109 / 117
巨竜ブルツァール(1)
しおりを挟む
三日目の夕方、ラウネス一行は王都エルヴァルドへと入った。
住民の多くは逃げたらしく、人の姿はほとんど見られない。街のいたる所の建物が破壊されて瓦礫の山と化している。
どこかで戦闘が繰り広げられている。地響きと、うなり声、砂塵が流れる。
「王城の方向だ」
ブルツァールが通過したところは建物が破壊しつくされ、破壊することが目的であるかのように瓦礫の道が続いていた。
一行が進むと、もうもうと砂塵が巻き上がるところが見えた。
そこにブルツァール。
時折、青い頭が見え隠れする。巨大だ。今までに見たどの生物より巨大だ。建物の五階ほどは裕にある。全身は青く固い鱗に覆われ、目はルビーのように赤い。
背中には無数の棘が逆立ち、棘には人を数秒で跡形もなく溶かす猛毒があると言われる。
鼻先に一本と頭上に二本、そして長い尻尾の先にも二本の角。背中には巨大な翼。広げると三十メートルはあろうかという翼は一度の羽ばたきで建物を吹き飛ばす。
エルンは息を呑んだ。あんな化け物とどう戦えばいいのか見当も付かない。
魔法衛兵隊が攻撃魔法で応戦しているが効果があるようには見えなかった。攻撃魔法が弾かれている。
「エルン、行けそうか?」
ラウネスはエルンの表情を窺った。
「いや、ちょっと無理かな……」
「おい、エルン。やってみないでどうする。お前らしくもない」
ガルディの叱責。
「ややややってみます」
エルンの言葉には力がなかった。
「先回りするぞ」
ラウネスの言葉に一行は速度を上げた。
しばらく馬車は速度を上げて砂塵の中を走る。
すると、急に視界が開けブルツァールの前へと出た。
ブルツァールの全身がエルンの目に飛び込んだ。圧倒される迫力だ。
「ダメ元で、とにかくやってみるしかない。降りましょう」
エルンの声にバヒム、ガルディ、アルが馬車を降りた。
「でも、俺たち何も出来ねえよ」とバヒムが言った。
「僕とアルが魔法で力の限り攻撃します。もし、力尽きて倒れたらその時は抱えて逃げてください」
「よし、わかった。後のことは任せろ。エルンもアルも思う存分やれ。死んでいても運んでやる。立派な墓を建ててやる」とガルディ。
「よ、よろしくお願いします……じゃあ、僕らがどこにいるか見ていてください。アル、行こう」
さすがのアルも恐怖に怯えている。
「アル、しっかり」
「わかってるわよ」と言いながらも涙目になっている。
来るんじゃなかったと今では思っているはずだ。
エルンはブルツァールの進行方向へと走ると足場のよいところを探し、そこで構えた。
そして、両手を突き出すと、ブルツァールの頭に精神を集中させ、渾身の攻撃魔法ブランド・ブリッツを放つ。
攻撃は命中するが、ダメージはなさそうだ。
弾かれた印象があった。
当たった瞬間に分散し、周囲へと飛び散った。
アルも攻撃魔法を放ち、ブルツァールの脇腹、腹へと命中させるが効果はない。
魔法衛兵隊も絶え間なく攻撃している。
巨大なボウガンのような武器バリスタでの攻撃や槍、弓矢での攻撃も続けられているが効果はみられない。ただ、数本の矢は脇腹には刺さっていた。物質による攻撃は多少の効果があることはわかる。
——どうしたらいい?——
エルンは自分に問いかけるが答えは出ない。
「ダメよ。攻撃が弾かれちゃう」
アルが泣きごとのように叫んだ。
「弾かれる……」
いくら魔法の攻撃をしても効果がない。
ひょっとするとブルツァールに反射魔法が掛けられているかもしれないとエルンは思った。では、どのようにすれば解除できるか。
時間を掛けて解析すれば別だが、基本、掛けた魔法使いでなければ解除はできない。
解除は不可能とエルンは判断した。
「どうしよう……」
エルンは悩んだ。
反射魔法を反射するのは魔法だけ。
エルンはピンときた。バヒムに向かって叫んだ。
「バヒムさん、この剣をあのブルツァールまで投げられますか」
「この剣をか……」
エルンはザリーグラネットの剣を抜くと、バヒムに渡した。
——協力してよね、ザリーグラネット——
「この剣をか……ああ、できると思うが」
バヒムは剣を受け取ると、柄を握り、構えると大きく上体をのけ反らせ、振りかぶった。そして、ヒュッという音とともにザリーグラネットの剣を投げた。
さすがバヒムの怪力。
剣はまっすぐにブルツァールの胸の辺りへ飛び、そして突き刺さった。
しかし……。
「刺さったが、浅いぞ。大して利いてない」
「構いません。あの剣で反射魔法があそこだけ破れたんです。後は任せてください」
エルンは、両手を構えて呼吸を止め、すべての力を集中させると渾身の力で攻撃魔法ブランド・ブリッツを放った。
光球は閃光となってブルツァールの胸へと突き進んだ。
そして、刺さった剣から吸い込まれるようにブルツァールの内部へと入った。
一瞬にしてブルツァールの胴体が風船のように膨らんだ。
次の瞬間、轟音とともに爆発した。
ボーーーン……
目の前にいた巨竜ブルツァールは跡形もなく消えた。
いや、細かくなった肉片が雨のように降ってきた。
後片づけが大変だ。
しかし、
「やったぞ!」
周囲から怒涛のように歓声が湧き上がった。
エルンはその場にへたり込んだ。
静かになった。
「エルン、なんて奴なんだ」
ガルディが駆け寄ってきて小さな体を抱きしめた。
「何があった。どうして……」
駆けつけたラウネスがエルンに聞いた。
「……後で説明します」
エルンは、ぐったりとその場に倒れ込んだ。
たくさんの人たちが集まってきてエルンを取り囲んだ。
「どいてくれ、俺が運ぶ」
ガルディはエルンを抱きかかえると歩き出した。
「こんな小さな体で過酷な運命を背負い、それに応えるエルンを抱き抱えることができて俺は幸せだぜ」 ガルディの目に涙が溢れた。「最後までお前に付き合ってやる。お前がどんな大人になるか見届けてやる」
住民の多くは逃げたらしく、人の姿はほとんど見られない。街のいたる所の建物が破壊されて瓦礫の山と化している。
どこかで戦闘が繰り広げられている。地響きと、うなり声、砂塵が流れる。
「王城の方向だ」
ブルツァールが通過したところは建物が破壊しつくされ、破壊することが目的であるかのように瓦礫の道が続いていた。
一行が進むと、もうもうと砂塵が巻き上がるところが見えた。
そこにブルツァール。
時折、青い頭が見え隠れする。巨大だ。今までに見たどの生物より巨大だ。建物の五階ほどは裕にある。全身は青く固い鱗に覆われ、目はルビーのように赤い。
背中には無数の棘が逆立ち、棘には人を数秒で跡形もなく溶かす猛毒があると言われる。
鼻先に一本と頭上に二本、そして長い尻尾の先にも二本の角。背中には巨大な翼。広げると三十メートルはあろうかという翼は一度の羽ばたきで建物を吹き飛ばす。
エルンは息を呑んだ。あんな化け物とどう戦えばいいのか見当も付かない。
魔法衛兵隊が攻撃魔法で応戦しているが効果があるようには見えなかった。攻撃魔法が弾かれている。
「エルン、行けそうか?」
ラウネスはエルンの表情を窺った。
「いや、ちょっと無理かな……」
「おい、エルン。やってみないでどうする。お前らしくもない」
ガルディの叱責。
「ややややってみます」
エルンの言葉には力がなかった。
「先回りするぞ」
ラウネスの言葉に一行は速度を上げた。
しばらく馬車は速度を上げて砂塵の中を走る。
すると、急に視界が開けブルツァールの前へと出た。
ブルツァールの全身がエルンの目に飛び込んだ。圧倒される迫力だ。
「ダメ元で、とにかくやってみるしかない。降りましょう」
エルンの声にバヒム、ガルディ、アルが馬車を降りた。
「でも、俺たち何も出来ねえよ」とバヒムが言った。
「僕とアルが魔法で力の限り攻撃します。もし、力尽きて倒れたらその時は抱えて逃げてください」
「よし、わかった。後のことは任せろ。エルンもアルも思う存分やれ。死んでいても運んでやる。立派な墓を建ててやる」とガルディ。
「よ、よろしくお願いします……じゃあ、僕らがどこにいるか見ていてください。アル、行こう」
さすがのアルも恐怖に怯えている。
「アル、しっかり」
「わかってるわよ」と言いながらも涙目になっている。
来るんじゃなかったと今では思っているはずだ。
エルンはブルツァールの進行方向へと走ると足場のよいところを探し、そこで構えた。
そして、両手を突き出すと、ブルツァールの頭に精神を集中させ、渾身の攻撃魔法ブランド・ブリッツを放つ。
攻撃は命中するが、ダメージはなさそうだ。
弾かれた印象があった。
当たった瞬間に分散し、周囲へと飛び散った。
アルも攻撃魔法を放ち、ブルツァールの脇腹、腹へと命中させるが効果はない。
魔法衛兵隊も絶え間なく攻撃している。
巨大なボウガンのような武器バリスタでの攻撃や槍、弓矢での攻撃も続けられているが効果はみられない。ただ、数本の矢は脇腹には刺さっていた。物質による攻撃は多少の効果があることはわかる。
——どうしたらいい?——
エルンは自分に問いかけるが答えは出ない。
「ダメよ。攻撃が弾かれちゃう」
アルが泣きごとのように叫んだ。
「弾かれる……」
いくら魔法の攻撃をしても効果がない。
ひょっとするとブルツァールに反射魔法が掛けられているかもしれないとエルンは思った。では、どのようにすれば解除できるか。
時間を掛けて解析すれば別だが、基本、掛けた魔法使いでなければ解除はできない。
解除は不可能とエルンは判断した。
「どうしよう……」
エルンは悩んだ。
反射魔法を反射するのは魔法だけ。
エルンはピンときた。バヒムに向かって叫んだ。
「バヒムさん、この剣をあのブルツァールまで投げられますか」
「この剣をか……」
エルンはザリーグラネットの剣を抜くと、バヒムに渡した。
——協力してよね、ザリーグラネット——
「この剣をか……ああ、できると思うが」
バヒムは剣を受け取ると、柄を握り、構えると大きく上体をのけ反らせ、振りかぶった。そして、ヒュッという音とともにザリーグラネットの剣を投げた。
さすがバヒムの怪力。
剣はまっすぐにブルツァールの胸の辺りへ飛び、そして突き刺さった。
しかし……。
「刺さったが、浅いぞ。大して利いてない」
「構いません。あの剣で反射魔法があそこだけ破れたんです。後は任せてください」
エルンは、両手を構えて呼吸を止め、すべての力を集中させると渾身の力で攻撃魔法ブランド・ブリッツを放った。
光球は閃光となってブルツァールの胸へと突き進んだ。
そして、刺さった剣から吸い込まれるようにブルツァールの内部へと入った。
一瞬にしてブルツァールの胴体が風船のように膨らんだ。
次の瞬間、轟音とともに爆発した。
ボーーーン……
目の前にいた巨竜ブルツァールは跡形もなく消えた。
いや、細かくなった肉片が雨のように降ってきた。
後片づけが大変だ。
しかし、
「やったぞ!」
周囲から怒涛のように歓声が湧き上がった。
エルンはその場にへたり込んだ。
静かになった。
「エルン、なんて奴なんだ」
ガルディが駆け寄ってきて小さな体を抱きしめた。
「何があった。どうして……」
駆けつけたラウネスがエルンに聞いた。
「……後で説明します」
エルンは、ぐったりとその場に倒れ込んだ。
たくさんの人たちが集まってきてエルンを取り囲んだ。
「どいてくれ、俺が運ぶ」
ガルディはエルンを抱きかかえると歩き出した。
「こんな小さな体で過酷な運命を背負い、それに応えるエルンを抱き抱えることができて俺は幸せだぜ」 ガルディの目に涙が溢れた。「最後までお前に付き合ってやる。お前がどんな大人になるか見届けてやる」
10
あなたにおすすめの小説
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
アトハ
ファンタジー
【短いあらすじ】
普通を勘違いした魔界育ちの少女が、王都に旅立ちうっかり無双してしまう話(前世は病院少女なので、本人は「超健康な身体すごい!!」と無邪気に喜んでます)
【まじめなあらすじ】
主人公のフィアナは、前世では一生を病院で過ごした病弱少女であったが……、
「健康な身体って凄い! 神さま、ありがとう!(ドラゴンをワンパンしながら)」
転生して、超健康な身体(最強!)を手に入れてしまう。
魔界で育ったフィアナには、この世界の普通が分からない。
友達を作るため、王都の学園へと旅立つことになるのだが……、
「なるほど! 王都では、ドラゴンを狩るには許可が必要なんですね!」
「「「違う、そうじゃない!!」」」
これは魔界で育った超健康な少女が、うっかり無双してしまうお話である。
※他サイトにも投稿中
※旧タイトル
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?
山咲莉亜
ファンタジー
ある日、高校二年生だった桜井渚は魔法を扱うことができ、世界最強とされる精霊王に転生した。家族で海に遊びに行ったが遊んでいる最中に溺れた幼い弟を助け、代わりに自分が死んでしまったのだ。
だけど正直、俺は精霊王の立場に興味はない。精霊らしく、のんびり気楽に生きてみせるよ。
趣味の寝ることと読書だけをしてマイペースに生きるつもりだったナギサだが、優しく仲間思いな性格が災いして次々とトラブルに巻き込まれていく。果たしてナギサはそれらを乗り越えていくことができるのか。そして彼の行動原理とは……?
ロマンス、コメディ、シリアス───これは物語が進むにつれて露わになるナギサの闇やトラブルを共に乗り越えていく仲間達の物語。
※HOT男性ランキング最高6位でした。ありがとうございました!
妖精の森の、日常のおはなし。
華衣
ファンタジー
気づいたら、知らない森の中に居た僕。火事に巻き込まれて死んだはずだけど、これってもしかして転生した?
でも、なにかがおかしい。まわりの物が全部大きすぎるのだ! 草も、石も、花も、僕の体より大きい。巨人の国に来てしまったのかと思ったけど、よく見たら、僕の方が縮んでいるらしい。
あれ、身体が軽い。ん!?背中から羽が生えてる!?
「僕、妖精になってるー!?」
これは、妖精になった僕の、ただの日常の物語である。
・毎日18時投稿、たまに休みます。
・お気に入り&♡ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる