[R18]2度目の人生でスローライフ?ハーレムだっていいじゃないか

白猫 おたこ

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第六章 新しい同居人はJK⁉︎

第105話: 【鉄の産声】職人の採掘と、一歩ずつの歩み

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 モモが泣き疲れて眠りにつき、結衣がその傍らで優しく付き添う中、健太郎は工房の入り口で夜風に吹かれていた。
 目の前には、モモが必死に素手で耕した、まだ歪で小さな畑の跡がある。

「素手で土を掘るとはな……。職人として、道具も与えずに働かせるわけにはいかん」

 健太郎は、モモのために農具を一式揃えることを決意した。
鍬、鎌、スコップ、シャベル。
そして水を運ぶための木製のバケツ。
木工の技術でバケツや柄を作ることは容易だが、刃先となる「鉄」が圧倒的に不足していた。

「アイリス、近くの山に鉄鉱石が出る場所があると言っていたな」

『うむ。銀樹の根が届かぬあの険しい岩山だ。だが、あそこに出るのは不純物の多い粗末な鉄鉱石ばかりだぞ。主の打つ名剣の素材には程遠い』

「構わん。今は名剣よりも、一振りの『くわ』だ。何事も一つずつだ。足元を固めなきゃ、より良いものは作れない」

 健太郎は、48歳の経験から知っている。最初から最高を目指して破綻するよりも、今ある最善を積み重ねることの大切さを。
 翌朝、健太郎はアイリスを伴い、工房から北に位置する岩山へと向かった。
 道中、変異した野犬や鳥が襲いかかるが、健太郎の『弓術』とアイリスの『導きの声』による連携は、もはや呼吸をするように自然なものとなっていた。

「そこだ!」

 健太郎の放った矢が、岩陰から飛び出した魔物の眉間を正確に射抜く。
 岩山に到着すると、健太郎は『鑑定眼 Lv.7』を使い、岩肌の僅かな色の違いを見極めた。

「……あったな。だが、アイリスの言う通り、質は良くない」

 取り出した採掘用のピックで岩を叩き割ると、赤茶けた石が転がり落ちた。
鑑定の結果は『粗悪な鉄鉱石』。不純物が多く、そのままでは脆くて使い物にならない代物だ。

『主よ、やはりこんなゴミのような石では……』

「いいや、これでいい。不純物があるなら、俺が火と槌で叩き出せばいいだけの話だ。……一歩ずつだと言っただろう?」

 健太郎は、その石を一つずつ丁寧に拾い上げ、背負い袋に詰めていく。
 重い袋を肩に担ぎ、健太郎は山を降り始めた。

「さあ、帰って炉を焚こう。モモが驚くような、最高の農具を打ってやる」

 その背中は、どんな伝説の勇者よりも、一人の「職人」として力強く、頼もしいものだった。

【健太郎(三神健太郎) スキル熟練度】
【キャラクターレベル:6】
 ■ 生産系(マスタリー)
 • 木工(マスタリー) Lv.4:(35/100) → (60/100) UP ※バケツ制作準備
 • 採掘(マスタリー) Lv.1:(0/100) → (45/100) UP ※新規取得・UP
 • サバイバル(マスタリー) Lv.2:(60/100) → (80/100) UP
 ■ 戦闘系
 • 弓術(マスタリー) Lv.3:(80/100) → Lv.4 (15/100) LEVEL UP!!
 ■ 特殊生産系(レベル上限なし)
 • 慈愛の加工 Lv.6:(20/100) → (50/100) UP
 • 愛撫 Lv.7:(95/100) → Lv.8 (20/100) LEVEL UP!!
 • 導きの声 Lv.5:(110/100) → Lv.6 (35/100) LEVEL UP!!
 ■ 真理系
 • 鑑定眼 Lv.7:(55/100) → (85/100) UP

【結衣 スキル熟練度】
 ■ 身体強化・支援系(レベル上限なし)
 • 奉仕マスタリー Lv.6:(90/100) → Lv.7 (10/100) LEVEL UP!!

【モモ スキル熟練度】
 ■ 生産系
 • ファーマー(マスタリー) Lv.1:(85/100) → Lv.2 (10/100) LEVEL UP!!

【職人の鍛造】鉄に込める慈愛、指先に灯る熱。

 工房の炉には、煌々と火が灯っていた。
健太郎は、岩山から持ち帰った粗悪な鉄鉱石を砕き、何度も火に入れ、槌で叩いて不純物を弾き飛ばしていく。
 キン、キン、と高く澄んだ音が夜の静寂に響く。それは、素材を「信頼に足る道具」へと昇華させるための、職人の対話だった。

「鍬に、鎌……。そしてスコップか。どれも使う者の手に馴染まなければ、ただの鉄の塊に過ぎない」

 健太郎は槌を置き、汗を拭った。48歳の引き締まった肉体が、熱気で赤く火照っている。
 彼は、隣の部屋で結衣と片付けをしていたモモを呼んだ。

「モモ、ちょっとこっちへ来い。道具の仕上げにお前の『寸法』が必要だ」

「はぁーい、おじさん! 寸法って……また脱ぐんですか?」

 モモはどこか期待に満ちた、いたずらっぽくも潤んだ瞳でやってくる。
だが、健太郎の顔は真剣そのものだった。

「脱がなくていい。……その『手』だ」

 健太郎はモモの前に座り、彼女の両手をそっと取った。
 素手で土を掘り、泥だらけになったその指先は、細かな傷がつき、皮膚が少し荒れて赤くなっていた。

「……あ、恥ずかしいよ。おじさんの綺麗な手と並べると、私、土くれみたい……」

「馬鹿を言え。これは、お前がここで生きようとした証だ。誇っていい」

 健太郎はモモの右手を自分の手のひらに乗せ、指の一本一本、節の太さ、手のひらの厚みを丁寧に計測し始めた。
 ただ測るだけではない。『愛撫 Lv.8』が宿った健太郎の指先は、無意識にモモの皮膚の硬化や筋肉の緊張を解きほぐしていく。

「んんっ……お、おじさん……くすぐったい、よ……」

 健太郎の太く逞しい指が、モモの指の間を滑り、付け根を優しく圧迫する。
 職人が素材の質感を確かめるような、執拗で繊細な愛撫。
 モモの身体に、これまで感じたことのない熱い電流が走り、彼女の吐息が次第に熱を帯びていく。

「おじさんの指……すっごく、熱い……。そこ、押されると、なんだか頭がふわふわしちゃう……」

「……じっとしてろ。柄の太さを決める大事な工程だ」

 健太郎はあくまで冷静を装うが、手の中に収まるモモの手のひらの、吸い付くような美肌と柔らかさに、48歳の理性は再び激しく揺さぶられていた。
 健太郎の指がモモの親指の付け根、肉厚な部分をじっくりと揉み解すと、モモは健太郎の肩に力なく頭を預けた。

「おじさん……。私、おじさんの道具になら、なってもいいよ……。こんなに気持ちよくしてくれるなら……」

「……よし、採寸は終わりだ」

 健太郎は強引に手を離し、作業台へと戻った。
 モモは熱に浮かされたような瞳で、自分の指先をじっと見つめている。健太郎に触れられた場所が、今もドクドクと脈打ち、甘い余韻を残していた。

「……ふぅ。これで、お前専用の『握り』ができる。明日には完成させてやるからな」

 背中で語る健太郎。その無骨な優しさに、モモは確信した。
 この人は、自分の身体だけでなく、人生そのものを「鍛え直して」くれる人なのだと。

【健太郎(三神健太郎) スキル熟練度】
【キャラクターレベル:6】
 ■ 生産系(マスタリー)
 • レザークラフト(マスタリー) Lv.3:(60/100) → (75/100) UP
 • 木工(マスタリー) Lv.4:(60/100) → (90/100) UP
 • 鍛冶(マスタリー) Lv.1:(0/100) → (55/100) UP ※新規取得・大幅UP
 ■ 特殊生産系(レベル上限なし)
 • 慈愛の加工 Lv.6:(50/100) → (85/100) UP
 • 愛撫 Lv.8:(20/100) → (75/100) UP
 • 導きの声 Lv.6:(35/100) → (60/100) UP
 ■ 真理系
 • 鑑定眼 Lv.7:(85/100) → Lv.8 (10/100) LEVEL UP!!

【結衣 スキル熟練度】
 ■ 身体強化・支援系(レベル上限なし)
 • 奉仕マスタリー Lv.7:(10/100) → (40/100) UP
【モモ スキル熟練度】
 ■ 生産系
 • ファーマー(マスタリー) Lv.2:(10/100) → (45/100) UP
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