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ミニ番外編
破滅の足音⑤ 一斉浄化
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「調査は済んだのか」
「概ねは。デイヴィッド殿下が魅了に侵されてすぐに暗部の調査が入っていたらかな。今日はそれらの裏付け作業のようなものだ」
「もうすぐにでも始めるか?」
「ああ頼む。念の為、魅了に精神汚染されている者は一箇所に集めている」
「その方がいい。学園全体を一気に浄化するからどこに居ようと同じだが、魅了が解けた瞬間に混乱を来たしパニックになる恐れがあるからな」
「それに備え、数名の優秀な騎士を配置している」
「ならば問題ないな」
「ああ」
フェリックスは転移魔法にて学園を訪れた幼馴染である精霊魔術師の男の言葉に頷いた。
男の名はアルト=ジ=コルベール。
彼の父親は現国王の側近でフェリックスの父とは親友同士の間柄である。
そのため幼い頃からよく遊んでいたのだが、彼が大賢者バルク=イグリード(600歳)に弟子入りしてからは思うようには会えなくなってしまった。
が、それで交流が途絶えるという事はなく、幼馴染として、そしてアルトにとっては数少ない友人として関係は続いていた。
今回もアルトは聖女の無茶苦茶な魅了に害されたデイヴィッドを救い、その魅了により汚染された学生や教師たちの浄化を引き受けてくれた。
師であるイグリードはその強大な魔力のために、基本人間社会で起きている事には不介入を決め込んでいる。
その弟子であるアルトもそれに倣っているのだが、これもまた師がそうであるように自分が手を貸しても良いと思える相手には惜しみなく助力するというスタンスをとっているのだ。
そうして今回は父親とフェリックスの要請を受け、わざわざ学園まで足を運んでくれたのであった。
アルトはフェリックスと並んでもなんら遜色ない長身痩躯の美男子だ。
コルベール家特有の赤い髪が印象的で漆黒の瞳は神秘的な夜の闇を彷彿とさせるが、彼の片目は失われている。
今は自分の妻となった女性の命を救うために異界の悪魔にくれてやったらしい。
愛する女性のためであるならば片目でも片腕でも片足でも、なんならその命すら惜しくないと思えるフェリックスにはアルトのその選択が痛いほど理解できるのであった。
アルトは最高位の魔術師だけが身に纏う事を許される黒のローブを翻し、フェリックスに言う。
「じゃあ直ちに始める。中央の校舎の屋上に向かうぞ」
「よろしく頼む」
フェリックスはそう返し、屋上に向かって歩き出したアルトの後に続いた。
そうして辿り着いた屋上で、アルトはフェリックスに確認する。
「魅了の解除、及び浄化だけででいいのか?元聖女が身につけている魅了指輪はどうする?心理深くまで侵食された魅了の呪力を介して、ついでに破壊出来るが」
その言葉にフェリックスは少し考え、頷きながら答える。
「一応右手を氷漬けにして氷結界を施してしてるが、万が一に備え破壊しておく方がいいな。大事な証拠品だが別にそれが壊れていてもいいんだ。後で本物である事を立証魔法で証明して見せればいいのだからな。構わん、やってくれ」
「わかった」
そう答えたアルトは校舎屋上の中心部に立ち、徐に足元に魔法陣を出現させた。
「始めるぞ」
そしてそう言った途端に、魔法陣は一気に緩やかに回転しながらその深淵を広げてゆく。
古代文字と複雑な文様で形づくられている魔法陣は、不思議な光を放ちながら学園全体を包み込むように展開した。
フェリックスや他の騎士たちもその陣の中に取り込まれる形となっているが不思議と何も感じない。
その考えが伝わったのかアルトが少しだけ顔をこちらに向けた。
「魅了に侵食されていない者には無害な魔力だ」
「なるほど………」
フェリックスは自身の手を見ながらそうつぶやいた。
そして学園の隅々にまでその魔法陣を到達させる。
それを肌で感じ取ったアルトがひと言、ただひと言だけ声を発した。
「穢れを祓え」
その瞬間、学園全体が眩い光に包まれる。
フェリックスもその場にいた数名の騎士たちも閃光に目を細めながらもその光の根源にいる男から目を逸らす事が出来なかった。
「これだけの浄化魔法を無詠唱でっ……!?」
騎士の一人がその声色に畏怖の念を込めて言う。
誰もが驚愕の眼差しをアルトに向けていた。
かつて隣国アブラス王国全土を結界の魔法陣で覆い尽くした彼にとって、学園全体に魔力を広げる事など造作もない。
やがて光は徐々に薄れはじめる。
そして学園全体に広がっていた魔法陣は収縮してゆき、最後にはアルトの足元から消え去った。
誰も何も言えないままその場に立ち尽くす。
「……終わったのか?」
フェリックスが静かにアルトに問うと、彼はゆっくりと振り返りただ一つ頷いた。
フェリックスは部下の一人に魅了被害者たちの様子を見に行かせた。
するとすぐに部下は戻って来て、気を失っている者が多数だが、意識を保っている生徒の様子を見る限り、正気を取り戻しているようだと言う。
そして今までの自分の行動を思い返し、その激しい後悔により膝から崩れ落ちる者がいたそうだ。
「学園全体から胸糞悪い魔力が消えている。浄化は完全に成されたな。アルト、本当に感謝する」
フェリックスがアルトに礼を告げながら右手を差し出す。
彼は小さく笑みを浮かべながらその手を握り握手を交わした。
その時、辺りを劈く大きな声が響き渡った。
「あーーーっ!ナニよぅ、もう終わっちゃったワケーーーっ?いきなり周りが光って眩しー!と思ってる間に見逃しちゃったのーーっ!?」
屋上に来たメロディが盛大に悔しがる。
「もーー!ハノンの分まで見届けようと思ったのにぃぃぃ~!!」
「メロディさん、ここは一応立ち入り禁止ですよ」
フェリックスがそう告げるとメロディはケロっとシレっと答えた。
「アラそーなの?でもすんなり入れちゃったわヨ?みんな目を閉じてたから?アハハっ♡」
悪びれもなく言うメロディにフェリックスも軽く肩を竦めるに留めた。
屋上入口を警備している部下たちは皆メロディとは呑み仲間である。
メロディがふいにフェリックスに訊ねた。
その視線はがっつりアルトを捉えている。
「ヤダ、あちらのイイ男はどちらサマ~?」
「ああ。今回、魅了の解除と浄化を引き受けてくれたコルベール卿ですよ」
フェリックスがそう答えると今度はアルトが訊いてくる。
「フェリックス、こちらは?」
「魔法薬剤師のメロディ=フレゲ女史だ。妻の友人なんだよ」
「ハァイ♡色男さん、アタシのコトはメロディって呼んで?ヨロチクビ♡」
「ヨロチクビ……独特の魔力を持つ人間だな……」
「キャーーッ♡イケメンのヨロチクビ頂き~~っ♡」
「………」
アルトは思った。
じつは今日、師であるイグリードも暇だからとついて来たがったのだ。
だが面白半分に場を引っ掻き回されて、更に面倒くさい事態になるのを避けたくて留守番をさせたのだ。
それが正解であったと、今、心の底からアルトは思った。
もし、師イグリードがこの女性(?)と顔を合わせていたとしたら……。
「………」
ぶるっと身震いしたアルトにフェリックスが訊ねる。
「どうした?」
「いや、想像して悪寒がしただけだ。混ぜるな危険を回避出来て本当に良かったなと……それじゃあ後は任せた」
そう言って、アルトは急にいそいそと帰っていった。
「アーンもう、せっかくイイ男見つけたと思ったのにぃ~」
メロディはそう言って、転移魔法により一瞬で消え去ったアルトがいた場所を残念そうに見つめていた。
何故かはわからないがフェリックスもその時、面倒くさいことにならなくて良かった……とそんな気がしたのであった。
───────────────────────
「この魔法を無詠唱でっ!?」とか
「水の無い所でこれだけの水遁をっ…!?」とか
いつかお話の中で書いてみたいなぁと思ってしましたが、
今回一つ叶いました。
関連作品
『その時はちゃんと殺してね』
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師であるイグリードはその強大な魔力のために、基本人間社会で起きている事には不介入を決め込んでいる。
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アルトは最高位の魔術師だけが身に纏う事を許される黒のローブを翻し、フェリックスに言う。
「じゃあ直ちに始める。中央の校舎の屋上に向かうぞ」
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そうして辿り着いた屋上で、アルトはフェリックスに確認する。
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その言葉にフェリックスは少し考え、頷きながら答える。
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「わかった」
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「始めるぞ」
そしてそう言った途端に、魔法陣は一気に緩やかに回転しながらその深淵を広げてゆく。
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「なるほど………」
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そして学園の隅々にまでその魔法陣を到達させる。
それを肌で感じ取ったアルトがひと言、ただひと言だけ声を発した。
「穢れを祓え」
その瞬間、学園全体が眩い光に包まれる。
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「これだけの浄化魔法を無詠唱でっ……!?」
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かつて隣国アブラス王国全土を結界の魔法陣で覆い尽くした彼にとって、学園全体に魔力を広げる事など造作もない。
やがて光は徐々に薄れはじめる。
そして学園全体に広がっていた魔法陣は収縮してゆき、最後にはアルトの足元から消え去った。
誰も何も言えないままその場に立ち尽くす。
「……終わったのか?」
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「………」
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それが正解であったと、今、心の底からアルトは思った。
もし、師イグリードがこの女性(?)と顔を合わせていたとしたら……。
「………」
ぶるっと身震いしたアルトにフェリックスが訊ねる。
「どうした?」
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