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番外編:王子の気持ち2
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「自分は貴族とは名ばかりの、財力も権力も無い末端男爵の次男坊です。
しかも同性同士で、子孫も望めません。」
「ああ、そうだね。
まさに、それが君が選ばれた理由だ。」
俺よりも頭ひとつ分も小さい華奢な体格。
剣など振った事の無いような魔法士特有の中性的な顔立ち。
無造作に伸びた茶髪をひとつにくくり、円い瞳と厚ぼったい唇でオドオドと俺を窺っている。
俺の部屋に来るように伝えれば、何とか断れないだろうかと考えているのが丸わかりだ。
表情を取り繕う事に慣れた貴族の中で、こんなにも分かりやすいのは死活問題だ。
だが、この表情豊かな男が俺にはとても好ましく思えた。
夜、寝台に招くと緊張のあまり、過呼吸に陥った。
まだ手を出そうとも思っていなかったのだが、過呼吸の対症療法として、口付けを行ってみた。
口を塞いだのが効をそうしたのか、単に驚いたのかは分からぬが、結果過呼吸は治まった。
同性だが、俺よりも小柄で怯えた小動物めいたアークス・フレッドベリー。
可愛らしくて、愛でたくなり、再び口付けていた。
しかも同性同士で、子孫も望めません。」
「ああ、そうだね。
まさに、それが君が選ばれた理由だ。」
俺よりも頭ひとつ分も小さい華奢な体格。
剣など振った事の無いような魔法士特有の中性的な顔立ち。
無造作に伸びた茶髪をひとつにくくり、円い瞳と厚ぼったい唇でオドオドと俺を窺っている。
俺の部屋に来るように伝えれば、何とか断れないだろうかと考えているのが丸わかりだ。
表情を取り繕う事に慣れた貴族の中で、こんなにも分かりやすいのは死活問題だ。
だが、この表情豊かな男が俺にはとても好ましく思えた。
夜、寝台に招くと緊張のあまり、過呼吸に陥った。
まだ手を出そうとも思っていなかったのだが、過呼吸の対症療法として、口付けを行ってみた。
口を塞いだのが効をそうしたのか、単に驚いたのかは分からぬが、結果過呼吸は治まった。
同性だが、俺よりも小柄で怯えた小動物めいたアークス・フレッドベリー。
可愛らしくて、愛でたくなり、再び口付けていた。
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