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第三百七十七話 男なら誰でも一度は夢見る“地上最強”
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「おーい、生きてるかー」
「……うん?」
意識の外から声が聞こえる。目を開けると私は地面に倒れ込んでいるのが分かった。刀と鞘は地面に落ちている。
思い頭をなんとか働かせて何とか状況を把握しようとする。確か鞘への魔装が上手くいかなくて、必死に特訓して、それから……思い出せない。とりあえず、起きよう。
体を起こすと、ホウリ先生が傍にいるのに気が付いた。声の主はホウリ先生だったらしい。周りを見渡して、ここが訓練場だと分かる。
状況から察するに、居合の特訓中に体力が尽きて気絶したのだろう。
「貴方がいるということは、もう夕方なのかしら?」
「その通りだ。今日が休日で助かったな」
確かに今日は学校の創立記念日で休みだ。この人は小学校の記念日も把握しているのね。
「酷い顔だぞ?大丈夫か?」
「大丈夫よ。それよりもこれを見なさい」
私は地面に刺されている金属棒を指さす。そこにはうっすらとだが、一本の傷が付いていた。
「貴方の言う通り、傷をつける位にはなったわよ」
「最低限の威力は出せるようになったみたいだな」
そう言うと、ホウリ先生は金属棒を抜いてアイテムボックスに仕舞う。
「……それだけ?」
「なんだ?ご褒美でも欲しいのか?」
「そういう訳じゃないけど」
なんか……こう……『出来るとは思えなかった!』とか『流石はフロラン様!』みたいなことを言われると思ってたのに。案外あっさりとした反応ね。
「君ならこれくらい出来ると思ってたからな。特に驚きは無いさ」
「心の中を読まないでくれる?」
「俺の特技が読心術だからな。頑張ってくれ」
「何をどうすれば良いのよ」
「顔を仮面で覆って、声に抑揚をつけないで、動きにも注意を払って───」
「そんなこと出来る訳が」
「───みたいなことをしても無駄だから諦めろ」
「今の流れは注意する方法を教えてくれる流れじゃなかったの?」
「防ぐ方法は無いから頑張って耐えてくれ」
「頑張るのは羞恥に耐える方だったのね」
こいつを絶えさせたいけど、ここはグッと我慢しましょう。
「雑談はこれくらいにしてさっさと今日の特訓を始めましょう」
「だな」
そう言うとホウリ先生は腰から木刀を抜いた。
「今日やることはシンプルだ。時間いっぱいまで俺と戦ってもらう」
「いいわね。メンタルだとか、居合の技術だとかチマチマした物をやるよりも手っ取り早いわ」
必要な事だと理解はしているけど、それでも戦って覚えるほうが性に合っている。
私は
「居合を多めに使ったほうが良いのかしら?」
「そこは自由にしてくれ」
「あら?てっきり居合を戦いの中で使えるようになるための訓練だと思ったのだけど?」
「はっはっは、君の居合は実践で使えるレベルにないよ。下手に使おうとしても隙になるだけさ」
「は?」
バカにしたようなホウリ先生の言葉にカチンとくる。この私に舐めた口をきくじゃないの。
「お喋りはこのくらいで良いだろう。いつでも掛かってきて───」
「はあっ!」
答えを待たずに、私はホウリ先生に居合で切りかかる。だけど、いきなりの居合にも関わらず、ホウリ先生は木刀で軽く受け止めた。
「それだけ殺気を出していると、不意打ちにならないだろ?」
「くぅ……」
鍔迫り合いで徐々に押されていく。流石に腕力の差があるわね。
ここは急に力を抜いて横に避けよう。急に力を抜かれたら勢い余って前につんのめる筈。そこで出来た隙に居合を叩き込んで───
そこまで考えた瞬間、急にホウリ先生は力を抜いて、逆に私が前につんのめった。
「うわっ!」
「隙あり!」
体制を崩したところに、ホウリ先生が振りぬいた木刀がお腹にクリーンヒットする。
「ぐぼっ!」
「作戦を考えてから実行するまでが遅いぞ」
鈍痛に耐えながら、ホウリ先生を距離を取って、鞘を腰に刺してお腹に手を当てる。
「ひ、ヒール」
回復スキルであるヒールをお腹に集中させ、ダメージを回復させる。動けるくらいまで回復したら鞘を腰から抜いて刀を納める。
こうなったら居合で一発逆転を…………
「あれ?ホウリ先生?」
抜刀の構えを取ろうとすると、ホウリ先生がいないことに気が付く。
「どこに──」
「戦い中に敵を見失うな」
「!?」
反射的に声がした方に居合を繰り出す。しかし、居合は接近してきているホウリ先生のすぐ目の前を通り過ぎた。この表情、完全に私の間合いと攻撃のタイミングを見切っている!?
「しまっ──」
「敵の隙を作っていないのに大技を使うな」
居合を交わしたホウリ先生が走っている勢いのまま、私の額に向かって突きを繰り出してくる。
刀を振り切っている私は回避することが出来ず、もろに木刀を受けて後ろに倒れる。
なんとか受け身だけは取ったけど、倒れた瞬間に右手を思いっきり踏まれた。
「ぐっ……」
「良いことを教えてやる。俺とノエルが一緒に住んでいるのは知っているだろ?」
「……ええ」
「俺とノエルは毎日特訓しているが、俺はノエルに負けたことがない」
「へ?」
あのノエル・カタラーナに?一度も負けたことが無い?
「君が俺をどう思っているか分からないが、君の100%の力を出しても俺には勝てない」
ホウリ先生は倒れている私に顔を近づけて口を開く。
「今の君の300%の力じゃないと俺とは勝負にすらならない。実力が伴うまでは何度も地面に這いつくばってもらおう。嫌なら強くなってくれ」
そこまで言うと、ホウリ先生は私の手から足をどけてお腹を蹴り飛ばす。
「うぐっ……」
マズイ、この状態では立つ事すら難しい。ここで追撃されたらやられる。
追撃に備えてお腹を手で覆う。しかし、地面を転がる私をホウリ先生はただ見ているだけだった。
「回復するまでは待つ。早く回復しないと時間切れになるぞ」
「言われなくても……」
戦えない状態では特訓にならないから、回復くらいはさせるってことかしら。
私は気合で片膝立ちの状態まで持っていき、ヒールをフルで活用する。
「質問しても良いかしら?」
「なんだ?」
「ノエル・カタラーナにもこんな特訓してるの?」
「ノエルにはこれ以上に厳しい特訓をしてもらっている」
「これ以上に?」
少し戦って分かったけど、この人はまだ実力の半分も出していない。だけど、この実力。ノエル・カタラーナはどんな特訓をしているというのだろうか。
「何しているか聞いてもいいかしら?」
「この前はノエルに目隠しさせて大人数と戦わせたな」
「それだけ聞くと犯罪っぽさが凄いわね?」
「本人も同意の上だ。ノエルが強くなるには、これくらいはしないといけない」
目隠して集団戦か。私には到底できる気がしない。
「そこまでして、ノエル・カタラーナは何を目指しているのよ」
「史上最強」
「は?」
突拍子もない答えに、思わず間の抜けた声を出してしまう。史上最強?そんな子供みたいなものになりたいの?
私の考えていることが分かったのか、ホウリ先生が軽く笑った。
「理解できないって顔しているな?」
「また読心術かしら?」
「そんな素直な表情されたら誰でも気付くさ」
「なんでノエル・カタラーナは史上最強になりたいのかしら?」
「さあな。本人に聞いてくれ」
この感じだと、頼んでも教えて貰えそうにないわね。
けど、そこまでの特訓をして目指す史上最強。並々ならぬ覚悟を感じるわ。
対する私はどうなの?史上最強を目指すほどの覚悟はあるの?そんな覚悟を持っているノエル・カタラーナに勝てるの?
