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26話
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静寂に包まれた風紀委員室。昼休みも終盤、校舎内の喧騒から切り離されたその空間に、黒崎美苑は一人佇んでいた。
机の上には文哉の関係資料や防犯記録が並べられ、モニターには学園内の監視映像が映っている。が、それらを見つめる彼女の瞳には、かつての厳格な鋭さはなかった。
(……どうして、何も伝えてくださらないのですの……)
心の奥に引っかかるのは、文哉の孤独な戦いだった。ノノとの激戦、そしてその終焉――。
「ひとりで背負い込むなんて……ずるいですわ」
独り言のように呟くその声は、わずかに震えていた。
その時、扉が静かに開いた。
「……おや、珍しい。先に来てたのは美苑ちゃんのほうだったとは」
入ってきたのは、風紀委員副委員の並柳春野だった。真紅のリボンで髪を後ろで結び、制服の上から黒のショートジャケットを羽織った彼女は、どこか凛々しさと艶やかさを同居させた雰囲気を纏っていた。
「春野……来てくださったのですの」
「そりゃあ、呼ばれたら行くよ。こっちも気にはなってたしね。プティの脱走事件」
春野は机の上に手をつき、モニターに映る映像を一瞥する。
「それにしても……まさかアイツが、あの警備を抜けるとは思ってなかったけど」
「甘く見ていたつもりはありませんの。でも、こちらの方が後手に回っているのは事実ですわ」
美苑は静かに立ち上がり、胸元で両手を組む。
「春野。わたくしたち風紀委員として、このままプティを放っておくわけにはいきませんわ。なにより、彼女の狙いは――この学園」
「……だろうね。私もそう睨んでる」
春野は腕を組み、思案するように視線を落とす。
「プティはかつて“この学園そのもの”に排斥された人間。制度の隙間から転落した、言わば犠牲者だよ。アイツの怨嗟は根深い……それが暴力に変わって戻ってきたってことだ」
「ですが、学園を守るのは……わたくしたちの責務ですわ」
美苑の声には確かな決意がこもっていた。
「今はただ、文哉様を巻き込むわけにはまいりません。もう、これ以上……」
「……ふふ、やっぱり優しいんだね。アンタ」
春野が微笑む。だがその目に、ふと影が差す。
「ただの“風紀”じゃ通じない相手だよ。だから、出るんだろ?」
「ええ。風紀委員長として、そして文哉様を護りたいと思う一人として」
その時、美苑の指が通信端末に伸びた。
「情報管理班から報告。プティの痕跡、港区第5エリアの旧居住区。通信網遮断、現地の住民は全員退避済み」
「……動くね」
春野はゆっくりと頷いた。
「だったら私の“ルシフェラ”も出すとしようか。ちょっと、力を見せてあげないと」
「ええ、共にまいりましょう」
ふたりの視線が重なる。委員長と副委員という立場を超えて、そこには「護るべきものを持った者同士」の強い意志があった。
そして、風紀委員室を出た瞬間。
その背に――純白の光学迷彩と、漆黒の悪魔的な装甲が静かに展開されていく。
✿✿✿✿
旧港湾地区、第5エリア――かつて住宅街だったこの場所は、今や廃墟と化し、吹き溜まる風が瓦礫の隙間を抜けて不気味な唸り声を上げていた。
荒れた舗装路の上、美苑と春野は並んで進んでいた。2人の足元を、光学粒子が小さくきらめき、バイオギアの機動音が静かに響く。
「ここから先は範囲が広すぎますわね……春野、わたくし、東側の建屋群を調査します。あなたは倉庫街を」
「了解。気をつけて、美苑ちゃん。……何かあったら即時通信。単独行動はリスク高いってこと、忘れないでよね」
「心得ておりますわ」
短くうなずき、2人は別方向へと分かれていく。
廃ビルの隙間を縫うように、美苑は〈フェイド=ヴァニッシャ〉の迷彩を起動し、周囲の視認性を下げながら足音を殺して進む。装甲は半透明となり、風景と溶け込むように変化していく。まるで霧が人の形を成しているかのようだった。
(……プティの気配は感じませんわね。でも、何かが……いる)
警戒心が胸を満たしていく。思考が研ぎ澄まされる。
そのとき――。
「……見つけた」
まるで耳元で囁かれたかのような、冷たく湿った声。直後、美苑の身体に激しい衝撃が走った。
「きゃっ――!」
背後。何の前触れもなく、彼女の迷彩を突き破るように、紅蓮のビームスパイクが叩き込まれたのだ。地面に転がりながら、美苑は即座にステルス解除。攻撃の主を視認する。
現れたのは、見たことのないバイオギア。
悪魔のようなツインホーンに、稲妻型のブレードを背負い、片目が怪しく燃えている。全身は漆黒に紅と緑のエネルギーが走る格闘特化型汎用機である――《アークブレイカー=ルシフェラ》の改造個体だ。
敵の拳が閃光とともに迫る。美苑は回避と同時に、粒子残像を撒きながらステップを切った。
「はあぁっ――!」
〈フェイド=ヴァニッシャ〉の装甲が光を反射し、反撃の斬撃が繰り出される。だが、それは敵のスパイクガントレットにあっさりと受け止められた。
「甘い」
敵の声と同時に、反撃。美苑の腹部に蹴りが叩き込まれ、空中に跳ね飛ばされる。
「くっ……!」
空中姿勢を制御し、すぐさま霧状粒子を展開。煙幕のように視界を遮断し、撤退行動に移ろうとする。
「逃がさないよ――」
だが、敵の動きは速い。美苑の背後を読み切ったように移動し、足払いをかけて再び地面へと叩きつけた。
「――ぁ……っ!」
意識が霞む。フェイスマスクが一部破損し、半透明装甲が明滅を始める。戦闘継続は限界に近かった。
(こんなところで……わたくし、終わるわけには……いきませんの……!)
歯を食いしばり、残存エネルギーを一点に集中。全身の粒子ノズルが一斉に起動し、敵との間に眩い閃光を発生させる。
「――“ホログラフィック・ブースト”ッ!」
推進粒子による高速ステップ。敵の懐から脱出し、瓦礫地帯の影へと滑り込む。意識を必死に繋ぎながら、美苑は倒れ込むように隠れた。
呼吸が荒い。心拍も限界を訴えていた。
(文哉様……お願いです、どうか……)
懐の通信装置に指をかけるが、既にシステムはダウンしていた。
その場に身を潜めながら、美苑は薄く目を閉じる。ギリギリのところで逃げおおせた。しかし、この戦いはまだ始まったばかりだった。
――次は、こちらの番ですわ。
そう心に誓いながら、少女は瓦礫の影で、静かに身を横たえた。
机の上には文哉の関係資料や防犯記録が並べられ、モニターには学園内の監視映像が映っている。が、それらを見つめる彼女の瞳には、かつての厳格な鋭さはなかった。
(……どうして、何も伝えてくださらないのですの……)
心の奥に引っかかるのは、文哉の孤独な戦いだった。ノノとの激戦、そしてその終焉――。
「ひとりで背負い込むなんて……ずるいですわ」
独り言のように呟くその声は、わずかに震えていた。
その時、扉が静かに開いた。
「……おや、珍しい。先に来てたのは美苑ちゃんのほうだったとは」
入ってきたのは、風紀委員副委員の並柳春野だった。真紅のリボンで髪を後ろで結び、制服の上から黒のショートジャケットを羽織った彼女は、どこか凛々しさと艶やかさを同居させた雰囲気を纏っていた。
「春野……来てくださったのですの」
「そりゃあ、呼ばれたら行くよ。こっちも気にはなってたしね。プティの脱走事件」
春野は机の上に手をつき、モニターに映る映像を一瞥する。
「それにしても……まさかアイツが、あの警備を抜けるとは思ってなかったけど」
「甘く見ていたつもりはありませんの。でも、こちらの方が後手に回っているのは事実ですわ」
美苑は静かに立ち上がり、胸元で両手を組む。
「春野。わたくしたち風紀委員として、このままプティを放っておくわけにはいきませんわ。なにより、彼女の狙いは――この学園」
「……だろうね。私もそう睨んでる」
春野は腕を組み、思案するように視線を落とす。
「プティはかつて“この学園そのもの”に排斥された人間。制度の隙間から転落した、言わば犠牲者だよ。アイツの怨嗟は根深い……それが暴力に変わって戻ってきたってことだ」
「ですが、学園を守るのは……わたくしたちの責務ですわ」
美苑の声には確かな決意がこもっていた。
「今はただ、文哉様を巻き込むわけにはまいりません。もう、これ以上……」
「……ふふ、やっぱり優しいんだね。アンタ」
春野が微笑む。だがその目に、ふと影が差す。
「ただの“風紀”じゃ通じない相手だよ。だから、出るんだろ?」
「ええ。風紀委員長として、そして文哉様を護りたいと思う一人として」
その時、美苑の指が通信端末に伸びた。
「情報管理班から報告。プティの痕跡、港区第5エリアの旧居住区。通信網遮断、現地の住民は全員退避済み」
「……動くね」
春野はゆっくりと頷いた。
「だったら私の“ルシフェラ”も出すとしようか。ちょっと、力を見せてあげないと」
「ええ、共にまいりましょう」
ふたりの視線が重なる。委員長と副委員という立場を超えて、そこには「護るべきものを持った者同士」の強い意志があった。
そして、風紀委員室を出た瞬間。
その背に――純白の光学迷彩と、漆黒の悪魔的な装甲が静かに展開されていく。
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旧港湾地区、第5エリア――かつて住宅街だったこの場所は、今や廃墟と化し、吹き溜まる風が瓦礫の隙間を抜けて不気味な唸り声を上げていた。
荒れた舗装路の上、美苑と春野は並んで進んでいた。2人の足元を、光学粒子が小さくきらめき、バイオギアの機動音が静かに響く。
「ここから先は範囲が広すぎますわね……春野、わたくし、東側の建屋群を調査します。あなたは倉庫街を」
「了解。気をつけて、美苑ちゃん。……何かあったら即時通信。単独行動はリスク高いってこと、忘れないでよね」
「心得ておりますわ」
短くうなずき、2人は別方向へと分かれていく。
廃ビルの隙間を縫うように、美苑は〈フェイド=ヴァニッシャ〉の迷彩を起動し、周囲の視認性を下げながら足音を殺して進む。装甲は半透明となり、風景と溶け込むように変化していく。まるで霧が人の形を成しているかのようだった。
(……プティの気配は感じませんわね。でも、何かが……いる)
警戒心が胸を満たしていく。思考が研ぎ澄まされる。
そのとき――。
「……見つけた」
まるで耳元で囁かれたかのような、冷たく湿った声。直後、美苑の身体に激しい衝撃が走った。
「きゃっ――!」
背後。何の前触れもなく、彼女の迷彩を突き破るように、紅蓮のビームスパイクが叩き込まれたのだ。地面に転がりながら、美苑は即座にステルス解除。攻撃の主を視認する。
現れたのは、見たことのないバイオギア。
悪魔のようなツインホーンに、稲妻型のブレードを背負い、片目が怪しく燃えている。全身は漆黒に紅と緑のエネルギーが走る格闘特化型汎用機である――《アークブレイカー=ルシフェラ》の改造個体だ。
敵の拳が閃光とともに迫る。美苑は回避と同時に、粒子残像を撒きながらステップを切った。
「はあぁっ――!」
〈フェイド=ヴァニッシャ〉の装甲が光を反射し、反撃の斬撃が繰り出される。だが、それは敵のスパイクガントレットにあっさりと受け止められた。
「甘い」
敵の声と同時に、反撃。美苑の腹部に蹴りが叩き込まれ、空中に跳ね飛ばされる。
「くっ……!」
空中姿勢を制御し、すぐさま霧状粒子を展開。煙幕のように視界を遮断し、撤退行動に移ろうとする。
「逃がさないよ――」
だが、敵の動きは速い。美苑の背後を読み切ったように移動し、足払いをかけて再び地面へと叩きつけた。
「――ぁ……っ!」
意識が霞む。フェイスマスクが一部破損し、半透明装甲が明滅を始める。戦闘継続は限界に近かった。
(こんなところで……わたくし、終わるわけには……いきませんの……!)
歯を食いしばり、残存エネルギーを一点に集中。全身の粒子ノズルが一斉に起動し、敵との間に眩い閃光を発生させる。
「――“ホログラフィック・ブースト”ッ!」
推進粒子による高速ステップ。敵の懐から脱出し、瓦礫地帯の影へと滑り込む。意識を必死に繋ぎながら、美苑は倒れ込むように隠れた。
呼吸が荒い。心拍も限界を訴えていた。
(文哉様……お願いです、どうか……)
懐の通信装置に指をかけるが、既にシステムはダウンしていた。
その場に身を潜めながら、美苑は薄く目を閉じる。ギリギリのところで逃げおおせた。しかし、この戦いはまだ始まったばかりだった。
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