姉の婚約者は私と姉の区別がつかないようです~婚約破棄する相手が違うようです???

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その17

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と言うわけで、私たちがやってきましたのは、王子様のお父様でいらっしゃる皇帝陛下のもとでございました。私たちが勝手に行って、皇帝陛下に会うことができるなんて、まさかとは思っておりました。もちろん、皇帝陛下を守る兵士たちも、

「誰の許可もなく、皇帝陛下に会うことはできません」

と言いました。しかしながら、お姉様はここでも自分の強さを発揮したわけでございます。

「そんなことを言われても、私たちはこれから皇帝陛下になって、下手したら戦わないといけないんだから、そこをどいて欲しいんだけど……」

お姉さまが、戦うと言う言葉を言ってしまったわけでございまして、これを聞いた兵士たちは、ものすごく怯えるとともに、

「何をおっしゃるのですか!!!!!」

と怒りました。

「あなた達がいくら怒ったって、私たちには何の関係もないんですよ。それよりも早く、私たちをここから通したほうがよさそうですよ。そうしないと、お姉さまが本気で怒ってしまったら、それこそ、もう取り返しがつかなくなってしまいますから!!!!!」

私もお姉さまに加勢する勢いでした。

「それほど危険な人物なのだとしたら、ますます皇帝陛下に合わせるわけにはいきませんね!!!!!」

兵士たちは、お姉さまを取り囲んで、本当にこれ以上先には行かせないような感じになってしまいました。

「やっぱりあなたたちは色々とおかしな話を持っているのね……こうなったら仕方がないわ。やっぱり、本当は嫌なのだけど、あなたたちを倒すことにしましょう!!!!!」

そう言って、お姉さまはやはり、様々な攻撃を加えることになりました。そして、本来ならば皇帝陛下を護衛するのに十分な力を備えているはずの兵士たちが、次々と倒されていくのでした。

「騒々しいが、一体何ごとなんだ!!!!!」

お姉さまが騒ぎを起こしたことによって、皇帝陛下が直々に姿を現したのでございました。

「お姉さま、皇帝陛下がいらっしゃいましたよ!!!!!」

私がこう言いますと、お姉様は攻撃を中断されて、皇帝陛下の前に歩み出ました。
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