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第5話 予想外、2つ 俯瞰視点(2)
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「まさかアンブルのやつに、そんな味方がいただなんて……。わけが分からない……」
「どうする……。どうすればいいのだ……?」
「「「「「「「「……………………」」」」」」」」
王城ではすぐさま緊急の作戦会議が開かれ、会議室ではザルース一家5人と大臣たちが渋面を浮かべていました。
暗殺しないと正直に打ち明けざるをえなくなり、退位を要求される。
されど暗殺は不可能。
二進も三進もいかなくなり、全員が仲良く頭を抱えました。
「そもそも戦場はあちらのホームで、よりこちらの分が悪い。あちらの防御壁を越えられる方法なんて、ないぞ……」
「「「「「「「「……………………」」」」」」」」
「……アンブルを呪殺すれば、護りは関係ない……。父上、呪いの知識は……」
「あるはずがないし、そもそも呪いは存在せんよ」
呪い殺せたら、怪しまれることなく邪魔者を殺せる。そんな思いで探し続けたものの成果はなく、完全な創作だと結論が出ていました。
「そう、ですよね……。…………………………」
「………………」
「「「「「「「「……………………」」」」」」」」
場を無言が支配し、沈黙が3分ほど続いたころでした。再びザルースが声をあげました。
「……真実を打ち明けて心から謝罪をすれば……。アンブルは、許してくれませんかね……?」
「退位を要求しない、ということか?」
「はい……」
「あり得ん。お前は、自分を邪険にした相手に優しくするか? しないだろう? 国民もろとも死ねと嗤うだろう? そういうことだ」
それは、大間違い。アンブルは無関係な国民の命を助けるためなら、過去の出来事を無視して戻って来ていました。
しかしながら全員が自分の物差しで測ってしまい、正解できませんでした。
「……まずい。まずい。マズイ。マズイ! マズイっ! マズイっ! マズイっ! マズイっ!! マズイ!!」
「うるさいぞザルース! 騒がしくて頭を使えん! 少し黙っていろ!!」
「頭を使えたってこの状況はどうにもならないでしょう!! このくらい言わせてくださいよ!!」
「言ってどうなる!! マズイを繰り返して好転するのならいくでも言ってやるとも!!」
「考えたところでどうなるというんですか!? じゃあ考えたら名案が出るんですね!? なら出してくださいよ!! もう黙っていますから、さあ!」
「黙れ口を縫い付けるぞ!! これ以上生意気な口を叩くなら本当にやるか――!? ぎゃあああああああああああ!!」
「ああもう自分が一番うるさいじゃないですか!! その口っ、縫いますからね――ぎゃあああああああああああああああああ!?」
「「「「「「「「? っっ、ぎゃああああああああああああああああああ!?」」」」」」」」」
突然連続して悲鳴があがり、全員がたまらず椅子から転げ落ちてしまいました。
なぜならば、
「!? なっ、なんだ貴様らは!?」
自分達の背後に突如として、自分達とそっくりな人間が現れたからです。
「どうする……。どうすればいいのだ……?」
「「「「「「「「……………………」」」」」」」」
王城ではすぐさま緊急の作戦会議が開かれ、会議室ではザルース一家5人と大臣たちが渋面を浮かべていました。
暗殺しないと正直に打ち明けざるをえなくなり、退位を要求される。
されど暗殺は不可能。
二進も三進もいかなくなり、全員が仲良く頭を抱えました。
「そもそも戦場はあちらのホームで、よりこちらの分が悪い。あちらの防御壁を越えられる方法なんて、ないぞ……」
「「「「「「「「……………………」」」」」」」」
「……アンブルを呪殺すれば、護りは関係ない……。父上、呪いの知識は……」
「あるはずがないし、そもそも呪いは存在せんよ」
呪い殺せたら、怪しまれることなく邪魔者を殺せる。そんな思いで探し続けたものの成果はなく、完全な創作だと結論が出ていました。
「そう、ですよね……。…………………………」
「………………」
「「「「「「「「……………………」」」」」」」」
場を無言が支配し、沈黙が3分ほど続いたころでした。再びザルースが声をあげました。
「……真実を打ち明けて心から謝罪をすれば……。アンブルは、許してくれませんかね……?」
「退位を要求しない、ということか?」
「はい……」
「あり得ん。お前は、自分を邪険にした相手に優しくするか? しないだろう? 国民もろとも死ねと嗤うだろう? そういうことだ」
それは、大間違い。アンブルは無関係な国民の命を助けるためなら、過去の出来事を無視して戻って来ていました。
しかしながら全員が自分の物差しで測ってしまい、正解できませんでした。
「……まずい。まずい。マズイ。マズイ! マズイっ! マズイっ! マズイっ! マズイっ!! マズイ!!」
「うるさいぞザルース! 騒がしくて頭を使えん! 少し黙っていろ!!」
「頭を使えたってこの状況はどうにもならないでしょう!! このくらい言わせてくださいよ!!」
「言ってどうなる!! マズイを繰り返して好転するのならいくでも言ってやるとも!!」
「考えたところでどうなるというんですか!? じゃあ考えたら名案が出るんですね!? なら出してくださいよ!! もう黙っていますから、さあ!」
「黙れ口を縫い付けるぞ!! これ以上生意気な口を叩くなら本当にやるか――!? ぎゃあああああああああああ!!」
「ああもう自分が一番うるさいじゃないですか!! その口っ、縫いますからね――ぎゃあああああああああああああああああ!?」
「「「「「「「「? っっ、ぎゃああああああああああああああああああ!?」」」」」」」」」
突然連続して悲鳴があがり、全員がたまらず椅子から転げ落ちてしまいました。
なぜならば、
「!? なっ、なんだ貴様らは!?」
自分達の背後に突如として、自分達とそっくりな人間が現れたからです。
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