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第69話 衝撃の事実
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ルナールから無茶振りをされ、聞いて無いよぉ~状態の僕。
「さあ、どうぞ。アレク様」
「はぁい!?」
僕はあまりの突発的な出来事にマヌケな返事をしてしまった。ルナールはドス黒い笑みを浮かべ、僕を手招きするような仕草をする。――とんでもねぇゲス野郎め!
僕は参加者一同の前に立ち、
「おはようございます。アレク・ガルラ・フラスターです。ファンイベント開催につきましては、皆さんとは楽しく過ごせたらと考えております。歩きもありますので、休憩を挟みながら無理をしないようにお願いします。以上、私の挨拶とさせていただきます。では、今日は1日一緒に楽しみましょう!」
『パチパチ パチパチ』
「アレク様ありがとうございます。では、続いてルブラン様より諸注意がありますのでよろしくお願いします」
「ハァ!?」
ルブランは驚きのあまり目を見開いていた。僕の予想では、ルナールが打ち合わせには無かったことを言い出したとみている。
ルブランは目線をキョロキョロさせ、挙動不審者のようにみんなの前に立った。
ルブランはキョドリながら説明をしていた。
説明も終わり、青白い顔をしたルブランが僕の所にやって来た。
「ルブラン…… 大丈夫か? 顔から精気が無くなってるぞ」
「ああ、大丈夫だ…… 無茶、無茶振りだ。俺が説明をするとか聞いてない……」
「僕もそうだったよ」
「説明するのはフローラということしか聞いていなかったんだよ。マジで」
ルブランはプルプル震えながら、ルナールの怖さを思い知ったようだ。
◇
「じゃあ、シンシアヌ高原へ出発!」
ルナールは出発の合図をして、シンシアヌ高原へ向けて歩き出した。
僕らは何故か先頭集団の一部に組み込まれてしまった。
いつものファンメンバー達が僕の周りを陣取り、さらに隣にはクリスが僕の袖を掴んでロックオン状態となっている。
参加者たちはシン・ジャージと天使シリーズの魔導具を装着していることもあって、通常の三倍の速度で土煙を蒔き散らしながら歩いている。
知らない人が見たら、ただただいかれた軍隊のヤベェ行軍である。
シンシアヌ高原まで歩いて3時間程で着くのだが1時間程で着く予定。通常では考えられない馬鹿げた早さである。
◇
途中、クリスが僕の袖を引っ張って来た。
「どうした?」
僕がクリスに聞くと、
「疲れた。足が疲れた。もう歩けない」
クリスはそう言っていたが、身体強化魔法を付与された堕天使の羽根を装着してるのであれば、疲れるとかないはずだ。コイツ何を考えているんだ。
「アレク。おんぶ」
「ハァ? おんぶ?」
クリスはとんでもない事を言い出した。マジかよ、コイツ……
「おんぶ おんぶ おんぶ おんぷ♪」
足が痛くて歩けないと言ってたはずなのに鼻歌交じりで歌い始めた。
狂ってる…… マジで狂ってる…… マジで狂ってる娘優勝!!
「クリス! あなた何を言ってるの? そんな事出来るわけないじゃない!」
特攻隊長のマリアがクリスを僕から引き離そうとしたが、クリスも僕の腕にしがみつき離れない。
「あなた! いいかげんにしなさい!」
ルナールもマリアと一緒に二人がかりでクリスを引き剥がそうとしたが、それでも引き剥がすことは出来なかった。あの二人も身体強化の天使の羽根シリーズを装着しているはずなのに、それでも引き剥がすことが出来ないとは……
「このままじゃ、埒が明かないわ。アレク様はしょうがないからクリスをおんぶしてあげて」
メアリーはクリスの言動に疲れたのか、僕に厳命した。それはあたかも天皇陛下の勅命にも似ていた。
「ハァ? 何で僕が……」
メアリーには口で負けるので、それ以上は言わなかったが、全力で拒絶した。傍目から見たらヘタレイケメンに見えるだろう……
メアリーはイラッと来たのか、目を吊り上げて、
「そのままじゃ、シンシアヌ高原に行けないでしょ! アレク様、早くおんぶして!」
メアリーは逆ギレを始めた。女性の逆ギレは理論理屈が通用しないことを前世では嫌っていう程、味わって来た。それは弁護士に丸投げしてでも解決してもらいたいと思えるほどに酷いものだった。
転生したのに、まだ前世のトラウマから立ち直れていないようだ……
「しかしなぁ、いくらクリスといえども同じ年だからなぁ~ それは、ちょっとマズイんじゃないのか?」
僕はセクハラで訴えられないよう言い訳を並べてみた。
「ハァ~ アレク様、あなたクリスが同じ年だと思ってたの?」
メアリーは僕を『何!? この人! 頭のネジがぶっ飛んでるの? 私は触れてはいけない物に触れてしまったのかしら? 私、汚物でも見ているのでショックだわ!』とでも言いたげな目で見ていた。
「えっ!? クリスと僕達は同じ年だろ?」
僕はメアリーに真顔で聞いてみた。
「ハァ~。どこをどう見て、クリスが16才に見えるのよ! アレク様の目は節穴なの? まさか…… 節穴を越えた存在! 腐った目なの!!」
メアリーから聞かされた衝撃の事実! 申し訳ないが、確かに同じ16才で、あの体型はないわぁ~
「ク、クリス、教えてくれ。本当の歳を!」
僕は真実を知りたく、クリスに直接聞いてみた。
「9歳!」
『ガーーン!!』
「ウ、ウソだよね? そんなことないよね? えっ!? マジで?」
僕はあまりの衝撃に顎が外れてしまった。
「ハァ!? 何言ってんの? 頭大丈夫? 壊れてない?」
メアリーは真顔で僕にディスり始めた。
「アレク失礼。アレクは女心をわかってない! 女性に年を聞くなんて、とんだゲスヤロウ! 頚動脈に鉛筆刺して死ね!」
クリスは僕の精神にとどめを刺した。
――一体何があったんだ? 何で9歳の女児が学園にいるんだ? あの学園はロリを製造工場なのか? これが正真正銘のロリビッチ…… 性犯罪具合がヤベェ……
「さあ、どうぞ。アレク様」
「はぁい!?」
僕はあまりの突発的な出来事にマヌケな返事をしてしまった。ルナールはドス黒い笑みを浮かべ、僕を手招きするような仕草をする。――とんでもねぇゲス野郎め!
僕は参加者一同の前に立ち、
「おはようございます。アレク・ガルラ・フラスターです。ファンイベント開催につきましては、皆さんとは楽しく過ごせたらと考えております。歩きもありますので、休憩を挟みながら無理をしないようにお願いします。以上、私の挨拶とさせていただきます。では、今日は1日一緒に楽しみましょう!」
『パチパチ パチパチ』
「アレク様ありがとうございます。では、続いてルブラン様より諸注意がありますのでよろしくお願いします」
「ハァ!?」
ルブランは驚きのあまり目を見開いていた。僕の予想では、ルナールが打ち合わせには無かったことを言い出したとみている。
ルブランは目線をキョロキョロさせ、挙動不審者のようにみんなの前に立った。
ルブランはキョドリながら説明をしていた。
説明も終わり、青白い顔をしたルブランが僕の所にやって来た。
「ルブラン…… 大丈夫か? 顔から精気が無くなってるぞ」
「ああ、大丈夫だ…… 無茶、無茶振りだ。俺が説明をするとか聞いてない……」
「僕もそうだったよ」
「説明するのはフローラということしか聞いていなかったんだよ。マジで」
ルブランはプルプル震えながら、ルナールの怖さを思い知ったようだ。
◇
「じゃあ、シンシアヌ高原へ出発!」
ルナールは出発の合図をして、シンシアヌ高原へ向けて歩き出した。
僕らは何故か先頭集団の一部に組み込まれてしまった。
いつものファンメンバー達が僕の周りを陣取り、さらに隣にはクリスが僕の袖を掴んでロックオン状態となっている。
参加者たちはシン・ジャージと天使シリーズの魔導具を装着していることもあって、通常の三倍の速度で土煙を蒔き散らしながら歩いている。
知らない人が見たら、ただただいかれた軍隊のヤベェ行軍である。
シンシアヌ高原まで歩いて3時間程で着くのだが1時間程で着く予定。通常では考えられない馬鹿げた早さである。
◇
途中、クリスが僕の袖を引っ張って来た。
「どうした?」
僕がクリスに聞くと、
「疲れた。足が疲れた。もう歩けない」
クリスはそう言っていたが、身体強化魔法を付与された堕天使の羽根を装着してるのであれば、疲れるとかないはずだ。コイツ何を考えているんだ。
「アレク。おんぶ」
「ハァ? おんぶ?」
クリスはとんでもない事を言い出した。マジかよ、コイツ……
「おんぶ おんぶ おんぶ おんぷ♪」
足が痛くて歩けないと言ってたはずなのに鼻歌交じりで歌い始めた。
狂ってる…… マジで狂ってる…… マジで狂ってる娘優勝!!
「クリス! あなた何を言ってるの? そんな事出来るわけないじゃない!」
特攻隊長のマリアがクリスを僕から引き離そうとしたが、クリスも僕の腕にしがみつき離れない。
「あなた! いいかげんにしなさい!」
ルナールもマリアと一緒に二人がかりでクリスを引き剥がそうとしたが、それでも引き剥がすことは出来なかった。あの二人も身体強化の天使の羽根シリーズを装着しているはずなのに、それでも引き剥がすことが出来ないとは……
「このままじゃ、埒が明かないわ。アレク様はしょうがないからクリスをおんぶしてあげて」
メアリーはクリスの言動に疲れたのか、僕に厳命した。それはあたかも天皇陛下の勅命にも似ていた。
「ハァ? 何で僕が……」
メアリーには口で負けるので、それ以上は言わなかったが、全力で拒絶した。傍目から見たらヘタレイケメンに見えるだろう……
メアリーはイラッと来たのか、目を吊り上げて、
「そのままじゃ、シンシアヌ高原に行けないでしょ! アレク様、早くおんぶして!」
メアリーは逆ギレを始めた。女性の逆ギレは理論理屈が通用しないことを前世では嫌っていう程、味わって来た。それは弁護士に丸投げしてでも解決してもらいたいと思えるほどに酷いものだった。
転生したのに、まだ前世のトラウマから立ち直れていないようだ……
「しかしなぁ、いくらクリスといえども同じ年だからなぁ~ それは、ちょっとマズイんじゃないのか?」
僕はセクハラで訴えられないよう言い訳を並べてみた。
「ハァ~ アレク様、あなたクリスが同じ年だと思ってたの?」
メアリーは僕を『何!? この人! 頭のネジがぶっ飛んでるの? 私は触れてはいけない物に触れてしまったのかしら? 私、汚物でも見ているのでショックだわ!』とでも言いたげな目で見ていた。
「えっ!? クリスと僕達は同じ年だろ?」
僕はメアリーに真顔で聞いてみた。
「ハァ~。どこをどう見て、クリスが16才に見えるのよ! アレク様の目は節穴なの? まさか…… 節穴を越えた存在! 腐った目なの!!」
メアリーから聞かされた衝撃の事実! 申し訳ないが、確かに同じ16才で、あの体型はないわぁ~
「ク、クリス、教えてくれ。本当の歳を!」
僕は真実を知りたく、クリスに直接聞いてみた。
「9歳!」
『ガーーン!!』
「ウ、ウソだよね? そんなことないよね? えっ!? マジで?」
僕はあまりの衝撃に顎が外れてしまった。
「ハァ!? 何言ってんの? 頭大丈夫? 壊れてない?」
メアリーは真顔で僕にディスり始めた。
「アレク失礼。アレクは女心をわかってない! 女性に年を聞くなんて、とんだゲスヤロウ! 頚動脈に鉛筆刺して死ね!」
クリスは僕の精神にとどめを刺した。
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