64 / 299
64話 だから、ここはどこ?
しおりを挟む
風の大精霊の力でフェリーはスイスイと進んだ。最早波の上を浮いていると言ってもいいくらいだ。
しかも半端ないスピードだった為、中に居た人達に気づかれてしまった。そりゃそうだな、時々波の上をバウンドしてるからな。
大型フェリーが高速で波をバウンドしながら進む、気がつかない方がおかしい。
「何だこれは」
「いったい何が起こってるんだ」
出てきた人達は目を見開いて驚愕していた。
うぅむ、マズイな、タウさんに怒られる案件だろうか?もう、早くどっかの岸に着けて去りたい。ここ何処だよ、俺は帰りたい。
「これは一体何が起こっているのですか?鹿野さん何かご存知ですか」
船長に詰め寄られた。困ったー。
「えぇ……と、あれですね。アレは、か、風の……」
「風の神様だよ、風の神様が助けてくれたんだ」
言い淀んだ俺を助けるように少年、洸太君が言った。
「何を馬鹿な事を、子供は黙っていなさい」
近くのおっさんが洸太くんを嗜めようとした時、お婆さんが口を挟んだ。
「馬鹿を言ってるのは貴方ですよ、どう見ても人の力ではない、神様の助け以外に有り得ません。貴方は神様を信じていないのですか? 私は毎日神棚にも仏壇にも手を合わせていますよ? 若い人らは自分の足で歩き始めると直ぐに神様の存在を忘れてしまう、全て自分で出来ると思ってしまう。貴方は元旦に初詣に行きませんか? 成人式は? 結婚式は? 身内が亡くなってお葬式をしませんでしたか? 人は心の奥では信じているものなのですよ」
お婆さんの声はそんなに大きくなかったのだが、そこに居た皆が静かに聞いていた。
「日本に神風が吹くのはよくある事ですよ」
お婆さんは言い切った。
そ、そうなのか。神風よくあるのか、気がつかなかった。
大人達の中で反論する者はいなかったが、完全な納得でなかったようだ。首を傾げつつも結局皆、何かに縋りたいのだろう。
「お婆ちゃん」
洸太君が嬉しそうにお婆さんと手を繋いでいた。
「あ、それでですね、神様が風を吹かせてフェリーを進めているうちに降りる準備をしておいてください。船長さん、フェリーを着けれそうな港を見つけたら……ええと、教えてください……、あの、神様に伝えますので」
皆はデッキから中へと入っていった。そこに残ったのは洸太君と彼の家族だった。
「父さん、僕もう少しここに居たい」
「え、あぁ、うん? 神様の邪魔はするなよ?」
洸太くんの父親は半信半疑で変な顔をしつつも、息子を信じてはいたようだ。
船長からの指示を伝える船員の男性もひとり、そこに残った。
「物凄いスピードですね。流石は神風です。フェリーと言うよりも高速船か、水中翼船のようですね」
「風の神様だもん」
「洸太君は見たの?」
「うん、一瞬だけ。直ぐに見えなくなった」
え?そうなの?さっきそこで風を操っていたんだけど、姿消しの魔法とかあるのか?
ゲームでは普通に皆、見えてたよな?風の精霊は白、火の精霊は赤、水の精霊は青、土の精霊は……黄色だったか。
「へええ、いいなぁ。どんなだった?」
洸太君は一瞬俺を見たが、特に俺が止めなかったので話し始めた。
「ええとね、透明に近い霧の塊みたいだった。結構大きいの」
「雷神風神みたいなのでは無いのか。塊かぁ、人型じゃないんだ?」
うちの精霊は透き通る様な人型の精霊なんだが、あ、もしかして洸太君は俺が隠そうとした事に気がついて、適当に合わせてくれているにかもしれない。
それにしてもスイスイ、グイグイ、ビュンビュン進むなぁ。何処まで行くのかちょっと不安になった。
「あの、船長からの連絡はまだ?」
かなり不安だぞ?このままだと海外へ着いちゃうんじゃないか?
