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いよいよ勇者達の出立の日がやって来た。
俺は決められた役目を果たす為、すっかり板に付いているダメ親父の風体で、勇者達の目の前に立っていた。
だがしかし。
その眼差しがあまりにも凶悪で、俺は彼らに背を向ける形で煙管に口を付けていた。余りにも話し相手がおらず手持ち無沙汰なものだからとそうしていたのだが。
背中に突き刺さる視線が少しばかり鬱陶しくも思えた。
先日顔を合わせたトバイアス、ジョゼフ、エリアル、アーチボルト、そして伝説の勇者であるトウゴを引き連れて。旅先案内人である俺はこれから、あの悪魔達とのケリを付けに旅へ出るのだ。
何が待ち構えているかも分からない旅には危険がつきものだ。旅の道中で起こるだろう、様々な難関を彼らには無事にクリアしてもらわないとならない。そういう要所要所で、俺は彼らを導かなければならない。それがこの旅での俺の大事な役目になるのだから。
旅の最初の目的地は、戦士の集う街であるラシューになったようだった。誰が決めたかは分からなかったが、旅の出だしとしてはまずまずの選択だ。
その都市には数多くの賞金稼ぎや傭兵達が情報を手にして集まっている。旅の初心者にも優しい、賑やかな大都市だ。ここ最近で特に活発になってきた魔物達と、背後にいるだろう悪魔の動向を探るべく、まずは情報収集に力を入れるようだった。
勇者が神殿から出立するその時を狙って、どこからか一般市民が集まってきていた。その面倒な状況を逸早く察知した俺は、そそくさと群衆に紛れて衆目を回避した。
大勢に見送られながら神殿を後にする彼らには、周囲に人の気配がなくなってから合流する形だ。
あの群衆の目的は、伝説の勇者であって、ただの案内人である俺はお呼びではない。
「どこ行ってたんだよ……始まって早々、逃げ出したかと思った」
合流した途端にトバイアスからはそんな事を言われ、よっぽどくどくどと説明したくもなったが。俺は忍耐力を総動員して何とか腹の中にそれを収めた。
無駄に交流して彼らとの仲を深めるのも、正直に言って遠慮したい。仲を深めれば深めるほど、俺の正体を疑う者が現れるだろう。そうなった後、彼らの態度がどうなるかは想像したくなかった。
きっとそうなれば、俺のやろうとしている事も止めに入る事だろう。無駄に正義感に溢れた行動は、時として迷惑にもなりうるのだ。あの時の旅でそんなことすら思い知ってしまった俺は、ひとり我が道を行くのである。
さて、今回の旅路の為に用意された物の中に、専用の神殿特製のフードローブがあった。全員分が深緑色のお揃いで支給されたそれは、保温性、衝撃耐性、更には魔法耐性にも優れた珍しいものだった。
俺はひとりフードを深く被り、周囲の気配を注意深く伺っていた。神殿から程近い森の中を無言で突き進んでいく。
先日エリアルと出会したその場所もさっさと通り過ぎ、この先の長い旅路に思いを馳せた。森の木々の間を吹き抜けていく風は、相変わらずひどく清々しかった。
列の先頭を歩きながら後ろの会話に耳を傾ける。彼らの情報は不要だとはいえ、知っておいて損はないように思われた。
時折チラリと様子をうかがうようにして振り返れば、勇者と並んで歩くトバイアスの後ろに、列をなして歩く他の面々の様子があった。
「ラシューって近いの?」
そう聞く勇者トウゴの質問には、何故だかその後ろを歩くジョゼフが答えたようだった。
「1日もあれば行けるだろう。我が国の首都より二、三、森を抜けた所にある。情報を手にするには一番相応しい場所だろう」
「へぇー、ジョゼフはほんと、何でも知ってるんだな」
そのやり取りの時点で俺は、何だか奇妙な違和感を感じ始めていた。彼らのこのやりとりはどこかおかしくはないだろうか。
この隊列の組み方から言って、トウゴの問いに答えるのはトバイアスのはずだ。それを何故だかあえてジョゼフが乱している。
彼は神殿出身の魔法使いであるからして、規律やらしきたりやらには煩いと耳にしていたのだが。情報に誤りでもあったのだろうか。
そんな俺のちょっとした違和感に確信を持たせるように、トウゴへ向かって次々と声がかけられていった。
