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ある日の父子日記3 番外編
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『ドキドキするよ~』ドキドキ
〖大丈夫ですよ。あんなに練習したんですから、落ち着いて頑張って下さい〗
『うん。わかった~』
ハクはドキドキ。
『心臓が落ち着きません』バクバク
『気負いすぎだ。もっと楽に行け』
『はい。分かりました』
ギン様はバクバク。
似た者親子です。いよいよです。
『お父さ~ん』ドキドキ
『ハク』バクバク
見つめ合う親子。その後ろでは
『大丈夫かあの二人』
〖ハクは大丈夫ですよ。むしろギンはいかがですか?〗
『ああ。大丈夫⋯だと思う。どちらかと言うとこういう時、ハクの方が肝が座ってる気がするな』
〖やはりそうですか〗
見守るエル様とアルコン様。そして案の定⋯
『あのね~ぼくお父さんに見てほしいことがあるんだ~』
先に切り出したのはハクだった。
『そうか。実は私もなんだ』
『そうなの~?楽しみだな~。でも、ぼくからでもいい~?』
『ああ。もちろんだ』
『ギン⋯』
やはりか⋯
〖まあ、見守りましょう〗
『そうだな』
こちらも気分は保護者
『じゃあ、いくよ~見ててね~?』
『ああ』
さあ、いよいよです!ジーニ様たちに教わったことを思い出しながら魔力を体に巡らせるハク。
『ん~んんんっ』
頑張って体の隅々まで魔力を巡らし、徐々にハクの体が光ってきた。
『んんん~っ』ぐぐぐっ
『ハク』
見つめるギン。
〖その調子ですよ。ハク〗ぐっ
『頑張れ、ハク』ぐぐっ
見守る保護者。
『んんん~っ』ぽんっ!ぺちょんっ!
『ハクっ』
『ぷは~見た~?お父さ~ん。ぼくおてて出来たよ~』
尻もちをつきながら手のひらをギンに見せてくりくりさせるハク。
『えへへ~これでお父さんのお背中洗ってあげられるよ~』にこぉ
『ハク⋯』
呆然としたままハクの名前を呼ぶだけのギン。それに痺れを切らしたのは
『何してるんだギン!何か言うなり抱きしめるなりしてやれっ』ゲシッ!
『うわっ』
急に後ろから蹴りを入れられよろけるギン。
〖いつもなら褒められる行為ではありませんが、今回はよくやりましたアルコン。まあ、ハクが可愛すぎますからね。気持ちは分かります〗うんうん。
心をひとつにする保護者。
今、三人の前にいるのは、サーヤより少しだけ大きい三歳くらいの女の子と間違えそうな可愛い男の子。
変身の勢いでしりもちをついてしまったハクの姿は、サラサラな白銀の髪の毛、思わずぷにぷにつんつんしたくなるようなふくふくしたほっぺ。真ん丸なおっきなおめめは青くキラキラ輝き、まつ毛ばちばち。ぷっくりしたくちびるはリノ様がいたら奪われてしまうのではないかと心配してしまう可愛らしさ!そして、ギンに向かって伸ばす手はぷくぷくもちもちなもみじのおてて!投げ出されたあんよも小さくぷくぷく。ぽっこりふくらんだお腹はみごとな幼児体型!まさにテディベアのぬいぐるみのよう!違うのは、髪の毛からぴょこんと除くお耳はふさふさわんこのお耳!そして、長いしっぽはふっさふっさ!間違いなくサーヤがいたら飛びつかれること間違いなし!
