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小助くんと山おくの秋
赤とんぼと小助くんとお母さん
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小助がくらす山おくは、あつかった夏から秋へ入ろうとしています。森の中からは、セミにかわってコオロギの鳴き声が聞こえるようになりました。
そんな中、山おくのたった1つの古びた小さな家から小助とお母さんがそろって出てきました。外にいるワン太も、すぐに小助たちの後ろをついて行きます。
「あっ、赤とんぼがたくさんとんでいるわね」
「わ~い! 赤とんぼ! 赤とんぼ!」
赤とんぼのすがたに、小助は大よろこびでおいかけようとかけ回っています。お母さんは、自分の子どもであるかわいい小助をながめながらあの時のことを思い出しています。
「ここへたどりついた時には、もうおなかが大きくなってくるしかったわ」
お母さんがどうしてここへやってきたかはまだ分かりません。ただ、ここへきたときにはおなかの中に赤ちゃんがいることだけはお母さんも知っていました。
そして、おなかをおさえながら歩いている時に見たのが赤とんぼのとびかうすがたです。赤とんぼは、お母さんの目の前を夕やけ空に向かってとんでいます。
「これからうまれる赤ちゃんも、赤とんぼのように元気だったらいいなあ」
やがて、目の先に古くて小さな家が見えてきました。もしかしたら、だれかがいるかもとお母さんはその家のほうへいっしょうけんめいにすすんでいます。
「すいません! どなたかいませんか!」
やっとの思いで家へたどりついたお母さんですが、なんども引き戸をたたいても声は聞こえてきません。そこで、お母さんはその引き戸をあけることにしました。
その家の中は、だれもいなくてもぬけのからとなっています。そんな時、お母さんはきゅうにくるしそうな顔つきになると、その場であお向けになりました。
「赤ちゃんがう、うまれそう……」
お母さんがくるしそうになりながらもひっしにくいしばっていた時、あたらしいいのちがようやくうまれてきました。
「おぎゃあ! おぎゃあ! おぎゃあ!」
元気ななき声を上げているのは、お母さんのおなかから生まれた男の子の赤ちゃんである小助です。小助のかわいい顔つきは、2さいになったいまでもかわることはありません。
「かあちゃ! かあちゃ!」
「小助くん、どうしたの?」
小助はお母さんのそばへくると、いつものおねだりをしようとかわいくて元気な声を上げました。
「おっぱい! おっぱお! おっぱい!」
「ふふふ、しょうがないわね。だっこしてあげるからこっちへおいで」
お母さんは、自分にとびついてきた小助をりょう手でだくとすぐにおっぱいをあたえました。小助は、大すきなお母さんにだかれながらおっぱいをたくさんのんでいます。
「おっぱいをのんですくすくと大きくなるといいね」
いつもはらがけ1まいでえがおいっぱいの小助の顔を見て、お母さんはとてのうれしそうです。そんな小助をお母さんが見えるところまでだき上げたその時のことです。
「ジョパジョパジョパジョパジョパジョパ、ジョジョジョジョジョジョジョジョ~ッ」
「わっ!」
小助は、お母さんの顔へおしっこをいきおいよくめいちゅうさせてしまいました。でも、お母さんはそのくらいのことで気にすることはありません。
なぜなら、小助がいつも元気なのはおっぱいをのんだり、おしっこをしたりしているおかげです。小助は、おしっこがたくさん出てすっきりするとかわいいえがおをお母さんの前で見せています。
そんな中、山おくのたった1つの古びた小さな家から小助とお母さんがそろって出てきました。外にいるワン太も、すぐに小助たちの後ろをついて行きます。
「あっ、赤とんぼがたくさんとんでいるわね」
「わ~い! 赤とんぼ! 赤とんぼ!」
赤とんぼのすがたに、小助は大よろこびでおいかけようとかけ回っています。お母さんは、自分の子どもであるかわいい小助をながめながらあの時のことを思い出しています。
「ここへたどりついた時には、もうおなかが大きくなってくるしかったわ」
お母さんがどうしてここへやってきたかはまだ分かりません。ただ、ここへきたときにはおなかの中に赤ちゃんがいることだけはお母さんも知っていました。
そして、おなかをおさえながら歩いている時に見たのが赤とんぼのとびかうすがたです。赤とんぼは、お母さんの目の前を夕やけ空に向かってとんでいます。
「これからうまれる赤ちゃんも、赤とんぼのように元気だったらいいなあ」
やがて、目の先に古くて小さな家が見えてきました。もしかしたら、だれかがいるかもとお母さんはその家のほうへいっしょうけんめいにすすんでいます。
「すいません! どなたかいませんか!」
やっとの思いで家へたどりついたお母さんですが、なんども引き戸をたたいても声は聞こえてきません。そこで、お母さんはその引き戸をあけることにしました。
その家の中は、だれもいなくてもぬけのからとなっています。そんな時、お母さんはきゅうにくるしそうな顔つきになると、その場であお向けになりました。
「赤ちゃんがう、うまれそう……」
お母さんがくるしそうになりながらもひっしにくいしばっていた時、あたらしいいのちがようやくうまれてきました。
「おぎゃあ! おぎゃあ! おぎゃあ!」
元気ななき声を上げているのは、お母さんのおなかから生まれた男の子の赤ちゃんである小助です。小助のかわいい顔つきは、2さいになったいまでもかわることはありません。
「かあちゃ! かあちゃ!」
「小助くん、どうしたの?」
小助はお母さんのそばへくると、いつものおねだりをしようとかわいくて元気な声を上げました。
「おっぱい! おっぱお! おっぱい!」
「ふふふ、しょうがないわね。だっこしてあげるからこっちへおいで」
お母さんは、自分にとびついてきた小助をりょう手でだくとすぐにおっぱいをあたえました。小助は、大すきなお母さんにだかれながらおっぱいをたくさんのんでいます。
「おっぱいをのんですくすくと大きくなるといいね」
いつもはらがけ1まいでえがおいっぱいの小助の顔を見て、お母さんはとてのうれしそうです。そんな小助をお母さんが見えるところまでだき上げたその時のことです。
「ジョパジョパジョパジョパジョパジョパ、ジョジョジョジョジョジョジョジョ~ッ」
「わっ!」
小助は、お母さんの顔へおしっこをいきおいよくめいちゅうさせてしまいました。でも、お母さんはそのくらいのことで気にすることはありません。
なぜなら、小助がいつも元気なのはおっぱいをのんだり、おしっこをしたりしているおかげです。小助は、おしっこがたくさん出てすっきりするとかわいいえがおをお母さんの前で見せています。
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