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双子の真実
しおりを挟むお待たせいたしました!(*・ω・)*_ _)
お盆、台風くるわ地震あるわでわちゃわちゃしてましたが、休めました~(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
またよろしくお願いします(*´︶`*)ノ
…………………………………………………………………
「アリエット様、少しお付き合い頂いてもよろしいですぅ~?」
ナディアが去った後、此方を振り返ったリエナはにこりと美しい顔に笑みを浮かべて、いつもの喋り方でアリエットにそう言った。急な申し出にアリエットはぎょっとしてその顔を見た。
「え、このあと授業が…」
「ああ、大丈夫ですぅ。次の授業、講師の方がお休みなので自習なんですって。黒板に書いてありましたけど見てらっしゃらなかったのですかぁ~?
何も問題は無いかと思いますので、カフェにでも参りましょう~」
言葉の節々に棘を混じえながらそう言うと、有無を言わさぬ雰囲気で彼女はアリエット後ろへと回り、身体を教室とは反対方向へと押し始める。
アシェルが待って、と止めようと声を掛けたが、「きちんと説明するのが筋というものではなくて?」と妹(姉?)に説得されて、アリエットも空気的に断る事が出来ずにそのままカフェスペースへと移動した。
いつも嫌味と無視を食らわされている二人と歩くのは、何だか変な気持ちになったが、アリエットにも聞きたいこと(贈物の件)はあったので、大人しく従うことにした。
銀髪碧眼の美形の双子と、黒髪黒目のエキゾチックなアリエットが一緒に歩くとやはり目立つ。アリエットは決して身長が低い方ではなかったが、アシェルは勿論のこと、リエナも身長が高い為、傍から見ると凸凹の凹の字の様に見えていることだろう。
カフェへの道のりで生徒に何度もチラチラと見られながらも、授業中の時間帯が幸いして、カフェテリアにはほとんど生徒がいなかった。
ちらほらとAクラスの子がいるので、同じような理由で自習室や元の教室、そしてカフェテリアへと散らばっているらしいことが分かった。連れ立って入ってきたアリエット達に目をぱちくりさせるクラスメイトが何人かいるのを、少女は目の端で捉えていた。
(分かるわ。私も不思議な気持ちでいっぱいよ)
室内の一角、白い木の椅子を引き双子が並んで座ると、アリエットもその前の席に座った。
改めて真正面から見ると、二人ともに冷やかな美貌はまるで冬の国の精霊のようだ。それぞれの銀色の艶やかな髪はまるで流れ落ちる雪解けの水のように清廉に輝いている。
彼らの形の良い瞳も、冬晴れの空のように澄んで綺麗で。……とても澄んでいるのだけれど。
「アリエット様に先程のこと、誤解されると困りますのでご説明致しますねぇ~」
「…さっきの、とは?」
「もうやだぁ~、アリエット様ってば。目の前で見ておられたじゃないですか?眠ってらしたんですかぁ~?」
(…嫌味を言わないと死んじゃうのかしら?語尾を長くして喋る方が馬鹿っぽく見えるし無作法だと思うけど、それは個人的な見解ってことかしらね)
心の中でちょっとだけ口汚くなってしまうが、表情はいつもと変わらずにこやかに。アリエットは自分で自分を偉い!と褒めながら問いかけに答えた。
「…先程の男爵令嬢が言っておられたことですよね?ランドーソン様が皆様のもののという」
「そう、それです~。
実は、見れば分かると思うのですが、アシェルは熱狂的な信者が学園内に多数いるようでしてぇ。
学園内で発足したその気持ち悪い会は、最終目標はアシェルの婚約者の座に座ることなんだそうですが、誰も抜けがけできないようにと侯爵家のバカ令嬢が作ったものなのですぅ~。決してアシェルが望んでそのような状況になったものでは無いので誤解されないでくださいねぇ」
「…ええ。承知致しました」
(会員制の社交場みたいな感じになっているのね。それにしても今、はっきり言ったわね。
バカって聞こえたんですけど?やめてよ、こんな人が沢山いるところで。しかも男爵家の令嬢でしょ貴女。侯爵家に対して…。あ、でもそう言えば彼も王太子に対して似たようなものだったわね)
ちらり、とアリエットが横を見ると、珍しくアシェルとは目が合わなかった。気まずそうに下を向いてしまっている。
悪口を言い放った張本人であるリエナは、何も気にしていない様子で美しい笑みを浮かべたまま首を傾げた。
「どう思いますぅ?」
「どう…?」
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