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愛されSubは尽くしたい
プレイ3
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「あっ、あぁ! あ……」
頭の中は、胸でじんじんと熱を伴う痛みと、深見の上等そうなスーツを汚してしまった罪悪感でいっぱいになる。
バスローブを下から捲られ、臀部を深見の前に晒す。
「やだ……こんな、格好……」
胸をかばいながらもぞもぞと腰を動かすと、下肢に衝撃が走った。じん、と熱を帯びた痛みが、じわじわと身体に刻まれる。プレイに拙い汐を叱るような行為に、パニックになった。
──誠吾さん、やっぱり怒ってる……僕が、下手だから。
「友達に謝らせたこと。僕の性格が悪いと言ったこと。命令に出来ないと反抗したこと。合計で三回だ」
汐が「なんのこと?」と問う前に、きつい平手が飛んできた。もしかしたら、隣の部屋にも届いたんじゃないかと思うくらい、甲高い破裂音。痛みも衝撃もさっき打たれたときの比ではない。
「ごめん、なさいっ……! あやまる、謝るからぁ!」
「手加減はしない。本気で三回打つのと、普通に十回打つほう。どっちがいい?」
深見の温情に、汐は必死にしがみつく。
「十回……がいい。おねがい、お願いします……! 十回、打ってください……」
「よく言えたね。Goodboy」
「あっ、あ……」
堰き止めていたGlareが一気に汐を包み、絶頂へ連れていかれる。性器からはびゅくびゅくと精が溢れて止まらない。どれだけスーツを汚そうが、深見は嫌な顔一つしなかった。
初めて汐が懇願し、望んだプレイ。それを深見が今から叶えてくれる。そう思うと、いまだに胸を締めつける痛みも、これから与えられる痛みも、愛おしく感じられる。
空気を裂くような鋭い音に遅れて、ひりひりと灼熱を伴う痛みがやってくる。感じているのはそれだけじゃない。一回、また一回と深見の手で強く打たれる度に、先走りが滴り落ちる。許容出来る程度の痛みだと分かり、汐は抵抗しなかった。
「あっ! あ……っ! あぁ……ん!」
今度は声が漏れるのが恥ずかしくなって、自らの口を手で覆った。始終を見ていた深見が、今までにないくらい優しい声色で問いかける。
「大丈夫か? 無理そうなら言いなさい。セーフワードは使わなくてもいいから。Say」
吐き気がするほど嫌だと思われたのだろうか。汐は首を振って否定する。
「ちが、うの……きもちよくて、へん……。何で、痛いのに、きもちいいの……?」
「どうして欲しい?」
「もっと、たくさん……お仕置きしてほしい……。誠吾さん……もっと、いじめて」
ふっ、と思わず漏れたような笑いが耳に届き、深く安堵した。深見の手のひらへ押しつけるように、尻を高く掲げる。
「Open. 噛まないように舌を転がしてごらん」
「……んっ、ひゃ……っ! ふ、あ、あぁっ」
口の中を深見の指で犯され、後ろにはお仕置きが継続される。違う形の快楽に汐は翻弄されながらも、深見から与えられる全てを享受する。
「よく、頑張ったね」
満たされないと嘆いていた身体に、深見の言葉が染み渡る。誰にも触れられないように、固く閉ざしていた心の蓋を取り払い、注いでくれる──そんな人を、探していたのだ。
この目に深見をずっと映していたい……労るようなGlareを放たれて、汐の意識はぷつんと途切れてしまった。
頭の中は、胸でじんじんと熱を伴う痛みと、深見の上等そうなスーツを汚してしまった罪悪感でいっぱいになる。
バスローブを下から捲られ、臀部を深見の前に晒す。
「やだ……こんな、格好……」
胸をかばいながらもぞもぞと腰を動かすと、下肢に衝撃が走った。じん、と熱を帯びた痛みが、じわじわと身体に刻まれる。プレイに拙い汐を叱るような行為に、パニックになった。
──誠吾さん、やっぱり怒ってる……僕が、下手だから。
「友達に謝らせたこと。僕の性格が悪いと言ったこと。命令に出来ないと反抗したこと。合計で三回だ」
汐が「なんのこと?」と問う前に、きつい平手が飛んできた。もしかしたら、隣の部屋にも届いたんじゃないかと思うくらい、甲高い破裂音。痛みも衝撃もさっき打たれたときの比ではない。
「ごめん、なさいっ……! あやまる、謝るからぁ!」
「手加減はしない。本気で三回打つのと、普通に十回打つほう。どっちがいい?」
深見の温情に、汐は必死にしがみつく。
「十回……がいい。おねがい、お願いします……! 十回、打ってください……」
「よく言えたね。Goodboy」
「あっ、あ……」
堰き止めていたGlareが一気に汐を包み、絶頂へ連れていかれる。性器からはびゅくびゅくと精が溢れて止まらない。どれだけスーツを汚そうが、深見は嫌な顔一つしなかった。
初めて汐が懇願し、望んだプレイ。それを深見が今から叶えてくれる。そう思うと、いまだに胸を締めつける痛みも、これから与えられる痛みも、愛おしく感じられる。
空気を裂くような鋭い音に遅れて、ひりひりと灼熱を伴う痛みがやってくる。感じているのはそれだけじゃない。一回、また一回と深見の手で強く打たれる度に、先走りが滴り落ちる。許容出来る程度の痛みだと分かり、汐は抵抗しなかった。
「あっ! あ……っ! あぁ……ん!」
今度は声が漏れるのが恥ずかしくなって、自らの口を手で覆った。始終を見ていた深見が、今までにないくらい優しい声色で問いかける。
「大丈夫か? 無理そうなら言いなさい。セーフワードは使わなくてもいいから。Say」
吐き気がするほど嫌だと思われたのだろうか。汐は首を振って否定する。
「ちが、うの……きもちよくて、へん……。何で、痛いのに、きもちいいの……?」
「どうして欲しい?」
「もっと、たくさん……お仕置きしてほしい……。誠吾さん……もっと、いじめて」
ふっ、と思わず漏れたような笑いが耳に届き、深く安堵した。深見の手のひらへ押しつけるように、尻を高く掲げる。
「Open. 噛まないように舌を転がしてごらん」
「……んっ、ひゃ……っ! ふ、あ、あぁっ」
口の中を深見の指で犯され、後ろにはお仕置きが継続される。違う形の快楽に汐は翻弄されながらも、深見から与えられる全てを享受する。
「よく、頑張ったね」
満たされないと嘆いていた身体に、深見の言葉が染み渡る。誰にも触れられないように、固く閉ざしていた心の蓋を取り払い、注いでくれる──そんな人を、探していたのだ。
この目に深見をずっと映していたい……労るようなGlareを放たれて、汐の意識はぷつんと途切れてしまった。
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