レジェンド・オブ・ダーク 遼州司法局異聞

橋本 直

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第3章 帰宅

帰宅

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「ふう……」 

 警察署から見慣れた司法局実働部隊の寮までの間、かなめはひたすら所轄の悪口を言い続けた。それに相槌を打ちながらアイシャはさらに火に油を注ぐ。そしてかなめが激高して車を壊されるのを恐れながらカウラはハンドルを握る。三人の繰り広げるどたばたから開放されて自分の部屋に帰ってくると誠は荷物を放り出して横になってそのまま眠っていた。

 夢は最後はどたばたになってしまったけれどクリスマスから正月にかけての実家でのかなめ達との馬鹿騒ぎが次々と走馬灯のように現れる。こうして早朝の光の中でいろいろと馬鹿なことをしたことばかり思い出しながらうだうだしていると自然と笑みが浮かんできた。そしてそのまま寝返りを打つ誠。そんな彼もドアの外で何かの気配を感じることくらいはできた。

「おい、いいか?」 

 声の主はカウラだった。

「どうぞ、開いてますよ」 

 誠が起き上がるのを見ながらカウラが入ってきた。その細い体と特徴的なエメラルドグリーンのポニーテールが誠のアニメ関係のグッズが並んだ部屋に違和感を与えた。誠はその違和感に耐えながら作り笑いで神妙な顔つきの上官を迎えた。

「ああ、とりあえずお茶でも飲もうと思ってな……」 

 カウラは手にしたお盆から急須と湯飲みを並べる。元々そういう気の回りに縁がないカウラの行動が誠には不自然に思えた。何か言い出したいことがあるならこちらから気を利かせないと言い出せないところがある。そんな彼女の癖が分かってきた誠はそれとなく口を開いた。

「演操術師を見つけられなかった件ですか?」 

 誠がそう言うとカウラは視線を手元の茶筒に落としてしまう。

 演操術。他人の意識を則り操るこの地球の植民惑星『遼州』の先住民『リャオ』に見られる特殊能力。誠も先日地元のデパートでの通り魔事件でその力の恐怖を味わったばかりだった。そして誠自身も『リャオ』のほぼ純血種だということも分かっていた。それを察してかカウラの頬がこわばる。

 気分を変えるように誠のフィギュアのコレクションを見ながらカウラが話し始めた。

「とりあえずあの時間に参道にいた人物の内、足取りがつかめたのが約三百人だ。据え付けられた防犯カメラとか、目撃者情報を求めてはいるが……これ以上は分からないだろうな。確認できた中にいた法術適正者には演捜術の使い手はいないらしい……しかも万が一に備えて境内に配置されていた法術発動を探知する簡易アストラルゲージの方だが……」 

「反応が微弱で測定不能。増幅しても不明と言うところですか。法術の専門家のシュペルター中尉もお手上げですか」 

 カウラに湯飲みを渡された誠は静かに茶をすすった。司法局実働部隊は誠の配属以来法術系犯罪を追うことが主任務になりつつあった。『りゃオ』の血を濃く引く誠と部隊長の嵯峨惟基がいる以上、どうしても司法機関の手に負えない法術関連事件は司法局に押し付けるのが当たり前のように思われていた。

「でもそうするとあの容疑者扱いで捕まった娘は……」 

「一応彼女の能力を誰かが利用していることがはっきりしない限り釈放はできないだろうな。しばらくは拘留だろう」 

 カウラの言葉に誠は肩をおろした。パイロキネシス能力は誠やカウラには身近な力だった。カウラが第二小隊の隊長を務めるまでは『司法局実働部隊の良心』と言われた穏やかな西モスレム出身のアブドゥール・シャー・シン大尉が彼等の指導に当たっていた。その後、彼は部隊の管理部門の責任者を経て故郷で設立される遼州同盟の軍事機構のアグレッサー部隊への転属となった。現在は西モスレムでの部隊設立準備の間を縫っては後任の管理部門の責任者である高梨渉参事と話し合っている姿をよく見かけていたのを思い出させる。

 そんなシンが持つ力は発火能力『パイロキネシス』だった。愛煙家だがライターもマッチも持ち歩かずに灰皿を見つけるとタバコだけを持って一服するシンを二人は何度となく目撃していた。

「でも……」 

「演操術師と言えば先日の通り魔の時にも出てきた。今回も同じ人物が訓練気分で実行したのかもしれない……」 

 力の無いカウラの言葉を聴きながら瞬時に燃え広がる絵馬堂の光景が目に浮かんでくる。

「訓練気分でやることですか?あんなことを……」 

「やる奴はやるだろ?」 

 突然のハスキーな女性の声に誠は握っていた湯飲みから視線を上げた。当然のように冬だと言うのにタンクトップと半ズボンと言う姿のかなめがそこに立っていた。

「寒くないのか?西園寺は」 

 呆れたようにカウラがつぶやく。軍用の義体の持ち主で零下30度の中でも短時間なら耐寒装備無しで活動できる体の持ち主に向けてつぶやくには不用意な発言だった。カウラも少しばかり緊張気味にかなめの反応を見るが、かなめは気にしていないというようにそのまま誠の隣に腰を下ろした。

「鍛え方が違うんだよ」 

 そう言いながらかなめは無遠慮に周りを見渡す。そんな彼女の視線が開けっ放しの扉のところで止まった。

「鍛えたも何もテメーの体は特注品の軍用義体じゃねーか」 

 小さな女の子が扉の入り口に手をかけて突っ立っている。その後ろにはにんまりと笑うアイシャの姿もある。

「クバルカ中佐」 

 司法局実働部隊副長のクバルカ・ランの登場にカウラは座りなおして敬礼をした。小柄と言うよりどう見ても小学生低学年くらいに見えるランだが、その自信に満ちた態度は誠達を束ねている実働部隊副長の貫禄を感じさせている。

「おー。別に気にすんなよ。ここじゃーアタシもただの隊員だ」

 そう言いながらランが扉から手を離して誠の隣へと進んだ。そんなランにぴったりと付き従うのがアイシャ。 

「そう、じゃあよい子ね」 

「頭なでるな!クラウゼ!」 

 アイシャはいきがるランの頭をなでた。まるでここが準軍事組織の寮だとは思えない光景が展開する。いつもの見慣れた光景だが、実家から帰って久しぶりに見るとおかしさが再びこみ上げてきて誠は必死になって笑いを堪えた。

「で、ちび中佐の言いたいことはなんすか?」 

 どっかりと胡坐をかいて居座る気が満々のかなめがランをにらんでいる。その様子があまりにも敵意むき出しなので誠ははらはらしながら二人を見つめていた。

「実は……内密な話なんだけどな」 

 ランはそう言うと後ろで立っているアイシャに目をやる。アイシャもその様子を悟って開いたままのドアを閉めた。

「先月の末だ。厚生局からの通知があったんだが……法術適正の検査基準に間違いがあったそうだ」 

 ポツリとつぶやくように小さな上官から出された言葉に誠達は唖然とした。

「間違い?そりゃあ大問題だぞ!下手したら……」 

「西園寺。落ち着け、それで?」 

 大声を上げたかなめを制してカウラがランの幼いつくりの顔を見つめた。

「確かによー空間干渉や炎熱系なんかの派手な法術の適正は脳波のアストラルパターン分析でその能力を特定できるんだが……」 

「演操系の波動は特定できないと言うことかしら?」 

 アイシャの問いに静かにランは首を縦に振った。

「マジかよ……じゃあ手がかりなんて何も無いじゃないか!そもそもその検査だって東和じゃ任意だ。それを通っても黒か白か分からないなんて言ったら……」 

「このまま発表すれば同盟議会の議長の首が飛ぶだろうな」 

 叫ぶかなめをなだめながらカウラはそうつぶやいていた。

「ザル検査じゃない!やっぱり厚生局はあてにならないのよ。もしかしてわざと演操系だけ引っかからないような装置を作るように頼んだんじゃないの?」 

「クラウゼよー。そこまで厚生局を悪者にすることねーんじゃないのか?」 

 落ち着いた様子でどっかりとランが腰を下ろした。つられるようにアイシャも誠を囲んで座り込む。

「いわゆる演操系の能力には二種類のパターンが存在するんだ。そしてその研究が始まったのはつい最近なんだ」 

「へえ、アメリカさんとかは遼州入植以来の研究でずいぶんたくさんサンプルを収集してたはずなんだけどな」 

「かなめよー、それはあくまで推測だろ?それにあそこは世論が基本的に保守的だからな。表向きはヒトゲノムの解析は一切やっていないことになってたはずが……とかいろいろ事例はあるからな。どこまであの国が法術について知っているかは大統領になって引継ぎでも受けなきゃわからねーだろうな」 

 話の腰を折られて口を尖らせながらランは話を続ける。

「演操系って言うとよー。どうしても操る相手の意識そのものに介入して動きを制御すると思うだろ? 確かにそう言う能力の持ち主の割合は高けーんだけど……」 

「なんだよそれは?操るんだから意識も乗っ取るんだろ?それともあれか?意識はそのままで体だけ動かすとか」 

「かなめちゃん!その能力欲しい!そして……」 

 突然叫んだアイシャに誠達は冷たい視線を投げた。仕方が無いと言うように口を押さえてアイシャがそのままうつむく。

「それじゃーねーよ。意識云々の話は能力の強弱であってここで言う能力の種類とは違うんだ。それとなんでこの第二の演操術が分からなかったかと言う理由もそこに有るんだ」 

「もったいつけるじゃねえか。ずばり言えよ」 

 短気なかなめはタンクトップの下から手を入れて豊かな胸の下の辺りをぼりぼり掻いている。思わず目をそらす誠にむっとしたような表情のカウラが映って誠も視線を落とした。

「ふー。まー分かりやすく言うと他人の能力を乗っ取るんだ」

 しばらくランの言葉が理解できずに誠達は黙り込んでいた。 

「どういう意味ですか?」 

 首をひねるカウラに少し笑みを浮かべてランは口を開いた。

「つまりだ、標的とする法術師の能力を借りて自在に操る。まー他人の褌で相撲をとるって奴さ」 

 ランはそう言うと自分の胸に手を伸ばしてきたかなめの頭を思い切り叩いた。

「何すんだ!テメー!」 

「いやあ褌とか言うと面白くってさ」 

「だと何でアタシの胸を触るんだ?」 

 突然のかなめの行動にランは顔を赤らめる。そして同じように手を伸ばしてきたアイシャをその凶悪そうな瞳でにらみつけた。カウラはなんとも複雑そうな笑みを浮かべながらランが落ち着くのを待って口を開いた。

「馬鹿は置いておいて。つまり、法術の存在が広く認知されるまではその能力そのものが見つからなかったわけですね……例の意識乗っ取りタイプの通り魔のように法術師を飼っている勢力が絡んでいる可能性は少ないと」

「そー言うこった。法術だけを研究している間はそれぞれの能力の関係なんて気にもかけてなかったからな。能力が存在すること自体が不思議だった時代にはそれを利用してしまう力があるなんて考えもつかないだろーしな。となるとまったく未知の能力だ。見つかった事例も東和で二件ほどだ……ああ、その二人についてはアリバイがあるから今回の事件とは無関係だからな」 

 落ち着いてつぶやくとランは立ち上がった。

「ここでグダグダ話していても始まらねーよ。飯食って屯所で話そうや」 

 そんなランの言葉に誠達は時計を見る。ちょうど今日の朝食当番のヨハンが得意のリゾットに仕上げの隠し味を入れている時間だった。

「じゃあ食堂に行くか?」 

「西園寺さん、何で疑問系なんですか?食べますよ僕も」 

 仕方なく立ち上がるかなめについて誠も立ちあがった。アイシャはすでにドアに寄りかかって誠達を待っていた。

「それにしても他人の力を勝手に使えるってんだろ?最強じゃないか、考えてみたら」 

 かなめのつぶやいた言葉に誠もうなづく。そしてそうなれば自分の空間操作能力も利用されるだろうことを考えてそれをどう使うつもりなのかを考えてみた。

「そいつが最強だろうが最弱だろうが今のアタシ等がすべきことは飯を食うことだ。とっとと行くぞ」 

 そう言うと気軽に手を振ってランが廊下に出て行くのに誠達は付き従った。
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