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次の日王宮から豪奢な迎がきて、ガタルは帰って行った。
やれやれですが、勝手に話が決められ、2ヶ月後、ガタルの気持ちが変わらなければ、私は婚約者となる。
この国でも、前の国でもそうだが、余程のことがない限り政略結婚はない。本人の意思が尊重され、恋愛結婚が普通だ。
でも、余程の事、つまり、王家が絡むと王家の意思になる。
嫌ではないけど、顔は好みだったし、歳は20歳という事で問題もないが、大事なのは性格が合うかどうか。
そう言う意味では、2ヶ月という期間は私にとっても良かったのかもしれない。
まあ、どんな人でも、前の生活よりはマシだろうけどね。
あの、サラを中心とする生活に比べたら、どれもが耐えられるかもしれない。
「これまで押しやられていた幸運がやっと芽を吹き、生き生きと育ってまいりました」
「そうね、あの馬鹿な人達からやっと、救い出せて、本当に良かったわ」
優雅に紅茶を飲みながら、叔母様が心底安堵したようにため息をついた。
「仰る通りでございます。人とは思えぬ言動。あのような生き物を世に出させているのが罪でございますね」
「さすが!やはり、お前は理解出来ると思っていたわ」
ガタルが帰り、やっと家族団欒と行きたかったが、ガタルが帰ると、叔父様と兄様達は仕事があるからと、慌てて出ていった。
聞くと、昨日私の歓迎会の為にかなり無理して休みを取り、待機してたのに、あろうことか、第2王子の出現で、歓喜極まるご対面を逃し、悲しそうに仕事に出ていった。
今は、昼食後。
何故か叔母様とシャオレが意気投合して、嬉々として怪しげな話を繰り広げている。
「恐れ入ります」
「あの時お前に止めてもらってよかったわ。ミヤには本当に愛している殿方と連れ添って欲しいと思っていたのに、つい、王子という甘い肩書きに嵌ってしまいそうだったわ」
「いえいえ、気持ちは分かります。あの時奥様が先走ったおかげで冷静になれました。これからでございます。これまでの仕打ちをそのまま、いや、それよりも過激にお返ししましょう」
まてまて、なんの話をお2人はしているの?
それも私の前で堂々と。
「ミヤもここで気持ちを晴らしておこうと思いませんか?」
「わ、私ですか??私は、そこまでは・・・。もうあの家から出ましたし・・・」
「ミヤ様は飼い慣らされてしまいましたので、復讐、という事が思いつかないのです。お可愛そうです」
「いえ。私もそうでした。妹と離れてようよく自我を取り戻し、ふつふつと、ふつふつと!怒りが日々増してきました!そして今回、何て言ってきたと思いますか!?」
「な、なんでしょう?」
「可愛いサラが公爵家と結婚したいと言ってるから、ミヤを貰ってくれない?ですって!!ふざけるにも程があります!!」
なるほど、そう言ってきたのですね。
「馬鹿だと思っていましたが、本当に、生きている意味の無いほど馬鹿だったとは!!もう、許せません!!」
「その通りでございます。ミヤ様も、こちらにおられます!何を遠慮する事ありません!!」
うおおおお!!と二人で言っているけど、ついていけなくて、逃げ腰で見ていた。
確かに、虐げられた環境から、やり返すなら機会があればやり返す、それもひとつ考えだけど、そこまでは・・・。
もう関わりたく、というのが正直な気持ちだし、そこまでしたくない、というのもある。
シャオレの言うように、飼い慣らされていたから、そう思ってしまうのかなあ。
やれやれですが、勝手に話が決められ、2ヶ月後、ガタルの気持ちが変わらなければ、私は婚約者となる。
この国でも、前の国でもそうだが、余程のことがない限り政略結婚はない。本人の意思が尊重され、恋愛結婚が普通だ。
でも、余程の事、つまり、王家が絡むと王家の意思になる。
嫌ではないけど、顔は好みだったし、歳は20歳という事で問題もないが、大事なのは性格が合うかどうか。
そう言う意味では、2ヶ月という期間は私にとっても良かったのかもしれない。
まあ、どんな人でも、前の生活よりはマシだろうけどね。
あの、サラを中心とする生活に比べたら、どれもが耐えられるかもしれない。
「これまで押しやられていた幸運がやっと芽を吹き、生き生きと育ってまいりました」
「そうね、あの馬鹿な人達からやっと、救い出せて、本当に良かったわ」
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「仰る通りでございます。人とは思えぬ言動。あのような生き物を世に出させているのが罪でございますね」
「さすが!やはり、お前は理解出来ると思っていたわ」
ガタルが帰り、やっと家族団欒と行きたかったが、ガタルが帰ると、叔父様と兄様達は仕事があるからと、慌てて出ていった。
聞くと、昨日私の歓迎会の為にかなり無理して休みを取り、待機してたのに、あろうことか、第2王子の出現で、歓喜極まるご対面を逃し、悲しそうに仕事に出ていった。
今は、昼食後。
何故か叔母様とシャオレが意気投合して、嬉々として怪しげな話を繰り広げている。
「恐れ入ります」
「あの時お前に止めてもらってよかったわ。ミヤには本当に愛している殿方と連れ添って欲しいと思っていたのに、つい、王子という甘い肩書きに嵌ってしまいそうだったわ」
「いえいえ、気持ちは分かります。あの時奥様が先走ったおかげで冷静になれました。これからでございます。これまでの仕打ちをそのまま、いや、それよりも過激にお返ししましょう」
まてまて、なんの話をお2人はしているの?
それも私の前で堂々と。
「ミヤもここで気持ちを晴らしておこうと思いませんか?」
「わ、私ですか??私は、そこまでは・・・。もうあの家から出ましたし・・・」
「ミヤ様は飼い慣らされてしまいましたので、復讐、という事が思いつかないのです。お可愛そうです」
「いえ。私もそうでした。妹と離れてようよく自我を取り戻し、ふつふつと、ふつふつと!怒りが日々増してきました!そして今回、何て言ってきたと思いますか!?」
「な、なんでしょう?」
「可愛いサラが公爵家と結婚したいと言ってるから、ミヤを貰ってくれない?ですって!!ふざけるにも程があります!!」
なるほど、そう言ってきたのですね。
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「その通りでございます。ミヤ様も、こちらにおられます!何を遠慮する事ありません!!」
うおおおお!!と二人で言っているけど、ついていけなくて、逃げ腰で見ていた。
確かに、虐げられた環境から、やり返すなら機会があればやり返す、それもひとつ考えだけど、そこまでは・・・。
もう関わりたく、というのが正直な気持ちだし、そこまでしたくない、というのもある。
シャオレの言うように、飼い慣らされていたから、そう思ってしまうのかなあ。
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