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第187話 幽閉の島、監獄島 ★王弟エドワード SIDE
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呪術師達が捕まり、ソラ殿達精霊が証拠を固めた事で、主に先導していた貴族と第二王子の関係が明るみに出た。関係者の中でも乗り気だったのは第二王子の御母堂である側妃であった。当然狙いは正妃として自分が君臨する事。カミル殿下が生まれてから、側妃達の元へ陛下が足を運ぶ事は無かったからだ。
であれば、正妃であるオリビア様を失脚させるか、この世から消してしまえば良いと考えたようだ。例え彼女を亡き者にしたとて陛下の心は手に入らないと言うのに。
まだギルバートが王子だった頃、政治に関わりたくなかった彼が出した国王になる条件が、伯爵家出身であるオリビア様を自分の妃に迎える事だった。しかし主に侯爵家の者どもに猛反対され、結局は上位貴族出身の側妃を娶る事で落ち着いたのだ。
側妃は3人いたが、そのうちの1人は子を産めなかった為、実家に帰された。実際には、陛下が婚姻前にオリビアしか愛せないとハッキリ伝えた為、それを納得した上で受け入れ、10年程王宮でのんびりお過ごしになったのだ。
彼女の実家には、事業に失敗した両親の借金があったからだ。なので表向きは貴族を黙らせる為に結婚してもらい、代わりに彼女の家の借金を肩代わりするという契約を結んだのだった。実家に帰る事になった時には、有意義な時間を過ごさせてもらい、感謝していると仰っていた。今は清い身のまま幼馴染と再婚して、幸せに暮らしている。
問題は第二王子の御母堂だった訳だが……王妃様を呪うように仕掛けた主犯の貴族に、自分達が裏切られる前にと殺されたようだ。表向きは病死として処理するが、死因は明らかに、毒によるものであった。
⭐︎⭐︎⭐︎
「元王子以外の関係者は全員、処刑する方向で良いな?」
私の兄であり、この国の国王であるギルバートが、元第二王子アランや関係した者達の処遇を決めるための会議を進めている。
「元第二王子は流刑、その他は処刑で当然かと思いますが、問題は処刑の時期でしょうなぁ」
「先日の夜会で王妃様に喧嘩を売った侯爵も関わっているのでしょう?このタイミングで罰してしまうと、王妃様のために陛下が動いたのだと思われませんかねぇ?罪状を表に出さないのであれば、面倒な噂が出回る事も考えられますからなぁ」
リベラ公爵が言う事も尤もだな。喧嘩を売った男は、確かオリバー侯爵と言ったか?私の大事な義姉の心を傷つけた……義姉本人は全く気にしていないけどな。どんな攻撃を受けても凛と佇む姿は美しい。だから王妃として私も認めたのだ。そして、義姉が許しても、私が許さない。それが家族だからな。
「では、違う罪をでっちあげますか?」
全く違う罪では後々面倒な事になりかねないからな。そこまで内容も遠からず……嘘では無い事が好ましいよな?ならば……
「最終的には呪いで王妃様を滅しようとしたわけですから、処刑する全員の罪を『王妃の殺人未遂』にしてしまえばいいのでは?それなら罪状も雑ではありますが、間違っていませんよね」
「おぉ、確かにエドワード殿の言う通りですな。たとえ未遂であっても、王族に対して刃を見せた時点で立派な犯罪ですからな。処刑の時期はこれから考えるとしても、最低限の罪状は必要ですし。それであれば、地下牢へ軟禁した上で面会禁止はもちろん、北の塔とは違って誰も近寄れない様にした方がよさそうですな」
リベラ公爵も賛同してくださった。発言力の強い彼らがしっかりと話し合いの場で発言してくれる事はありがたい事だ。話しがどんどん進むから、時間を有意義に使えるしな。
「そうだな、接近禁止にはすべきだろうな。確かに嘘はついていないが、罪状がかなり曖昧だからな。そうだ、あまりに酷い内容だったので割愛したという事にしておこうか」
後は処刑の具体的な時期だけとなりそうだな。早めにこっそり処刑する予定ではある。面会禁止の地下牢に入れるのであれば、一般の者達にはいつ処刑されたのかなんて分からないからな。
「アランは明日、出立の予定か?」
兄上にとってはアラン元王子も実の息子だ。心配なのだろうかと先日尋ねてみたら、「周りに散々迷惑を掛けて、宰相の胃にダメージを蓄積させ、他の2人の王子の命を危険にさらした事は許しがたい。それ以上に、私のオーリィを40年も苦しめた事は、流刑したとしても許せないだろう」と仰った。これで安心して刑を執行出来るな。
「はい。ソラ殿が、私と元王子を監獄島へ転移してくださる予定です」
「ええ?ソラ殿が?」
私と陛下以外の者が皆驚いている。まぁ、私も数日前にソラ殿から提案されて驚いたがな。当然、陛下には報告したが、下手に噂が広まると困るという事で、今日まで黙っておく事になったのだ。何せ、契約者から離れて他の人間を転移してまで手伝ってくれるなんて思っても見なかったのでな。この事を変な捉え方をして、精霊を自由に使役できると考える人間が、現れてしまっては困るからな。
「はい。ソラ殿からの提案で、元王子と私を監獄島へ転移しても良いと仰ってくださいました。リオ様から話しを聞いて間もなく、監獄島へシルビー殿と散歩していらしたそうです。牢屋の位置や内部まで詳しく把握しているから転移も問題無いと。早くこの件を終わらせて、リオ様の結婚式に注力して欲しいとの事です」
皆から「おぉ!」と声が上がった。精霊が動くのは、契約者の為だけである事を、ここにいる者達は理解しているはずだからな。この国にソラ殿が滞在なさると知って、王族はもちろん、この場にいる貴族達も、精霊との付き合い方をしっかり学んだのだ。隣国では信仰の対象でもある精霊に、失礼の無い様に。
「それはありがたいお話ですね。人が馬を使って運ぶよりも、安全かつ早く終わらせる事が出来ますからね」
宰相であるノルト侯爵が嬉々として声を上げた。彼は影や騎士達など、護衛する者達を動かす立場にあるからな。王城から監獄島までを陸路で移動する事が、どれだけ大変か理解しているのだ。
「そうですな。転移するのであれば、道中襲撃される事は無いでしょう。未だに攫おうとする者がいる様ですし、アラン元王子をこの世から抹殺しようと画策している者も存在すると聞いております。かと言って、護衛を多くつければそれだけ目立ちますし、転移ならば安全に護送できますからなぁ」
リベラ公爵も大きく頷いて賛同している。まぁ、どう考えてもこれ以上に安全で速やかに元王子を運べる手立ては無いから当たり前だろう。
「ふむ。この件も、あっという間に片付きそうだな。リオや精霊達が絡むと、どんな事でもスムーズに進むから驚きだな。彼らに頼り過ぎない様にしなければ」
「本当にそうですね。彼女達に甘えず、何事も我々だけで解決出来る様にしなければなりませんな」
「そうですね。彼らが好意でやってくれると言うものだけ任せて、他はこちらからは一切頼らない様に致しましょう。こんなにも、困難に陥らない国では、何かあった時は勿論、最悪次世代までは良くてもその次の世代には弱く頼りない国になってしまいますからな」
会議に出席している者達は大きく頷いた。まだ、国の中枢にいる者達がまともな考えを持っていて良かった。これからも頼って行こうなんて国は、どんなに軍事力があろうとも衰退して行くだろうからな。
今回の話し合いで、我が国の大きなイベントとなる王太子の結婚式を憂いなく執り行える結果が出せるのであれば、それで良いのだ。
私としては、この国の為に尽力してくれたリオ様が幸せになる手伝いをさせていただけるのであれば、これ以上幸せな事は無いだろう。可愛い甥っ子だが、堅物のカミルが惚気るほどの女性だからな。一致団結して、この結婚式を成功させたいと思うのだった。
であれば、正妃であるオリビア様を失脚させるか、この世から消してしまえば良いと考えたようだ。例え彼女を亡き者にしたとて陛下の心は手に入らないと言うのに。
まだギルバートが王子だった頃、政治に関わりたくなかった彼が出した国王になる条件が、伯爵家出身であるオリビア様を自分の妃に迎える事だった。しかし主に侯爵家の者どもに猛反対され、結局は上位貴族出身の側妃を娶る事で落ち着いたのだ。
側妃は3人いたが、そのうちの1人は子を産めなかった為、実家に帰された。実際には、陛下が婚姻前にオリビアしか愛せないとハッキリ伝えた為、それを納得した上で受け入れ、10年程王宮でのんびりお過ごしになったのだ。
彼女の実家には、事業に失敗した両親の借金があったからだ。なので表向きは貴族を黙らせる為に結婚してもらい、代わりに彼女の家の借金を肩代わりするという契約を結んだのだった。実家に帰る事になった時には、有意義な時間を過ごさせてもらい、感謝していると仰っていた。今は清い身のまま幼馴染と再婚して、幸せに暮らしている。
問題は第二王子の御母堂だった訳だが……王妃様を呪うように仕掛けた主犯の貴族に、自分達が裏切られる前にと殺されたようだ。表向きは病死として処理するが、死因は明らかに、毒によるものであった。
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「元王子以外の関係者は全員、処刑する方向で良いな?」
私の兄であり、この国の国王であるギルバートが、元第二王子アランや関係した者達の処遇を決めるための会議を進めている。
「元第二王子は流刑、その他は処刑で当然かと思いますが、問題は処刑の時期でしょうなぁ」
「先日の夜会で王妃様に喧嘩を売った侯爵も関わっているのでしょう?このタイミングで罰してしまうと、王妃様のために陛下が動いたのだと思われませんかねぇ?罪状を表に出さないのであれば、面倒な噂が出回る事も考えられますからなぁ」
リベラ公爵が言う事も尤もだな。喧嘩を売った男は、確かオリバー侯爵と言ったか?私の大事な義姉の心を傷つけた……義姉本人は全く気にしていないけどな。どんな攻撃を受けても凛と佇む姿は美しい。だから王妃として私も認めたのだ。そして、義姉が許しても、私が許さない。それが家族だからな。
「では、違う罪をでっちあげますか?」
全く違う罪では後々面倒な事になりかねないからな。そこまで内容も遠からず……嘘では無い事が好ましいよな?ならば……
「最終的には呪いで王妃様を滅しようとしたわけですから、処刑する全員の罪を『王妃の殺人未遂』にしてしまえばいいのでは?それなら罪状も雑ではありますが、間違っていませんよね」
「おぉ、確かにエドワード殿の言う通りですな。たとえ未遂であっても、王族に対して刃を見せた時点で立派な犯罪ですからな。処刑の時期はこれから考えるとしても、最低限の罪状は必要ですし。それであれば、地下牢へ軟禁した上で面会禁止はもちろん、北の塔とは違って誰も近寄れない様にした方がよさそうですな」
リベラ公爵も賛同してくださった。発言力の強い彼らがしっかりと話し合いの場で発言してくれる事はありがたい事だ。話しがどんどん進むから、時間を有意義に使えるしな。
「そうだな、接近禁止にはすべきだろうな。確かに嘘はついていないが、罪状がかなり曖昧だからな。そうだ、あまりに酷い内容だったので割愛したという事にしておこうか」
後は処刑の具体的な時期だけとなりそうだな。早めにこっそり処刑する予定ではある。面会禁止の地下牢に入れるのであれば、一般の者達にはいつ処刑されたのかなんて分からないからな。
「アランは明日、出立の予定か?」
兄上にとってはアラン元王子も実の息子だ。心配なのだろうかと先日尋ねてみたら、「周りに散々迷惑を掛けて、宰相の胃にダメージを蓄積させ、他の2人の王子の命を危険にさらした事は許しがたい。それ以上に、私のオーリィを40年も苦しめた事は、流刑したとしても許せないだろう」と仰った。これで安心して刑を執行出来るな。
「はい。ソラ殿が、私と元王子を監獄島へ転移してくださる予定です」
「ええ?ソラ殿が?」
私と陛下以外の者が皆驚いている。まぁ、私も数日前にソラ殿から提案されて驚いたがな。当然、陛下には報告したが、下手に噂が広まると困るという事で、今日まで黙っておく事になったのだ。何せ、契約者から離れて他の人間を転移してまで手伝ってくれるなんて思っても見なかったのでな。この事を変な捉え方をして、精霊を自由に使役できると考える人間が、現れてしまっては困るからな。
「はい。ソラ殿からの提案で、元王子と私を監獄島へ転移しても良いと仰ってくださいました。リオ様から話しを聞いて間もなく、監獄島へシルビー殿と散歩していらしたそうです。牢屋の位置や内部まで詳しく把握しているから転移も問題無いと。早くこの件を終わらせて、リオ様の結婚式に注力して欲しいとの事です」
皆から「おぉ!」と声が上がった。精霊が動くのは、契約者の為だけである事を、ここにいる者達は理解しているはずだからな。この国にソラ殿が滞在なさると知って、王族はもちろん、この場にいる貴族達も、精霊との付き合い方をしっかり学んだのだ。隣国では信仰の対象でもある精霊に、失礼の無い様に。
「それはありがたいお話ですね。人が馬を使って運ぶよりも、安全かつ早く終わらせる事が出来ますからね」
宰相であるノルト侯爵が嬉々として声を上げた。彼は影や騎士達など、護衛する者達を動かす立場にあるからな。王城から監獄島までを陸路で移動する事が、どれだけ大変か理解しているのだ。
「そうですな。転移するのであれば、道中襲撃される事は無いでしょう。未だに攫おうとする者がいる様ですし、アラン元王子をこの世から抹殺しようと画策している者も存在すると聞いております。かと言って、護衛を多くつければそれだけ目立ちますし、転移ならば安全に護送できますからなぁ」
リベラ公爵も大きく頷いて賛同している。まぁ、どう考えてもこれ以上に安全で速やかに元王子を運べる手立ては無いから当たり前だろう。
「ふむ。この件も、あっという間に片付きそうだな。リオや精霊達が絡むと、どんな事でもスムーズに進むから驚きだな。彼らに頼り過ぎない様にしなければ」
「本当にそうですね。彼女達に甘えず、何事も我々だけで解決出来る様にしなければなりませんな」
「そうですね。彼らが好意でやってくれると言うものだけ任せて、他はこちらからは一切頼らない様に致しましょう。こんなにも、困難に陥らない国では、何かあった時は勿論、最悪次世代までは良くてもその次の世代には弱く頼りない国になってしまいますからな」
会議に出席している者達は大きく頷いた。まだ、国の中枢にいる者達がまともな考えを持っていて良かった。これからも頼って行こうなんて国は、どんなに軍事力があろうとも衰退して行くだろうからな。
今回の話し合いで、我が国の大きなイベントとなる王太子の結婚式を憂いなく執り行える結果が出せるのであれば、それで良いのだ。
私としては、この国の為に尽力してくれたリオ様が幸せになる手伝いをさせていただけるのであれば、これ以上幸せな事は無いだろう。可愛い甥っ子だが、堅物のカミルが惚気るほどの女性だからな。一致団結して、この結婚式を成功させたいと思うのだった。
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