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それからガタルは、よくプレゼントを送ってきた。ドレスや宝石や、花や。
今まで見た事のないどれもが豪華で、申し訳ないと思うくらいだった。
暇を見ては屋敷に来るので、こんなにいらない、と言うと、すこし困った顔をして、見栄を張らせろよ、と言われた。
俺だって、アンタが物で動くような女じゃないのは分かってるが、一応皇子だからな。黙って貰っとけ。
俺なりに、アンタに似合いそうなのを選んだつもりだ。
そう言われて嫌な気分になる女性はいらない。
なので、さりげなく、これも好きだけどこういう感じがいいかな、と教えてあげると、とても嬉しそうに、1つアンタの事がしれたな、と言ってくれる。
なかなかの好青年だった。
叔父様や叔母様や兄様にも彼の事を教えて貰おうと聞いたんだけど、第2皇子という事であまり縛りがない立場のため、自由奔放すぎて、あまり王宮で大人しくしていないようで、わからないと言われた。
だから、この間の急な訪問にあんなに驚いたのか、とは理解した。
まあ、嫌いでは、ないかなとは思う。
正直、恋愛というものをした事がない私にとって、何が恋愛なのか分からなかったが、一緒にいて楽しくなってきた。
今まで見た事のないどれもが豪華で、申し訳ないと思うくらいだった。
暇を見ては屋敷に来るので、こんなにいらない、と言うと、すこし困った顔をして、見栄を張らせろよ、と言われた。
俺だって、アンタが物で動くような女じゃないのは分かってるが、一応皇子だからな。黙って貰っとけ。
俺なりに、アンタに似合いそうなのを選んだつもりだ。
そう言われて嫌な気分になる女性はいらない。
なので、さりげなく、これも好きだけどこういう感じがいいかな、と教えてあげると、とても嬉しそうに、1つアンタの事がしれたな、と言ってくれる。
なかなかの好青年だった。
叔父様や叔母様や兄様にも彼の事を教えて貰おうと聞いたんだけど、第2皇子という事であまり縛りがない立場のため、自由奔放すぎて、あまり王宮で大人しくしていないようで、わからないと言われた。
だから、この間の急な訪問にあんなに驚いたのか、とは理解した。
まあ、嫌いでは、ないかなとは思う。
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(他エブリスタ様に投稿・エブリスタ様にて佳作受賞作品)