13 / 44
第1章 始まりの街『グリィト』
閑話1 ギルマスの考え
しおりを挟む
グリィトの街の冒険者ギルドを取り仕切るギルドマスター――ザレックは、アイリを見送った後、ひとり執務室に戻った。
椅子に腰を下ろし、執務机に向き合う。
机の両端には高く積まれた書類の束が立っていた。それらの書類にペンを走らせ、判子を押し、次々と捌いていく。
と、コンコンとノックが鳴った。
「どうぞ」
ザレックが短く答えると、外から三人の人物が入ってきた。
それは、グリィトで活動する冒険者パーティの面々で、ザレックもよく知る人物らだった。
「ベルドのパーティじゃねぇか。何の用だ?」
「今日の護衛クエストの時に、ブラックアントの素材を大量に獲得してよ。解体も済ましたから、買い取りをしてもらいたいんだ」
「素材の買い取り……受付で処理できない量ってことか?」
「ああ。ブラックアント十六体、ほぼまるまるの量だからな」
「おかげで私たちのマジックバッグがパンパンよ」
「高価なマジックバッグだから、収納量には自信があったのだがな」
ベルドの隣に並ぶ、女魔法使いのジェシーと、タンクのマーレスが口々に答える。
見てみれば、彼らが携えるバッグはたしかに大きく膨れ上がっていた。
マジックバッグが膨らむのは、容量がかなり圧迫されている証拠だ。
「分かった。買い取りの職員を準備させよう。それまで少し待機していてくれ」
「ああ、助かる」
話は終わり、そのままベルドたちは退出するものと思ったが――冒険者三人は変わらずザレックの前に立ったままだった。
「……どうした。まだ何かあるのか?」
「その、アイリのことなんだけどよ」
ベルドが控えめに言った。
「正直、ギルマスは……アイリのことをどう思った?」
その質問に、ザレックはベルドに視線を向けた。
ベルドは真剣な表情でザレックを見ている。
ザレックは、はあ~、とため息を吐き、ペンを置いた。
椅子の背もたれに体を預け、先刻の記憶を思い出す。
「不思議な子だったな。色々と、六歳とは到底思えないくらいだ」
ベルドは小さく頷いた。
「本人の前では言わなかったが、やっぱギルマスもそう思うか。アイリが飼ってるあの魔物、並みの使い魔じゃねぇ。かなり高位の……下手すりゃ精霊とかそういう上位存在の可能性もあるんじゃないかとすら思ってる」
「ああ、モッフィだったか? アレは化け物だ」
ザレックは平然とした口調で断言する。
ジェシーがうかがうように言った。
「ギルマスもモッフィの力を見たの?」
「アイリを冒険者にするか決める模擬戦試験の時にな。隙を見せたアイリに反撃をしようとしたら、モッフィに木剣を消し飛ばされたよ。場外にいたってのに、俺が反応する前に魔法で武器を破壊したんだ。もちろん俺もアイリに命中させる気はなくて寸止めするつもりだったんだが……かなり凄まれちまってな」
ザレックは苦笑する。
そして、断言した。
「アレには、勝てない。少なくとも、俺より強い。このグリィトの全戦力でぶつかったとしても、勝算があるかどうか」
その発言に、ベルドたちは背中に冷たい汗が流れる。
「……まあ、俺たちも薄々そうなんじゃないかとは思っていた。だが、それならますますアイリがどうやってモッフィをテイムしたのかが気になるところなんだよな」
ザレックはぶっきらぼうに返す。
「話は変わるが、お前たちはアイリ本人が戦っている姿を見たことがあるか?」
「アイリ本人が戦っているのは……見たことねぇな」
「わ、私も」
「右に同じく」
その返答に、ザレックは遠くを見るような目で口を開いた。
「模擬戦の時、アイリは水魔法で攻撃してきた。魔法は粗っぽくて制御もずさんだが、六歳にしては規格外だ。単純な潜在能力で言えば、すでに中級魔法使いの領域にはいるだろう」
その発言に、即座に反応したのはジェシーだった。
「ち、中級魔法使いですって!? それ、私と同じ階級じゃない!!」
「そうだ。まあ適切な指導は必要だろうが、魔法の規模と魔力量だけで見るならお前よりも上かもしれん。何なら、上級魔法使いに匹敵する可能性すらある」
それに、とザレックは区切る。
「恐らく……アイリは本気で戦っていなかった」
「ど、どういうことよ?」
「アイリは模擬戦で水魔法しか使わなかったんだ。水魔法は基礎の四属性魔法の中で、最も物理的な殺傷能力が低いからな」
「そ、それって、つまり……」
「ああ。アイリは水魔法以外の魔法も使えるだろうな。恐らくそっちの魔法だと俺を負傷させる可能性があったから、自重したんだ」
その言葉に、みんな絶句した。
六歳にして攻撃魔法を扱えること自体がそもそもイレギュラー。
さらにその上、二属性以上の異なる魔法を発動するなど、聞いたことがない。
まさに神童――『神の寵児』だ。
ザレックは頭を振った。
「模擬戦と銘打ってアイリに冒険者としてやれる資格があるか見定めるつもりが、逆に俺が手加減されて気を遣われてたってことだ」
「マ、マジかよ。ギルマス相手に?」
冒険者ギルドのギルドマスターは、武に秀でていなければならない。冒険者ランクにしてSランクに到達することが、ギルドマスターに就任できる条件の一つだ。
すでにギルドマスターの役職に就いているザレックも無論その条件を満たしており、冒険者としての自身のランクはSランク。
並みの武人じゃ相手にならない。
だが、ザレックはアイリにそら恐ろしいものを覚えていた。
「モッフィは例外としても、アイリも十分に異常な強さを持ってるってことだ」
ベルドは少し黙った後、意味深に告げる。
「ギルマスは、アイリが危険人物だと思うか?」
「どうだろうな。異質な人物という点であれば、肯定するところだが」
「俺はアイリは良い子だと思うんだ」
「私も、アイリちゃんは可愛いし、すっごく優しい子だと思うわ!」
「うむ。俺たちを助けてくれたのは事実だしな」
ザレックは「そうだな」と返した。
そして数秒ほど無言になり、静かに続ける。
「アイリを取り調べした時に、あいつ言ったんだよ。この街に来た目的をさ。何だと思う?」
「さ、さあ……」
「たしか、巻物を探してる……とか荷馬車の中で言っていた気がするけれど」
「俺たちも詳しい目的は知らんな」
ザレックは上体を起こして机に両ひじを乗せる。
ベルドたちの目をしかと見て、答えた。
「――"人と会いたかったから"、だそうだ」
「「「……っ!」」」
その言葉に、ベルドたちが息を呑む。
予想だにしなかった、その生々しい理由に。
ザレックはハッと笑った。
「六歳児が言うセリフか? 人と会いたかった……なんて、まるで今までロクに人に会ってなかったみたいな物言いじゃねぇか」
「「「…………」」」
ベルドたちは何も返せずにいた。
ザレックから放たれたアイリの言葉はそれだけの衝撃を冒険者たちに与えていた。
「まあ、少なくともなにか『訳アリ』なのは間違いない。両親に関することや、これまでの生活のことも話さなかったからな。あんまり聞かれたくないか……いや、思い出したくないのかもな」
だから、とザレックは続ける。
「お前らも、余裕があったらアイリを気にかけてやってくれ。冒険者になったとはいえ、まだ六歳だ。子供はなにかと危険に巻き込まれやすい。最低限の援助と後ろ楯は必要だ。……平穏に見えるこの街にも、どんなヤツが潜んでるか分からないからな」
ベルドは力強くうなずく。
「――ああ、任せてくれ! アイリがこの街にいる間は、俺たちができる限り目をかけておくぜ!」
「六歳の女の子を放りっぱなしなんてできないものね!」
「……あまり子供と話すのは得意ではないが、俺もアイリを見かけたら話しかけてみることにしよう」
冒険者三人の了承を聞き届けたザレックは、満足そうに口角をつり上げた。
「よろしく頼むぜ。俺もアイリにはできるだけ手助けしてやろうと思ってるからな」
アイリの素性が不明確なのは変わらない。
でも、アイリが優しい性格の持ち主で、冒険者たちの命を救った事実もまた変わらない。
だからこそ、ギルドマスターと三人の冒険者パーティは、アイリを見守ることにした。
できることなら、平穏で楽しい暮らしを送れることを願って。
椅子に腰を下ろし、執務机に向き合う。
机の両端には高く積まれた書類の束が立っていた。それらの書類にペンを走らせ、判子を押し、次々と捌いていく。
と、コンコンとノックが鳴った。
「どうぞ」
ザレックが短く答えると、外から三人の人物が入ってきた。
それは、グリィトで活動する冒険者パーティの面々で、ザレックもよく知る人物らだった。
「ベルドのパーティじゃねぇか。何の用だ?」
「今日の護衛クエストの時に、ブラックアントの素材を大量に獲得してよ。解体も済ましたから、買い取りをしてもらいたいんだ」
「素材の買い取り……受付で処理できない量ってことか?」
「ああ。ブラックアント十六体、ほぼまるまるの量だからな」
「おかげで私たちのマジックバッグがパンパンよ」
「高価なマジックバッグだから、収納量には自信があったのだがな」
ベルドの隣に並ぶ、女魔法使いのジェシーと、タンクのマーレスが口々に答える。
見てみれば、彼らが携えるバッグはたしかに大きく膨れ上がっていた。
マジックバッグが膨らむのは、容量がかなり圧迫されている証拠だ。
「分かった。買い取りの職員を準備させよう。それまで少し待機していてくれ」
「ああ、助かる」
話は終わり、そのままベルドたちは退出するものと思ったが――冒険者三人は変わらずザレックの前に立ったままだった。
「……どうした。まだ何かあるのか?」
「その、アイリのことなんだけどよ」
ベルドが控えめに言った。
「正直、ギルマスは……アイリのことをどう思った?」
その質問に、ザレックはベルドに視線を向けた。
ベルドは真剣な表情でザレックを見ている。
ザレックは、はあ~、とため息を吐き、ペンを置いた。
椅子の背もたれに体を預け、先刻の記憶を思い出す。
「不思議な子だったな。色々と、六歳とは到底思えないくらいだ」
ベルドは小さく頷いた。
「本人の前では言わなかったが、やっぱギルマスもそう思うか。アイリが飼ってるあの魔物、並みの使い魔じゃねぇ。かなり高位の……下手すりゃ精霊とかそういう上位存在の可能性もあるんじゃないかとすら思ってる」
「ああ、モッフィだったか? アレは化け物だ」
ザレックは平然とした口調で断言する。
ジェシーがうかがうように言った。
「ギルマスもモッフィの力を見たの?」
「アイリを冒険者にするか決める模擬戦試験の時にな。隙を見せたアイリに反撃をしようとしたら、モッフィに木剣を消し飛ばされたよ。場外にいたってのに、俺が反応する前に魔法で武器を破壊したんだ。もちろん俺もアイリに命中させる気はなくて寸止めするつもりだったんだが……かなり凄まれちまってな」
ザレックは苦笑する。
そして、断言した。
「アレには、勝てない。少なくとも、俺より強い。このグリィトの全戦力でぶつかったとしても、勝算があるかどうか」
その発言に、ベルドたちは背中に冷たい汗が流れる。
「……まあ、俺たちも薄々そうなんじゃないかとは思っていた。だが、それならますますアイリがどうやってモッフィをテイムしたのかが気になるところなんだよな」
ザレックはぶっきらぼうに返す。
「話は変わるが、お前たちはアイリ本人が戦っている姿を見たことがあるか?」
「アイリ本人が戦っているのは……見たことねぇな」
「わ、私も」
「右に同じく」
その返答に、ザレックは遠くを見るような目で口を開いた。
「模擬戦の時、アイリは水魔法で攻撃してきた。魔法は粗っぽくて制御もずさんだが、六歳にしては規格外だ。単純な潜在能力で言えば、すでに中級魔法使いの領域にはいるだろう」
その発言に、即座に反応したのはジェシーだった。
「ち、中級魔法使いですって!? それ、私と同じ階級じゃない!!」
「そうだ。まあ適切な指導は必要だろうが、魔法の規模と魔力量だけで見るならお前よりも上かもしれん。何なら、上級魔法使いに匹敵する可能性すらある」
それに、とザレックは区切る。
「恐らく……アイリは本気で戦っていなかった」
「ど、どういうことよ?」
「アイリは模擬戦で水魔法しか使わなかったんだ。水魔法は基礎の四属性魔法の中で、最も物理的な殺傷能力が低いからな」
「そ、それって、つまり……」
「ああ。アイリは水魔法以外の魔法も使えるだろうな。恐らくそっちの魔法だと俺を負傷させる可能性があったから、自重したんだ」
その言葉に、みんな絶句した。
六歳にして攻撃魔法を扱えること自体がそもそもイレギュラー。
さらにその上、二属性以上の異なる魔法を発動するなど、聞いたことがない。
まさに神童――『神の寵児』だ。
ザレックは頭を振った。
「模擬戦と銘打ってアイリに冒険者としてやれる資格があるか見定めるつもりが、逆に俺が手加減されて気を遣われてたってことだ」
「マ、マジかよ。ギルマス相手に?」
冒険者ギルドのギルドマスターは、武に秀でていなければならない。冒険者ランクにしてSランクに到達することが、ギルドマスターに就任できる条件の一つだ。
すでにギルドマスターの役職に就いているザレックも無論その条件を満たしており、冒険者としての自身のランクはSランク。
並みの武人じゃ相手にならない。
だが、ザレックはアイリにそら恐ろしいものを覚えていた。
「モッフィは例外としても、アイリも十分に異常な強さを持ってるってことだ」
ベルドは少し黙った後、意味深に告げる。
「ギルマスは、アイリが危険人物だと思うか?」
「どうだろうな。異質な人物という点であれば、肯定するところだが」
「俺はアイリは良い子だと思うんだ」
「私も、アイリちゃんは可愛いし、すっごく優しい子だと思うわ!」
「うむ。俺たちを助けてくれたのは事実だしな」
ザレックは「そうだな」と返した。
そして数秒ほど無言になり、静かに続ける。
「アイリを取り調べした時に、あいつ言ったんだよ。この街に来た目的をさ。何だと思う?」
「さ、さあ……」
「たしか、巻物を探してる……とか荷馬車の中で言っていた気がするけれど」
「俺たちも詳しい目的は知らんな」
ザレックは上体を起こして机に両ひじを乗せる。
ベルドたちの目をしかと見て、答えた。
「――"人と会いたかったから"、だそうだ」
「「「……っ!」」」
その言葉に、ベルドたちが息を呑む。
予想だにしなかった、その生々しい理由に。
ザレックはハッと笑った。
「六歳児が言うセリフか? 人と会いたかった……なんて、まるで今までロクに人に会ってなかったみたいな物言いじゃねぇか」
「「「…………」」」
ベルドたちは何も返せずにいた。
ザレックから放たれたアイリの言葉はそれだけの衝撃を冒険者たちに与えていた。
「まあ、少なくともなにか『訳アリ』なのは間違いない。両親に関することや、これまでの生活のことも話さなかったからな。あんまり聞かれたくないか……いや、思い出したくないのかもな」
だから、とザレックは続ける。
「お前らも、余裕があったらアイリを気にかけてやってくれ。冒険者になったとはいえ、まだ六歳だ。子供はなにかと危険に巻き込まれやすい。最低限の援助と後ろ楯は必要だ。……平穏に見えるこの街にも、どんなヤツが潜んでるか分からないからな」
ベルドは力強くうなずく。
「――ああ、任せてくれ! アイリがこの街にいる間は、俺たちができる限り目をかけておくぜ!」
「六歳の女の子を放りっぱなしなんてできないものね!」
「……あまり子供と話すのは得意ではないが、俺もアイリを見かけたら話しかけてみることにしよう」
冒険者三人の了承を聞き届けたザレックは、満足そうに口角をつり上げた。
「よろしく頼むぜ。俺もアイリにはできるだけ手助けしてやろうと思ってるからな」
アイリの素性が不明確なのは変わらない。
でも、アイリが優しい性格の持ち主で、冒険者たちの命を救った事実もまた変わらない。
だからこそ、ギルドマスターと三人の冒険者パーティは、アイリを見守ることにした。
できることなら、平穏で楽しい暮らしを送れることを願って。
33
あなたにおすすめの小説
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~
御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。
十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。
剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。
十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。
紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。
十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。
自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。
その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。
※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~
草乃葉オウル ◆ 書籍発売中
ファンタジー
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。
勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。
だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしかなかった。
勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。
しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ!
真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。
これは少女と世話焼き神獣の癒しに満ちた気ままな旅の物語!
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
聖女として召還されたのにフェンリルをテイムしたら追放されましたー腹いせに快適すぎる森に引きこもって我慢していた事色々好き放題してやります!
ふぃえま
ファンタジー
「勝手に呼び出して無茶振りしたくせに自分達に都合の悪い聖獣がでたら責任追及とか狡すぎません?
せめて裏で良いから謝罪の一言くらいあるはずですよね?」
不況の中、なんとか内定をもぎ取った会社にやっと慣れたと思ったら異世界召還されて勝手に聖女にされました、佐藤です。いや、元佐藤か。
実は今日、なんか国を守る聖獣を召還せよって言われたからやったらフェンリルが出ました。
あんまりこういうの詳しくないけど確か超強いやつですよね?
なのに周りの反応は正反対!
なんかめっちゃ裏切り者とか怒鳴られてロープグルグル巻きにされました。
勝手にこっちに連れて来たりただでさえ難しい聖獣召喚にケチつけたり……なんかもうこの人たち助けなくてもバチ当たりませんよね?
今日からはじめる錬金生活〜家から追い出されたので王都の片隅で錬金術店はじめました〜
束原ミヤコ
ファンタジー
マユラは優秀な魔導師を輩出するレイクフィア家に生まれたが、魔導の才能に恵まれなかった。
そのため幼い頃から小間使いのように扱われ、十六になるとアルティナ公爵家に爵位と金を引き換えに嫁ぐことになった。
だが夫であるオルソンは、初夜の晩に現れない。
マユラはオルソンが義理の妹リンカと愛し合っているところを目撃する。
全てを諦めたマユラは、領地の立て直しにひたすら尽力し続けていた。
それから四年。リンカとの間に子ができたという理由で、マユラは離縁を言い渡される。
マユラは喜び勇んで家を出た。今日からはもう誰かのために働かなくていい。
自由だ。
魔法は苦手だが、物作りは好きだ。商才も少しはある。
マユラは王都の片隅で、錬金術店を営むことにした。
これは、マユラが偉大な錬金術師になるまでの、初めの一歩の話──。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
主人公はあまり戦ったりはしません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる