66 / 201
第2章 辺境伯領平定戦
第57話 軽侮の念
しおりを挟む
「――――依って件の如し。寄騎貴族と家臣共、いずれも斎藤家に対する侮りの念、拭い難く」
評定当日、昼前――――。
藤佐や弾正と共に領都に遣わした当家の軍目付、竹腰次郎兵衛は、評定直前に先んじて帰り着くや、直ちに注進に及んだ。
その内容は、全くもって想像通りであった。
ミナが表情を歪める一方、左馬助は然もありなんと嘆息する。
丹波の奴めは座ったまま、何故か妙にニコニコ笑いながら俺と竹腰のやり取りを眺めておる。
「ただでさえ、流民の頭目とでも思われておるからな。そして当家に魔法師がおらぬ事、やはり大事であったか」
「左様にござります。魔法師は少数なれど、魔法の力は絶大。あたかも日ノ本において持てる茶器の数を競い、比べるが如し」
「冒険者の魔法師も雇い入れて数を揃えてはおいたが、効き目はなかったか」
「然り。ネッカーでの例に漏れず、冒険者は嫌われ者。これに応ずるが如く、各々の手並みは低く見積もられており申す」
「こちらにはミナやクリスもおる。いずれもただの冒険者ではあるまい?」
「御両人とも女子にござりますれば……」
「男程には使い物にならんと?」
「恐れながら、左様にござります」
ミナを気遣ったのであろう、竹腰は低い声で答えた。
「見る目の無き者共よな」
「真に。然り乍ら、斯様な次第につき、先の戦勝は運良きに過ぎず、とも思われておりまする」
「やれやれ。一つ侮りが始まれば、万事が侮りに繋がるのう。これでは一段……いや、二段、三段は低く見られていような」
「あるいは四段、五段と低く見ておるやもしれませぬ」
「言いおるわ。さすがは年寄りよ。遠慮がない」
「五十年の齢、無駄には重ねておりませぬ」
「重ねて言いおる。で? 左様に侮るのだ。連中はネッカーなどには来ぬと?」
「然に非ず。参上するとの由」
「辺境伯とミナの手前……であろうな。見せかけに過ぎぬか」
「恐らくは。加治田様、松永殿の御案内により、あと一刻ばかりで着到するかと」
「ふん……。そこは予定通りか――――」
「ほっほ。手向かいする者共がおれば、面白うござりましたな?」
黙って聞いておった丹波が声を上げて笑った。
「馬鹿を申せ。跳ねっ返りを一人、二人成敗した所で意味はなかろうが」
「意味の有る無しではござりません。面白いか否かでござる」
「何の違いだ?」
「ほっほっほ。こじつけで何とでも申せますれば……」
たった一人の無軌道の責めを全員に押し付け、この機に悉く撫で斬りにしてしまえ――――左様に言いたいらしい。
つまりは、相手を陥れる謀を巡らすまたとない機会。
丹波がこの上なく好物とするものよな。
だから『面白い』なのだ。
まったく迷惑な爺よ。
ついでに、俺が如何に出るのか試しておるのやもしれん――――。
「――――お主は気が早過ぎる」
「機を逸するやもしれませぬぞ?」
「分かっておる。だが、奸臣は根こそぎ叩くと決めたであろう? 此度集まる者共だけを叩いても半端に終わる」
「機に乗ずるのでござります」
「目の前の餌へ一心に飛び付くが如き行いは下策ぞ。禍根は一挙に絶つべし」
「ほっほ。賢しい口を利くようになられましたな」
「お主に言われたくないわ」
「ほっほっほ」
満足したのか、丹波はニコニコと笑顔のままで黙ってしまった。
常にこうして俺を試そうとするのだ。
油断ならぬクソ爺よな……。
変わって、ミナが口を開く。
「すまない、シンクロー。私は人寄せ程度にしか役に立てなかった……」
「左様に卑下するものではない。俺一人であれば、人寄せも出来なかったであろうからな」
「……ありがとう」
「礼は不要。それより…………もっと柔らかい顔をせい!」
「え? ――――むぎゅ! むぐふふ!」
両手でミナの両頬を挟み、強張った顔を押し揉む。
「悲壮な顔は相手に付け込まれる元ぞ? 大笑いせよとは言わん。せめてツンとすました顔でもしておれ」
「むんふおー! むほふふむふふほふ!」
「わっはっは! 何を言っておるのか分からん!」
「むんふおー!」
こうしてミナの顔をほぐしてやりつつ時は過ぎ、竹腰の申した一刻が過ぎた。
屋敷の門前が騒がしくなり、やがて騒がしさは屋敷の中にも入り込む。
間もなくして、藤佐と弾正が姿を見せた。
「只今戻りましてござります」
「お待たせいたしました……」
「領都の仕置、大儀であった。で? 参上した者共の人数は?」
「はっ。寄騎貴族が十名、辺境伯家の家臣が十名。合わせて二十名にござります」
「奇しくも同数――いや、計った上での同数だな」
藤佐と弾正が頷く。
「寄騎貴族は全員、辺境伯家の家臣については主だった役目にある者全員が参上するように申し伝えましたが、半分にも満たぬ数にござります」
「舐めておりますな。連中は。若とミナ様を品定めし、あわよくば籠絡せんとする魂胆かと」
「籠絡のう。その為にこそ、人の数を限ったか」
「はっ。人が多過ぎれば根回し能いませぬ」
「何らかの企みがある事、相違ござりません」
「相分かった。心得ておこう。ミナも良いか?」
「もちろん。散々に顔を弄ばれたからな……。緊張も何もない」
半眼でジトッと俺を見るミナ。
視線を笑って誤魔化し、評定を開く広間へ向かうべく部屋を出た。
廊下に出ると、向こうの隅で誰かが数人に囲まれている。
囲んでいる者達に見覚えは無い。
参上した寄騎貴族か家臣の誰かであろうが、囲まれている者は――――、
「――――ヨハンか?」
間違いない、屋敷内の見回りを命じておいたヨハンだ。
今朝、顔を合せた折は元気な顔をしておったものだが、今は蛇に睨まれた蛙の如き顔付き。
今にも脂が滲み出しそうだ。
「ミナ……」
「ああ。私も同じ気持ちだ」
後ろに続く左馬助、藤佐、弾正、丹波は何も言わない。
が、俺とミナが進み始めると四人分の足音が続く。
こ奴ら刀でも抜いていまいな?
左様に思ってしまう程に、殺気漂う足音だ。
何か感じ取るものでもあったのか、ヨハンを囲んでおった者共が振り向いた。
ヨハンが申し訳なさそうに何かを言い掛けるが、目線で制する。
口を開いたのは、如何にも横柄そうな顔付きをした男だった。
評定当日、昼前――――。
藤佐や弾正と共に領都に遣わした当家の軍目付、竹腰次郎兵衛は、評定直前に先んじて帰り着くや、直ちに注進に及んだ。
その内容は、全くもって想像通りであった。
ミナが表情を歪める一方、左馬助は然もありなんと嘆息する。
丹波の奴めは座ったまま、何故か妙にニコニコ笑いながら俺と竹腰のやり取りを眺めておる。
「ただでさえ、流民の頭目とでも思われておるからな。そして当家に魔法師がおらぬ事、やはり大事であったか」
「左様にござります。魔法師は少数なれど、魔法の力は絶大。あたかも日ノ本において持てる茶器の数を競い、比べるが如し」
「冒険者の魔法師も雇い入れて数を揃えてはおいたが、効き目はなかったか」
「然り。ネッカーでの例に漏れず、冒険者は嫌われ者。これに応ずるが如く、各々の手並みは低く見積もられており申す」
「こちらにはミナやクリスもおる。いずれもただの冒険者ではあるまい?」
「御両人とも女子にござりますれば……」
「男程には使い物にならんと?」
「恐れながら、左様にござります」
ミナを気遣ったのであろう、竹腰は低い声で答えた。
「見る目の無き者共よな」
「真に。然り乍ら、斯様な次第につき、先の戦勝は運良きに過ぎず、とも思われておりまする」
「やれやれ。一つ侮りが始まれば、万事が侮りに繋がるのう。これでは一段……いや、二段、三段は低く見られていような」
「あるいは四段、五段と低く見ておるやもしれませぬ」
「言いおるわ。さすがは年寄りよ。遠慮がない」
「五十年の齢、無駄には重ねておりませぬ」
「重ねて言いおる。で? 左様に侮るのだ。連中はネッカーなどには来ぬと?」
「然に非ず。参上するとの由」
「辺境伯とミナの手前……であろうな。見せかけに過ぎぬか」
「恐らくは。加治田様、松永殿の御案内により、あと一刻ばかりで着到するかと」
「ふん……。そこは予定通りか――――」
「ほっほ。手向かいする者共がおれば、面白うござりましたな?」
黙って聞いておった丹波が声を上げて笑った。
「馬鹿を申せ。跳ねっ返りを一人、二人成敗した所で意味はなかろうが」
「意味の有る無しではござりません。面白いか否かでござる」
「何の違いだ?」
「ほっほっほ。こじつけで何とでも申せますれば……」
たった一人の無軌道の責めを全員に押し付け、この機に悉く撫で斬りにしてしまえ――――左様に言いたいらしい。
つまりは、相手を陥れる謀を巡らすまたとない機会。
丹波がこの上なく好物とするものよな。
だから『面白い』なのだ。
まったく迷惑な爺よ。
ついでに、俺が如何に出るのか試しておるのやもしれん――――。
「――――お主は気が早過ぎる」
「機を逸するやもしれませぬぞ?」
「分かっておる。だが、奸臣は根こそぎ叩くと決めたであろう? 此度集まる者共だけを叩いても半端に終わる」
「機に乗ずるのでござります」
「目の前の餌へ一心に飛び付くが如き行いは下策ぞ。禍根は一挙に絶つべし」
「ほっほ。賢しい口を利くようになられましたな」
「お主に言われたくないわ」
「ほっほっほ」
満足したのか、丹波はニコニコと笑顔のままで黙ってしまった。
常にこうして俺を試そうとするのだ。
油断ならぬクソ爺よな……。
変わって、ミナが口を開く。
「すまない、シンクロー。私は人寄せ程度にしか役に立てなかった……」
「左様に卑下するものではない。俺一人であれば、人寄せも出来なかったであろうからな」
「……ありがとう」
「礼は不要。それより…………もっと柔らかい顔をせい!」
「え? ――――むぎゅ! むぐふふ!」
両手でミナの両頬を挟み、強張った顔を押し揉む。
「悲壮な顔は相手に付け込まれる元ぞ? 大笑いせよとは言わん。せめてツンとすました顔でもしておれ」
「むんふおー! むほふふむふふほふ!」
「わっはっは! 何を言っておるのか分からん!」
「むんふおー!」
こうしてミナの顔をほぐしてやりつつ時は過ぎ、竹腰の申した一刻が過ぎた。
屋敷の門前が騒がしくなり、やがて騒がしさは屋敷の中にも入り込む。
間もなくして、藤佐と弾正が姿を見せた。
「只今戻りましてござります」
「お待たせいたしました……」
「領都の仕置、大儀であった。で? 参上した者共の人数は?」
「はっ。寄騎貴族が十名、辺境伯家の家臣が十名。合わせて二十名にござります」
「奇しくも同数――いや、計った上での同数だな」
藤佐と弾正が頷く。
「寄騎貴族は全員、辺境伯家の家臣については主だった役目にある者全員が参上するように申し伝えましたが、半分にも満たぬ数にござります」
「舐めておりますな。連中は。若とミナ様を品定めし、あわよくば籠絡せんとする魂胆かと」
「籠絡のう。その為にこそ、人の数を限ったか」
「はっ。人が多過ぎれば根回し能いませぬ」
「何らかの企みがある事、相違ござりません」
「相分かった。心得ておこう。ミナも良いか?」
「もちろん。散々に顔を弄ばれたからな……。緊張も何もない」
半眼でジトッと俺を見るミナ。
視線を笑って誤魔化し、評定を開く広間へ向かうべく部屋を出た。
廊下に出ると、向こうの隅で誰かが数人に囲まれている。
囲んでいる者達に見覚えは無い。
参上した寄騎貴族か家臣の誰かであろうが、囲まれている者は――――、
「――――ヨハンか?」
間違いない、屋敷内の見回りを命じておいたヨハンだ。
今朝、顔を合せた折は元気な顔をしておったものだが、今は蛇に睨まれた蛙の如き顔付き。
今にも脂が滲み出しそうだ。
「ミナ……」
「ああ。私も同じ気持ちだ」
後ろに続く左馬助、藤佐、弾正、丹波は何も言わない。
が、俺とミナが進み始めると四人分の足音が続く。
こ奴ら刀でも抜いていまいな?
左様に思ってしまう程に、殺気漂う足音だ。
何か感じ取るものでもあったのか、ヨハンを囲んでおった者共が振り向いた。
ヨハンが申し訳なさそうに何かを言い掛けるが、目線で制する。
口を開いたのは、如何にも横柄そうな顔付きをした男だった。
1
あなたにおすすめの小説
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
ファンタジー
「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
勇者パーティのサポートをする代わりに姉の様なアラサーの粗雑な女闘士を貰いました。
石のやっさん
ファンタジー
年上の女性が好きな俺には勇者パーティの中に好みのタイプの女性は居ません
俺の名前はリヒト、ジムナ村に生まれ、15歳になった時にスキルを貰う儀式で上級剣士のジョブを貰った。
本来なら素晴らしいジョブなのだが、今年はジョブが豊作だったらしく、幼馴染はもっと凄いジョブばかりだった。
幼馴染のカイトは勇者、マリアは聖女、リタは剣聖、そしてリアは賢者だった。
そんな訳で充分に上位職の上級剣士だが、四職が出た事で影が薄れた。
彼等は色々と問題があるので、俺にサポーターとしてついて行って欲しいと頼まれたのだが…ハーレムパーティに俺は要らないし面倒くさいから断ったのだが…しつこく頼むので、条件を飲んでくれればと条件をつけた。
それは『27歳の女闘志レイラを借金の権利ごと無償で貰う事』
今度もまた年上ヒロインです。
セルフレイティングは、話しの中でそう言った描写を書いたら追加します。
カクヨムにも投稿中です
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
勇者の隣に住んでいただけの村人の話。
カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。
だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。
その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。
だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…?
才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる