神の業(わざ)を背負うもの

ノイカ・G

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第2章 その瞳が見つめる未来は

16話 イァンサークリーク イジャノ ヒスマーヤ(同じ過ちは繰り返さない)

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* * * * * *

「綺麗……」

 看護師たちが聖の腕や体から生える、桜色の樹木に目を奪われている。枝の先端についた小さな芽は次々と開き、光り輝く花弁が露わになる。

「一体これは……」
「高見先生、患者にもしものことがあれば」
「先生たち。とっちんが集中してるから、少しの間その口を塞いでおいて」

 そういって蛍司は親指と人差し指を摘んで、自分の口の端から端へスーッとスライドさせる。

(彼の魔法は盾羽……こんな力じゃなかったはずだ。それに……)

 高見がその目線を聖から灯真へと移す。彼の背中……聖の腕から生えたものと同じ色をした小さな翼に。

* * * * * *


「援軍にあんたをよこすとは、法執行機関キュージストもよほど人員不足なんだな」
「困っているんだ。助けてくれてもいいんだぞ?」
「戦闘装束でいうセリフじゃねぇよ」

 聖の身に纏っている服や装備は、機能性重視という法執行機関キュージスト第2捜査班の要望を詰め込んで制作されたという、第2専用戦闘装束。この装備で来たということは、明確に戦う意志を持ってきたことを意味する。

「先生が言ってた信用できる人ってのは、あんたのことか」
「自分だけじゃありませんよ」

 聖が指差す方向から、1台の白い車が近づいてくる。ワゴンタイプの軽自動車。まっすぐ豊たちの方へ来たそれは少し離れた位置で停止し、運転席のドアが開く。

「まるで同窓会だな」
「国生……それに……」

 運転席からは肩を回しながら蛍司が、助手席から憂いを帯びた眼差しの灯真が降りてきた。少し遅れて後ろのスライドドアが動くと、ディーナが姿を現す。

「英雄ゼフィアス・ディルアーグナのお出ましとはな!」
「シンさん……」

 心一の意識が灯真に向いたところで、豊と正信は車体に寄りかかりやっとの思いで立っている光秀の元へ急ぐ。

「しっかりしろ、光秀」

 声をかけた豊は、光秀の目が元に戻っていることに気付いた。

「正信、お前は光秀を連れて逃げろ」
「何言ってるのさ。ユタさんも一緒に」
「俺は明希さんを助けに行く」

 豊の言葉を聞いて、光秀は彼の服の裾を強く握りしめた。

「ダメだ父さん……そんなことしたら父さんが……」

 震える光秀の声を聞き、豊は思い出す。15年前、家に帰ってきた彼がそれから毎晩のようにうなされていたことを。傷ついた目を紺色に変化させ、何度も何度も誰かの名前をか細い声で呼んでいた。どれだけ抱きしめ声をかけようとも、光秀は誰かを探してどこか別の場所を見ているようだった。彼があの紺色の目になった時、何か別のものを見ているんじゃないかと豊が思うようになったのはそれからだ。しかし光秀は何も語ろうとせず、視覚障害というハンデを持っていても生活できるようにと、毎日訓練に勤しんだ。
 豊は妻の節子と相談し、いつか彼が話してくれるのを待とうと決めた。節子は彼の様子を見て「何かを忘れようと必死になっている」と感じたという。だが、豊は違った。自分と同じものを彼に感じたのだ。自分自身を責め続けているように。

「光秀……俺はまだ自分ができることをやれてねぇ」
「何言ってんのさ……できることなんて……」

 裾を引っ張る光秀の力が強くなる。目が見えないこともあって豊と目線は合わないが、その表情には不安が色濃く出ている。光秀の心配は豊の心に痛いほど伝わっている。それでも、豊の決意は変わらない。何もわからなかったあの時とは違うのだと、恐怖を押し退けるように心の中で叫び続ける。そして、光秀の頭を両手で掴むとわずかな光を感じることしかできない彼の目を見つめる。

「覚えとけ光秀。一人でやれることなんて大したことはねぇ。でも待ってるだけじゃなくて自分がやれること探して動いたら、そうやってみんなが動けば、できることはどんどんでっかくなんだ。だからよ、考えることを止めちゃいけねぇ。それが大事な人のためなら、なおさらだ」


エクニス ティオ スィーエ へティ オウハム ウォイ エターレリ
(せっかく手に入れた魔法なんだ)
オズ ティスジ イァンタウクス ティオ サー リワーク ロフ ウォリィ エム
(ただ目の代わりとして使うんじゃなくて)
ウォイ ドルシュ ウリーグナウ トーバ ハトウ ウォイ ナク ウルス ディウ ティオ
(それを使って何ができるのか、考えてみるといい)

エレウ……ビータート
(そうだな……例えば)
ハトウ ナク ウォイ ウルス ディウ へティ オウスジャム イァエ ティーシオウ……
(私が教えた魔術と一緒だったら何ができるか……とか……)



 ふと、光秀の脳裏に蘇ってくる男性の声。それは、かつて自分を助けてくれた恩人の言葉であり、悲しくて思い出さないようにしていた過去の記憶だった。



ティスィーエ ウォリィ イーラウ ロクート オーティ レウミク ヌーグス
(すぐ決めつけるのが君のよくないところだ)

フィー ウォイ ナク イアヌルス ティオ デリオティ
(一人でできなければ)
ウォイ ナク ルイラク ラーキック フォ オータス
(周りの力を借りてもいい)

オリーグナウ トーバ アノーイン エイスコーナ. デナ グエーコ
(いろんな可能性を考えろ。そして行動しろ)


 父親の言葉が、恩人のそれと重なっていく。言われたことは違えど、彼らが光秀に伝えたかった本質は同じであることに気付かされる。

「ミツ?」

 光秀の頬を流れる涙に正信は驚く。彼とは幼い頃から一緒に遊んでいた仲だが、人前で彼が泣いたところを今まで見たことがない。眉間に皺を寄せ嗚咽をこらえるその姿に、豊も目を見開く。
「結局僕は……何も変わってない……」
「ようやく気付いたか。自分の常識でしか物事を考えず、安全圏から出ようともしねぇ。そんな奴が変われるわけねぇだろうが!」

 心一の言葉が、光秀の心を追い詰めていく。止まらない涙を拭い去る気力すら今の光秀にはなく、彼の服に滴り落ちていく。聖、蛍司、灯真の3人を警戒しながらも心一は彼への口撃を止めない。追跡可能な魔法を持つ彼さえ封じてしまえば、逃走が可能だと確信していた。

「いくら俺でも、友達をそこまでいわれて黙っていられないぞ」

 口元には笑みを浮かべながらも、眼鏡の奥から覗く蛍司の射るような眼差しに、心一が警戒を強める。だらんと下ろした右手の指を一本ずつ、手のひらに収め蛍司は握りこぶしを作っていく。

「事実を言ったまでだ。レニム鉱夫は黙って穴でも掘ってろ」
「なんやと? この——」
「ふざけんな!!!!!」

 蛍司が声を上げるよりも先に、怒りの叫びをあげたのは光秀のことを心配そうに見つめていた正信だった。肩を震わせながら、彼は歯を食いしばって心一を睨みつけた。未だ心一に対する恐怖は拭えていない。しかし、光秀に浴びせた言葉を許すわけにはいかなかった。同じように文句を言おうと、光秀から手を離し体を心一に向けた豊も唖然としている。

「目が見えなくなったミツがどれだけ頑張ってたと思ってやがる! 誰にも迷惑かけないようにって勉強だってすげぇ頑張って、今だって奥さん助けるためにってここまで来たんだ! ビビってばっかの俺なんかよりすげえ奴なんだミツは。バカにすんじゃねぇ!」
「マサ……」

 言い切ってもなお、正信は興奮が冷めず肩を上下させ息を荒げる。彼の言葉を聞いた光秀の涙は、いつの間にか止まっていた。

「ふん。そいつは過去から逃げてただけだ。自分のやったことから目を背けるようやつは、また同じことを繰り返す——」
「じゃあ見せようやないか」

 心一は自分の真後ろから危険な気配を感じ取った。反射的に拡張探知アンペクスドを広げ、振り向くと同時に腕で壁を作る。しかし、魔力の膜がそれを捉えるよりも速く強い衝撃が心一の腕を襲う。反動を軽減させようと彼は倉庫の入り口から離れるように地面を蹴った。心一に向かって飛んで来たのは裏拳。警戒の隙間を縫って現れた蛍司の拳だった。
 蛍司は腕の力だけは強い。それが心一の認識だった。脚力もなかなかのものだが、5メートル以上あったはずの距離を一瞬で縮められるようなものではない。だのに彼は今、心一がそれまでいた場所のすぐ隣にいた。

「ミツヒデー!」

 蛍司が叫んだ。いつものようにヒデミーとは呼ばずに。

「マブダチにそこまでいわれて、何もしないんか!?」
「国生……」
「見せてやろうや! 俺らが15年前とは違うってところをこの、ゲンコツバカに!」
「てめぇは相変わらず、癇に障る野郎だな!」

 膝を曲げ、前かがみになる心一。そんな彼と蛍司の間に聖が割って入る。

「邪魔をさせるわけにはいかないな」
「どけよ、聖さん。今度は両腕だけじゃすまねぇぜ?」
「さっき言っただろう? 負けるつもりはないって」

 脱力しているはずの聖から発する気配に、心一の背筋が凍りつく。表情の見えない漆黒の仮面の奥から聖の鋭い眼光に狙われているような錯覚を起こす。

「頼りにしてんで、お前の目。エヴォムロイス! ミツヒデ!」

 そういうと蛍司は倉庫の入り口に目を向け、閉じたシャッターに左手の人差し指と中指を伸ばす。そして、足を開き腰をわずかに落とすと右腕を大きく振りかぶる姿勢をとった。彼を見ていた豊は、その姿に弓の弦を弾く姿を連想していた。

はあまり得意じゃないんだよ、国生」

 光秀の声から震えが消える。寄りかかっていた車から体を離し頰に残った液体を拭った光秀は、目を閉じて右足を前に出す。それはとても小さい、だが光秀が自分の意思で出した確かな一歩だった。

「トーマも、準備はええよな!?」
「いつでも」

 それまで心一や光秀たちに対する心配が顔に出ていた灯真だったが、スーッと彼の顔から感情が消えていく。そんな彼の手を握り、やや緊張気味なディーナも小さく頷く。

「如月……」

 灯真の声を聞き実際に彼がいるとわかると、光秀は心一に言われたことが再び耳の奥に届いた気がした。灯真にした行為が、彼にかけた言葉の数々が、今になって光秀の心に重くのしかかる。

「イァンサークリーク イジャノ ヒスマーヤ」

 灯真の声はあまり大きくはなかった。しかし、それは確かに光秀の耳に届いた。音量は小さくとも確かな、強い決意をその声に感じた。
 その言葉に感化され、光秀は再び自身の魔法を発動する。一度は消えたレンズが彼の頭上に現れ、彼の目は再び濃紺に染まる。周囲の状況を把握した光秀だが、倉庫の出入り口は全て塞がれており、レンズが通れる場所がない。

「ケオゾン(覗け)……」

 光秀はすぐにレンズのモードを切り替える。魔力の流れていない倉庫を透過し、遠目からではあるが中にいる魔力を持ったものたち姿を捉えていく。

(まだトラックに積む作業をやってる……まだ間に合う)

 不意に、彼のレンズの前を何かが横切った。ゆらゆらと漂い何度も現れるそれは薄く、魂のように濃く映るものではない。少しだけ倉庫からカメラを離し、辺りを見回す。

(羽……?)

 数千枚はあるだろうそれは、倉庫の周囲をぐるりと囲うように漂い、光秀たちの周りにも飛び交っていた。自分の魔法を使ってみるのは初めてだが、光秀はその正体に心当たりがある。それを確かめるために、彼はレンズを灯真の方に向けた。そして見えたのは、彼の背中にある巨大な2枚の翼だった。

「そうか……如月……お前は……」

 光秀がグッと両手を握りしめる。蛍司のとは違う、わざわざで伝えられた灯真の真意が、じわりじわりと光秀の心を刺激していく。そして父親の言葉が、恩人の助言が、光秀の意思を妨げる過去の記憶を押し除け立ち止まっている彼の背中を押していく。
 光秀がもう一歩足を前に出す。先ほどよりも大きく、力強く。それを確認した蛍司が、待ってましたと言わんばかりにニヤリと笑みを浮かべた。

「見とけや、ゲンコツバカ。これが、今の俺の力や!」

 閉じたシャッターに向かって、振り上げられた蛍司の拳が一直線に放たれる。そこにいた誰もが、拳とぶつかるのとほぼ同じタイミングで、爆音と共にシャッターが吹き飛ぶ様を目撃する。倉庫の内側に向かって爆散する金属片から、わずかに煙が上がっている。

「父さん……マサ……力を貸して」

 わずかに涙の跡を残す光秀の紺色の瞳は、入り口が開いた倉庫の中をじっと見つめている。蛍司のしたことに開いた口が塞がらない二人だったが、光秀の言葉を聞いて目を合わせ頷く。

「こっちは最初からそのつもりよ!」
「俺も! ミツのことバカにしたあいつを見返してやろうぜ!」

 二人は光秀の手をとり、彼を倉庫の入り口まで誘導していく。彼らを突き動かすのは、今度こそ大切な息子のために、大事な親友のために動こうという強い意思。そんな彼らに手を引かれながら、光秀は自らを鼓舞するよう心の中で同じ言葉を繰り返し叫んだ。

イァンサークリーク イジャノ ヒスマーヤ
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