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連載
247 精霊樹さんのお話
しおりを挟む精霊樹さんはお話が出来る優しい精霊樹さんでした。そんな優しい精霊樹さんをいつまでも裸?で待たせたらダメダメです。早くお洋服?ふかふかにしてあげないと!がんばるよ!ふんす!
『おーおー、サーヤの鼻が広がってるなぁ』
〖やる気まんまんね~〗
『え~、私が頼んだ時となんか違うわぁ』
『お母様…』
『違うのは当たり前だと思うにゃ~』
みゃっ『おもうにゃっ』
ん~妖精さんたちに手伝ってもらったらいいのかな?
「お~い、ちゅちにょ、ようしぇいしゃんちゃち~」
みんな来てくれるかな?どきどき
『『『『は~い!』』』』
『『『『よんだ?よんだ?』』』』
『『『『なぁに?なぁに?』』』』
ぼこぼこぼこぼこぼこっと土の中から妖精さんたちが出てきてくれました!
「ふぉ~」
沢山来てくれました!
「あにょにぇ、こんぢょは、しぇ、せいれいじゅしゃんにょ、ちょこ、ふかふかに、ちたいにょ」
『『せいれいじゅの?』』
『『あしもと?』』
『『と、いうことは~』』
『『けっこうひろく』』
『『それにふかく』』
『『かな?』』
「あい。あにょにぇ、あにょにぇ?みんにゃ、てちゅだってくりぇりゅ?おにぇがいちましゅ」
お手伝いしくれるかな?妖精さんたち、ほっぺた赤くしてぱぱって円陣組んでお話始めちゃいました。おしりがぷりってかわいいです。お手伝いしてくれると嬉しいなぁ。
『『もじもじしてるね』』
『『かわいいね』』
『『おねがいしてくれなくても』』
『『さーやちゃんなら』』
『『よろこんで』』
『『おてつだいするのにね』』
『『わかってないところも』』
『『かわいいよね』』
『『うふふふ』』
『『それじゃあ』』
ぴょんっとみんながこっちを向きました。お話おわったのかな?
「あにょ、てちゅだってくりぇりゅ?」
『『うふふふ』』
『『もっちろん!』』
『『だいじょうぶ!』』
『『まっかせて~!』』
『『やるぞ~!』』
『『『『お~!!』』』』
手伝ってくれるって!やったあ!
「あいがちょ~!」
がんばるよ~!
『あっ!ちょっと待ってくださいませ!』
「うにゅ?」
アイナ様?どうしたの?
『先ほど、一緒に探索しましたでしょう?』
「あい」
『その時にこの辺りが地底湖のようになっていると分かりましたわよね?』
「あい」
『あっ!そうか!』
「おいちゃん?」
『あのな?下手に土を柔らかくしちまうと、これだけ水に囲まれたところだ、下手したら地面が崩れかねない!』
「ふあ?どうちよう?」
『大丈夫ですわ。全体を柔らかくするのではなく、精霊樹の周りだけを広めに柔らかくしましょう。あとは私たちもお手伝いいたしますので、魔力を地面に送ればいいのですわ。健康な良い土になあれ。と』
「あい!わかっちゃあ!」
元気になぁれ!だね!
『地の精霊王、それに愛し子殿。「さー、や!」え?では、サーヤど「さーや!にゃにょ!」…サーヤ、「あい!」私からお願いがあるのだが、いいだろうか?』さわわ
「あい。どちたの?」
精霊樹さんのお願いって何かな?
〖くすくす。精霊樹も負けたわね〗
『そうだな』
『サーヤのあの攻撃は無敵ですから』
ジーニ様たち?なんですか?にこにこ
『こほん。では、魔力を流す時に私の子の方まで一緒に流してくれないだろうか?さすれば、子も私も繋がりができ、お互い強くなると思うのだ』さわわ
『精霊樹様…ありがとうございます』
青葉ちゃんが何だかうるうるしてます。
『とんでもない。むしろ本当にすまなかった。許してもらえるだろうか』さわわ
『もちろんです。そもそも怒ってなどございません。それより、失礼ですが、質問よろしいですか?』
『ああ。なんなりと。それから、我らはいわば親子。そんなかしこまらないでくれると嬉しい』さわわ
青葉ちゃんが嬉しそうに顔を少し赤くして微笑んでます。良かったね!
『あ、ありがとう。それじゃ、私の樹も、えと、あなたも、名付けられた時に一度変化がありました。サーヤちゃん達がこれからしてくれることで、また変化があると思いますか?』
『どうか母と…ああ。変化はあると思うよ』さわわ
『そうですか。ありがとう。……お母様』
『こちらこそ。ありがとう。青葉』
良かったね!なかよしだよ!
あれ?そういえば
「にぇーにぇー、せいれいじゅしゃん」
『何だろうか?』
「せいれいじゅしゃんは、あおばちゃんにょ、せいれいじゅ、きぢゅかにゃかっちゃ?」
『それがな…』
〖そういえば、そうよね?結葉と違ってしっかり者のはずの精霊樹が気づかなかったの?〗
ジーニ様も不思議そうです。
『ジーニ様、ご挨拶もせずに失礼いたしました。お久しぶりでございます。お恥ずかしながら、意識がはっきりしてきたのがこの数日で、先ほどようやく会話ができるまで回復した次第で…申し訳ございませんでした』
回復?ジーニ様も驚いています。ばっ!と、みんなが一斉に結葉様を見ると、鳴らない口笛を吹きながら逃げようとしているところでした。
〖結葉?〗
『お母様?』
〖どこに行くのかしら?〗
『まさか、逃げるとか、おっしゃいませんわよね?』
『や、やぁね、なんのことぉ?』
『うふふふ。お母様、さぁ、お隣にいらして下さいませ。一緒に精霊樹のお話を聞きましょう』
〖そうよ。さぁ、一緒に聞きましょう〗
『〖うふふふふ〗』
おめ目が笑ってない笑顔で両側から腕を組まれて捕獲された結葉様…あ~ぁ
〖それで?何があったの?〗
ジーニ様、何事も無かったように、にこにこです。
『は、はい。ご存知と思いますが、私はかつて違う大陸におりました。それゆえ、アルコン様の件の時にこちらの大陸にもと、こやつは種を撒こうとしたのかもしれませんが…とにかくエルフと人間の多くがいる大陸におりました』
〖そうよね。あの時はもう、草ひとつない荒涼とした地になってしまって、主神が転移で結葉だけを連れてきたのよね〗
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん』』じとー
『だから、悪かったと…』
『一生言われそうだな。アルコン様』
「あい。しょうおみょう」
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