「おい待て、その位は誰だって知ってる。……トウゴ、俺にだってこの旅の為に色々用意してんだぜ? 街の先は砂漠だからな、馬じゃ到底越えられない。だから馬は置いてきたんだ。それで――」
慌てたようにトバイアスがそう告げたが、その言葉は途中でアーチボルトにすら盗られる事になった。
「数日後にはその先のサウザガから駱駝部隊を調達してあるぞ! 拠点は、そのサウザガが最も効率的だ。この国の中心にあるし、何より貿易の玄関口だ。港もある。人の多い所に情報も集まる……良い案だろ?」
「みんな同世代とは思えないくらい、色々考えてるんだな。……それに比べて俺、ほんと剣しか扱えないや。こんなんで勇者だなんて……本当に大丈夫なのかな」
「っ! 大丈夫だトウゴ! 俺たちがそこはサポートするし、お前には勇者にしか顕現しない専用の――」
そこまで聞いて、俺は彼らの会話をシャットアウトした。
若いというか小っ恥ずかしいというか、胸がモゾモゾするような気分に自分の方が恥ずかしくなりそうだった。
元気だな、と思うと同時に一抹の不安を覚えた。これが騒ぎにならないといいな、なんて分かりきったような希望的観測を胸に抱いた。
彼等の会話を聞かないよう、先の事を考えて意識を逸らす。
馬も無しにこんなに歩かされた挙句、きっとこんな調子の騎士達のお守りだってさせられる事になる。初っ端からこんなにも体力を削られるなんて思ってもいなかった。
ラシューに着いたら酒場へ直行だ。絶対に行く。飲まなきゃこんなのやってられない。そしてそこで情報を集める。これしかない、そうだ、なんて。
わざと己の気力を振り絞りながら俺は、延々と予定について考え続けたのだった。
そんな調子で必死に一つ目の森を抜け、暫くは草木の疎らな平野に出た。徐々に土が乾燥していくのが分かるような草の生え具合で、照り付ける太陽もまた容赦はなかった。
朝の内に一つ目の森を抜ける事は出来たが、上り始めたばかりの太陽は、既に肌をチリチリと焼くほどの威力を持っている。ここ以降、旅はこの太陽の熱に悩まされる事になるだろう、そんな判断を下しながら俺は足を早めた。
太陽の上り切る前に次の森へ到達したい。そんな俺の意図にも気付いているのか、早めた歩調にも遅れる事なく、勇者一行は黙ってついてきた。
そんな中での事だった。何も無い平野を抜ける中、俺はそこで違和感に気付いた。
見られている。
遠い所からこちらの様子をうかがうように、何かが俺たちの様子を見ていた。それは周到に殺気を押し隠しながら、じわじわと距離を縮めてきている。
隠れる場所もないこんな平野で襲おうとするなんて厄介な。考え無しの余程の馬鹿か、戦好きの変態か。魔物ではない、知能を持った悪魔のようなその気配に、俺はますます足を早めた。
何とか無事に平野を渡り切り、二つ目の森に差し掛かる所だった。そこで突然、背後のトバイアスに呼び止められた。
「おいオッサン、止まれ。このまま森に入ったらヤバイんじゃないのか」
静かな落ち着いた声でそう呼びかけられ、俺はその場で振り返った。トバイアスの顔は険しく、そして他の面々も随分と落ち着かない様子であった。
あの視線に気付いていたのか、と少しばかり彼らを見直す。だが、気付いただけでは彼らもまだまだなのである。
あの程度の悪魔ならば、戦士たる者威嚇で追い払うべし。俺の師の教えでもあり、今の俺の便利な所でもある。
ふん、と一度鼻を鳴らしてからあの悪魔の所にまで意識を飛ばす。魔力を飛ばす、というのが近いのかもしれないが。
その途端、例の悪魔がその場から逃げ出したのを感じて、俺は再び目の前のトバイアスへと意識をやった。突然消えた悪魔の気配に戸惑っているようだった。
「ん? 何だ急に。悪魔の気配が……」
「おう、追っ払ってやったのよ。アンタらもこんくらいはできた方がいいぜ? 悪魔全部と戦ってたらキリがねぇ」
くつくつと笑いながら再び歩き出す。このくらいは当時から多くの者が身に付けた威嚇技のひとつだ。特に低級の悪魔ならば、その力量に応じて逃げ出してくれる。
今の平和なご時世、中々使う機会も少なく知っている人間も限られているようだけれども。この旅にはきっと必須の技術にもなるだろう。俺は頭の中でそんな事を考えながら、その足を更に早めた。
夜が来る前に、出来るだけ森の奥へと進みたかった。魔物達が立ち入れない程、俺の気配を掻き消してくれる程、この深い森の奥へと。
俺は決められた役目を果たす為、すっかり板に付いているダメ親父の風体で、勇者達の目の前に立っていた。
だがしかし。
その眼差しがあまりにも凶悪で、俺は彼らに背を向ける形で煙管に口を付けていた。余りにも話し相手がおらず手持ち無沙汰なものだからとそうしていたのだが。
背中に突き刺さる視線が少しばかり鬱陶しくも思えた。
先日顔を合わせたトバイアス、ジョゼフ、エリアル、アーチボルト、そして伝説の勇者であるトウゴを引き連れて。旅先案内人である俺はこれから、あの悪魔達とのケリを付けに旅へ出るのだ。
何が待ち構えているかも分からない旅には危険がつきものだ。旅の道中で起こるだろう、様々な難関を彼らには無事にクリアしてもらわないとならない。そういう要所要所で、俺は彼らを導かなければならない。それがこの旅での俺の大事な役目になるのだから。
旅の最初の目的地は、戦士の集う街であるラシューになったようだった。誰が決めたかは分からなかったが、旅の出だしとしてはまずまずの選択だ。
その都市には数多くの賞金稼ぎや傭兵達が情報を手にして集まっている。旅の初心者にも優しい、賑やかな大都市だ。ここ最近で特に活発になってきた魔物達と、背後にいるだろう悪魔の動向を探るべく、まずは情報収集に力を入れるようだった。
勇者が神殿から出立するその時を狙って、どこからか一般市民が集まってきていた。その面倒な状況を逸早く察知した俺は、そそくさと群衆に紛れて衆目を回避した。
大勢に見送られながら神殿を後にする彼らには、周囲に人の気配がなくなってから合流する形だ。
あの群衆の目的は、伝説の勇者であって、ただの案内人である俺はお呼びではない。
「どこ行ってたんだよ……始まって早々、逃げ出したかと思った」
合流した途端にトバイアスからはそんな事を言われ、よっぽどくどくどと説明したくもなったが。俺は忍耐力を総動員して何とか腹の中にそれを収めた。
無駄に交流して彼らとの仲を深めるのも、正直に言って遠慮したい。仲を深めれば深めるほど、俺の正体を疑う者が現れるだろう。そうなった後、彼らの態度がどうなるかは想像したくなかった。
きっとそうなれば、俺のやろうとしている事も止めに入る事だろう。無駄に正義感に溢れた行動は、時として迷惑にもなりうるのだ。あの時の旅でそんなことすら思い知ってしまった俺は、ひとり我が道を行くのである。
さて、今回の旅路の為に用意された物の中に、専用の神殿特製のフードローブがあった。全員分が深緑色のお揃いで支給されたそれは、保温性、衝撃耐性、更には魔法耐性にも優れた珍しいものだった。
俺はひとりフードを深く被り、周囲の気配を注意深く伺っていた。神殿から程近い森の中を無言で突き進んでいく。
先日エリアルと出会したその場所もさっさと通り過ぎ、この先の長い旅路に思いを馳せた。森の木々の間を吹き抜けていく風は、相変わらずひどく清々しかった。
列の先頭を歩きながら後ろの会話に耳を傾ける。彼らの情報は不要だとはいえ、知っておいて損はないように思われた。
時折チラリと様子をうかがうようにして振り返れば、勇者と並んで歩くトバイアスの後ろに、列をなして歩く他の面々の様子があった。
「ラシューって近いの?」
そう聞く勇者トウゴの質問には、何故だかその後ろを歩くジョゼフが答えたようだった。
「1日もあれば行けるだろう。我が国の首都より二、三、森を抜けた所にある。情報を手にするには一番相応しい場所だろう」
「へぇー、ジョゼフはほんと、何でも知ってるんだな」
そのやり取りの時点で俺は、何だか奇妙な違和感を感じ始めていた。彼らのこのやりとりはどこかおかしくはないだろうか。
この隊列の組み方から言って、トウゴの問いに答えるのはトバイアスのはずだ。それを何故だかあえてジョゼフが乱している。
彼は神殿出身の魔法使いであるからして、規律やらしきたりやらには煩いと耳にしていたのだが。情報に誤りでもあったのだろうか。
そんな俺のちょっとした違和感に確信を持たせるように、トウゴへ向かって次々と声がかけられていった。
「おい待て、その位は誰だって知ってる。……トウゴ、俺にだってこの旅の為に色々用意してんだぜ? 街の先は砂漠だからな、馬じゃ到底越えられない。だから馬は置いてきたんだ。それで――」
慌てたようにトバイアスがそう告げたが、その言葉は途中でアーチボルトにすら盗られる事になった。
「数日後にはその先のサウザガから駱駝部隊を調達してあるぞ! 拠点は、そのサウザガが最も効率的だ。この国の中心にあるし、何より貿易の玄関口だ。港もある。人の多い所に情報も集まる……良い案だろ?」
「みんな同世代とは思えないくらい、色々考えてるんだな。……それに比べて俺、ほんと剣しか扱えないや。こんなんで勇者だなんて……本当に大丈夫なのかな」
「っ! 大丈夫だトウゴ! 俺たちがそこはサポートするし、お前には勇者にしか顕現しない専用の――」
そこまで聞いて、俺は彼らの会話をシャットアウトした。
若いというか小っ恥ずかしいというか、胸がモゾモゾするような気分に自分の方が恥ずかしくなりそうだった。
元気だな、と思うと同時に一抹の不安を覚えた。これが騒ぎにならないといいな、なんて分かりきったような希望的観測を胸に抱いた。
彼等の会話を聞かないよう、先の事を考えて意識を逸らす。
馬も無しにこんなに歩かされた挙句、きっとこんな調子の騎士達のお守りだってさせられる事になる。初っ端からこんなにも体力を削られるなんて思ってもいなかった。
ラシューに着いたら酒場へ直行だ。絶対に行く。飲まなきゃこんなのやってられない。そしてそこで情報を集める。これしかない、そうだ、なんて。
わざと己の気力を振り絞りながら俺は、延々と予定について考え続けたのだった。
そんな調子で必死に一つ目の森を抜け、暫くは草木の疎らな平野に出た。徐々に土が乾燥していくのが分かるような草の生え具合で、照り付ける太陽もまた容赦はなかった。
朝の内に一つ目の森を抜ける事は出来たが、上り始めたばかりの太陽は、既に肌をチリチリと焼くほどの威力を持っている。ここ以降、旅はこの太陽の熱に悩まされる事になるだろう、そんな判断を下しながら俺は足を早めた。
太陽の上り切る前に次の森へ到達したい。そんな俺の意図にも気付いているのか、早めた歩調にも遅れる事なく、勇者一行は黙ってついてきた。
そんな中での事だった。何も無い平野を抜ける中、俺はそこで違和感に気付いた。
見られている。
遠い所からこちらの様子をうかがうように、何かが俺たちの様子を見ていた。それは周到に殺気を押し隠しながら、じわじわと距離を縮めてきている。
隠れる場所もないこんな平野で襲おうとするなんて厄介な。考え無しの余程の馬鹿か、戦好きの変態か。魔物ではない、知能を持った悪魔のようなその気配に、俺はますます足を早めた。
何とか無事に平野を渡り切り、二つ目の森に差し掛かる所だった。そこで突然、背後のトバイアスに呼び止められた。
「おいオッサン、止まれ。このまま森に入ったらヤバイんじゃないのか」
静かな落ち着いた声でそう呼びかけられ、俺はその場で振り返った。トバイアスの顔は険しく、そして他の面々も随分と落ち着かない様子であった。
あの視線に気付いていたのか、と少しばかり彼らを見直す。だが、気付いただけでは彼らもまだまだなのである。
あの程度の悪魔ならば、戦士たる者威嚇で追い払うべし。俺の師の教えでもあり、今の俺の便利な所でもある。
ふん、と一度鼻を鳴らしてからあの悪魔の所にまで意識を飛ばす。魔力を飛ばす、というのが近いのかもしれないが。
その途端、例の悪魔がその場から逃げ出したのを感じて、俺は再び目の前のトバイアスへと意識をやった。突然消えた悪魔の気配に戸惑っているようだった。
「ん? 何だ急に。悪魔の気配が……」
「おう、追っ払ってやったのよ。アンタらもこんくらいはできた方がいいぜ? 悪魔全部と戦ってたらキリがねぇ」
くつくつと笑いながら再び歩き出す。このくらいは当時から多くの者が身に付けた威嚇技のひとつだ。特に低級の悪魔ならば、その力量に応じて逃げ出してくれる。
今の平和なご時世、中々使う機会も少なく知っている人間も限られているようだけれども。この旅にはきっと必須の技術にもなるだろう。俺は頭の中でそんな事を考えながら、その足を更に早めた。
夜が来る前に、出来るだけ森の奥へと進みたかった。魔物達が立ち入れない程、俺の気配を掻き消してくれる程、この深い森の奥へと。
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