「はい、まだですね。ちょっと待ってください、こちらから船長に確かめてみます」
彼は無線?でモソモソ話していた。
「すみません。中々寄港出来そうな地が見つからないそうで。やはり被害が凄いようです。船着場自体が削られていていきなり山肌になっているとか、道路が無い、何も無い場所に付けても皆さんがそこで困るでしょう? それで船長も最低限、停泊出来そうな場所を探しているそうです」
「そうですか」
それにしても速いなぁ。このスピードで、船長、港を発見出来るのかな。
あれ?あれれれれ?ちょっと待って。
左手側に見えていた陸地が途絶えた? 無くなったぞ?
頭の中で日本地図を想像した、太平洋側を茨城から上に、沿岸沿いに北上していた……よな?
陸地が無いって、まさか、日本沈没…………、あ、日本部分的に沈没?
「…………はい、はい。わかりました。鹿野さん、当船は本土を抜けました」
「ほんど?」
「はい。青森を抜けた辺りだそうです。船長からスピードを落として欲しいと、ええと、神様に依頼してほしいと」
「ああ、はい。青森抜けた? 青函トンネルの上か?」
「いえ、もっと外側ですが方向的にはその辺りです。で、スピードを緩めてもらわないと、北海道に突っ込んでしまいます」
「それはマズイ」
俺は慌てて心の中で大精霊に速度を落とすように命令した。
船が、波の上を走るようになる。いや今まで飛んでいたんかい。スピードが徐々に落ちてくる。
「はい、はい。わかりました」
船長と話していた船員がデッキの上に紙を開いた。
うわっ、地図か。俺の苦手とする物だ。船員はそれを指で挿しながら話し出した。
「今ここです。そしてここをこう曲がって、この辺りを進んで欲しいそうです。ここらは苫小牧なんですが、フェリー港以外にも複数の港があり、その何処かに停泊出来るのでは、との事です」
「わかった、いや、地図が苦手でよくわからん、どこで曲がるんだ?いや、地図だとここで曲がるんだろうが、どうやって伝えれば……、ううむ、うぅ……」
俺が地図に顔を近づけて唸っていたら、同じように顔を近づけていた船員と洸太くんが突然飛び上がった。
「うわっ!」
「ひゃっ……ビックリしたぁ」
ふたりを見ると、ふたりは俺の左側を見ていた。
顔を横に向けるとそこには、風の大精霊が俺の横で顔を地図に近づけてうんうんと頷いていた。
「あ…………、見た?」
「いえ……見てません。何も。風の神様もっ!」
「うん、あの、見てないよ? 神様が地図を見てるとこなんて」
やはり見えたんか。姿消しの魔法はどうした?姿消しの魔法ではなく、隠れてただけか?
大精霊が地図を読んでくれたみたいで、俺の指示が無くてもフェリーは無事に曲がっていけた。
地図の読める大精霊、凄いぞ。
そしてフェリーは港に無事に到着出来た。と言うか、無事な港があったと言うべきか?
幾つかの船は地上に乗り上げていたが、停められるスペースはある。そして港の建物も無事、付近の道路も無事だ。近くに避難所もあるようだった。
半開していたフェリーの扉を下ろすのに苦労をしたようだったが、無事に車を出す扉が開いた。
洸太君一家のトラックも無事に地面へと降りる事が出来たようだ。助手席から洸太君が顔を出し手を振っていた。
さて俺も帰るか、テレポートで。
苫小牧って確か北海道のどっかだよな?さっき青森がどうとか言ってたから青森の近くだろうか。あの、北海道のピロっと尻尾のように出てる辺りかもしれんな。(←それは違う)
…………北海道って意外と茨城から近いのか。(←それも違う)
だがこれは怒られるやつかも知れん。タウさん達には茨城沖で迷ったと言っておこう。
それにしても栃木県に行きたかったんだが、どうなってるんだ日本よ。複雑すぎるだろう。
しかも半端ないスピードだった為、中に居た人達に気づかれてしまった。そりゃそうだな、時々波の上をバウンドしてるからな。
大型フェリーが高速で波をバウンドしながら進む、気がつかない方がおかしい。
「何だこれは」
「いったい何が起こってるんだ」
出てきた人達は目を見開いて驚愕していた。
うぅむ、マズイな、タウさんに怒られる案件だろうか?もう、早くどっかの岸に着けて去りたい。ここ何処だよ、俺は帰りたい。
「これは一体何が起こっているのですか?鹿野さん何かご存知ですか」
船長に詰め寄られた。困ったー。
「えぇ……と、あれですね。アレは、か、風の……」
「風の神様だよ、風の神様が助けてくれたんだ」
言い淀んだ俺を助けるように少年、洸太君が言った。
「何を馬鹿な事を、子供は黙っていなさい」
近くのおっさんが洸太くんを嗜めようとした時、お婆さんが口を挟んだ。
「馬鹿を言ってるのは貴方ですよ、どう見ても人の力ではない、神様の助け以外に有り得ません。貴方は神様を信じていないのですか? 私は毎日神棚にも仏壇にも手を合わせていますよ? 若い人らは自分の足で歩き始めると直ぐに神様の存在を忘れてしまう、全て自分で出来ると思ってしまう。貴方は元旦に初詣に行きませんか? 成人式は? 結婚式は? 身内が亡くなってお葬式をしませんでしたか? 人は心の奥では信じているものなのですよ」
お婆さんの声はそんなに大きくなかったのだが、そこに居た皆が静かに聞いていた。
「日本に神風が吹くのはよくある事ですよ」
お婆さんは言い切った。
そ、そうなのか。神風よくあるのか、気がつかなかった。
大人達の中で反論する者はいなかったが、完全な納得でなかったようだ。首を傾げつつも結局皆、何かに縋りたいのだろう。
「お婆ちゃん」
洸太君が嬉しそうにお婆さんと手を繋いでいた。
「あ、それでですね、神様が風を吹かせてフェリーを進めているうちに降りる準備をしておいてください。船長さん、フェリーを着けれそうな港を見つけたら……ええと、教えてください……、あの、神様に伝えますので」
皆はデッキから中へと入っていった。そこに残ったのは洸太君と彼の家族だった。
「父さん、僕もう少しここに居たい」
「え、あぁ、うん? 神様の邪魔はするなよ?」
洸太くんの父親は半信半疑で変な顔をしつつも、息子を信じてはいたようだ。
船長からの指示を伝える船員の男性もひとり、そこに残った。
「物凄いスピードですね。流石は神風です。フェリーと言うよりも高速船か、水中翼船のようですね」
「風の神様だもん」
「洸太君は見たの?」
「うん、一瞬だけ。直ぐに見えなくなった」
え?そうなの?さっきそこで風を操っていたんだけど、姿消しの魔法とかあるのか?
ゲームでは普通に皆、見えてたよな?風の精霊は白、火の精霊は赤、水の精霊は青、土の精霊は……黄色だったか。
「へええ、いいなぁ。どんなだった?」
洸太君は一瞬俺を見たが、特に俺が止めなかったので話し始めた。
「ええとね、透明に近い霧の塊みたいだった。結構大きいの」
「雷神風神みたいなのでは無いのか。塊かぁ、人型じゃないんだ?」
うちの精霊は透き通る様な人型の精霊なんだが、あ、もしかして洸太君は俺が隠そうとした事に気がついて、適当に合わせてくれているにかもしれない。
それにしてもスイスイ、グイグイ、ビュンビュン進むなぁ。何処まで行くのかちょっと不安になった。
「あの、船長からの連絡はまだ?」
かなり不安だぞ?このままだと海外へ着いちゃうんじゃないか?
「はい、まだですね。ちょっと待ってください、こちらから船長に確かめてみます」
彼は無線?でモソモソ話していた。
「すみません。中々寄港出来そうな地が見つからないそうで。やはり被害が凄いようです。船着場自体が削られていていきなり山肌になっているとか、道路が無い、何も無い場所に付けても皆さんがそこで困るでしょう? それで船長も最低限、停泊出来そうな場所を探しているそうです」
「そうですか」
それにしても速いなぁ。このスピードで、船長、港を発見出来るのかな。
あれ?あれれれれ?ちょっと待って。
左手側に見えていた陸地が途絶えた? 無くなったぞ?
頭の中で日本地図を想像した、太平洋側を茨城から上に、沿岸沿いに北上していた……よな?
陸地が無いって、まさか、日本沈没…………、あ、日本部分的に沈没?
「…………はい、はい。わかりました。鹿野さん、当船は本土を抜けました」
「ほんど?」
「はい。青森を抜けた辺りだそうです。船長からスピードを落として欲しいと、ええと、神様に依頼してほしいと」
「ああ、はい。青森抜けた? 青函トンネルの上か?」
「いえ、もっと外側ですが方向的にはその辺りです。で、スピードを緩めてもらわないと、北海道に突っ込んでしまいます」
「それはマズイ」
俺は慌てて心の中で大精霊に速度を落とすように命令した。
船が、波の上を走るようになる。いや今まで飛んでいたんかい。スピードが徐々に落ちてくる。
「はい、はい。わかりました」
船長と話していた船員がデッキの上に紙を開いた。
うわっ、地図か。俺の苦手とする物だ。船員はそれを指で挿しながら話し出した。
「今ここです。そしてここをこう曲がって、この辺りを進んで欲しいそうです。ここらは苫小牧なんですが、フェリー港以外にも複数の港があり、その何処かに停泊出来るのでは、との事です」
「わかった、いや、地図が苦手でよくわからん、どこで曲がるんだ?いや、地図だとここで曲がるんだろうが、どうやって伝えれば……、ううむ、うぅ……」
俺が地図に顔を近づけて唸っていたら、同じように顔を近づけていた船員と洸太くんが突然飛び上がった。
「うわっ!」
「ひゃっ……ビックリしたぁ」
ふたりを見ると、ふたりは俺の左側を見ていた。
顔を横に向けるとそこには、風の大精霊が俺の横で顔を地図に近づけてうんうんと頷いていた。
「あ…………、見た?」
「いえ……見てません。何も。風の神様もっ!」
「うん、あの、見てないよ? 神様が地図を見てるとこなんて」
やはり見えたんか。姿消しの魔法はどうした?姿消しの魔法ではなく、隠れてただけか?
大精霊が地図を読んでくれたみたいで、俺の指示が無くてもフェリーは無事に曲がっていけた。
地図の読める大精霊、凄いぞ。
そしてフェリーは港に無事に到着出来た。と言うか、無事な港があったと言うべきか?
幾つかの船は地上に乗り上げていたが、停められるスペースはある。そして港の建物も無事、付近の道路も無事だ。近くに避難所もあるようだった。
半開していたフェリーの扉を下ろすのに苦労をしたようだったが、無事に車を出す扉が開いた。
洸太君一家のトラックも無事に地面へと降りる事が出来たようだ。助手席から洸太君が顔を出し手を振っていた。
さて俺も帰るか、テレポートで。
苫小牧って確か北海道のどっかだよな?さっき青森がどうとか言ってたから青森の近くだろうか。あの、北海道のピロっと尻尾のように出てる辺りかもしれんな。(←それは違う)
…………北海道って意外と茨城から近いのか。(←それも違う)
だがこれは怒られるやつかも知れん。タウさん達には茨城沖で迷ったと言っておこう。
それにしても栃木県に行きたかったんだが、どうなってるんだ日本よ。複雑すぎるだろう。
495
あなたにおすすめの小説
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚…
スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて…
気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。
愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。
生きていればいつかは幼馴染達とまた会える!
愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」
幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。
愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。
はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
ガチャから始まる錬金ライフ
盾乃あに
ファンタジー
河地夜人は日雇い労働者だったが、スキルボールを手に入れた翌日にクビになってしまう。
手に入れたスキルボールは『ガチャ』そこから『鑑定』『錬金術』と手に入れて、今までダンジョンの宝箱しか出なかったポーションなどを冒険者御用達の『プライド』に売り、億万長者になっていく。
他にもS級冒険者と出会い、自らもS級に上り詰める。
どんどん仲間も増え、自らはダンジョンには行かず錬金術で飯を食う。
自身の本当のジョブが召喚士だったので、召喚した相棒のテンとまったり、時には冒険し成長していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる