《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

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344 大人のごあいさつ

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    てってってっと、ご機嫌に歩くハクの背中で、更にご機嫌なサーヤとココロ。

『ココロ~アイナ様たち早く帰ってきてくれて良かったね~』
みゃ~『はいにゃ!ハクにぃに!おやかたたちもいるにゃ!うれしいにゃ!』
「こころ、おちゃべり、びっくりちちゃうかにゃ~?」
みゃ~『そうだったにゃ!びっくりするかにゃ?』
「しゅりゅかにゃ?」
ぴゅいきゅい『『するよ~!』』
「ぎんしゃま、しゅりゅ、おもう~?」

唯一大人のギン様に聞いてみると

『そうだな。アイナ様たちがドワーフたちに喋っていなければ、驚くのではないか?』

「しょっか~。どっちかにゃ~?」
もう喋っちゃったかな~?

『念話で聞いてみたらどうだ?練習にもなるだろう?』
「しょっか~♪ぎんしゃま、あちゃまいい~♪やってみりゅね~♪」
『ああ。頑張れ』
『がんばれ~』
みゃあ『さーにゃにゃん、がんばるにゃ』
みんな応援してくれて、ハクもしっぽで支えてくれます。

「あ~い!んっちょ~。ちゃんでんちょ、おはなち~」

『…丹田に集中、だな』
ギン様がおいちゃんに代わり突っ込みを入れてきました。

「しょうでちた~。えへ~」
ぽんぽんの下の方~  
「しゅ~ちゅ~」
ぽかぽかしてきたよ~。いくよ~。

「「こんこんこん。あいなしゃま~、にゃーにゃにゃ~ん。おかえりなしゃ~い。はいってましゅか~?」」
聞こえたかな~?

『ぶふっ』
「うにゅ?」
ギン様?どうしたの?

『お父さん?どうしたの~?』
急に吹き出したギン様にハクもびっくり。

『い、いや。サーヤ、入ってますか?は違うんじゃないか?』
ギン様は言い出した手前、心配でサーヤの念話を聞いていたようだ。

「あ~。まちがえちゃ~。えへ~」
失敗失敗。

そして、アイナ様たちも
『『ぐふっ』』
あまりに唐突にかわいい声が聞こえてきて吹き出していた。

    こんこんこんですって!入ってますか?ですって!どうしましょう!ニャーニャ!
    どうしようにゃ!おもしろかわいいのにゃ!

『お、おい。なんだよ突然大丈夫か?』
突然変な声で吹き出すアイナ様とニャーニャにゃんに、親方がなんなんだと聞いてくる。

『ごほっ。な、なんでもありませんわ。失礼いたしましたわ』
『ごめんにゃ~。なんでもないにゃよ~』
なんとか誤魔化していると

「「こんこんこん。まちがえちゃ~。えへ~♪きこえましゅか~?」」

『『にゅふっ』』

    今度は訂正が入りましたわ!どうしましょう!
    おもしろかわいすぎるにゃ!
    しかも、こんこんこんはそのままですわ!
    さすが、サーヤちゃんにゃ!

『おい…なんだよ。不気味だな』
再び、怪しむ親方

『す、すみませんですわ。本当に大丈夫ですわ』
『ごめんにゃ~』

アイナ様たちが再び誤魔化してる、その時、

『『アイナ様、ニャーニャ、申し訳ない。ちょっとサーヤとココロが聞きたいことがあるそうで、練習がてら念話で聞いてみたらどうかと私が提案したもので』』
ギン様が慌ててフォローの念話を入れる

『『そういうことでしたか。わかりましたわ』』
『『ありがとにゃ』』
『『申し訳ない。では、よろしくお願いいたします』』
『『はい。かしこまりましたわ』』
『『はいにゃ』』

   納得ですわね
   納得にゃ~

そして、改めて
「「こんこんこん。きこえましゅか~?」」
『『ふふ。はい。聞こえますわ。ただいまですわ。サーヤちゃん』』
『『ただいまにゃ。サーヤちゃん。それとにゃ?念話だから、おしゃべり頑張ってみたらどうかにゃ?』』
『『そうですわね。上手になってゲンさんを驚かせましょう』』
「「お~。しょ、そっか~♪わかった~♪」」

   素直ですわね~
   素直だにゃ~

『『それで、どうしたのですの?』』
『『どうしたにゃ?』』
「「あのね~?ココロ、おしゃべり、びっくりするかな~?」」

    ココロのおしゃべり、びっくり?なんでしょうか?
   ん~?ああっ!こういうことかにゃ?

『『サーヤちゃん、親方たちはまだ、ココロがおしゃべり出来るのしらないにゃよ』』

   ああ、なるほど。
『『そうですわね。二本足で歩けることも知らないですわ』』

    きっと親方たちを驚かせたいのでしょうね。
    そういうことにゃ。

「「びっくりかな~?」」

    わくわくしてるのが伝わりますわね~
    そうにゃね~

『『ええ。きっとびっくりしますわ』』
『『名前紹介するまで、ココロに普通の猫のマネをしてもらうといいにゃ』』
「「そっか~♪わかった~!ありがちょ~」」
『『どういたしまして』』
『『楽しみにゃね』』
「「あい!じゃあね~」」
ぶちっ

    最後は言葉がちょっと戻ってましたわね。
    そうにゃね。

『なんだよ。急に黙ったかと思ったらニヤニヤしてよ』
『気持ち悪いねぇ』
今度は長く黙ってたせいか、親方夫婦でツッコミが入りました。

『『ごめんなさい(にゃ)ですわ』』

    しまったですわ。
    失敗したにゃね~。


そして、念話を終えたサーヤは、ニャーニャにゃんの提案を伝えます。

「こころ~、みんにゃ、まだちらないから、ふつうにょ、ねこしゃんのまねちて♪」
みゃ?『ふつうにゃ?』
普通ってなんにゃ?

『ココロ、ここに来る前のようにするんだ。名前を紹介するまで喋らないし、二本足で立たない。歩かない。だな』
ギン様が補足してくれる。
そうそう。それだよ~

みゃ~『わかったにゃ~』
「びっくりしちゃうにぇ~♪」
みゃ~『ね~♪』

『さあ、いよいよだぞ。みんな、ちゃんと挨拶できるな?』

「あ~い!」
挨拶は大事だもんね!
『もちろんだよ~。ね?みんな~』
ぴゅいきゅい『『もっちろんだよ~』』
『『明るく元気に!』』
『『『ハキハキと~』』』
きゅるるん『『『おいちゃんが』』』
きゅるるん『『『『いってた~』』』』
『にゃ~ん!』
みんなもちゃんと分かってます。
ココロはすでに猫のまね。お顔くしくし。

やがてハクとギン様がアイナ様たちの前に到着。ゆっくり止まってくれます。

『アイナ様、ニャーニャおかえりなさい』
ギン様がまずは代表でごあいさつです。

『ドワーフの皆様も急な頼みにも関わらずよくいらして下さった。我はこの森の主、フェンリルの長も努めておりますギンと申します。皆を代表してまずは礼を。この度は誠にありがとうございます』

お~ギン様かっこいい~
「はく~ぎんしゃま、かっちょい~ね~」こそっ
ハクに張り付いてこっそりお話です。
『えへへ~嬉しいな~♪』こそっ
やっぱりこっそりお返事です。でもふさふさしっぽがぶんぶんしてます。

こっそりだけど聞こえちゃったのか、ギン様がしっぽでサーヤとハクの頭、軽くぺしぺしってしました。
「ごめしゃい」
『ごめんなさ~い』

『『ぐふっ』』

あっ、アイナ様たちに笑われちゃいました。

『ふふ。ただいま戻りましたわ』
『ただいまにゃ』
『こちらはドワーフの長、私たちは親方とお呼びしておりますわ。今回はその奥方と』
『ドワーフを代表する優秀な方々においで願ったにゃ』

ほえ~すごいドワーフさんなんだね~。きらきら

『ワハハ。そんなキラキラの目で見つめられたら照れちまうな』
『ほんとだよぉ』
ふお~?ドワーフさんたちにも笑われちゃいました~。えへ?

『ごほんっ。失礼した。ギン様、丁寧な挨拶かたじけない。地の精霊王様の地で暮らしとります。ドワーフの長です。もっぱら親方と呼ばれとりますがな。こちらこそ、お声かけ頂き光栄です。これからよろしく頼みます』

ドワーフさんもかっこいいね~♪優しそうなおじいちゃん?おじちゃん?長いお髭触らせてくれるかな~?絵本に出てくる小人さんみたい~♪かっこいいけどかわいい?お友達になって欲しいな~♪じーっと見てたら、

『うっ。お、俺あんなキラキラな目で見られると照れちまう。兄貴、どうにかしてくれよ』
『無茶言うな俺だって照れちまうよ』
『なんだってあんなキラキラな目で見るんだ?』
『むさ苦しいのが珍しいんじゃないかい?』
『な、なんだか私まで照れちまうね』
『ほ、ほんとだよ。私まで顔が熱くなってきたよ』

「うにゅ?」
あれ~?なんで照れ照れ~?

『サーヤの必殺技、さっそく炸裂~?』
ぴゅい『ん~?ちょっと』
きゅい『ちがうかも~?』
『必殺お顔でお話とは』
『違うみたい~?』
『じゃあ』
『あたらしい』
『ひっさつわざだ~』
きゅるるん『『『ひっさつ』』』
きゅるるん『『『『キラキラおめめこうげき~』』』』
『にゃ~(ぴったりにゃ~)』
ちびっこ同盟が何か言ってます。

『ぶっ』ギン様?
『ぐふっ』アイナ様?
『にゅふっ』ニャーニャにゃん?

みんなが笑ってる?~なんでよ~教えてよ~!
「ぶー」
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