88 / 411
学生の本分
しばしの別れ
しおりを挟む
限りなく憂鬱だが、その無駄な緊張感が余計な事を考える時間を食い潰してくれるのは、まあ癪だが有り難くもあった。先輩に会えない寂しさを紛らわせてくれると思うから。
「せんぱい……」
泣き言が転がり出そうになって、寝返りを打ちスポーツバッグに顔を埋め、口を塞ぐ。もう、先輩はここにはいない。さっきバスに乗って行ってしまったんだ。泣こうが叫ぼうが、先輩は助けてくれない。気持ちを入れ替えないとな。
「入るぞ。いるか夷川」
自分の中の甘えた部分を思い切り吐き出している最中、器用にサンダルでドスドスと足音を立てる気配が近づいて来たなと思ったら、部屋の扉が勢いよく開いた。顔を上げると、段ボールを抱えた担任がサンダルを廊下に脱ぎ散らかして、部屋に入って来ていた。オレの姿を確認すると、担任は段ボールを投げるように置き、尻のポケットから封筒を取り出し、その上に無造作に乗せる。
「ご家族から今朝届いた物だ。悪いが中は改めさせて貰った。すぐに中を確認しろ」
言葉通り、段ボールも封筒も開封されているようだった。担任はジッとオレが確認するのを待っている。中を見ずに捨てるという選択肢は用意されていないらしい。渋々封筒に手を伸ばすと、中から新札の一万円がギョッとするくらいの厚みで入っていて、思わず担任へ何かの間違いじゃないかと聞いてしまった。
「間違いなくお前宛だ。十万あった。数えて確認しろ」
封筒から出して慣れない手つきで数えると、きっちり十枚あった。一学期の間、一円も仕送りを寄越さなかった奴らがどうして……その疑問にはすぐ答えが出た。由々式の家族や教師陣に対する世間体を保つためだろう。この大金で自分たちが子供を蔑ろにしていないという証明になるとでも思っているのだ。
金を封筒に戻し、段ボールも開けてみる。中には高そうなブランド物の夏服や下着が、丁寧に詰め込まれていた。色々な感情が自分の中を通り過ぎて、オレは力なく笑った。恥ずかしくて笑うしかなかった。
「先生も夏はここに残る……何かあれば相談しろ」
「はい。荷物、届けて下さってありがとうございました」
オレが頭を下げると、担任はバリバリと所在なさげにケツを掻きながら部屋を出て行った。
枕にしていたバッグに段ボールの中身を投げ入れた。それでようやく、ぺしゃんこだったバッグが少し膨れる。畳の上に残った封筒にも手を伸ばすと、妙に力んでしまったのか、グシャリと手の中でしわくちゃになった。このまま捨ててしまおうかと一瞬考えたが、金があって困る事はないだろう、そう思いバッグの内ポケットにねじ込んだ。あいつらの寄越した金だと思うと、破り捨てたくなるが、先輩に奢らせてばかりも心苦しい。先輩が帰って来たら、この金で何かご馳走しよう。そう納得して気持ちを落ち着けた。
そうやって自分を宥め賺していると、廊下から浮かれた一年の声が聞こえ始めた。食堂でやっていた帰省の説明会? が終わったようだ。程なくして皆元が一人で部屋に帰って来た。あとの二人はどうしたと聞こうとしたら、先に口を開かれ、下に顔を出して来いと言われてしまう。
帰省するのは何も生徒だけではなく、大半の教師も同じく山を下りる。そこら辺に挨拶をして来いという事なんだろう。あまり気乗りしないが、じいちゃんの顔は見ておきたいと思い腰を上げた。
部屋でバスを待つらしい一年の群れに逆行するよう階段を下りる。どいつもこいつも浮かれたツラしやがって、それを見てると妙に苛ついて、片っ端から蹴り落としたくなったが我慢。舌打ちをしながら、眉間に皺を寄せて一階の廊下に出ると、狭間が目ざとくオレを見つけ駆け寄ってきた。
「夷川君、こっち、こっちだよ。早く早く!」
珍しく強引な狭間に面食らいながら、引っ張られるままに人気のない方へと走ると、物置になっている部屋へと無理やり押し込まれてしまった。
「おい、どういうつもりだよ、狭間」
ピシャリと閉じられた扉に手を伸ばそうとした時、
「悪い、セイシュン。俺が狭間にセイシュンを連れて来てくれって頼んだんだ」
とっくに山を下りているはずの先輩の声が、背後から聞こえてきた。
バッと勢いよく振り返ると、積み上げられた布団の影から、そろりとこちらを覗いている先輩が、軽く手を上げ「よう」と決まり悪そうに笑っている。予想していなかった遭遇に心臓がドクドク鳴り出した。
「三年のバス……もう、出発したんじゃ……」
「あー、うん。アレには乗らなかった」
先輩の言葉に頭の中が一瞬でパッと晴れたような気がしたが、見つめる先の表情は気の毒そうに曇ってしまう。
「ごめんな、学校に残るって訳じゃないんだ」
先輩と夏休みを一緒に過ごすという、オレが見た夢は一瞬で粉々に砕けてしまった。
「腹でもこわして、三年のバスに乗り損ねただけかよ」
萎んだ気持ちが、ふて腐れた声となって、すっっかり自分の外へ出てしまうと、体の中に残ったのは憂鬱な気持ちばかりだ。先輩の顔を見てしまったせいか、さっきまであった緊張感はすっかり鳴りを潜め、なんとも言えない虚しさばかりが募る体は一気に脱力し、オレは背後の扉に背を預けながらズルズルとその場に座り込む。
一つ溜め息を吐くと、先輩の困っている気配がこちらに近づいて来た。オレの目の前で同じように床へと腰を下ろし胡座を掻く先輩は、どう声をかけたらいいのか分からないようで、何度か口を開きかけたが、その度に躊躇して口を閉じてしまっていた。
「体調……大丈夫?」
もう会えないと思っていた先輩に会えたのだ。子供みたいに拗ねて、先輩を困らせるのは止めようと顔を上げ、バスに乗り遅れた原因だと思われる体調について聞いてみた。
「ん? 体調は別に悪くないぞ。俺は元気だ」
ちょっと嬉しそうな表情で、先輩は小首を傾げる。
「じゃあ、寝過ごしてバスに置いて行かれたのか」
最後まで暢気な人だなぁと少し呆れた視線を向けると、ようやく何を言われているのか分かったらしく、先輩はおかしそうに笑って、オレの推測を丸ごと否定した。
「部屋の片付けに手間取ったんだ。キャンプの準備があるから、しっかり戸締まりもしとかないとって思ってな」
先輩はポケットから何かを取り出すと、チャリチャリ鳴らしながら、手の中で弄び始めた。
「いつもは、別に俺が勝手に使わせて貰ってるだけで、本当だったら誰でも使える場所だから、鍵とかしないんだけど、今は勝手に入られたら困るからさ。ちゃんと閉めたぞ」
手の中にあったのは、赤いプレートの付いた鍵だった。説明をし終えると先輩は鍵を握り直し、空中で鍵をかける仕草をして見せる。そして、ヒョイと器用に指先で鍵とプレートを通してある小さな輪っかを摘まむと、そのままオレの方へと差し出してきた。何をしたいのか分からず、先輩の目を見つめると、優しく笑い返してくれた。
「バスに乗らなかったのは、セイシュンにコレを託したかったからだ」
手を差し出すと、先輩の手から鍵が落ちてきた。先輩が握っていたせいか、鍵は少し体温が移って温かかった。しっかりと鍵を受け取り、視線を正面に戻すと、先輩は満足そうに頷き、
「俺が帰ってくるまで、あの部屋をセイシュンに使って貰いたいんだ」
どう反応したらいいのか分からない事を言い出した。
「使って貰いたい、んー違うか。セイシュンに拒否権はないからな。先輩命令だ。とにかく、俺が帰ってくるまで、あの部屋をお前の拠点にしろ」
複雑な胸中を持て余し、手の中の鍵に目をやる。すると、先輩はオレの頭を軽く撫でた。
「俺は意外と心配性なんだ。ちゃんとセイシュンの返事が聞きたい」
聞こえてくる声が優しすぎて、返事するのに少し声がつまった。
「…………わかった。先輩の部屋で、待ってる」
「うん。部屋にある物は自由に使っていいからな。あ、でもテントは触るなよ。一応かたちにはなったけど、元が廃材だから不用意に触ると怪我するかもしれないからな」
安心したように笑う先輩を見ていると、つい言わなくていい事まで口から出てしまった。
「……一ヶ月くらい、すぐ、だよな。でも、一ヶ月、は、長いよ。せんぱい、いないと暇だから、余計に」
本当に言いたい事は必死で押さえたけど、これじゃあ言ってるようなものだ。情けなくて、先輩の顔を見るのが辛くなる。
「セイシュン、土産、何がいい?」
オレの情けない弱音を断ち切るような明るい声が聞こえて、少し恨めしく思いながらも顔を上げると、先輩の浮かべていた表情に胸がギュッとなった。先輩もオレと同じ気持ちでいてくれている、そんな都合の良い解釈をしてしまえるくらい、寂しそうな顔をされたら、問答無用で飛びつきたくなるじゃないか。
「アイス」
自分の欲求を抑え込み、そう短く答えると、先輩は嬉しそうに頷いて「まかせろ、いっぱい買ってくる」と言って、オレの頭をグリグリやった。
「せんぱい……」
泣き言が転がり出そうになって、寝返りを打ちスポーツバッグに顔を埋め、口を塞ぐ。もう、先輩はここにはいない。さっきバスに乗って行ってしまったんだ。泣こうが叫ぼうが、先輩は助けてくれない。気持ちを入れ替えないとな。
「入るぞ。いるか夷川」
自分の中の甘えた部分を思い切り吐き出している最中、器用にサンダルでドスドスと足音を立てる気配が近づいて来たなと思ったら、部屋の扉が勢いよく開いた。顔を上げると、段ボールを抱えた担任がサンダルを廊下に脱ぎ散らかして、部屋に入って来ていた。オレの姿を確認すると、担任は段ボールを投げるように置き、尻のポケットから封筒を取り出し、その上に無造作に乗せる。
「ご家族から今朝届いた物だ。悪いが中は改めさせて貰った。すぐに中を確認しろ」
言葉通り、段ボールも封筒も開封されているようだった。担任はジッとオレが確認するのを待っている。中を見ずに捨てるという選択肢は用意されていないらしい。渋々封筒に手を伸ばすと、中から新札の一万円がギョッとするくらいの厚みで入っていて、思わず担任へ何かの間違いじゃないかと聞いてしまった。
「間違いなくお前宛だ。十万あった。数えて確認しろ」
封筒から出して慣れない手つきで数えると、きっちり十枚あった。一学期の間、一円も仕送りを寄越さなかった奴らがどうして……その疑問にはすぐ答えが出た。由々式の家族や教師陣に対する世間体を保つためだろう。この大金で自分たちが子供を蔑ろにしていないという証明になるとでも思っているのだ。
金を封筒に戻し、段ボールも開けてみる。中には高そうなブランド物の夏服や下着が、丁寧に詰め込まれていた。色々な感情が自分の中を通り過ぎて、オレは力なく笑った。恥ずかしくて笑うしかなかった。
「先生も夏はここに残る……何かあれば相談しろ」
「はい。荷物、届けて下さってありがとうございました」
オレが頭を下げると、担任はバリバリと所在なさげにケツを掻きながら部屋を出て行った。
枕にしていたバッグに段ボールの中身を投げ入れた。それでようやく、ぺしゃんこだったバッグが少し膨れる。畳の上に残った封筒にも手を伸ばすと、妙に力んでしまったのか、グシャリと手の中でしわくちゃになった。このまま捨ててしまおうかと一瞬考えたが、金があって困る事はないだろう、そう思いバッグの内ポケットにねじ込んだ。あいつらの寄越した金だと思うと、破り捨てたくなるが、先輩に奢らせてばかりも心苦しい。先輩が帰って来たら、この金で何かご馳走しよう。そう納得して気持ちを落ち着けた。
そうやって自分を宥め賺していると、廊下から浮かれた一年の声が聞こえ始めた。食堂でやっていた帰省の説明会? が終わったようだ。程なくして皆元が一人で部屋に帰って来た。あとの二人はどうしたと聞こうとしたら、先に口を開かれ、下に顔を出して来いと言われてしまう。
帰省するのは何も生徒だけではなく、大半の教師も同じく山を下りる。そこら辺に挨拶をして来いという事なんだろう。あまり気乗りしないが、じいちゃんの顔は見ておきたいと思い腰を上げた。
部屋でバスを待つらしい一年の群れに逆行するよう階段を下りる。どいつもこいつも浮かれたツラしやがって、それを見てると妙に苛ついて、片っ端から蹴り落としたくなったが我慢。舌打ちをしながら、眉間に皺を寄せて一階の廊下に出ると、狭間が目ざとくオレを見つけ駆け寄ってきた。
「夷川君、こっち、こっちだよ。早く早く!」
珍しく強引な狭間に面食らいながら、引っ張られるままに人気のない方へと走ると、物置になっている部屋へと無理やり押し込まれてしまった。
「おい、どういうつもりだよ、狭間」
ピシャリと閉じられた扉に手を伸ばそうとした時、
「悪い、セイシュン。俺が狭間にセイシュンを連れて来てくれって頼んだんだ」
とっくに山を下りているはずの先輩の声が、背後から聞こえてきた。
バッと勢いよく振り返ると、積み上げられた布団の影から、そろりとこちらを覗いている先輩が、軽く手を上げ「よう」と決まり悪そうに笑っている。予想していなかった遭遇に心臓がドクドク鳴り出した。
「三年のバス……もう、出発したんじゃ……」
「あー、うん。アレには乗らなかった」
先輩の言葉に頭の中が一瞬でパッと晴れたような気がしたが、見つめる先の表情は気の毒そうに曇ってしまう。
「ごめんな、学校に残るって訳じゃないんだ」
先輩と夏休みを一緒に過ごすという、オレが見た夢は一瞬で粉々に砕けてしまった。
「腹でもこわして、三年のバスに乗り損ねただけかよ」
萎んだ気持ちが、ふて腐れた声となって、すっっかり自分の外へ出てしまうと、体の中に残ったのは憂鬱な気持ちばかりだ。先輩の顔を見てしまったせいか、さっきまであった緊張感はすっかり鳴りを潜め、なんとも言えない虚しさばかりが募る体は一気に脱力し、オレは背後の扉に背を預けながらズルズルとその場に座り込む。
一つ溜め息を吐くと、先輩の困っている気配がこちらに近づいて来た。オレの目の前で同じように床へと腰を下ろし胡座を掻く先輩は、どう声をかけたらいいのか分からないようで、何度か口を開きかけたが、その度に躊躇して口を閉じてしまっていた。
「体調……大丈夫?」
もう会えないと思っていた先輩に会えたのだ。子供みたいに拗ねて、先輩を困らせるのは止めようと顔を上げ、バスに乗り遅れた原因だと思われる体調について聞いてみた。
「ん? 体調は別に悪くないぞ。俺は元気だ」
ちょっと嬉しそうな表情で、先輩は小首を傾げる。
「じゃあ、寝過ごしてバスに置いて行かれたのか」
最後まで暢気な人だなぁと少し呆れた視線を向けると、ようやく何を言われているのか分かったらしく、先輩はおかしそうに笑って、オレの推測を丸ごと否定した。
「部屋の片付けに手間取ったんだ。キャンプの準備があるから、しっかり戸締まりもしとかないとって思ってな」
先輩はポケットから何かを取り出すと、チャリチャリ鳴らしながら、手の中で弄び始めた。
「いつもは、別に俺が勝手に使わせて貰ってるだけで、本当だったら誰でも使える場所だから、鍵とかしないんだけど、今は勝手に入られたら困るからさ。ちゃんと閉めたぞ」
手の中にあったのは、赤いプレートの付いた鍵だった。説明をし終えると先輩は鍵を握り直し、空中で鍵をかける仕草をして見せる。そして、ヒョイと器用に指先で鍵とプレートを通してある小さな輪っかを摘まむと、そのままオレの方へと差し出してきた。何をしたいのか分からず、先輩の目を見つめると、優しく笑い返してくれた。
「バスに乗らなかったのは、セイシュンにコレを託したかったからだ」