「自問自答しているところ悪いが、そろそろ再開するぞ。動けるようになるまで回復しただろ?」
ホウリ先生の言葉で意識が戻って来た。私は刀を鞘から抜いて立ち上がる。
「待たせたわね。再開しましょう」
「心は折れていないみたいだな。感心、感心」
「薄っぺらい言葉はいらないわ」
「それは失礼いたしました、お嬢様」
ホウリ先生がわざとらしくお辞儀をする。
相変わらず癇に障る話し方と仕草ね。いつかはその顔を泣き顔に変えてやるわ。そんなことを考えながら、私は刀を持っている手に力を込める。
結局、その後もホウリ先生に攻撃を当てる事はできなかった。
「……うん?」
意識の外から声が聞こえる。目を開けると私は地面に倒れ込んでいるのが分かった。刀と鞘は地面に落ちている。
思い頭をなんとか働かせて何とか状況を把握しようとする。確か鞘への魔装が上手くいかなくて、必死に特訓して、それから……思い出せない。とりあえず、起きよう。
体を起こすと、ホウリ先生が傍にいるのに気が付いた。声の主はホウリ先生だったらしい。周りを見渡して、ここが訓練場だと分かる。
状況から察するに、居合の特訓中に体力が尽きて気絶したのだろう。
「貴方がいるということは、もう夕方なのかしら?」
「その通りだ。今日が休日で助かったな」
確かに今日は学校の創立記念日で休みだ。この人は小学校の記念日も把握しているのね。
「酷い顔だぞ?大丈夫か?」
「大丈夫よ。それよりもこれを見なさい」
私は地面に刺されている金属棒を指さす。そこにはうっすらとだが、一本の傷が付いていた。
「貴方の言う通り、傷をつける位にはなったわよ」
「最低限の威力は出せるようになったみたいだな」
そう言うと、ホウリ先生は金属棒を抜いてアイテムボックスに仕舞う。
「……それだけ?」
「なんだ?ご褒美でも欲しいのか?」
「そういう訳じゃないけど」
なんか……こう……『出来るとは思えなかった!』とか『流石はフロラン様!』みたいなことを言われると思ってたのに。案外あっさりとした反応ね。
「君ならこれくらい出来ると思ってたからな。特に驚きは無いさ」
「心の中を読まないでくれる?」
「俺の特技が読心術だからな。頑張ってくれ」
「何をどうすれば良いのよ」
「顔を仮面で覆って、声に抑揚をつけないで、動きにも注意を払って───」
「そんなこと出来る訳が」
「───みたいなことをしても無駄だから諦めろ」
「今の流れは注意する方法を教えてくれる流れじゃなかったの?」
「防ぐ方法は無いから頑張って耐えてくれ」
「頑張るのは羞恥に耐える方だったのね」
こいつを絶えさせたいけど、ここはグッと我慢しましょう。
「雑談はこれくらいにしてさっさと今日の特訓を始めましょう」
「だな」
そう言うとホウリ先生は腰から木刀を抜いた。
「今日やることはシンプルだ。時間いっぱいまで俺と戦ってもらう」
「いいわね。メンタルだとか、居合の技術だとかチマチマした物をやるよりも手っ取り早いわ」
必要な事だと理解はしているけど、それでも戦って覚えるほうが性に合っている。
私は
「居合を多めに使ったほうが良いのかしら?」
「そこは自由にしてくれ」
「あら?てっきり居合を戦いの中で使えるようになるための訓練だと思ったのだけど?」
「はっはっは、君の居合は実践で使えるレベルにないよ。下手に使おうとしても隙になるだけさ」
「は?」
バカにしたようなホウリ先生の言葉にカチンとくる。この私に舐めた口をきくじゃないの。
「お喋りはこのくらいで良いだろう。いつでも掛かってきて───」
「はあっ!」
答えを待たずに、私はホウリ先生に居合で切りかかる。だけど、いきなりの居合にも関わらず、ホウリ先生は木刀で軽く受け止めた。
「それだけ殺気を出していると、不意打ちにならないだろ?」
「くぅ……」
鍔迫り合いで徐々に押されていく。流石に腕力の差があるわね。
ここは急に力を抜いて横に避けよう。急に力を抜かれたら勢い余って前につんのめる筈。そこで出来た隙に居合を叩き込んで───
そこまで考えた瞬間、急にホウリ先生は力を抜いて、逆に私が前につんのめった。
「うわっ!」
「隙あり!」
体制を崩したところに、ホウリ先生が振りぬいた木刀がお腹にクリーンヒットする。
「ぐぼっ!」
「作戦を考えてから実行するまでが遅いぞ」
鈍痛に耐えながら、ホウリ先生を距離を取って、鞘を腰に刺してお腹に手を当てる。
「ひ、ヒール」
回復スキルであるヒールをお腹に集中させ、ダメージを回復させる。動けるくらいまで回復したら鞘を腰から抜いて刀を納める。
こうなったら居合で一発逆転を…………
「あれ?ホウリ先生?」
抜刀の構えを取ろうとすると、ホウリ先生がいないことに気が付く。
「どこに──」
「戦い中に敵を見失うな」
「!?」
反射的に声がした方に居合を繰り出す。しかし、居合は接近してきているホウリ先生のすぐ目の前を通り過ぎた。この表情、完全に私の間合いと攻撃のタイミングを見切っている!?
