15 / 67
§ 露顕
02
しおりを挟む
「今日は戻っていいよ」
「これから打ち合わせじゃないんですか?」
昼食後、そのまま客先での打ち合わせに同行するのかと思っていたのだが、戻れと言われた。
「向こうで酒井と合流するから。あいつとはなるべく関わらないほうがいい」
エンジニアの酒井さんは、なにかにつけて女を目の敵にする、木村さん曰く、典型的な昭和の男なのだそう。背は小さく小太りで、モテない親父を絵に描いたようなタイプで、未だ独身。当然の如く、オフィス内の女の子たちからも嫌われている。また、彼は、木村さんの『天敵』なのよ、と、白石さんに教えてもらった。
私も、これまでに数回、酒井さんと客先へ同行したことがあるが、打ち合わせ終了後には御多分に洩れず「これだから女は……」「女のくせに……」と、吐き捨てられた。
仕事をしていれば、そんな不愉快はよくある話だ。敢えて報告をするまでもないと思っていたのだが、彼は、女性陣が酒井さんとの不要なトラブルを避けられるように、予定を組んでくれているらしい。
「わかりました」
彼のこんな気遣いは、私とて、とても嬉しく思う。
「ひとりで戻れる?」
「はい?」
突然何を言いだすのやら。
その思案顔はまるで、幼い子どもを心配する父親のようで。
そういえば、この人って、幾つなのだろう。名前と住んでいるあの部屋と、仕事以外、私はこの人のことをなにも知らない。
一度はあんなことがあった。脅されて変な賭けに乗せられてもいる。お互いのことも殆ど知らず、それでも毎日近くにいて、自然に馴染み寛いでいるって、なんだかとっても不思議。
物思いに耽っている私が不安げに見えたのか、彼はさらに心配そうな顔になった。
「瑞稀?」
「あ、大丈夫です。ちゃんとひとりで戻れます」
子どもじゃないんだから。まったく。
「そうだな、ここを真っ直ぐ言って、角を左に曲がって大通りに出たら、迷わずに戻れるだろう。もしわからなくなったら、その場で連絡しなさい」
大丈夫だって言っているのに……この父親は!
「ごちそうさまでした。ここで失礼します。松本さんもお気を付けて」
四十五度の角度に頭を下げ、踵を返そうとしたところで腕を掴まれた。
「あのさ、何度も言っているが、ここは会社じゃないんだよ? いいかげんその『松本さん』は止めないか? それから敬語もだ」
目を細めて私を睨むのが、演技だとは知っている。けれども。命令されるのは気に入らない。
「亮のばか! その偉そうな喋り方こそどうにかするべきよ!」
私も怒った振りをして、掴まれていた腕を払う。知らん顔でオフィスの方向へ歩き出し、背中でバイバイと手を振った。
偉そうで口煩いのと世話焼きは同義語か。オフィスへ戻る道すがら、彼の心配顔と怒った振りを思い出す。彼も今頃きっと、思い出し笑いをしているだろう。ひとりニヤニヤ笑いが止まらない。
オフィスへ戻ると、木村さんと白石さんがポットのお茶を飲みつつ、真剣そうな顔つきで話をしている最中だった。私に気づくと、ふたりは横目でちらちらとこちらを見ては、耳打ちをしている。佐藤くんは、まだ戻っていないらしい。
デスクに座り、資料を眺め午後の段取りを考えていると、白石さんが椅子から立ち上がり、女の子特有の甘ったるい声で話しかけてきた。
「河原さんって、松本さんと親しいんですかぁ?」
ついに来た。
「……いえ、べつに親しくは」
松本亮は、女子社員の憧れの的。話の輪に入らない私の耳にまで、彼の噂話が届くほどの大人気だ。あわよくばと狙っている女の子も多いと聞く。
そんな中、ほぼ毎日のランチタイムに、彼と消える私を、この子たちがいつまでも見過ごすはずはなく。遅かれ早かれ訊かれるだろうと思っていたが、ついにその時が来たらしい。内心ほくそ笑みながらも資料から目を離さずに素っ気ない返事をした。
「でも、いっつも松本さんとランチしてるじゃないですか? だから親しいのかな? って」
ついに好奇心を剥き出したふたりは、尋問の手を緩めるつもりはないようだ。
「時間の節約。打ち合わせのついでに食事をしているだけです」
「それだけ? 個人的な話とかはしないんですかぁ?」
「親しい間柄でもあるまいし。仕事先の上司と個人的な話なんてしませんよ」
「そんなことないでしょう? いくら上司だって、しょっちゅう話してたら普通親しくなりますよぉ」
白石さんの顔に浮かぶ不満の二文字に、ちょっと悪戯心が湧いて、私から質問してみた。
「そうかな? じゃあ、白石さんは松本さんと親しくなりたいんだ?」
「え? えへへ……わたしはそんな、違いますよぉ」
力一杯両手を振り回して否定しているわりに、身体反応は正直だ。頬が真っ赤に染まっている。
「白石さん、訊いても無駄よ。松本さんがこの人と親しくなんてなるわけないもの」
木村さんが、不愉快そうに脇から口を挟んできた。
「木村さん……」
「だって、そうでしょう? 誰だって親しくなりたい相手は選ぶわよ」
直接名指しをされているわけではない。しかし、松本さんが私なんかと親しくするはずがないでしょう、と、言いたいのは明白だ。ただ、見下すように冷ややかな笑みを浮かべた彼女の瞳に、嫉妬の炎が見えたのも確かで。
なるほど。あなたも同じなのね。
「それは……ちょっと言い過ぎ……」
白石さんは、木村さんの言葉を否定しきれない。もめ事に発展するのを恐れているのか、私と木村さんの顔を交互に見ているだけだ。
「昼休みもそろそろ終わりね。仕事に戻りましょう」
ふたりの考えていることは、想像の範疇を超えない。だから、この話を続ける意義は、もう無い。
松本亮は、何時爆発するかわからない、時限爆弾みたいなもの。今の状態を続けていたら、いずれどこかで爆発——つまり、私と彼との関係が明るみに出る。
松本亮は全女子社員憧れの王子様ナンバーワンだと聞いている。そんな彼に、社内で恋人——と覚しき相手が発覚したならどうなるかなんて、想像に難くない。
彼の相手が私であろうと他の誰であろうと同じだ。熱狂的なファンの女の子たちがおとなしく祝福するはずがない。我こそは、と、機会を窺っているお姉さま方だってたくさんいるのだ。その対象が辿る運命は——その先は想像するだけで恐ろし過ぎる。
運が悪いったらありゃあしない。こっちはただ恙なく仕事を終えたいだけなのに。
ランチの件を彼と相談しなくては。まったく。面倒ごとは、嫌いだ。
「これから打ち合わせじゃないんですか?」
昼食後、そのまま客先での打ち合わせに同行するのかと思っていたのだが、戻れと言われた。
「向こうで酒井と合流するから。あいつとはなるべく関わらないほうがいい」
エンジニアの酒井さんは、なにかにつけて女を目の敵にする、木村さん曰く、典型的な昭和の男なのだそう。背は小さく小太りで、モテない親父を絵に描いたようなタイプで、未だ独身。当然の如く、オフィス内の女の子たちからも嫌われている。また、彼は、木村さんの『天敵』なのよ、と、白石さんに教えてもらった。
私も、これまでに数回、酒井さんと客先へ同行したことがあるが、打ち合わせ終了後には御多分に洩れず「これだから女は……」「女のくせに……」と、吐き捨てられた。
仕事をしていれば、そんな不愉快はよくある話だ。敢えて報告をするまでもないと思っていたのだが、彼は、女性陣が酒井さんとの不要なトラブルを避けられるように、予定を組んでくれているらしい。
「わかりました」
彼のこんな気遣いは、私とて、とても嬉しく思う。
「ひとりで戻れる?」
「はい?」
突然何を言いだすのやら。
その思案顔はまるで、幼い子どもを心配する父親のようで。
そういえば、この人って、幾つなのだろう。名前と住んでいるあの部屋と、仕事以外、私はこの人のことをなにも知らない。
一度はあんなことがあった。脅されて変な賭けに乗せられてもいる。お互いのことも殆ど知らず、それでも毎日近くにいて、自然に馴染み寛いでいるって、なんだかとっても不思議。
物思いに耽っている私が不安げに見えたのか、彼はさらに心配そうな顔になった。
「瑞稀?」
「あ、大丈夫です。ちゃんとひとりで戻れます」
子どもじゃないんだから。まったく。
「そうだな、ここを真っ直ぐ言って、角を左に曲がって大通りに出たら、迷わずに戻れるだろう。もしわからなくなったら、その場で連絡しなさい」
大丈夫だって言っているのに……この父親は!
「ごちそうさまでした。ここで失礼します。松本さんもお気を付けて」
四十五度の角度に頭を下げ、踵を返そうとしたところで腕を掴まれた。
「あのさ、何度も言っているが、ここは会社じゃないんだよ? いいかげんその『松本さん』は止めないか? それから敬語もだ」
目を細めて私を睨むのが、演技だとは知っている。けれども。命令されるのは気に入らない。
「亮のばか! その偉そうな喋り方こそどうにかするべきよ!」
私も怒った振りをして、掴まれていた腕を払う。知らん顔でオフィスの方向へ歩き出し、背中でバイバイと手を振った。
偉そうで口煩いのと世話焼きは同義語か。オフィスへ戻る道すがら、彼の心配顔と怒った振りを思い出す。彼も今頃きっと、思い出し笑いをしているだろう。ひとりニヤニヤ笑いが止まらない。
オフィスへ戻ると、木村さんと白石さんがポットのお茶を飲みつつ、真剣そうな顔つきで話をしている最中だった。私に気づくと、ふたりは横目でちらちらとこちらを見ては、耳打ちをしている。佐藤くんは、まだ戻っていないらしい。
デスクに座り、資料を眺め午後の段取りを考えていると、白石さんが椅子から立ち上がり、女の子特有の甘ったるい声で話しかけてきた。
「河原さんって、松本さんと親しいんですかぁ?」
ついに来た。
「……いえ、べつに親しくは」
松本亮は、女子社員の憧れの的。話の輪に入らない私の耳にまで、彼の噂話が届くほどの大人気だ。あわよくばと狙っている女の子も多いと聞く。
そんな中、ほぼ毎日のランチタイムに、彼と消える私を、この子たちがいつまでも見過ごすはずはなく。遅かれ早かれ訊かれるだろうと思っていたが、ついにその時が来たらしい。内心ほくそ笑みながらも資料から目を離さずに素っ気ない返事をした。
「でも、いっつも松本さんとランチしてるじゃないですか? だから親しいのかな? って」
ついに好奇心を剥き出したふたりは、尋問の手を緩めるつもりはないようだ。
「時間の節約。打ち合わせのついでに食事をしているだけです」
「それだけ? 個人的な話とかはしないんですかぁ?」
「親しい間柄でもあるまいし。仕事先の上司と個人的な話なんてしませんよ」
「そんなことないでしょう? いくら上司だって、しょっちゅう話してたら普通親しくなりますよぉ」
白石さんの顔に浮かぶ不満の二文字に、ちょっと悪戯心が湧いて、私から質問してみた。
「そうかな? じゃあ、白石さんは松本さんと親しくなりたいんだ?」
「え? えへへ……わたしはそんな、違いますよぉ」
力一杯両手を振り回して否定しているわりに、身体反応は正直だ。頬が真っ赤に染まっている。
「白石さん、訊いても無駄よ。松本さんがこの人と親しくなんてなるわけないもの」
木村さんが、不愉快そうに脇から口を挟んできた。
「木村さん……」
「だって、そうでしょう? 誰だって親しくなりたい相手は選ぶわよ」
直接名指しをされているわけではない。しかし、松本さんが私なんかと親しくするはずがないでしょう、と、言いたいのは明白だ。ただ、見下すように冷ややかな笑みを浮かべた彼女の瞳に、嫉妬の炎が見えたのも確かで。
なるほど。あなたも同じなのね。
「それは……ちょっと言い過ぎ……」
白石さんは、木村さんの言葉を否定しきれない。もめ事に発展するのを恐れているのか、私と木村さんの顔を交互に見ているだけだ。
「昼休みもそろそろ終わりね。仕事に戻りましょう」
ふたりの考えていることは、想像の範疇を超えない。だから、この話を続ける意義は、もう無い。
松本亮は、何時爆発するかわからない、時限爆弾みたいなもの。今の状態を続けていたら、いずれどこかで爆発——つまり、私と彼との関係が明るみに出る。
松本亮は全女子社員憧れの王子様ナンバーワンだと聞いている。そんな彼に、社内で恋人——と覚しき相手が発覚したならどうなるかなんて、想像に難くない。
彼の相手が私であろうと他の誰であろうと同じだ。熱狂的なファンの女の子たちがおとなしく祝福するはずがない。我こそは、と、機会を窺っているお姉さま方だってたくさんいるのだ。その対象が辿る運命は——その先は想像するだけで恐ろし過ぎる。
運が悪いったらありゃあしない。こっちはただ恙なく仕事を終えたいだけなのに。
ランチの件を彼と相談しなくては。まったく。面倒ごとは、嫌いだ。
0
あなたにおすすめの小説
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
甘過ぎるオフィスで塩過ぎる彼と・・・
希花 紀歩
恋愛
24時間二人きりで甘~い💕お仕事!?
『膝の上に座って。』『悪いけど仕事の為だから。』
小さな翻訳会社でアシスタント兼翻訳チェッカーとして働く風永 唯仁子(かざなが ゆにこ)(26)は頼まれると断れない性格。
ある日社長から、急ぎの翻訳案件の為に翻訳者と同じ家に缶詰になり作業を進めるように命令される。気が進まないものの、この案件を無事仕上げることが出来れば憧れていた翻訳コーディネーターになれると言われ、頑張ろうと心を決める。
しかし翻訳者・若泉 透葵(わかいずみ とき)(28)は美青年で優秀な翻訳者であるが何を考えているのかわからない。
彼のベッドが置かれた部屋で二人きりで甘い恋愛シミュレーションゲームの翻訳を進めるが、透葵は翻訳の参考にする為と言って、唯仁子にあれやこれやのスキンシップをしてきて・・・!?
過去の恋愛のトラウマから仕事関係の人と恋愛関係になりたくない唯仁子と、恋愛はくだらないものだと思っている透葵だったが・・・。
*導入部分は説明部分が多く退屈かもしれませんが、この物語に必要な部分なので、こらえて読み進めて頂けると有り難いです。
<表紙イラスト>
男女:わかめサロンパス様
背景:アート宇都宮様
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
あいにくですが、エリート御曹司の蜜愛はお断りいたします。
汐埼ゆたか
恋愛
旧題:あいにくですが、エリート御曹司の蜜愛はお受けいたしかねます。
※現在公開の後半部分は、書籍化前のサイト連載版となっております。
書籍とは設定が異なる部分がありますので、あらかじめご了承ください。
―――――――――――――――――――
ひょんなことから旅行中の学生くんと知り合ったわたし。全然そんなつもりじゃなかったのに、なぜだか一夜を共に……。
傷心中の年下を喰っちゃうなんていい大人のすることじゃない。せめてもの罪滅ぼしと、三日間限定で家に置いてあげた。
―――なのに!
その正体は、ななな、なんと!グループ親会社の役員!しかも御曹司だと!?
恋を諦めたアラサーモブ子と、あふれる愛を注ぎたくて堪らない年下御曹司の溺愛攻防戦☆
「馬鹿だと思うよ自分でも。―――それでもあなたが欲しいんだ」
*・゚♡★♡゚・*:.。奨励賞ありがとうございます 。.:*・゚♡★♡゚・*
▶Attention
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
鬼上官と、深夜のオフィス
99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」
間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。
けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……?
「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」
鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。
※性的な事柄をモチーフとしていますが
その描写は薄いです。
19時、駅前~俺様上司の振り回しラブ!?~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
【19時、駅前。片桐】
その日、机の上に貼られていた付箋に戸惑った。
片桐っていうのは隣の課の俺様課長、片桐課長のことでいいんだと思う。
でも私と片桐課長には、同じ営業部にいるってこと以外、なにも接点がない。
なのに、この呼び出しは一体、なんですか……?
笹岡花重
24歳、食品卸会社営業部勤務。
真面目で頑張り屋さん。
嫌と言えない性格。
あとは平凡な女子。
×
片桐樹馬
29歳、食品卸会社勤務。
3課課長兼部長代理
高身長・高学歴・高収入と昔の三高を満たす男。
もちろん、仕事できる。
ただし、俺様。
俺様片桐課長に振り回され、私はどうなっちゃうの……!?
Perverse
伊吹美香
恋愛
『高嶺の花』なんて立派なものじゃない
ただ一人の女として愛してほしいだけなの…
あなたはゆっくりと私の心に浸食してくる
触れ合う身体は熱いのに
あなたの心がわからない…
あなたは私に何を求めてるの?
私の気持ちはあなたに届いているの?
周りからは高嶺の花と呼ばれ本当の自分を出し切れずに悩んでいる女
三崎結菜
×
口も態度も悪いが営業成績No.1で結菜を振り回す冷たい同期男
柴垣義人
大人オフィスラブ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる