密会~合コン相手はドS社長~

日下奈緒

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第4章 過ちだったのか

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私は慌てて、社長のデスクに向かった。

「取引先の泉さんに頼まれていたデザイン、まだ出来上がっていなくて。」

「リテイクがまだなのか?」

「いえ。まだラフ画も提案していないんです。今日が締切なのに。」

周りから、『ええ?』というため息が漏れる。


「とりあえず、先方に謝りに行こう。」

社長は立ち上がって、上着を羽織った。

「申し訳ありません。」

この時が本当に、泣きたい時だよ。

でもここで泣いちゃいけない。

デスクに戻って、カバンを取ってきた。

「何かあったら、携帯鳴らして。」

そう言って私と社長は、会社を出た。


「泉さんって、この前東村のデザインを気に入ってくれた人だろう?それで、発注してくれたのか。」

「はい。まだイメージも聞いていなくて。どうしよう、私……」

私は慌てて、社長のデスクに向かった。

「取引先の泉さんに頼まれていたデザイン、まだ出来上がっていなくて。」

「リテイクがまだなのか?」

「いえ。まだラフ画も提案していないんです。今日が締切なのに。」

周りから、『ええ?』というため息が漏れる。


「とりあえず、先方に謝りに行こう。」

社長は立ち上がって、上着を羽織った。

「申し訳ありません。」

この時が本当に、泣きたい時だよ。

でもここで泣いちゃいけない。

デスクに戻って、カバンを取ってきた。

「何かあったら、携帯鳴らして。」

そう言って私と社長は、会社を出た。


「泉さんって、この前東村のデザインを気に入ってくれた人だろう?それで、発注してくれたのか。」

「はい。まだイメージも聞いていなくて。どうしよう、私……」

なんとか、時間を下さる事で話がまとまり、私達は泉さんのオフィスを出て来た。

「寿命が縮むかと思った。」

「本当に申し訳ありません。」

私は社長の顔を見れずに、ただただ謝った。


「そんなに謝るな。」

「えっ?」

「俺も悪かったんだ。おまえのデザイン、散々蹴散らして。ああやって気に入って発注してくれる人もいるのにな。」

なんだか、嬉しい。

社長、こんどこそ認めてくれた?

「二人で、あっと言わせるようなデザインを作ろう。確か、パッケージに使いたいって仰ってたな。」

「はい。」

なんだろう。

この温かい気持ちは。

社長がいてくれてよかった。

社長が……

社長が!?


私は、顔を真っ赤にした。

「どうした?」

「いえ……何でもないです。」

まさか、社長相手にドキドキするなんて。

それこそ、どうしよう……
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