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薄青と記憶 33
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10月29日 15:32
―リエール―
「……以上が工作員殺しについて上がってきた報告の内容です」
リエールはタブレットをそっと閉じる。助手席に座るライースは顎に手を当て、考え込んでいるようだ。
今、2人はコンビニの駐車場に車を止め、仕事の合間を縫うようにしてつかの間の休息を取っていた。そんなときでも仕事から離れられないというのは真面目というべきか、不憫というべきか。
しばらくしてライースは口を開いた。
「ラファール。……突風ですか。工作員殺しはどうやら我々の組織に相当の恨みがある人物であるというのは間違いないようですね」
ラファールとはフランス語で「突風」を意味する言葉だ。まとめられた報告書には工作員殺しはそう呼ばれていたと記載があった。
「突風、ですからね。」
組織の面々は数人の例外を除いて基本的に花の名前や茎や幹といった植物の部位をコードネームとしている。
それを承知の上で、組織を吹き飛ばし、散らそうという強い意志が込められている名前としか思えない。
「恵冬だと思いますか?リエール」
「……恵冬なら」
リエールは記憶を辿って恵冬の姿を甦らせる。リエールから見た彼女はいつも表情豊かでどちらかと言えば落ち着きがなく、先生にベッタリの生徒だった。
歳の割に全体的な能力が高く、嫌いなことはテキトーにさぼったり、要点をすぐにつかんだりと要領のいい子どもで、今になって思えば視野が広く、周囲がよく見えていたように思える。
人一倍頭が回り、周囲にちょっかいをかける事が多く、高飛車な性格。だからこそ必要以上にトラブルを引き寄せていた。
彼女は普通にしていたつもりなのかも知れないが、周囲から見れば人を煽り、小馬鹿にした態度を崩さないいけ好かない小娘でしかなかった。
子どもらしい子どもと言われればそれまでだが。
そんな彼女が死んだと聞いた時は耳を疑ったが、死体を目の前にして、それを否定することはできなかった。
(恵冬は生きているのか?……組織を憎んでいるとして、その理由は一体――)
現在、恵冬の存在についてはほとんどデータが残っていない。
組織では工作員の教育期間中から記録を残しており、その時からアルファベットと4桁の数字を組み合わせた識別用のコードが用いられている。
しかし、その期間中は顔などの外見の分かるデータがなく、文面のみの資料となっていて、記載事内容についての規定はない。正式に採用されるときになって初めて写真などのデータがつけられるのが通例となっている。
正式に採用されるための試験を生還しなければ工作員として、人として認められず、データは更新されることもなくなる。つまり、恵冬のデータは司令部が管理するシステムの中で試験の直前の無機質な文字として眠り続けているのだ。
記載が少なく、実際に会ったことのあるリエールからすれば彼女について何も書かれていないと感じるそんなデータ。今となっては掘り返す人間などいない。
「恵冬ならつけかねないとは思いますが、断定するにはまだ――」
リエールはメガネを直しながら、報告書の内容を頭の中で振り返る。現時点で判明している事実は少ない――
・銃とナイフを扱っている。
・銃の種類は不明。装填数は10発前後。
・二十代前半から半ばくらいの女性。
・オクタの生徒であるヘキサを圧倒する実力者である。
・ラファールというコードネームで呼ばれている。
組織でも上位の強さを持つ六花を抑えられるのだから、敵は相当の実力者と考えて然るべきだろう。
恵冬を育てたオクタはあらゆる武器の扱いに習熟していたが、彼が最も信頼している武器はグロックとナイフ。つまり銃とナイフだ。
恵冬は彼から戦い方と武器についての知識を教え込まれている。あらゆる武器の扱いについての実践的な使用法をマスターしていたが、オクタ同様、銃とナイフを得意としていた。
"生きているのなら"恵冬も当然候補に上がる。
しかし、一度死んでいると決定付けたものを易々と変える事はできない。それ相応の証拠が必要になる。
だからこそ、ライースとリエールはその疑惑が生まれてからというもの、当てられる時間のほとんどを費やし恵冬の足跡を辿ろうとしてきた。だが、やはりあの事故以降、彼女は風のようにふっとどこかへ綺麗さっぱり消えてしまっていた。
集められる証拠はそのどれもが恵冬の死を事実であると物語っていた。調査を進めても、彼女が生きていることを示す何かは出てこない。
それが逆に何者かによって意図的に隠されているようにも思えてくる。
「組織が力を尽くしても得られる情報はほとんどなかった。……ここまで、出てこないとなると、やはり何かに守られているのではと勘繰ってしまいます」
「その可能性もないとは言えませんがね。しかし、ホリーをはじめとする工作員の面々を、捕えるのでなく殺せと言ってしまえる組織など公安くらいなものでしょう」
「……ヘキサはどうしますか」
リエールは前を見たままライースに言葉を投げかける。
「彼女から情報が取れれば良いですが、見たものをそっくりそのまま伝えると言うのはその気があっても難しいものです」
「罠だと思いますか?」
ライースはしばらく黙り込んだ。六花も怪我を負っていたとは言え戦線復帰が出来ないほどの状態まで追い込まれた訳ではない。
「生還した事が事故なのか、敵の思惑によるものなのか、確かめたいところですがこちらもそこに割ける人員もないですしね」
組織にはその理念に賛同する支援者が何十といる。以前六花とリコリスを派遣した熊谷もその一人だ。
彼らからの支援は資金的なものから、人脈やあらゆる場面での便宜を図ってもらうことなど多岐にわたる。
彼らは皆AIに不信感を持つ者である。昨今のAIを受け入れつつある世相にも焦りを感じているようで、支援者の中には説明を求めている声もある。
司令部の中でも特に交渉ごとに強いリエールとライースが回されているわけだが――
「我々以外外に出せないからって、リエールも酷いと思いませんか?2人だけに回らせるなんて」
事実、組織のメンバーは癖が強い。それどころか一般常識すら通用しない者もざらで、礼儀作法に至っては長く在籍しているメンバーでも怪しい。物腰柔らかく、外に出て活動していたホリーがいなくなったことは意外と大きな損失だった。
ライースが愚痴りたくなる気持ちも分かる。2人は通常の仕事に加え、減ったメンバーの分の仕事が増えているのだ。そこにさらに支援者への説明もある。
2人はほとんど東京に帰ってきてから休みなく働き続けていた。
だからこそ普段の文句ひとつ言わない組織に忠実なところを知っている身からすると、素が見られるところが嬉しくもあり、リエールは複雑な気持ちだった。
「珍しいですね。基也さんが愚痴るなんて」
「そりゃ、愚痴りたくもなりますよ。あと蔦美樹。外ではそっちじゃない方で頼みますよ?」
名前を初めて教えてもらったのは正式に工作員になった時。既に司令部に配属が決まっていたリエールは社会の影ともいえる組織のさらに奥に入ることが決まっていて、それは先生に当たるライースの望みでもあった。
ライースは今や組織の要ともいえるほどの人物であるが、それでもカバーしきれない部分がある。そこを重点的に補佐できるようライースは早くから自分が教えられること以外にも触れられるように様々な場所へ彼女を同行させていた。
彼の狙い通り、そしてライースの望み通りに成長したリエールの初めての願いは
“親の名前を知ること”だった。
彼女にとって親とは顔も知らない血縁者のことではなく自分に生きる術を教えてくれた先生のことに他ならない。
そんな彼に特別な感情を抱くのは至極当然のことだった。
「えぇ。もちろんです。さて、愚痴はやめにして。出発しましょうかライース」
リエールはそう言ってエンジンをかけたが、素の自分でいられるこの時間が続けばいいのにと思わずにはいられなかった。
―リエール―
「……以上が工作員殺しについて上がってきた報告の内容です」
リエールはタブレットをそっと閉じる。助手席に座るライースは顎に手を当て、考え込んでいるようだ。
今、2人はコンビニの駐車場に車を止め、仕事の合間を縫うようにしてつかの間の休息を取っていた。そんなときでも仕事から離れられないというのは真面目というべきか、不憫というべきか。
しばらくしてライースは口を開いた。
「ラファール。……突風ですか。工作員殺しはどうやら我々の組織に相当の恨みがある人物であるというのは間違いないようですね」
ラファールとはフランス語で「突風」を意味する言葉だ。まとめられた報告書には工作員殺しはそう呼ばれていたと記載があった。
「突風、ですからね。」
組織の面々は数人の例外を除いて基本的に花の名前や茎や幹といった植物の部位をコードネームとしている。
それを承知の上で、組織を吹き飛ばし、散らそうという強い意志が込められている名前としか思えない。
「恵冬だと思いますか?リエール」
「……恵冬なら」
リエールは記憶を辿って恵冬の姿を甦らせる。リエールから見た彼女はいつも表情豊かでどちらかと言えば落ち着きがなく、先生にベッタリの生徒だった。
歳の割に全体的な能力が高く、嫌いなことはテキトーにさぼったり、要点をすぐにつかんだりと要領のいい子どもで、今になって思えば視野が広く、周囲がよく見えていたように思える。
人一倍頭が回り、周囲にちょっかいをかける事が多く、高飛車な性格。だからこそ必要以上にトラブルを引き寄せていた。
彼女は普通にしていたつもりなのかも知れないが、周囲から見れば人を煽り、小馬鹿にした態度を崩さないいけ好かない小娘でしかなかった。
子どもらしい子どもと言われればそれまでだが。
そんな彼女が死んだと聞いた時は耳を疑ったが、死体を目の前にして、それを否定することはできなかった。
(恵冬は生きているのか?……組織を憎んでいるとして、その理由は一体――)
現在、恵冬の存在についてはほとんどデータが残っていない。
組織では工作員の教育期間中から記録を残しており、その時からアルファベットと4桁の数字を組み合わせた識別用のコードが用いられている。
しかし、その期間中は顔などの外見の分かるデータがなく、文面のみの資料となっていて、記載事内容についての規定はない。正式に採用されるときになって初めて写真などのデータがつけられるのが通例となっている。
正式に採用されるための試験を生還しなければ工作員として、人として認められず、データは更新されることもなくなる。つまり、恵冬のデータは司令部が管理するシステムの中で試験の直前の無機質な文字として眠り続けているのだ。
記載が少なく、実際に会ったことのあるリエールからすれば彼女について何も書かれていないと感じるそんなデータ。今となっては掘り返す人間などいない。
「恵冬ならつけかねないとは思いますが、断定するにはまだ――」
リエールはメガネを直しながら、報告書の内容を頭の中で振り返る。現時点で判明している事実は少ない――
・銃とナイフを扱っている。
・銃の種類は不明。装填数は10発前後。
・二十代前半から半ばくらいの女性。
・オクタの生徒であるヘキサを圧倒する実力者である。
・ラファールというコードネームで呼ばれている。
組織でも上位の強さを持つ六花を抑えられるのだから、敵は相当の実力者と考えて然るべきだろう。
恵冬を育てたオクタはあらゆる武器の扱いに習熟していたが、彼が最も信頼している武器はグロックとナイフ。つまり銃とナイフだ。
恵冬は彼から戦い方と武器についての知識を教え込まれている。あらゆる武器の扱いについての実践的な使用法をマスターしていたが、オクタ同様、銃とナイフを得意としていた。
"生きているのなら"恵冬も当然候補に上がる。
しかし、一度死んでいると決定付けたものを易々と変える事はできない。それ相応の証拠が必要になる。
だからこそ、ライースとリエールはその疑惑が生まれてからというもの、当てられる時間のほとんどを費やし恵冬の足跡を辿ろうとしてきた。だが、やはりあの事故以降、彼女は風のようにふっとどこかへ綺麗さっぱり消えてしまっていた。
集められる証拠はそのどれもが恵冬の死を事実であると物語っていた。調査を進めても、彼女が生きていることを示す何かは出てこない。
それが逆に何者かによって意図的に隠されているようにも思えてくる。
「組織が力を尽くしても得られる情報はほとんどなかった。……ここまで、出てこないとなると、やはり何かに守られているのではと勘繰ってしまいます」
「その可能性もないとは言えませんがね。しかし、ホリーをはじめとする工作員の面々を、捕えるのでなく殺せと言ってしまえる組織など公安くらいなものでしょう」
「……ヘキサはどうしますか」
リエールは前を見たままライースに言葉を投げかける。
「彼女から情報が取れれば良いですが、見たものをそっくりそのまま伝えると言うのはその気があっても難しいものです」
「罠だと思いますか?」
ライースはしばらく黙り込んだ。六花も怪我を負っていたとは言え戦線復帰が出来ないほどの状態まで追い込まれた訳ではない。
「生還した事が事故なのか、敵の思惑によるものなのか、確かめたいところですがこちらもそこに割ける人員もないですしね」
組織にはその理念に賛同する支援者が何十といる。以前六花とリコリスを派遣した熊谷もその一人だ。
彼らからの支援は資金的なものから、人脈やあらゆる場面での便宜を図ってもらうことなど多岐にわたる。
彼らは皆AIに不信感を持つ者である。昨今のAIを受け入れつつある世相にも焦りを感じているようで、支援者の中には説明を求めている声もある。
司令部の中でも特に交渉ごとに強いリエールとライースが回されているわけだが――
「我々以外外に出せないからって、リエールも酷いと思いませんか?2人だけに回らせるなんて」
事実、組織のメンバーは癖が強い。それどころか一般常識すら通用しない者もざらで、礼儀作法に至っては長く在籍しているメンバーでも怪しい。物腰柔らかく、外に出て活動していたホリーがいなくなったことは意外と大きな損失だった。
ライースが愚痴りたくなる気持ちも分かる。2人は通常の仕事に加え、減ったメンバーの分の仕事が増えているのだ。そこにさらに支援者への説明もある。
2人はほとんど東京に帰ってきてから休みなく働き続けていた。
だからこそ普段の文句ひとつ言わない組織に忠実なところを知っている身からすると、素が見られるところが嬉しくもあり、リエールは複雑な気持ちだった。
「珍しいですね。基也さんが愚痴るなんて」
「そりゃ、愚痴りたくもなりますよ。あと蔦美樹。外ではそっちじゃない方で頼みますよ?」
名前を初めて教えてもらったのは正式に工作員になった時。既に司令部に配属が決まっていたリエールは社会の影ともいえる組織のさらに奥に入ることが決まっていて、それは先生に当たるライースの望みでもあった。
ライースは今や組織の要ともいえるほどの人物であるが、それでもカバーしきれない部分がある。そこを重点的に補佐できるようライースは早くから自分が教えられること以外にも触れられるように様々な場所へ彼女を同行させていた。
彼の狙い通り、そしてライースの望み通りに成長したリエールの初めての願いは
“親の名前を知ること”だった。
彼女にとって親とは顔も知らない血縁者のことではなく自分に生きる術を教えてくれた先生のことに他ならない。
そんな彼に特別な感情を抱くのは至極当然のことだった。
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