16 / 36
16話
しおりを挟む
放課後の学園棟は、橙に染まった夕陽が廊下の床を斜めに照らし、静かな余韻に包まれていた。
文哉は一人、教室棟の端にある資料室へ向かって歩いていた。護衛は一時的に離れており、気配を紛らわせるようにゆっくりと足を運ぶ。だが、静寂を破る声が背後から響いた。
「そちらの方……お待ちなさいな」
凛とした、だがどこか気品を含んだ女性の声。振り向いた文哉の視線の先に現れたのは、完璧な制服姿と規律そのものを体現したような少女だった。
黒崎 美苑。
艶やかな黒髪に深紅の瞳を湛え、胸元には“風紀委員長”のバッジが燦然と輝く。姿勢、所作、眼差し──どこを取っても、彼女は“正しさ”の権化のようだった。
「あなたが文哉様でいらっしゃいますわね?」
「……はい、そうですけど」
「よろしい。では、少々お時間をいただけますかしら。風紀委員会として、確認しておきたい事項がございますの」
彼女は手元の端末を軽く操作し、ホログラムウィンドウを開いた。そこには朝の教室での“肌見せ事件”──無防備にシャツをめくった文哉の姿が映し出されていた。
「本来ならば、男子の露出に関しては自由が保障されております……けれども、それは“節度を弁えた範囲内である”という条件付きでございますわ」
「……すみません、あれは本当に無意識で」
真剣な眼差しの中に、わずかな戸惑いと──羞恥があった。
彼女の耳が、かすかに赤く染まっていたのだ。
この完璧な風紀委員長もまた、“男子”という存在に慣れているわけではないのだと、文哉は内心で思った。
「……誤解なさらないでくださいませね。わたくし、あなたを責め立てるつもりなどございませんの」
「それなら……どうして、わざわざ俺に?」
問いかけに、一瞬だけ美苑の視線が泳いだ。
そして、小さく息を整えた後、いつもの調子で──しかしほんのわずかにトーンを落として語りかけた。
「それは……その……あまりに不意打ちでございましたもの。あのような……無防備な姿を、突然……っ」
言葉が詰まり、頬が朱に染まる。
「だっ、だからっ! 風紀の観点から申し上げておりますのよ! 決して、わたくし個人の……その……そういう意味ではなくっ!」
文哉は、少しだけ笑った。いつものように女子たちを意識せずに過ごしていた自分にとって、こうして強く出てくる少女はどこか新鮮だった。
──ただ、強いだけではない。
その内側には、まっすぐで、不器用で、純粋な想いが見え隠れしている。
「黒崎さんって、すごく真面目なんですね」
「っ……っ当たり前でございましょう!? わたくしは風紀委員長ですのよ! それに……」
美苑は、少しだけ視線を落として、ためらいながらも言った。
「……あまり、誰にでも、そうして笑いかけないでいただけますか?」
「え?」
「そ、その……ほかの女子が……その……っ、混乱いたしますわ。男子からの優しさは……反則なのでございますっ」
言い終えたあと、彼女はくるりと踵を返した。その背中には、張りつめたような気高さと、どこか後悔にも似た余韻が残されていた。
──完璧に見えて、その実、とても人間らしい。
文哉の胸には、不思議と強く残る出会いだった。
✿✿✿✿
その日、特別演習棟の試験フィールドは、ひんやりとした静けさに包まれていた。
天井の照明は薄暗く、バイオギアの起動演出が際立つよう、あえて光量を絞ってある。観客席には誰もいない。これは、風紀委員による「非公開試験」、言い換えれば“非公式な初披露”だった。
「……お待たせしましたわね、文哉様」
訓練場の中央に現れた黒崎美苑は、純白の制服から淡い紺のスーツインナーに着替えていた。襟元まで閉じられたその服装は、彼女の厳格さと端正な美しさを際立たせている。
「えっと……今日は、何の試験なんですか?」
「これは、風紀委員長としての責務の一環にございます。……男子であるあなた様に、今後、間接的にでも関わる可能性のある戦闘を、然るべき形で“確認”しておかねばなりませんの」
硬い言い回しだが、要するに「自分の戦う姿を、あなたに見てほしい」ということだった。
文哉は静かに頷き、演習スペースの安全圏に下がった。フィールド中央に立つ美苑は、静かに呼吸を整え、左手首に装着したブレスレット型の起動装置に指をかけた。
「コード、フェイド=ヴァニッシャ。展開――認可、黒崎 美苑」
その瞬間。
空間に淡い光粒子が舞い、彼女の身体を包むように装甲が形成されていく。白と金の輪郭が幾重にも重なりながら、美しく、そして妖艶に形を成していく。
〈フェイド=ヴァニッシャ〉――
光学迷彩型バイオギア、その名の通り「視覚から消える」能力を持つ精密機動タイプ。その装甲は半透明の粒子構造でできており、見る角度によっては内部のスーツ、さらには彼女の肌までが“ちらり”と視認できる。
文哉は思わず息を呑んだ。
美苑の体を包む装甲は、どこか女神像のような静謐さを保ちながらも、密着したスキンタイト素材が腰や腿にかけて露出を演出していた。肩と胸元には浮遊する金色の装飾装甲が漂い、まるで“意志を持った盾”のように舞う。
背中には、ホログラフィックの羽根のようなフィンがふわりと展開し、ゆらめく光が残像を描く。歩を進めるたび、彼女の足元には霞のような視覚拡散粒子が漂い、視線を惑わせた。
「このギアは、“気配を断ち、風紀を律する”ために設計されておりますの」
声はいつものように澄んでいたが、その頬にはほんのりと赤みが差している。
「……けれども、実際に装着してみて、少々……いえ、かなり、視線を意識いたしますわ。とくに、文哉様のように、まっすぐに見られてしまうと……っ」
彼女は視線を逸らしながら、小さく唇を噛んだ。
文哉は、目の前の彼女がどれほど勇気を振り絞ってこの場に立っているかを察した。
「……すごく、綺麗だと思うよ」
「っ……っ!!」
その言葉に、美苑の肩がぴくりと震えた。
「か、かかか……か、綺麗などと、男子が軽々しく女子に……っ!」
いつも通りの調子で怒鳴るかと思いきや、声はなぜか裏返り、すぐにしぼんだ。
「……そ、その……どうして……そうやって……優しくなさるの……?」
かすれた声でそう言った彼女は、今にも消えそうな光の中に立っていた。透明に近い装甲が、彼女の“隠しておきたい気持ち”すら透かしてしまうようで──文哉はそっと言葉を返した。
「風紀委員長でも、こうやって頑張ってるの、ちゃんと見てるから。俺、誰かが本気で向き合ってくれるの、すごく嬉しいんだ」
沈黙。
数秒の間ののち、美苑は仮面のようなバイザーマスクを静かに取り外した。装甲の解除と共に、緩やかな吐息が漏れ、彼女の素顔が夕陽の中に浮かび上がる。
そこには、いつもの高慢で堂々とした表情はなかった。
代わりにあったのは──少し泣きそうで、けれどもほんの少し、安堵したような、そんな少女の顔だった。
「……次にお見せするときは、もう少し格好良くきめてみせますわ」
「うん。楽しみにしてる」
互いに微笑んだ、その瞬間。
バイオギアの光がふわりと散り、美苑の姿はまた制服姿へと戻っていた。
だが、文哉の中には、しっかりと焼き付いていた。
──彼女は“誰よりも強く、そして誰よりも繊細”な風紀委員長だと。
文哉は一人、教室棟の端にある資料室へ向かって歩いていた。護衛は一時的に離れており、気配を紛らわせるようにゆっくりと足を運ぶ。だが、静寂を破る声が背後から響いた。
「そちらの方……お待ちなさいな」
凛とした、だがどこか気品を含んだ女性の声。振り向いた文哉の視線の先に現れたのは、完璧な制服姿と規律そのものを体現したような少女だった。
黒崎 美苑。
艶やかな黒髪に深紅の瞳を湛え、胸元には“風紀委員長”のバッジが燦然と輝く。姿勢、所作、眼差し──どこを取っても、彼女は“正しさ”の権化のようだった。
「あなたが文哉様でいらっしゃいますわね?」
「……はい、そうですけど」
「よろしい。では、少々お時間をいただけますかしら。風紀委員会として、確認しておきたい事項がございますの」
彼女は手元の端末を軽く操作し、ホログラムウィンドウを開いた。そこには朝の教室での“肌見せ事件”──無防備にシャツをめくった文哉の姿が映し出されていた。
「本来ならば、男子の露出に関しては自由が保障されております……けれども、それは“節度を弁えた範囲内である”という条件付きでございますわ」
「……すみません、あれは本当に無意識で」
真剣な眼差しの中に、わずかな戸惑いと──羞恥があった。
彼女の耳が、かすかに赤く染まっていたのだ。
この完璧な風紀委員長もまた、“男子”という存在に慣れているわけではないのだと、文哉は内心で思った。
「……誤解なさらないでくださいませね。わたくし、あなたを責め立てるつもりなどございませんの」
「それなら……どうして、わざわざ俺に?」
問いかけに、一瞬だけ美苑の視線が泳いだ。
そして、小さく息を整えた後、いつもの調子で──しかしほんのわずかにトーンを落として語りかけた。
「それは……その……あまりに不意打ちでございましたもの。あのような……無防備な姿を、突然……っ」
言葉が詰まり、頬が朱に染まる。
「だっ、だからっ! 風紀の観点から申し上げておりますのよ! 決して、わたくし個人の……その……そういう意味ではなくっ!」
文哉は、少しだけ笑った。いつものように女子たちを意識せずに過ごしていた自分にとって、こうして強く出てくる少女はどこか新鮮だった。
──ただ、強いだけではない。
その内側には、まっすぐで、不器用で、純粋な想いが見え隠れしている。
「黒崎さんって、すごく真面目なんですね」
「っ……っ当たり前でございましょう!? わたくしは風紀委員長ですのよ! それに……」
美苑は、少しだけ視線を落として、ためらいながらも言った。
「……あまり、誰にでも、そうして笑いかけないでいただけますか?」
「え?」
「そ、その……ほかの女子が……その……っ、混乱いたしますわ。男子からの優しさは……反則なのでございますっ」
言い終えたあと、彼女はくるりと踵を返した。その背中には、張りつめたような気高さと、どこか後悔にも似た余韻が残されていた。
──完璧に見えて、その実、とても人間らしい。
文哉の胸には、不思議と強く残る出会いだった。
✿✿✿✿
その日、特別演習棟の試験フィールドは、ひんやりとした静けさに包まれていた。
天井の照明は薄暗く、バイオギアの起動演出が際立つよう、あえて光量を絞ってある。観客席には誰もいない。これは、風紀委員による「非公開試験」、言い換えれば“非公式な初披露”だった。
「……お待たせしましたわね、文哉様」
訓練場の中央に現れた黒崎美苑は、純白の制服から淡い紺のスーツインナーに着替えていた。襟元まで閉じられたその服装は、彼女の厳格さと端正な美しさを際立たせている。
「えっと……今日は、何の試験なんですか?」
「これは、風紀委員長としての責務の一環にございます。……男子であるあなた様に、今後、間接的にでも関わる可能性のある戦闘を、然るべき形で“確認”しておかねばなりませんの」
硬い言い回しだが、要するに「自分の戦う姿を、あなたに見てほしい」ということだった。
文哉は静かに頷き、演習スペースの安全圏に下がった。フィールド中央に立つ美苑は、静かに呼吸を整え、左手首に装着したブレスレット型の起動装置に指をかけた。
「コード、フェイド=ヴァニッシャ。展開――認可、黒崎 美苑」
その瞬間。
空間に淡い光粒子が舞い、彼女の身体を包むように装甲が形成されていく。白と金の輪郭が幾重にも重なりながら、美しく、そして妖艶に形を成していく。
〈フェイド=ヴァニッシャ〉――
光学迷彩型バイオギア、その名の通り「視覚から消える」能力を持つ精密機動タイプ。その装甲は半透明の粒子構造でできており、見る角度によっては内部のスーツ、さらには彼女の肌までが“ちらり”と視認できる。
文哉は思わず息を呑んだ。
美苑の体を包む装甲は、どこか女神像のような静謐さを保ちながらも、密着したスキンタイト素材が腰や腿にかけて露出を演出していた。肩と胸元には浮遊する金色の装飾装甲が漂い、まるで“意志を持った盾”のように舞う。
背中には、ホログラフィックの羽根のようなフィンがふわりと展開し、ゆらめく光が残像を描く。歩を進めるたび、彼女の足元には霞のような視覚拡散粒子が漂い、視線を惑わせた。
「このギアは、“気配を断ち、風紀を律する”ために設計されておりますの」
声はいつものように澄んでいたが、その頬にはほんのりと赤みが差している。
「……けれども、実際に装着してみて、少々……いえ、かなり、視線を意識いたしますわ。とくに、文哉様のように、まっすぐに見られてしまうと……っ」
彼女は視線を逸らしながら、小さく唇を噛んだ。
文哉は、目の前の彼女がどれほど勇気を振り絞ってこの場に立っているかを察した。
「……すごく、綺麗だと思うよ」
「っ……っ!!」
その言葉に、美苑の肩がぴくりと震えた。
「か、かかか……か、綺麗などと、男子が軽々しく女子に……っ!」
いつも通りの調子で怒鳴るかと思いきや、声はなぜか裏返り、すぐにしぼんだ。
「……そ、その……どうして……そうやって……優しくなさるの……?」
かすれた声でそう言った彼女は、今にも消えそうな光の中に立っていた。透明に近い装甲が、彼女の“隠しておきたい気持ち”すら透かしてしまうようで──文哉はそっと言葉を返した。
「風紀委員長でも、こうやって頑張ってるの、ちゃんと見てるから。俺、誰かが本気で向き合ってくれるの、すごく嬉しいんだ」
沈黙。
数秒の間ののち、美苑は仮面のようなバイザーマスクを静かに取り外した。装甲の解除と共に、緩やかな吐息が漏れ、彼女の素顔が夕陽の中に浮かび上がる。
そこには、いつもの高慢で堂々とした表情はなかった。
代わりにあったのは──少し泣きそうで、けれどもほんの少し、安堵したような、そんな少女の顔だった。
「……次にお見せするときは、もう少し格好良くきめてみせますわ」
「うん。楽しみにしてる」
互いに微笑んだ、その瞬間。
バイオギアの光がふわりと散り、美苑の姿はまた制服姿へと戻っていた。
だが、文哉の中には、しっかりと焼き付いていた。
──彼女は“誰よりも強く、そして誰よりも繊細”な風紀委員長だと。
37
あなたにおすすめの小説
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる