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外伝 お参りに行こう
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(プルルルル……プルルルル……ガチャ)
『もしもーし。ホウリ君?まーちゃん?どっちでも良いけどやっほー』
「相変わらず威厳の無い奴だな」
『その声はホウリ君?』
「わしもおるぞ」
「ノエルも!」
「僕もいますよ」
「私もいる」
『勢ぞろいだね?どうしたの?もしかして急ぎの用?』
「特に急ぎって訳じゃない。ただお参りをしようと思ってな」
『お参り?神社に行って私に祈るやつだよね?』
「ああ。そういう訳で」
俺は目の前にある大きな鳥居を見上げながら答える。
「神社に来ているから、神に直接お参りしようって話になってな」
『……正気?』
「正気じゃよ。祈るよりも、直接口で伝えた方が良いじゃろ?」
そう言っているのは、こんなことを言い出した元凶。どや顔だが、俺は良い考えだとは全く思っていない。
そんな訳で、餅つきやコマ回しを楽しんだ後にフランが「みっちゃんを直接話そう」とか言い出し、境内の一部を借りて、魔法陣で神と通信しているわけだ。
「なんで新年にこんな神と話さないといけないんだよ」
「別に良いじゃないですか」
「そうだぞ。なんだかんだ世話になっているだろう?」
「世話になっている以上に世話してんだよ」
『そんな邪険にしないでよ?仲良くしよ?』
「黙れ。クラスメイトをことごとく異世界送りにしやがって。一生許さねぇからな?」
『それ言われると私も弱いんだけど……』
「とはいえ、他の連中が挨拶するのに、俺が挨拶しないのも変だろ?」
『変なところで律儀だね?』
「筋を通しているだけだ」
本当だったら、汁粉を食いながら甘酒でも飲みたいんだがな。さっさと終わらせるか。
『そういうことなら挨拶くらいはしようか。あけましておめでとうございます。今年もよろしくね』
「おめでとうございます」
「おめでとー!」
「おめでとう」
「はいはい、おめでとう」
『ご挨拶はこれでおしまい?』
「いやいや、お参りは自分の願いを神様に願うんじゃぞ?」
『もしかして、直接願いを叶えさせようとしている?』
「その通りじゃ!」
フランの言葉に神が言葉を失う。いきなり願いを叶えろとか言われてんだから、無理も無いか。
『……叶えられるかは置いといて、聞くだけ聞いてみようかな』
「わしはノエルともっと遊ぶことじゃ!」
『それは私じゃなくて、ホウリ君あたりに頼んだ方が良いんじゃない?』
「既に頼んでおるわい!」
『そ、そうかい。善処しておくよ』
神の言葉が若干詰まっているのが分かる。フランに関しては、願いを聞くだけ聞いて放置で問題無いだろう。
『のえるんは何か願いはないの?』
「ノエルはね~、去年みたいに皆と一緒に楽しく過ごせますようにっていうのがお願いかな。だから見守ってくれると嬉しい!」
『素敵なお願いだね。分かった。私も天界から見守らせてもらおうかな』
「ありがとうございます」
晴れ着のノエルが天に向かってお辞儀する。願いを叶えて貰うんじゃなくて、自分で叶えるから見ててほしいか。神もこういう願いばかり聞いておきたいんだろうな。
「今年こそは、フランお姉ちゃんを倒せるように頑張るよ!」
「……うむ、頑張ってのう」
ノエルのキラキラとした目とは対照的に、フランの顔が暗くなっていく。いい加減慣れて欲しいものだが。
『ロワっちは何か願いある?』
「もっと強くなりたいです」
『シンプルだね』
「僕はこの中で一番弱いので、もっと力が欲しいんです」
『ロワっちって騎士団なんだよね。仕事上の切実な悩みだね』
「そうなんです。何か特別なスキルでもくれませんか?」
『弓神あるでしょ?十分特別なスキルだと思うよ?』
「勝てないから、他にも強いスキルが欲しいです」
『清々しいまでの他人任せだね?』
「おい」
『分かってるよ』
俺の言いたい事が伝わったのか、神がわざとらしく咳払いする。
『ロワっちが頑張っているのは分かってるからね。その願い叶えてあげよう』
「本当ですか!?ダメ元でも頼んで良かったです!」
『でしょ?私って慈悲深い神様なんだよねぇ』
罵詈雑言を浴びせそうになったのを堪えて、神の話を聞く。
「それで!どんなスキルをくれるんですか?」
『流石に個人にスキルを渡すことは出来ないけど、それ以上に効果的な方法があるよ?』
「どんな方法ですか!?」
『けど、これは結構大変な方法だよ?それでも良い?』
「はい!どんな方法でも頑張ります!」
『だそうだよ?ホウリ君?』
「……へ?」
ロワが俺の方を向く。俺はニッコリと笑って頷く。
「そういう事なら任せておけ。死ぬほどキツイ特訓と引き換えに強くしてやる」
「いやいやいや!僕は神様にお願いした訳で、ホウリさんにお願いした訳じゃないですから!」
『私は叶える方法は明言して無いよ?』
「そういうことだ。願いが叶って良かったな」
「思ってたのと違うんですけど!?」
「そうだな、9割9分殺しくらいで勘弁しておいてやろう」
「それってほとんど死んでますよね!?」
「大丈夫だ、死にたくても死ねない苦痛を教えてやる」
「それは大丈夫って言いませんよ!?」
『叶えられたようで良かったよ』
「ちょっと!?」
『次はみえるんだね。何かある?』
ロワの言い分を無視して、話をミエルに振る。ミエルは少しだけ考えたあと、天に向かって言葉を放つ。
「魔物が発生するプロセスが知りたい」
『うん?変わった願いだね?』
「魔物が発生するプロセスが分かれば、魔物による被害を減らせる。レアな魔物を人為的に生み出すことも可能だろう」
『へぇ。中々、良い考えだね。流石は騎士団長っていったところかな?』
「どうだ?教えてくれるか?」
『うーん、ホウリ君の判断に任せるかな?個人的には教えても良いかなっても思うけど』
「神様に判断を任せられるなったか」
「世界の管理を押し付けられているからな」
「それで?どうなんだ?」
ミエルの視線が俺の方に向く。しかし、俺は首を振って否定を示す。
「ダメだ。世界のシステムについては伝えられない」
『だって。残念だったね』
「そうか。大剣で問題無いか?」
「シームレスに脅しに移行しないでくれ」
「そうじゃぞ。ホウリに武力での脅しは聞かん。せめて、こいつのスイーツを食うみたいな脅しでないとな」
「やってみろ。騎士団にいられないようにしてやる」
「私はやると言ってないだろう」
ミエルはそれ以上聞いてこようとはしてこなかった。話しても無駄だと理解したんだろう。
世界の仕組みについては極力話さないようにしている。その仕組みを解明しようとしていたら、ちょっと手を貸すくらいがギリギリだろう。
『最後はホウリ君だね。何か願いはある?』
「クラスメイトをさっさと地球に戻せ」
『その願いは私の力を越えている』
「お前の力で起きた出来事だろうが」
『あー、そういえば過ぎにやらないといけないことがあったんだった。じゃあ、私はこれで』
「あ!おい!この野郎!」
ブツッという何かが切れる音と共に神の声は聞こえなくなった。
「逃げたな」
「みっちゃんらしいのう」
「ねぇねぇ、お参りが終わったんだったら、あっちで羽子板でもしない?」
「いいね」
「ミエルお姉ちゃんもやらない?」
「良いぞ」
「やったー!負けたら顔に落書きだからね」
「よーし!負けないよ!」
「あまりはしゃぎ過ぎないでくれよ」
ノエル、ロワ、ミエルが羽子板を持って境内の広い所に向かう。
「平和じゃな」
「そうだな」
「今年も平和に過ごせればいいのう」
「ずっと平和なわけないだろ。今年でさえ波乱の連続だったぞ?」
「おつかいで奴隷グループを潰し、エセ侍が襲来し、王都でテロがあって、オダリムの襲撃があって……濃すぎる一年じゃったな」
「今年も似たような濃さだろうな」
「確定事項なんじゃな」
「退屈しないで済むだろ?」
「違いないのう」
そんな感じでフランと話していると、向こうでノエルが羽子板を大きく振った。
「ホウリお兄ちゃーん!フランお姉ちゃーん!こっちで一緒に羽子板をしよー!」
「行こうか」
「じゃな」
俺達は用意していた羽子板を持って3人の元に向かう。
願わくば、波乱万丈でも幸せな一年でありますように。
『もしもーし。ホウリ君?まーちゃん?どっちでも良いけどやっほー』
「相変わらず威厳の無い奴だな」
『その声はホウリ君?』
「わしもおるぞ」
「ノエルも!」
「僕もいますよ」
「私もいる」
『勢ぞろいだね?どうしたの?もしかして急ぎの用?』
「特に急ぎって訳じゃない。ただお参りをしようと思ってな」
『お参り?神社に行って私に祈るやつだよね?』
「ああ。そういう訳で」
俺は目の前にある大きな鳥居を見上げながら答える。
「神社に来ているから、神に直接お参りしようって話になってな」
『……正気?』
「正気じゃよ。祈るよりも、直接口で伝えた方が良いじゃろ?」
そう言っているのは、こんなことを言い出した元凶。どや顔だが、俺は良い考えだとは全く思っていない。
そんな訳で、餅つきやコマ回しを楽しんだ後にフランが「みっちゃんを直接話そう」とか言い出し、境内の一部を借りて、魔法陣で神と通信しているわけだ。
「なんで新年にこんな神と話さないといけないんだよ」
「別に良いじゃないですか」
「そうだぞ。なんだかんだ世話になっているだろう?」
「世話になっている以上に世話してんだよ」
『そんな邪険にしないでよ?仲良くしよ?』
「黙れ。クラスメイトをことごとく異世界送りにしやがって。一生許さねぇからな?」
『それ言われると私も弱いんだけど……』
「とはいえ、他の連中が挨拶するのに、俺が挨拶しないのも変だろ?」
『変なところで律儀だね?』
「筋を通しているだけだ」
本当だったら、汁粉を食いながら甘酒でも飲みたいんだがな。さっさと終わらせるか。
『そういうことなら挨拶くらいはしようか。あけましておめでとうございます。今年もよろしくね』
「おめでとうございます」
「おめでとー!」
「おめでとう」
「はいはい、おめでとう」
『ご挨拶はこれでおしまい?』
「いやいや、お参りは自分の願いを神様に願うんじゃぞ?」
『もしかして、直接願いを叶えさせようとしている?』
「その通りじゃ!」
フランの言葉に神が言葉を失う。いきなり願いを叶えろとか言われてんだから、無理も無いか。
『……叶えられるかは置いといて、聞くだけ聞いてみようかな』
「わしはノエルともっと遊ぶことじゃ!」
『それは私じゃなくて、ホウリ君あたりに頼んだ方が良いんじゃない?』
「既に頼んでおるわい!」
『そ、そうかい。善処しておくよ』
神の言葉が若干詰まっているのが分かる。フランに関しては、願いを聞くだけ聞いて放置で問題無いだろう。
『のえるんは何か願いはないの?』
「ノエルはね~、去年みたいに皆と一緒に楽しく過ごせますようにっていうのがお願いかな。だから見守ってくれると嬉しい!」
『素敵なお願いだね。分かった。私も天界から見守らせてもらおうかな』
「ありがとうございます」
晴れ着のノエルが天に向かってお辞儀する。願いを叶えて貰うんじゃなくて、自分で叶えるから見ててほしいか。神もこういう願いばかり聞いておきたいんだろうな。
「今年こそは、フランお姉ちゃんを倒せるように頑張るよ!」
「……うむ、頑張ってのう」
ノエルのキラキラとした目とは対照的に、フランの顔が暗くなっていく。いい加減慣れて欲しいものだが。
『ロワっちは何か願いある?』
「もっと強くなりたいです」
『シンプルだね』
「僕はこの中で一番弱いので、もっと力が欲しいんです」
『ロワっちって騎士団なんだよね。仕事上の切実な悩みだね』
「そうなんです。何か特別なスキルでもくれませんか?」
『弓神あるでしょ?十分特別なスキルだと思うよ?』
「勝てないから、他にも強いスキルが欲しいです」
『清々しいまでの他人任せだね?』
「おい」
『分かってるよ』
俺の言いたい事が伝わったのか、神がわざとらしく咳払いする。
『ロワっちが頑張っているのは分かってるからね。その願い叶えてあげよう』
「本当ですか!?ダメ元でも頼んで良かったです!」
『でしょ?私って慈悲深い神様なんだよねぇ』
罵詈雑言を浴びせそうになったのを堪えて、神の話を聞く。
「それで!どんなスキルをくれるんですか?」
『流石に個人にスキルを渡すことは出来ないけど、それ以上に効果的な方法があるよ?』
「どんな方法ですか!?」
『けど、これは結構大変な方法だよ?それでも良い?』
「はい!どんな方法でも頑張ります!」
『だそうだよ?ホウリ君?』
「……へ?」
ロワが俺の方を向く。俺はニッコリと笑って頷く。
「そういう事なら任せておけ。死ぬほどキツイ特訓と引き換えに強くしてやる」
「いやいやいや!僕は神様にお願いした訳で、ホウリさんにお願いした訳じゃないですから!」
『私は叶える方法は明言して無いよ?』
「そういうことだ。願いが叶って良かったな」
「思ってたのと違うんですけど!?」
「そうだな、9割9分殺しくらいで勘弁しておいてやろう」
「それってほとんど死んでますよね!?」
「大丈夫だ、死にたくても死ねない苦痛を教えてやる」
「それは大丈夫って言いませんよ!?」
『叶えられたようで良かったよ』
「ちょっと!?」
『次はみえるんだね。何かある?』
ロワの言い分を無視して、話をミエルに振る。ミエルは少しだけ考えたあと、天に向かって言葉を放つ。
「魔物が発生するプロセスが知りたい」
『うん?変わった願いだね?』
「魔物が発生するプロセスが分かれば、魔物による被害を減らせる。レアな魔物を人為的に生み出すことも可能だろう」
『へぇ。中々、良い考えだね。流石は騎士団長っていったところかな?』
「どうだ?教えてくれるか?」
『うーん、ホウリ君の判断に任せるかな?個人的には教えても良いかなっても思うけど』
「神様に判断を任せられるなったか」
「世界の管理を押し付けられているからな」
「それで?どうなんだ?」
ミエルの視線が俺の方に向く。しかし、俺は首を振って否定を示す。
「ダメだ。世界のシステムについては伝えられない」
『だって。残念だったね』
「そうか。大剣で問題無いか?」
「シームレスに脅しに移行しないでくれ」
「そうじゃぞ。ホウリに武力での脅しは聞かん。せめて、こいつのスイーツを食うみたいな脅しでないとな」
「やってみろ。騎士団にいられないようにしてやる」
「私はやると言ってないだろう」
ミエルはそれ以上聞いてこようとはしてこなかった。話しても無駄だと理解したんだろう。
世界の仕組みについては極力話さないようにしている。その仕組みを解明しようとしていたら、ちょっと手を貸すくらいがギリギリだろう。
『最後はホウリ君だね。何か願いはある?』
「クラスメイトをさっさと地球に戻せ」
『その願いは私の力を越えている』
「お前の力で起きた出来事だろうが」
『あー、そういえば過ぎにやらないといけないことがあったんだった。じゃあ、私はこれで』
「あ!おい!この野郎!」
ブツッという何かが切れる音と共に神の声は聞こえなくなった。
「逃げたな」
「みっちゃんらしいのう」
「ねぇねぇ、お参りが終わったんだったら、あっちで羽子板でもしない?」
「いいね」
「ミエルお姉ちゃんもやらない?」
「良いぞ」
「やったー!負けたら顔に落書きだからね」
「よーし!負けないよ!」
「あまりはしゃぎ過ぎないでくれよ」
ノエル、ロワ、ミエルが羽子板を持って境内の広い所に向かう。
「平和じゃな」
「そうだな」
「今年も平和に過ごせればいいのう」
「ずっと平和なわけないだろ。今年でさえ波乱の連続だったぞ?」
「おつかいで奴隷グループを潰し、エセ侍が襲来し、王都でテロがあって、オダリムの襲撃があって……濃すぎる一年じゃったな」
「今年も似たような濃さだろうな」
「確定事項なんじゃな」
「退屈しないで済むだろ?」
「違いないのう」
そんな感じでフランと話していると、向こうでノエルが羽子板を大きく振った。
「ホウリお兄ちゃーん!フランお姉ちゃーん!こっちで一緒に羽子板をしよー!」
「行こうか」
「じゃな」
俺達は用意していた羽子板を持って3人の元に向かう。
願わくば、波乱万丈でも幸せな一年でありますように。
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