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第3章 二人の未来
【31】葛藤
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ベッドにうつ伏せに四つん這いにされ、後孔に指を入れられる。
傷つけないように丹念にゆっくりと、ローションをまとったオーディンの指が増やされる。
ボクは声が出ないように右手で口を押さえながら、左手でシーツを握りしめる。
逃げることはとうに諦めた、体格で劣るボクが暴れた所でオーディンにすぐに抑え込まれてしまうことは既に学習済みだ。
抵抗せず少しでも早く終わってくれることを願うだけなのに、オーディンはしつこく攻めてくる。
「後ろ…気持ちいいんだ?出したくないって言ってる割に、前もうすっかりビンビンだね」
からかうような言葉に羞恥心がこみ上げ涙があふれる。
背中に吸い付き痕を増やしながら、左手で乳首を刺激し後孔に入れる指が3本に増やされた。
ピリッとした痛みが走り、先日の悪夢が蘇る。
「やぁ―――!いたい…いた、ぃから…んん、っ」
「だいじょうぶだよ、切れてないから怖がらないで力を抜いて」
言葉は優しいが侵入する指は容赦ない。
乳首を弄んでいた手が股間へと滑る。
ペニスを擦り上げられ内部を大きな指でかき回されると、声を押さえる事はできなかった。
「ひぃいいいい…アっぁぁ……っ!」
両腕でペニスを上下するオーディンの腕をつかみ、逃れようと体を捩るがびくともしない。
後ろに入った指がグルリと内部をこね回し、ボクの弱い場所をなで上げた。
「ああぁあああああ―――っ!!い…っぐ…ん、ん!っ…あは…ぁぁ……」
体を極限まで反らし、過ぎる快感に悶え苦しむ。
「……やめて……ぇええ、許し…もっ、ぁ……お願…ぃぃいいい!!」
涙を流して涎を口の端から垂らし、グチャグチャな顔で後ろを振り返りイヤイヤと願う。
「私もガマンしてるんだよ、早く繋がりたいだろう?ほら…もう1本入れるよ」
もう1本?無理だ―――3本でこんなにも苦しいのに死んでしまう。
半狂乱になって暴れるボクの体を仰向けにし、体重をかけてオーディンが抑え込む。
「シルヴィ…愛してる。お前だけだ」
「う…っそ、だ!」
ボクはオーディンを睨みつけた。
(婚約者もセフレもいっぱいいるくせに何がお前だけだ、だよ!)怒りでまた涙が溢れた。
「嘘じゃない、私が愛するのは永遠にシルヴィ…お前ただ一人だ」
ギュッと抱きしめウットリと酔うように言い、グチャグチャになったボクの顔に口付けを落とす。
「こっ…婚約っ…ゥッ―――いっぱい、し、てるって」
悔しくて涙が止まらない
やりまくりのヤリチンのくせに、ボクだけだなんてヌケヌケとよくも言ったな。
暴れ、キスから逃れるボクにオーディンが告げた。
「婚約は全て破棄した、私はシルヴィ以外を抱く気はない」
婚約破棄に思いほか時間がかかってしまったと、全部の事が済むまではボクに会うのは我慢していたのだと。
ようやくきれいな身になり、あの日 再プロポーズをするはずだったのっだと。
(あきれた…皇子妃になれませんってボク断ったよね?
なのにどういう思考回路で再プロポーズなんだ?
ほんっと…どんだけポジティブの俺様なんだよ―――)
眠らせて勝手に後ろの開発をして、この部屋に閉じ込めて。
結婚できないっていうのを他に婚約者がいるせいだと勘違いして即破棄して、これでいいだろとばかりに再プロポーズって。
そんな自分勝手な男なのに…
ボクにだって王様になるっていう最終目標があり譲れないんだ。
現世に帰れなくってもいいのか?
一生童貞でもいいのか?
そう簡単に決心はつかない
待て と命令された犬のようにボクを見つめ続けるオーディン。
後ろを広げ再びつながるためと言いながら、ひたすらボクの弱い場所を攻め精を搾り取るこの男。
やめてと何度叫んでもやめてくれないし、快感も過ぎると苦しくて訳がわからなくなって怖いんだって言うのに。
そんなひどい男なのに
やっぱりボクはこの男を失いたくないんだ…
「…いつから?」
「…?」
「いつからボクのこと、そういう目で見てたの?」
ボクがオーディンを好きだって自覚したのはキモデブから助けてくれた瞬間だったけど、オーディンはいつからだったのか疑問だったから聞いてみたけど、愚問だとばかりにオーディンは言った。
『謁見の間で初めて会ったあの日から、私のものにすると決めていた』と
絶句した。それってマサカの一目惚れってやつですか、そうですか。
「皇帝、弟たち、大臣たちの前で、私の皇子妃にすると宣言した…
けど、シルヴィがどうしても妃になるのはイヤだと言うなら…」
「皇子妃になんてならなくてもいい…だが一生そばにいてくれ、私だけを愛してくれ」
『愛してるんだシルヴァリオン』
捨てられた子犬のような目をしてボクを見つめるオーディン。
ベッドで裸で顔も下半身もグチャグチャグチョグチョのボクの左手を取り、しっかりと服を着込んだ金髪蒼眼の超絶イケメンが薬指に口づけた。
「私の愛は未来永劫、シルヴァリオン唯一人に捧ぐことを誓う」
もう…なんだよ、カッコよすぎだろ。
オーディンの言葉に、不覚にもキュンキュンしてしまった。
傷つけないように丹念にゆっくりと、ローションをまとったオーディンの指が増やされる。
ボクは声が出ないように右手で口を押さえながら、左手でシーツを握りしめる。
逃げることはとうに諦めた、体格で劣るボクが暴れた所でオーディンにすぐに抑え込まれてしまうことは既に学習済みだ。
抵抗せず少しでも早く終わってくれることを願うだけなのに、オーディンはしつこく攻めてくる。
「後ろ…気持ちいいんだ?出したくないって言ってる割に、前もうすっかりビンビンだね」
からかうような言葉に羞恥心がこみ上げ涙があふれる。
背中に吸い付き痕を増やしながら、左手で乳首を刺激し後孔に入れる指が3本に増やされた。
ピリッとした痛みが走り、先日の悪夢が蘇る。
「やぁ―――!いたい…いた、ぃから…んん、っ」
「だいじょうぶだよ、切れてないから怖がらないで力を抜いて」
言葉は優しいが侵入する指は容赦ない。
乳首を弄んでいた手が股間へと滑る。
ペニスを擦り上げられ内部を大きな指でかき回されると、声を押さえる事はできなかった。
「ひぃいいいい…アっぁぁ……っ!」
両腕でペニスを上下するオーディンの腕をつかみ、逃れようと体を捩るがびくともしない。
後ろに入った指がグルリと内部をこね回し、ボクの弱い場所をなで上げた。
「ああぁあああああ―――っ!!い…っぐ…ん、ん!っ…あは…ぁぁ……」
体を極限まで反らし、過ぎる快感に悶え苦しむ。
「……やめて……ぇええ、許し…もっ、ぁ……お願…ぃぃいいい!!」
涙を流して涎を口の端から垂らし、グチャグチャな顔で後ろを振り返りイヤイヤと願う。
「私もガマンしてるんだよ、早く繋がりたいだろう?ほら…もう1本入れるよ」
もう1本?無理だ―――3本でこんなにも苦しいのに死んでしまう。
半狂乱になって暴れるボクの体を仰向けにし、体重をかけてオーディンが抑え込む。
「シルヴィ…愛してる。お前だけだ」
「う…っそ、だ!」
ボクはオーディンを睨みつけた。
(婚約者もセフレもいっぱいいるくせに何がお前だけだ、だよ!)怒りでまた涙が溢れた。
「嘘じゃない、私が愛するのは永遠にシルヴィ…お前ただ一人だ」
ギュッと抱きしめウットリと酔うように言い、グチャグチャになったボクの顔に口付けを落とす。
「こっ…婚約っ…ゥッ―――いっぱい、し、てるって」
悔しくて涙が止まらない
やりまくりのヤリチンのくせに、ボクだけだなんてヌケヌケとよくも言ったな。
暴れ、キスから逃れるボクにオーディンが告げた。
「婚約は全て破棄した、私はシルヴィ以外を抱く気はない」
婚約破棄に思いほか時間がかかってしまったと、全部の事が済むまではボクに会うのは我慢していたのだと。
ようやくきれいな身になり、あの日 再プロポーズをするはずだったのっだと。
(あきれた…皇子妃になれませんってボク断ったよね?
なのにどういう思考回路で再プロポーズなんだ?
ほんっと…どんだけポジティブの俺様なんだよ―――)
眠らせて勝手に後ろの開発をして、この部屋に閉じ込めて。
結婚できないっていうのを他に婚約者がいるせいだと勘違いして即破棄して、これでいいだろとばかりに再プロポーズって。
そんな自分勝手な男なのに…
ボクにだって王様になるっていう最終目標があり譲れないんだ。
現世に帰れなくってもいいのか?
一生童貞でもいいのか?
そう簡単に決心はつかない
待て と命令された犬のようにボクを見つめ続けるオーディン。
後ろを広げ再びつながるためと言いながら、ひたすらボクの弱い場所を攻め精を搾り取るこの男。
やめてと何度叫んでもやめてくれないし、快感も過ぎると苦しくて訳がわからなくなって怖いんだって言うのに。
そんなひどい男なのに
やっぱりボクはこの男を失いたくないんだ…
「…いつから?」
「…?」
「いつからボクのこと、そういう目で見てたの?」
ボクがオーディンを好きだって自覚したのはキモデブから助けてくれた瞬間だったけど、オーディンはいつからだったのか疑問だったから聞いてみたけど、愚問だとばかりにオーディンは言った。
『謁見の間で初めて会ったあの日から、私のものにすると決めていた』と
絶句した。それってマサカの一目惚れってやつですか、そうですか。
「皇帝、弟たち、大臣たちの前で、私の皇子妃にすると宣言した…
けど、シルヴィがどうしても妃になるのはイヤだと言うなら…」
「皇子妃になんてならなくてもいい…だが一生そばにいてくれ、私だけを愛してくれ」
『愛してるんだシルヴァリオン』
捨てられた子犬のような目をしてボクを見つめるオーディン。
ベッドで裸で顔も下半身もグチャグチャグチョグチョのボクの左手を取り、しっかりと服を着込んだ金髪蒼眼の超絶イケメンが薬指に口づけた。
「私の愛は未来永劫、シルヴァリオン唯一人に捧ぐことを誓う」
もう…なんだよ、カッコよすぎだろ。
オーディンの言葉に、不覚にもキュンキュンしてしまった。
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