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第四章
29 彼と王子様との約束
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「申し訳ございません、殿下。この度は大変ご迷惑をお掛けしました」
シモンを母の傍に残して、療養所から退出したノアは、自分を追ってきたサミュエルに対し、平身低頭で謝罪した。感情が抑えられずに見苦しい醜態を晒してしまい、非常に気まずい。恥ずかしさのあまり消え去りたい気分だった。
「気にすることはないよ。君が誰かを許すか許さないかは、ノア自身が決めることだからね。今はまだ許せなくても、この先許せるようになることもあるかもしれないし、一生許せないかもしれない。それはどちらも間違った判断なんかじゃない」
サミュエルの言葉は温かい春風のようだった。ノアが母に拒絶の言葉を投げ付けた時、サミュエルは止めようとはせず、ノアが言いたいことを全て吐き出すまで黙って見守ってくれていた。それどころかノアの意志を尊重してくれた。彼の包容力の高さには感謝しか無い。やはり彼は素晴らしい人格者だと改めて思う。
「ありがとうございます」
サミュエルの労わりの言葉を受け取り、ノアは深く頭を下げた。
「ところでノア。君は先程の母上の発言を本当に信じてるのか?」
サミュエルが不意に核心に触れてくる。母は定期的に『マティアス』と称する者に会っていたらしい。そして、その男は母に対して辛辣な態度を取りつつ、ノアのことを気遣っていたとのことだ。話の内容としては荒唐無稽すぎる。俄かには信じがたい。
「殿下には不審な点しかないと思われるのでしょうね。けれど、私は信じます」
ノアは小さく肩を竦めた。サミュエルの心中は容易に想像できる。彼の疑惑は当然だ。客観的に見れば疑うに決まっている。だが……
「なら、やはり君は夜は一人で眠れないのか?」
「それは……」
サミュエルの問いかけに、ノアは口籠ってしまう。なぜそこを掘り下げるんだろう?
「君は寄宿舎では一人部屋だったはずだ。連れ込んで同衾するような相手がいるのかな?」
「いえ……あの……」
ノアは気まずくて仕方がなかった。サミュエルの追及は執拗だった。ノアが毎日一緒に寝ていたのはヴェイルだ。ペットと一緒なので、ノアにとっては問題ないことだし、ノアの睡眠補給のためにも必要な措置だった。
だが、サミュエルにその事実を告げるのははばかられる。理由は分からないが、サミュエルには言ってはならない気がした。何となく。ノアの直感が警鐘を鳴らしている。具体的な根拠はないが、とにかく喋ってはいけない。絶対に。
「まあ、今はいいか。帰りながら、道中は尋問と行こうか。いろいろお話しないといけないこともあるしね」
サミュエルは優しげな笑みを浮かべた。だが目が全く笑っていない。普段よりも数倍迫力のある凄味がある。逃げられない空気が肌を焼く。
しかし、ノアにはまだ確かめたいことが残っていた。やはりこれだけは譲れない。
「殿下、私には確認しなければならないことがあります。なので、まだ帰れません。できれば、一人で行動したいのですが……」
「私の同行なしで、どこへ行くのかな?」
「それは言えません」
二人の間に奇妙な沈黙が下りた。サミュエルの眼光が一段と厳しくなったような気がする。
「逃げませんし、きちんと戻ってきます。……確認したら、全てお話しします。ですから、お願いいたします」
ノアは祈るように頭を下げた。サミュエルの性格を考えると、諾とは言い難いだろう。それでも——このまま終わらせたくなかった。自分の中でくすぶり続けるわだかまりの答えを見つけなければ前に進めない。
「……却下、と言ったら?」
「諦めます」
ノアは即答した。真っ直ぐサミュエルを見つめて、軽く溜息をつくと自分の両手を彼の前に差し出す。
「私が信用出来ないようですので、どうぞ遠慮なく手枷で拘束してください。我儘を言って申し訳ございませんでした」
「…………」
潔く諦めると言い放つノアを見つめ、サミュエルは呆れたように天を仰いだ。額に掌を当てて大きく息をつく。
「君は……両極端すぎるな。私をなんだと思ってる?私が鬼畜にでも見えるのかな?君が心配なだけであって、別に邪魔するつもりもない。我儘だなんて微塵も思ってないし、むしろ我儘は言ってほしい。君の場合、常に抑制しすぎだ」
呆れ果てたと言わんばかりの口調だったが、表情には微笑みが滲んでいた。サミュエルは、差し出されたノアの両手を優しく包み込んだ。彼の体温がじんわりと染みてくる。
「ノアを信じるし、君の意思を尊重する。だから、必ず無事に戻ってくると約束して欲しい。あと、無茶をしないこと。一人で突っ走らないこと。知らない人間についていかないこと。それから……」
「わかりました、気をつけます」
矢継ぎ早に飛び出してくる注意事項に呆れつつ、サミュエルの温かい心遣いに感謝した。彼がここまで心配してくれるなんて意外だったし、単純に嬉しかった。
サミュエルは一旦言葉を区切ると、ノアの目を覗き込むようにして告げた。
「今日中に……夜までには必ず帰ってきてくれ」
苦しげな表情の彼は、ノアの手首に手枷を嵌める代わりに、薄いガラス板のような小さな水晶を渡してきた。その表面には複雑な紋様が幾重にも浮かび上がっており、サミュエルの手が離れると同時にパリンと砕け散った。破片が光の粒子となって宙に舞い上がる。
ノアが不思議そうに首を傾げると、サミュエルは小さく笑い、安心させるように肩を叩いてくれた。
「光の加護だ。悪いけど、安全確保のために位置探知と防御魔法の刻印を刻ませてもらった。危険が迫ったら自動発動するからね。何かあったらいつでも助けに行ける」
「過保護ですよ、殿下」
「心配くらいさせてくれ」
「……はい」
甘美な響きに耐えきれず、ノアはうつむいた。熱いものが喉の奥から込み上げてきたが、唇を強く噛むことで耐えた。
シモンを母の傍に残して、療養所から退出したノアは、自分を追ってきたサミュエルに対し、平身低頭で謝罪した。感情が抑えられずに見苦しい醜態を晒してしまい、非常に気まずい。恥ずかしさのあまり消え去りたい気分だった。
「気にすることはないよ。君が誰かを許すか許さないかは、ノア自身が決めることだからね。今はまだ許せなくても、この先許せるようになることもあるかもしれないし、一生許せないかもしれない。それはどちらも間違った判断なんかじゃない」
サミュエルの言葉は温かい春風のようだった。ノアが母に拒絶の言葉を投げ付けた時、サミュエルは止めようとはせず、ノアが言いたいことを全て吐き出すまで黙って見守ってくれていた。それどころかノアの意志を尊重してくれた。彼の包容力の高さには感謝しか無い。やはり彼は素晴らしい人格者だと改めて思う。
「ありがとうございます」
サミュエルの労わりの言葉を受け取り、ノアは深く頭を下げた。
「ところでノア。君は先程の母上の発言を本当に信じてるのか?」
サミュエルが不意に核心に触れてくる。母は定期的に『マティアス』と称する者に会っていたらしい。そして、その男は母に対して辛辣な態度を取りつつ、ノアのことを気遣っていたとのことだ。話の内容としては荒唐無稽すぎる。俄かには信じがたい。
「殿下には不審な点しかないと思われるのでしょうね。けれど、私は信じます」
ノアは小さく肩を竦めた。サミュエルの心中は容易に想像できる。彼の疑惑は当然だ。客観的に見れば疑うに決まっている。だが……
「なら、やはり君は夜は一人で眠れないのか?」
「それは……」
サミュエルの問いかけに、ノアは口籠ってしまう。なぜそこを掘り下げるんだろう?
「君は寄宿舎では一人部屋だったはずだ。連れ込んで同衾するような相手がいるのかな?」
「いえ……あの……」
ノアは気まずくて仕方がなかった。サミュエルの追及は執拗だった。ノアが毎日一緒に寝ていたのはヴェイルだ。ペットと一緒なので、ノアにとっては問題ないことだし、ノアの睡眠補給のためにも必要な措置だった。
だが、サミュエルにその事実を告げるのははばかられる。理由は分からないが、サミュエルには言ってはならない気がした。何となく。ノアの直感が警鐘を鳴らしている。具体的な根拠はないが、とにかく喋ってはいけない。絶対に。
「まあ、今はいいか。帰りながら、道中は尋問と行こうか。いろいろお話しないといけないこともあるしね」
サミュエルは優しげな笑みを浮かべた。だが目が全く笑っていない。普段よりも数倍迫力のある凄味がある。逃げられない空気が肌を焼く。
しかし、ノアにはまだ確かめたいことが残っていた。やはりこれだけは譲れない。
「殿下、私には確認しなければならないことがあります。なので、まだ帰れません。できれば、一人で行動したいのですが……」
「私の同行なしで、どこへ行くのかな?」
「それは言えません」
二人の間に奇妙な沈黙が下りた。サミュエルの眼光が一段と厳しくなったような気がする。
「逃げませんし、きちんと戻ってきます。……確認したら、全てお話しします。ですから、お願いいたします」
ノアは祈るように頭を下げた。サミュエルの性格を考えると、諾とは言い難いだろう。それでも——このまま終わらせたくなかった。自分の中でくすぶり続けるわだかまりの答えを見つけなければ前に進めない。
「……却下、と言ったら?」
「諦めます」
ノアは即答した。真っ直ぐサミュエルを見つめて、軽く溜息をつくと自分の両手を彼の前に差し出す。
「私が信用出来ないようですので、どうぞ遠慮なく手枷で拘束してください。我儘を言って申し訳ございませんでした」
「…………」
潔く諦めると言い放つノアを見つめ、サミュエルは呆れたように天を仰いだ。額に掌を当てて大きく息をつく。
「君は……両極端すぎるな。私をなんだと思ってる?私が鬼畜にでも見えるのかな?君が心配なだけであって、別に邪魔するつもりもない。我儘だなんて微塵も思ってないし、むしろ我儘は言ってほしい。君の場合、常に抑制しすぎだ」
呆れ果てたと言わんばかりの口調だったが、表情には微笑みが滲んでいた。サミュエルは、差し出されたノアの両手を優しく包み込んだ。彼の体温がじんわりと染みてくる。
「ノアを信じるし、君の意思を尊重する。だから、必ず無事に戻ってくると約束して欲しい。あと、無茶をしないこと。一人で突っ走らないこと。知らない人間についていかないこと。それから……」
「わかりました、気をつけます」
矢継ぎ早に飛び出してくる注意事項に呆れつつ、サミュエルの温かい心遣いに感謝した。彼がここまで心配してくれるなんて意外だったし、単純に嬉しかった。
サミュエルは一旦言葉を区切ると、ノアの目を覗き込むようにして告げた。
「今日中に……夜までには必ず帰ってきてくれ」
苦しげな表情の彼は、ノアの手首に手枷を嵌める代わりに、薄いガラス板のような小さな水晶を渡してきた。その表面には複雑な紋様が幾重にも浮かび上がっており、サミュエルの手が離れると同時にパリンと砕け散った。破片が光の粒子となって宙に舞い上がる。
ノアが不思議そうに首を傾げると、サミュエルは小さく笑い、安心させるように肩を叩いてくれた。
「光の加護だ。悪いけど、安全確保のために位置探知と防御魔法の刻印を刻ませてもらった。危険が迫ったら自動発動するからね。何かあったらいつでも助けに行ける」
「過保護ですよ、殿下」
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