《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

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618 サーヤは見てほしい

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サーヤがぴっかぴか~のぴっかぴか~に光ってるみたいで、エルフのパパさんとママさんに、このままじゃサーヤのお着物、見てもらえません。

「しぇっかく、さーや、てんにょしゃまにゃにょに」へにょ
そんなのだめだめ、悲しすぎます。え~んです。
袖口を持ってお着物がよく見えるようにしながらサーヤが分かりやすく落ち込んでます。

『ほほほ、そうじゃの。せっかく妾とお揃いじゃというのに、見てもらえないとは悲しいことじゃのぉ』
そんなサーヤを天界樹様が愛おしそうになでなで⋯⋯

「あい。かにゃちい」
だから、エルフパパとエルフママに見てもらえるように魔力ぐりゅぐりゅがんばるよ!

『面倒になったのかの?エルフたちの呼び方がだんだん短くなっておるの?』
「みゅ」
気のせいです!それより今はオヘソの下に手を置いて~おめめつむって~

「しゅうちゅ~、たんぢぇん~」
丹田からの~魔力ぐりゅぐりゅ~

『お、サーヤはすっかり丹田の場所を覚えたな。えらいぞ』
『あらあらまあまあ、丹田とおでんを一緒にしてた子が⋯⋯えらいわ。サーヤ』
おいちゃん、ありがとう!おばあちゃんも、いちおうありがとう。でも、おでんは食べたいから作ってね!じゅるり。
『あらあらまあまあ⋯⋯』
『食い意地は健在だな』

つづきです!
「ぐりゅぐりゅ~」
あったかいのサーヤの中、はしっこのはしっこまでしっかりぐりゅぐりゅ~
「みゅ~」
もうちょっとぐりゅぐりゅ~。サーヤの魔力さんがんばれ~。

『サーヤ、ぶわわ~おさまってきたね』
『うん。ぶわわ~がぼわわ~んになってきたね』
『うん。もうしこしで、きゅっだね』
『目標は見えない膜にすることなのだ!』
 精霊眼持ちの妖精トリオが実況中継!姫ちゃんが解説!

『ほほ、流石じゃのぉ。上手に出来ておるの』
『そうですね。あとひと踏ん張りですよ』
天女様、バートさんありがとう!

〖ちびっこにしてはもう今の段階で十分過ぎるくらいの出来だけどな〗
そう?そう?ありがとうヴァル様!でも、サーヤもう少しがんばるね!

〖えらいな!サーヤ〗
『がんばるんだぞ!』
うん!ヴァル様、牙王様!ぐりゅぐりゅ~

〖鍛治神、あなたは大雑把過ぎるのですよ。サーヤの方が余程繊細に出来てるのではないですか?サーヤを見習いましょう〗にっこり
もちろん、どんなにガサツな性格でもそこは神。しっかり見えないほど薄く均一に魔力は張り巡らされている。のだが、エル様はわざと鍛治神様を煽って楽しんでいる。そして
〖な、なんだよ、医神が細かすぎんだろ〗
少々単純な鍛治神様。しっかりお買い上げ。
〖鍛治神、ここにいるみんなの総意だと思うわよ?〗
そこにシア様もしっかり参加!
〖な、なんだよ、シアまでっ!アルコンたちとしてたんじゃないのかよ〗
〖終わらせてきましたよ。ちゃ・ん・と♪〗にっこり

『『⋯⋯』』チーン

『ほらね♪』にこにこ
〖⋯⋯そうかよ(気の毒に。後で骨は拾ってやるか)〗
アルコン様とギン様が死んでる⋯⋯

『皆、静かにするのじゃ。そろそろ大丈夫ではないかえ?』
『そうですね。エルフたち、もう目を開けて大丈夫ですよ』
『『は、はい』』
バートさんに言われて目を開けて見えたものは

『『おお⋯⋯お?』』

先程までの眩しい光の渦ではなく、どんどん収まっていく光と、その中心で丹田に手を当てて、目を閉じ集中している可愛らしいサーヤの姿⋯⋯と、とんがった唇。

「みゅう~」
ぐりゅぐりゅ~

『あらあらまあまあ、なぜか集中すると唇がタコさんになるのよね』
『大きくなれば治るもんなのか?何にしろ、指でちょいちょいっと弾きたくなるよな』
『それは妾もやってみたいのぉ。ぷるんぷるんしてそうじゃの』
『では、私が』
ぷるんぷるんっ
『サーヤ、もう目を開けて大丈夫ですよ』
「みゅ?」
もう少しじゃない?
『ああっ!ずるいのじゃ!バート!妾がやりたかったのじゃ!』
『天界樹様はサーヤを抱っこしているのですから、手がふさがっているではないですか。ですから私が変わりに。大変柔らかかったですよ』にっこり
バートさん、これ以上ない良い笑顔⋯⋯
『むきーっ!妾もするのじゃ!』
ぷるぷるんっ
『んんん~♪かわいいのじゃ♪柔らかいのじゃ♪天界で凛が作ってくれたゼリーのような弾み具合いじゃの♪』
わざわざ片手でしっかり抱き直してサーヤのぷるぷる唇に感動しきりな天界樹様。静かにと仰っていた方はどこに?
『そうでしょう』にこにこ
『素晴らしい弾力なのじゃ♪』にこにこ

『あらあらまあまあ⋯⋯』
『おいおい⋯⋯』
このお二人、何をしているのでしょう?

『『⋯⋯』』
バートさんと天界樹様のやり取りを呆然と見つめるしかないエルフパパとママを見てシア様が

〖んもう、二人とも何してるのよ?サーヤ、ほらもう大丈夫だから目を開けて、エルフさんたちにお顔を見せてあげましょうね〗
ぴんっ
〖あらやだ。本当に気持ちいいわ〗
ぷにぷに
『『そうでしょう(あろう)?』』
シア様まで⋯⋯

「うにゅ~」
なんかみんなでサーヤのお
口になんかしてる~サーヤのお口、たらこさんになっちゃうよ。

『あらあらまあまあ⋯⋯』
『タコになったり、たらこになったり朝から忙しいな』
おばあちゃん、おいちゃん、サーヤのせいじゃないと思う~

『こほん。ほれ、サーヤ。エルフたちに見てもらうのじゃ』
〖もう眩しくないから大丈夫よ〗
『はい。魔力はもう収まっていますよ。次からは朝起きた時でもできるようになりましょうね』にっこり

「あ、あい」
でもでも、ねんねする前は出来てるんだよ?

『あらあらまあまあ、言われちゃったわねサーヤ』
『でも確かに、寝る前だけじゃなく寝てる間も出来てるんだよなぁ』
『不思議よね⋯⋯あら?だからあんなに抱きつかれたり巻き付かれたりしてても寝てる間は大丈夫なのかしら?』
『なるほど。そういうことか』ぽんっ
『もしかして、無意識に生命の危機を感じているのかしら?』
『⋯⋯う~ん』
考えてみたら、色んなものに抱きつかれたり、巻き付かれたり、張り付かれたりしてもサーヤはいつも無事。というか、しっかり寝ている。おばあちゃんの推察通り、命の危機を感じているのだろうか?

「うにゅ~」
おばあちゃん、おいちゃん、二人でなに『『う~ん』』ってしてるのかな?とにかくだいじょうぶならおめ目開けてみよう。

ぱちぱち
「えりゅふぱぱちょ、まま、さーやでしゅ!にしゃいでしゅ!よりょちくにぇ!さーや、てんにょしゃま!」にぱっ
ほら、ごあいさつちゃんとできたでしょ?だからお着物見て?かわいいでしょ?

『『はぅあっ』』
ずっきゅーんっ!!ばたんっ!

「うにゃっ?」
また?

『父様!』
『母様!』
『『しっかり!(でも、わかります!)』』
エルフパパとママも倒れちゃいました。すぐにエルフちゃんたちが走ってきたけど、なんかさいご小さい声で言ってた?
     
「みゅう~」ぷぅ~
なんでねんねしちゃうのかな?サーヤ、天女様とおそろい早く見てほしいのに~

『んん~♪ほっぺたを膨らませて唇をとんがらせておっても可愛らしいのじゃ♪』つんつん
〖本当ね。それに気持ちいいわ〗ぷにぷに
『ふふ。サーヤですからね』なでなで

猫可愛がりとはこのことか?
「ぶー」
サーヤのほっぺとおくち取れちゃうよ。バートさん、頭なでなではしていいよ。
『ふふ。役得でしたね』にこにこなでなで

『〖むぅ〗』ぷくぅ

『あらあらまあまあ、サーヤ、チャンスよ』
『シア様と天界樹様のほっぺたが、ほら』
「うにゅ?」
おばあちゃんとおいちゃんの声に上を見てみると

「あ~♪えいえいっ」ぷすぷすっ
『〖え?〗』ぷしゅっ
「やっちゃあ~♪」にへ~
つぶれた~♪これであいこだよ♪

『〖んんん~♪〗』
『何なのじゃ何なのじゃ?このかわいい生物は~』すりすり
〖もうそんなことで喜んでくれるならいくらでもやっていいのよ~〗むにむに
「うにゃっ」
『〖んんん~かわいい(のじゃ)~♪〗』ぎゅむ~
「ふぎゅぎゅっ」
サーヤ、ひさびさに死んじゃう~ふたりでぎゅーされたら、息が~っ
〖『んんん~♪』〗ぎゅむ~
「くえっ⋯⋯」
パワーアップしたうらやまけしからんおやまが~ぁ 

普段なら苦しくない抱っこのおふたりでも、さすがに二人がかりだと⋯⋯
『お、おい』
『あらあらまあまあ、助けないと』
おいちゃんとおばあちゃんもサーヤの状態に気づいて止めに入ろうとしたその時

しゅぽんっ
「ぷへっ」
空気~
『んもう~何してるのかしらぁ?お姉様もシア様もだめでしょう~?サーヤ、大丈夫ぅ?』
「あい、だいじぶ⋯⋯」すぅ~はぁ~

『〖結葉っ!〗』

「あいがちょ♪」にぱっ
そうです!かくれんぼ中の結葉様が出てきてサーヤを助けてくれました!

『いいのよぉ♪サーヤを救出するのは私の役目だしねぇ』にこにこ
「うにゅ?あい!」にぱ
そうなの?でもいっか!

きゅるる『たしかに、ジーニ様からサーヤを引っこ抜くの一番上手なのは結葉様』
『あらあらまあまあ、そういえばそうよね』
『不思議だけどな』
大人たちが絹さんの言葉に、みんな『うんうん』って言ってます。
ちなみに色んなものをサーヤから引っ剝がすのが上手なのは絹さん。ヘビ『『龍!』』さんを引っこ抜くのが上手なのはおいちゃんです。

『オイラたちに抱きついたサーヤちゃんを剥がしてくれる人もいて欲しいんだな』
『でもにいちゃん、きっといないんだな』
『むり~っていうだよ』
『う~ん』
ぽぽちゃんより、つくしちゃんとなずなちゃんの方が現実が見えてる!

『つくしちゃん、なずなちゃん大正解ね』
『もふもふ状態に入ったサーヤは無理だよな』
『『はい』』
『それにもふもふとサーヤちゃんの組み合わせは最強なので』
『剥がすのが忍びないです』
『『そ、そっか』』
少々、山桜桃ちゃんたちが前のめり気味。

さて、そんなやり取りをよそに

『結葉、サーヤを妾に返すのじゃ』
『そうよ。結葉はいつでもサーヤといられるんだから、返してっ』
天界樹様とシア様がサーヤを取り戻すべく、結葉様に迫っている。

『ええ~?だってぇ、またサーヤを潰しちゃうでしょお?それにぃ、サーヤは誰のものでもないでしょお?サーヤはみんなのサーヤよぉ。ねぇ?サーヤぁ』
「うにゅ?」こてん
サーヤはみんなのもの?サーヤはぁ
「さーやはぁ?」
サーヤはサーヤだよ?みんなの~?みんなの~
「かじょくっ!」にぱぁっ
『そうねぇ。私の言い方が間違ってたわぁ。みんな家族よねぇ』にこにこ
「あい!み~んにゃ、かじょく!」
サーヤだけじゃなくて、み~んなみ~んな家族だよ!

『な、なんということじゃ⋯⋯』よろり
〖何に衝撃を受けたかはわかるけど、天界樹しっかり!〗がしっ

「うにゅ?てんにょしゃま?」
どうしたの?よろよろしてるよ?大丈夫?シア様は何がわかったの?

『天界樹様。分かります。分かりますわ。そのお気持ち。ね?リノお姉様、ニャーニャ⋯⋯』うるうる
『ええ、ええ。分かりますわ。アイナ⋯⋯』うるうる
『痛いほど分かるにゃ。ご主人⋯⋯』だばー
『アイナ、リノ、ニャーニャ、妾は⋯⋯妾は、夢でも見ているのかえ?あの、あの結葉がまともなことを言ったじゃと?』ガクッ
〖ちょっと、天界樹っ倒れないで~〗
シア様が天界樹様を支えてるけど、ひとりで大変そう

『天界樹様っ信じられないのは分かりますわっ』
『ですが、認めざるを得ないのですわっ』
『結葉様は、サーヤちゃんに関することはまともにゃんですにゃ!』
『な、なんということじゃ⋯⋯』ふら~ぁ
〖ちょっと天界樹っしっかり~!アイナたちも天界樹を支えてちょうだいっ〗
『『『天界樹様っ』』』ぎゅうっ

「うにゅ?」
こんどはアイナ様たちまで、大丈夫?泣きながら倒れそうになった天界樹様を抱きしめてる?

『あ~、うん。気にするな!サーヤ』
『そうさねぇ。初めて目にした天界樹様はもちろん、見慣れてきたはずのアイナ様たちがこうなるのも』
『仕方ねぇよな』
『前科がありすぎるからねぇ』
『俺たちだってようやく慣れてきたけどな』
『それでも、いまだに驚くもんねぇ』
『『『『『『さぞかし恐ろしいものを見た感覚だろうな(ね)』』』』』』
うんうん

「おやかちゃ、みんにゃ」
ドワーフさん達まで、涙浮かべてうなずいてるよ?

きゅるる『結葉様、罪作り』
『あらあらまあまあ⋯⋯』
『いったいどんだけやらかしてきたんだろうな?』
〖他の精霊王たちからも話し聞いたらスゲェことになりそうだな〗
〖鍛治神、知らない方が世の為と言うこともありますよ。バートもそう思いますよね?〗
『医神様のおっしゃる通りかと』
〖そうか、そうかもな⋯⋯〗
みんな言いたい放題⋯⋯

『んもぅ~みんなして私をなんだと思ってるのかしらぁ?ひどいわよねぇ。ねぇ?サーヤぁ』すりすり
「んにゅ?う~ん?わかんにゃい!」にぱっ

『うわ~わかんないの一言ですませちゃったよ~』
ぴゅいきゅい『『さすがサーヤなの』』
『『『『うんうん』』』』

なんですか?ハクたち?サーヤ、わかんないったらわかんない!それより~

「えりゅふしゃん」
みんな忘れちゃってるよね?サーヤはちゃんと覚えてるよ!
『あら、そうだったわねぇ。サーヤはぁ、お着物見てもらいたいのよねぇ?』
「あい!さーや、てんにょしゃま♪おきもにょ、かぁい♪」にぱぁ キラキラ~
見てみて♪お着物かわいいでしょ?

『『と、尊い⋯⋯』』
この騒ぎの最中に復活していたエルフパパとママは頬を染めて両手で口を抑えて何か呟いてます。サーヤの背後には消したはずの後光が見えているみたいです。リンゴン♪リンゴンリンゴン♪どこからか鐘の音も?
『『父様、母様?』』
エルフちゃん達、始めてみる両親の姿にちょっと困惑⋯⋯

『結葉様も罪作りだけどさ』
『サーヤも違う意味で罪作りよね』
『『はい』』
フゥ、クゥ、山桜桃ちゃん、春陽くんはそんなエルフ親子を見てから、サーヤをジト目で見つめるのでした。

☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お待たせしました。お読みいただきありがとうございます。何とかゴールデンウィーク中に間に合った?
親戚が気を使って食事に誘ってくれて、なんの予定もなかったはずのゴールデンウィークを久々に賑やかに過ごせました。皆さんは楽しめましたか?明日から日常が帰ってきますね。体に気をつけて頑張りましょう!私は明日病院ですけど(笑)


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