【完結】名前のない皇后 −記憶を失ったSubオメガはもう一度愛を知る−

息子を産んで3年。
瀕死の状態で見つかったエリアスは、それ以前の記憶をすっかり失っていた。
自分の名前も覚えていなかったが唯一所持品のハンカチに刺繍されていた名前を名乗り、森の中にひっそりと存在する地図上から消された村で医師として働く人間と竜の混血種。

ある日、診療所に運ばれてきた重病人との出会いがエリアスの止まっていた時を動かすことになる。

「――お前が俺の元から逃げたからだ、エリアス!」
「本当に、本当になにも覚えていないんだっ!」
「ととさま、かかさまをいじめちゃメッ!」

破滅を歩む純白竜の皇帝《Domアルファ》× 記憶がない混血竜《Subオメガ》

「俺の皇后……」

――前の俺?それとも、今の俺?

俺は一体、何者なのだろうか?



※オメガバース、ドムサブユニバース特殊設定あり(かなり好き勝手に詳細設定をしています)
※本作では第二性→オメガバース、第三性(稀)→ドムサブユニバース、二つをまとめてSubオメガ、などの総称にしています
※作中のセリフで「〈〉」この中のセリフはコマンドになります。読みやすいよう、コマンドは英語表記ではなく、本作では言葉として表記しています
※性的な描写がある話数に*をつけています

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