公爵夫人の座を捨てるなど考えるまい」
要するに、好きに遊んでいいから余計なことは話さず、異能も使うなということだろう。彼女も露見すればどうなるか想像できるだけの思考は持ち合わせている。
「レオン、クリスティーナと共にこの屋敷に来た時のことは覚えているか」
「はい、幼かったので朧げではありますが」
「私は――資格などないかもしれないが――ずっと彼女の行方が気になっていた。それでシャンティエに頼んで探させ、王都で働きながらおまえと生活しているところを見つけたのだ。その時に互いの素性を打ち明けたのだが……驚いたよ」
いつの間にかグラスに飲み物を注いでいたシャンティエがアンドレに手渡し、二口飲んでから先を続けた。
「当時まだ存命だった私の両親にも話し、エロイーズと何とかして離縁するつもりだったのだが……色々問題があり上手くいかなかった」
「はい」
「私はクリスティーナとまた離れるなど考えられず、どうしても一緒にいたいと懇願した。そして……彼女から条件を言われたのだ」
「条件――ですか?」
「ああ。使用人としてならギファルド家に来ると。決して特別扱いをせず、レオンのことに関しても父親と名乗り出ないことを約束した。だが――今回おまえが英雄だと分かった後、私は一度城を抜けクリスティーナと話し、打ち明けることを納得してもらっている。また、今後のクリスティーナの屋敷内での立場だが、必ず彼女の希望に沿うので安心してくれ」
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