「しまっ──」
「敵の隙を作っていないのに大技を使うな」
居合を交わしたホウリ先生が走っている勢いのまま、私の額に向かって突きを繰り出してくる。
刀を振り切っている私は回避することが出来ず、もろに木刀を受けて後ろに倒れる。
なんとか受け身だけは取ったけど、倒れた瞬間に右手を思いっきり踏まれた。
「ぐっ……」
「良いことを教えてやる。俺とノエルが一緒に住んでいるのは知っているだろ?」
「……ええ」
「俺とノエルは毎日特訓しているが、俺はノエルに負けたことがない」
「へ?」
あのノエル・カタラーナに?一度も負けたことが無い?
「君が俺をどう思っているか分からないが、君の100%の力を出しても俺には勝てない」
ホウリ先生は倒れている私に顔を近づけて口を開く。
「今の君の300%の力じゃないと俺とは勝負にすらならない。実力が伴うまでは何度も地面に這いつくばってもらおう。嫌なら強くなってくれ」
そこまで言うと、ホウリ先生は私の手から足をどけてお腹を蹴り飛ばす。
「うぐっ……」
マズイ、この状態では立つ事すら難しい。ここで追撃されたらやられる。
追撃に備えてお腹を手で覆う。しかし、地面を転がる私をホウリ先生はただ見ているだけだった。
「回復するまでは待つ。早く回復しないと時間切れになるぞ」
「言われなくても……」
戦えない状態では特訓にならないから、回復くらいはさせるってことかしら。
私は気合で片膝立ちの状態まで持っていき、ヒールをフルで活用する。
「質問しても良いかしら?」
「なんだ?」
「ノエル・カタラーナにもこんな特訓してるの?」
「ノエルにはこれ以上に厳しい特訓をしてもらっている」
「これ以上に?」
少し戦って分かったけど、この人はまだ実力の半分も出していない。だけど、この実力。ノエル・カタラーナはどんな特訓をしているというのだろうか。
「何しているか聞いてもいいかしら?」
「この前はノエルに目隠しさせて大人数と戦わせたな」
「それだけ聞くと犯罪っぽさが凄いわね?」
「本人も同意の上だ。ノエルが強くなるには、これくらいはしないといけない」
目隠して集団戦か。私には到底できる気がしない。
「そこまでして、ノエル・カタラーナは何を目指しているのよ」
「史上最強」
「は?」
突拍子もない答えに、思わず間の抜けた声を出してしまう。史上最強?そんな子供みたいなものになりたいの?
私の考えていることが分かったのか、ホウリ先生が軽く笑った。
「理解できないって顔しているな?」
「また読心術かしら?」
「そんな素直な表情されたら誰でも気付くさ」
「なんでノエル・カタラーナは史上最強になりたいのかしら?」
「さあな。本人に聞いてくれ」
この感じだと、頼んでも教えて貰えそうにないわね。
けど、そこまでの特訓をして目指す史上最強。並々ならぬ覚悟を感じるわ。
対する私はどうなの?史上最強を目指すほどの覚悟はあるの?そんな覚悟を持っているノエル・カタラーナに勝てるの?
「自問自答しているところ悪いが、そろそろ再開するぞ。動けるようになるまで回復しただろ?」
ホウリ先生の言葉で意識が戻って来た。私は刀を鞘から抜いて立ち上がる。
「待たせたわね。再開しましょう」
「心は折れていないみたいだな。感心、感心」
「薄っぺらい言葉はいらないわ」
「それは失礼いたしました、お嬢様」
ホウリ先生がわざとらしくお辞儀をする。
相変わらず癇に障る話し方と仕草ね。いつかはその顔を泣き顔に変えてやるわ。そんなことを考えながら、私は刀を持っている手に力を込める。
結局、その後もホウリ先生に攻撃を当てる事はできなかった。
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