『これは、ヤバいな。人払いして正解だ』
〖そうでしょう?負担を減らすため人化をすると、元の姿の大きさに近くなるようなのですよ。耳としっぽはおいおいですね〗
『ジーニ様とシア様、よく耐えたな』
〖それは、大変でしたよ⋯〗フッ
遠い目をするイル様に
『そうか⋯』
同情を禁じえないアルコン様⋯
『お父さん、どう~?ぼく上手にできた~?』
ハクはまだ呆然としているギンに話しかける。
『あ、ああ。すごいぞハク。驚きすぎて声が出なかったぞ』
『えへへ~ほんとう?やった~♪』にこにこ
『ぐふっ』
大変だ。息子が可愛すぎる。
『お父さん?』
『あ、ああ。すまん。あまりにハクが可愛すぎるもんだから』ごにょごにょ
『え~?最後なんて言ったの~?』
『な、なんでもない』
自分の息子が可愛すぎてどうしていいか分からないギン⋯
『ギン、ダメすぎる』
〖まあ、仕方ない可愛さですけどね〗
『はやく自分も変身しろ』
〖う~ん。忘れてるんじゃないでしょうか?〗
やきもきする保護者。
『お父さん、お背中ごしごししてあげる~』
『ハッ!待て、ハク。私も見せたいものがあると言っただろう?』
『あっ!そうだったね~なぁに~?』
『それはな』
光り出すギン、やがて光から現れた姿は⋯
『うわ~あ。おとうさんなの~?かっこいい~』
〖ほう。これはこれは〗
『ふむ。ひとまず成功だな』
〖ひとまず、ですか?〗
『そうだ。ひとまず、だ』
眉をひそめて見守る保護者。
『どうだ?私も出来ているか?』
『うん。すごい~かっこいい~』
ぎゅうっとギンに抱きつくハクがかわいい。
ハクの前には完全な人化を果たしたギンが。すらっとした長身の男がいた。細身ながら筋肉がついたしなやかな体。
髪はハクと同じ白銀のサラサラヘアー。瞳もハクと同じ輝く青。違うのはハクより切れ長ということだろうか。顔もかっこいいというよりはキレイと言った方がいい、すっと通った鼻筋が美しい。
『どうだ。これでお互い背中を洗えるな』
『うん!ぼく洗ってあげる~』にこにこ
『そうか。頼むぞ』にこり
『ふぅ~。やっとか。あとは、どれだけもつかだな』
〖というと?〗
『気を抜くとな?あの姿をまだ保てないんだよ』
〖ああ、なるほど。それは急がないといけませんね〗
ハラハラする保護者。
『お父さん、どう~?気持ちいい~?』ゴシゴシゴシゴシ
小さい体で一生懸命背伸びしたりしゃがんだり。その度にふさふさ揺れるしっぽがたまらない。
『ああ。気持ちいいぞ』にこにこ
『だらしない顔だな』
〖双子に洗ってもらっているあなたも似たようなものですよ〗
『え?』
『ふふっ』
にやける保護者。
『今度は私が洗おう』
『やったあ!』
場所を交代してハクを洗い始めるとしっぽがフサフサゆらゆら
『うふふ~嬉しいな~♪』
『そうか。良かったな』
幸せをかみしめていると
ばたばたばたばたっ
『こら、サーヤ!走るな!』
「もふもふにゃ、やかんーっ」
『予感だろ!』
「しょうちょもゆーっ!もふもふーっ」
『そうとしか言わないだろ!だから、走るな!』
「もふもふもふもふーっ」
『来たな』
〖来ましたね〗
『なんで来る前にもふもふが分かるんだ?』
〖特殊能力でしょうか?〗
不思議がる保護者。
ガラガラっ
「もふもふーっ!う?」
『こら!サーヤ!え?』
「『だれ(りぇ)?』」
サーヤたちからはギン様の背中しか見えません。だけど、
『あ~サーヤ~』
ギン様の影からぴょこんとわんこ耳のハクが⋯
「ふあ~あああ」きらきらきらきら
『あっ』
しまった!と気づいたおいちゃん。
〖『あっ!』〗
更にしまった!と思った保護者。
『『え?』』
なんでサーヤの目がきらきらなのか分からない親子。
「ふあああああっもふもふもふもふーっ」だだだーっ
『あっ!サーヤ走るな!』
つるんっ
「ほあ?」
滑って宙に浮くサーヤ!
〖『わあっ』〗
慌てる保護者と
『『サーヤっ』』ぼんっだだだだっ
駆け寄るわんこ親子
『あ?』
〖『あっ』〗
ぼん?
がしいっ
「ふあああああああ」きらきらきらきら
『サーヤ、大丈夫⋯か?』
なんとか頭を打つ前にサーヤを抱き止めたギン様。だけど、腕の中にいるサーヤの目はさっきよりキラキラしている。
『お父さん、ふわふわだ~』
『え?あっ!』しまった!
慌てたギン様、気が緩んで立派なお耳としっぽがふわっふわっのもっふもふ!
『あ~ギン、やらかしたな』
〖いえ、でも今のは仕方ないのでは?〗
『え?あれギン様なのか?じゃあ、あの今のサーヤと双子みたいなちびっこいのは、もしかして⋯?』
〖『ハク(だ)です』〗
『マジか⋯』
呆然とする保護者&ゲン
「うきゃーっだれー?もふもふっだれー?もふもふもふもふーっ」
『え~ぼくハクだよ~分からなかった~?』
「ハク~!?にゃんで~?もふもふ!どちて~?もふもふっ」
『私はギンだ』
「ぎんしゃま~!?にゃんで~?もふもふっ!どちて~?もふもふっ」
『あ~サーヤが壊れたな』
『そうだな』
〖そうですね〗
立ちすくむ保護者&ゲン
「もふもふもふもふーっ」
『サーヤ~』
『落ち着け』
「もふもふもふもふーっ」
『サーヤ⋯ギン様、ハクすまん』
『いつもの姿の方がもふもふなはずなのだがな』
〖たしかに。謎ですね⋯〗
項垂れるゲンに、首を傾げる保護者
残念、背中洗いっこはまた今度⋯
『ん?そういや、今日は他の連中は?』
『そう言えば』
〖来ませんね?〗
やっと気づいた保護者&ゲン
そして噂の人たちは今⋯
ぴゅいきゅい『『なにあれ~?』』
『『ミノムシ?』』
『『『おっきい~』』』
〖はいはい、みんな、あっち行きましょうね〗
〖そうですね。目が汚れたら大変です〗
『『『『『は~い』』』』』
『『ええ?それで納得しちゃう?』』
『『うわわわ』』
神様たち、辛辣。それに納得しちゃうみんなにフゥ、クゥびっくり。山桜桃ちゃんと春陽くんは助けなくていいのかあわあわ。
何かと言うと?
『うふふぅ♪これで動けないでしょ~?』
『んぐぐっ、お母様酷いですわ!』ぐいんぐいんっ
『だってぇ~リノちゃんたらしぶといんですものぉ~』うふ♪
『だからって私にくくりつけるか?結葉』
『まさか、精霊樹様に、くくりつけるとは』
『モウシワケアリマセンガ、ヒジョウニ、ウルサイデス』
久々登場なのにこの扱いの精霊樹様と、とばっちりを受けるハチさん達⋯
『さすがお母様、容赦ないですわ』
『さすがにゃ結葉様』
ひきつるアイナ様とニャーニャにゃん
『助けてくださいませーっ』
『うるさくてかなわんな』
『もうし訳ありませぬが』
『ドウカンデス』
増える結葉様被害者の会
『うふふぅ~♪』
✩.*˚ ✩.*˚ ✩.*˚
なんやかんや三話になっちゃいました💦
〖大丈夫ですよ。あんなに練習したんですから、落ち着いて頑張って下さい〗
『うん。わかった~』
ハクはドキドキ。
『心臓が落ち着きません』バクバク
『気負いすぎだ。もっと楽に行け』
『はい。分かりました』
ギン様はバクバク。
似た者親子です。いよいよです。
『お父さ~ん』ドキドキ
『ハク』バクバク
見つめ合う親子。その後ろでは
『大丈夫かあの二人』
〖ハクは大丈夫ですよ。むしろギンはいかがですか?〗
『ああ。大丈夫⋯だと思う。どちらかと言うとこういう時、ハクの方が肝が座ってる気がするな』
〖やはりそうですか〗
見守るエル様とアルコン様。そして案の定⋯
『あのね~ぼくお父さんに見てほしいことがあるんだ~』
先に切り出したのはハクだった。
『そうか。実は私もなんだ』
『そうなの~?楽しみだな~。でも、ぼくからでもいい~?』
『ああ。もちろんだ』
『ギン⋯』
やはりか⋯
〖まあ、見守りましょう〗
『そうだな』
こちらも気分は保護者
『じゃあ、いくよ~見ててね~?』
『ああ』
さあ、いよいよです!ジーニ様たちに教わったことを思い出しながら魔力を体に巡らせるハク。
『ん~んんんっ』
頑張って体の隅々まで魔力を巡らし、徐々にハクの体が光ってきた。
『んんん~っ』ぐぐぐっ
『ハク』
見つめるギン。
〖その調子ですよ。ハク〗ぐっ
『頑張れ、ハク』ぐぐっ
見守る保護者。
『んんん~っ』ぽんっ!ぺちょんっ!
『ハクっ』
『ぷは~見た~?お父さ~ん。ぼくおてて出来たよ~』
尻もちをつきながら手のひらをギンに見せてくりくりさせるハク。
『えへへ~これでお父さんのお背中洗ってあげられるよ~』にこぉ
『ハク⋯』
呆然としたままハクの名前を呼ぶだけのギン。それに痺れを切らしたのは
『何してるんだギン!何か言うなり抱きしめるなりしてやれっ』ゲシッ!
『うわっ』
急に後ろから蹴りを入れられよろけるギン。
〖いつもなら褒められる行為ではありませんが、今回はよくやりましたアルコン。まあ、ハクが可愛すぎますからね。気持ちは分かります〗うんうん。
心をひとつにする保護者。
今、三人の前にいるのは、サーヤより少しだけ大きい三歳くらいの女の子と間違えそうな可愛い男の子。
変身の勢いでしりもちをついてしまったハクの姿は、サラサラな白銀の髪の毛、思わずぷにぷにつんつんしたくなるようなふくふくしたほっぺ。真ん丸なおっきなおめめは青くキラキラ輝き、まつ毛ばちばち。ぷっくりしたくちびるはリノ様がいたら奪われてしまうのではないかと心配してしまう可愛らしさ!そして、ギンに向かって伸ばす手はぷくぷくもちもちなもみじのおてて!投げ出されたあんよも小さくぷくぷく。ぽっこりふくらんだお腹はみごとな幼児体型!まさにテディベアのぬいぐるみのよう!違うのは、髪の毛からぴょこんと除くお耳はふさふさわんこのお耳!そして、長いしっぽはふっさふっさ!間違いなくサーヤがいたら飛びつかれること間違いなし!
『これは、ヤバいな。人払いして正解だ』
〖そうでしょう?負担を減らすため人化をすると、元の姿の大きさに近くなるようなのですよ。耳としっぽはおいおいですね〗
『ジーニ様とシア様、よく耐えたな』
〖それは、大変でしたよ⋯〗フッ
遠い目をするイル様に
『そうか⋯』
同情を禁じえないアルコン様⋯
『お父さん、どう~?ぼく上手にできた~?』
ハクはまだ呆然としているギンに話しかける。
『あ、ああ。すごいぞハク。驚きすぎて声が出なかったぞ』
『えへへ~ほんとう?やった~♪』にこにこ
『ぐふっ』
大変だ。息子が可愛すぎる。
『お父さん?』
『あ、ああ。すまん。あまりにハクが可愛すぎるもんだから』ごにょごにょ
『え~?最後なんて言ったの~?』
『な、なんでもない』
自分の息子が可愛すぎてどうしていいか分からないギン⋯
『ギン、ダメすぎる』
〖まあ、仕方ない可愛さですけどね〗
『はやく自分も変身しろ』
〖う~ん。忘れてるんじゃないでしょうか?〗
やきもきする保護者。
『お父さん、お背中ごしごししてあげる~』
『ハッ!待て、ハク。私も見せたいものがあると言っただろう?』
『あっ!そうだったね~なぁに~?』
『それはな』
光り出すギン、やがて光から現れた姿は⋯
『うわ~あ。おとうさんなの~?かっこいい~』
〖ほう。これはこれは〗
『ふむ。ひとまず成功だな』
〖ひとまず、ですか?〗
『そうだ。ひとまず、だ』
眉をひそめて見守る保護者。
『どうだ?私も出来ているか?』
『うん。すごい~かっこいい~』
ぎゅうっとギンに抱きつくハクがかわいい。
ハクの前には完全な人化を果たしたギンが。すらっとした長身の男がいた。細身ながら筋肉がついたしなやかな体。
髪はハクと同じ白銀のサラサラヘアー。瞳もハクと同じ輝く青。違うのはハクより切れ長ということだろうか。顔もかっこいいというよりはキレイと言った方がいい、すっと通った鼻筋が美しい。
『どうだ。これでお互い背中を洗えるな』
『うん!ぼく洗ってあげる~』にこにこ
『そうか。頼むぞ』にこり
『ふぅ~。やっとか。あとは、どれだけもつかだな』
〖というと?〗
『気を抜くとな?あの姿をまだ保てないんだよ』
〖ああ、なるほど。それは急がないといけませんね〗
ハラハラする保護者。
『お父さん、どう~?気持ちいい~?』ゴシゴシゴシゴシ
小さい体で一生懸命背伸びしたりしゃがんだり。その度にふさふさ揺れるしっぽがたまらない。
『ああ。気持ちいいぞ』にこにこ
『だらしない顔だな』
〖双子に洗ってもらっているあなたも似たようなものですよ〗
『え?』
『ふふっ』
にやける保護者。
『今度は私が洗おう』
『やったあ!』
場所を交代してハクを洗い始めるとしっぽがフサフサゆらゆら
『うふふ~嬉しいな~♪』
『そうか。良かったな』
幸せをかみしめていると
ばたばたばたばたっ
『こら、サーヤ!走るな!』
「もふもふにゃ、やかんーっ」
『予感だろ!』
「しょうちょもゆーっ!もふもふーっ」
『そうとしか言わないだろ!だから、走るな!』
「もふもふもふもふーっ」
『来たな』
〖来ましたね〗
『なんで来る前にもふもふが分かるんだ?』
〖特殊能力でしょうか?〗
不思議がる保護者。
ガラガラっ
「もふもふーっ!う?」
『こら!サーヤ!え?』
「『だれ(りぇ)?』」
サーヤたちからはギン様の背中しか見えません。だけど、
『あ~サーヤ~』
ギン様の影からぴょこんとわんこ耳のハクが⋯
「ふあ~あああ」きらきらきらきら
『あっ』
しまった!と気づいたおいちゃん。
〖『あっ!』〗
更にしまった!と思った保護者。
『『え?』』
なんでサーヤの目がきらきらなのか分からない親子。
「ふあああああっもふもふもふもふーっ」だだだーっ
『あっ!サーヤ走るな!』
つるんっ
「ほあ?」
滑って宙に浮くサーヤ!
〖『わあっ』〗
慌てる保護者と
『『サーヤっ』』ぼんっだだだだっ
駆け寄るわんこ親子
『あ?』
〖『あっ』〗
ぼん?
がしいっ
「ふあああああああ」きらきらきらきら
『サーヤ、大丈夫⋯か?』
なんとか頭を打つ前にサーヤを抱き止めたギン様。だけど、腕の中にいるサーヤの目はさっきよりキラキラしている。
『お父さん、ふわふわだ~』
『え?あっ!』しまった!
慌てたギン様、気が緩んで立派なお耳としっぽがふわっふわっのもっふもふ!
『あ~ギン、やらかしたな』
〖いえ、でも今のは仕方ないのでは?〗
『え?あれギン様なのか?じゃあ、あの今のサーヤと双子みたいなちびっこいのは、もしかして⋯?』
〖『ハク(だ)です』〗
『マジか⋯』
呆然とする保護者&ゲン
「うきゃーっだれー?もふもふっだれー?もふもふもふもふーっ」
『え~ぼくハクだよ~分からなかった~?』
「ハク~!?にゃんで~?もふもふ!どちて~?もふもふっ」
『私はギンだ』
「ぎんしゃま~!?にゃんで~?もふもふっ!どちて~?もふもふっ」
『あ~サーヤが壊れたな』
『そうだな』
〖そうですね〗
立ちすくむ保護者&ゲン
「もふもふもふもふーっ」
『サーヤ~』
『落ち着け』
「もふもふもふもふーっ」
『サーヤ⋯ギン様、ハクすまん』
『いつもの姿の方がもふもふなはずなのだがな』
〖たしかに。謎ですね⋯〗
項垂れるゲンに、首を傾げる保護者
残念、背中洗いっこはまた今度⋯
『ん?そういや、今日は他の連中は?』
『そう言えば』
〖来ませんね?〗
やっと気づいた保護者&ゲン
そして噂の人たちは今⋯
ぴゅいきゅい『『なにあれ~?』』
『『ミノムシ?』』
『『『おっきい~』』』
〖はいはい、みんな、あっち行きましょうね〗
〖そうですね。目が汚れたら大変です〗
『『『『『は~い』』』』』
『『ええ?それで納得しちゃう?』』
『『うわわわ』』
神様たち、辛辣。それに納得しちゃうみんなにフゥ、クゥびっくり。山桜桃ちゃんと春陽くんは助けなくていいのかあわあわ。
何かと言うと?
『うふふぅ♪これで動けないでしょ~?』
『んぐぐっ、お母様酷いですわ!』ぐいんぐいんっ
『だってぇ~リノちゃんたらしぶといんですものぉ~』うふ♪
『だからって私にくくりつけるか?結葉』
『まさか、精霊樹様に、くくりつけるとは』
『モウシワケアリマセンガ、ヒジョウニ、ウルサイデス』
久々登場なのにこの扱いの精霊樹様と、とばっちりを受けるハチさん達⋯
『さすがお母様、容赦ないですわ』
『さすがにゃ結葉様』
ひきつるアイナ様とニャーニャにゃん
『助けてくださいませーっ』
『うるさくてかなわんな』
『もうし訳ありませぬが』
『ドウカンデス』
増える結葉様被害者の会
『うふふぅ~♪』
✩.*˚ ✩.*˚ ✩.*˚
なんやかんや三話になっちゃいました💦
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