昔「結婚しよう」と言ってくれた幼馴染は今日、僕以外の人と結婚する

幼馴染の君は、7歳のとき
「大人になったら結婚してね」と僕に言って笑った。

そして──今日、君は僕じゃない別の人と結婚する。

背の低い、寝る時は親指しゃぶりが癖だった君は、いつの間にか皆に好かれて、彼女もできた。


結婚式で花束を渡す時に胸が痛いんだ。

「こいつ、幼馴染なんだ。センスいいだろ?」

誇らしげに笑う君と、その隣で微笑む綺麗な奥さん。

叶わない恋だってわかってる。
それでも、氷砂糖みたいに君との甘い思い出を、僕だけの宝箱にしまって生きていく。

君の幸せを願うことだけが、僕にできる最後の恋だから。


そう思って、失恋の悲しみを猫カフェで埋めていたある日のこと。

僕は“彼“に出逢った。
その人は僕に愛を教えてくれる人でした。

失恋の先にある未来では、僕は幸せになっているのかな。
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