手を差し出すと、先輩の手から鍵が落ちてきた。先輩が握っていたせいか、鍵は少し体温が移って温かかった。しっかりと鍵を受け取り、視線を正面に戻すと、先輩は満足そうに頷き、
「俺が帰ってくるまで、あの部屋をセイシュンに使って貰いたいんだ」
どう反応したらいいのか分からない事を言い出した。
「使って貰いたい、んー違うか。セイシュンに拒否権はないからな。先輩命令だ。とにかく、俺が帰ってくるまで、あの部屋をお前の拠点にしろ」
複雑な胸中を持て余し、手の中の鍵に目をやる。すると、先輩はオレの頭を軽く撫でた。
「俺は意外と心配性なんだ。ちゃんとセイシュンの返事が聞きたい」
聞こえてくる声が優しすぎて、返事するのに少し声がつまった。
「…………わかった。先輩の部屋で、待ってる」
「うん。部屋にある物は自由に使っていいからな。あ、でもテントは触るなよ。一応かたちにはなったけど、元が廃材だから不用意に触ると怪我するかもしれないからな」
安心したように笑う先輩を見ていると、つい言わなくていい事まで口から出てしまった。
「……一ヶ月くらい、すぐ、だよな。でも、一ヶ月、は、長いよ。せんぱい、いないと暇だから、余計に」
本当に言いたい事は必死で押さえたけど、これじゃあ言ってるようなものだ。情けなくて、先輩の顔を見るのが辛くなる。
「セイシュン、土産、何がいい?」
オレの情けない弱音を断ち切るような明るい声が聞こえて、少し恨めしく思いながらも顔を上げると、先輩の浮かべていた表情に胸がギュッとなった。先輩もオレと同じ気持ちでいてくれている、そんな都合の良い解釈をしてしまえるくらい、寂しそうな顔をされたら、問答無用で飛びつきたくなるじゃないか。
「アイス」
自分の欲求を抑え込み、そう短く答えると、先輩は嬉しそうに頷いて「まかせろ、いっぱい買ってくる」と言って、オレの頭をグリグリやった。
0
あなたにおすすめの小説
春を拒む【完結】
璃々丸
BL
日本有数の財閥三男でΩの北條院環(ほうじょういん たまき)の目の前には見るからに可憐で儚げなΩの女子大生、桜雛子(さくら ひなこ)が座っていた。
「ケイト君を解放してあげてください!」
大きなおめめをうるうるさせながらそう訴えかけてきた。
ケイト君────諏訪恵都(すわ けいと)は環の婚約者であるαだった。
環とはひとまわり歳の差がある。この女はそんな環の負い目を突いてきたつもりだろうが、『こちとらお前等より人生経験それなりに積んどんねん────!』
そう簡単に譲って堪るか、と大人げない反撃を開始するのであった。
オメガバな設定ですが設定は緩めで独自設定があります、ご注意。
不定期更新になります。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
貢がせて、ハニー!
わこ
BL
隣の部屋のサラリーマンがしょっちゅう貢ぎにやって来る。
隣人のストレートな求愛活動に困惑する男子学生の話。
社会人×大学生の日常系年の差ラブコメ。
※この物語はフィクションです。
※現時点で小説の公開対象範囲は全年齢となっております。しばらくはこのまま指定なしで更新を続ける予定ですが、アルファポリスさんのガイドラインに合わせて今後変更する場合があります。(2020.11.8)
■2025.12.14 285話のタイトルを「おみやげ何にする? Ⅲ」から変更しました。
■2025.11.29 294話のタイトルを「赤い川」から変更しました。
■2024.03.09 2月2日にわざわざサイトの方へ誤変換のお知らせをくださった方、どうもありがとうございました。瀬名さんの名前が僧侶みたいになっていたのに全く気付いていなかったので助かりました!
■2024.03.09 195話/196話のタイトルを変更しました。
■2020.10.25 25話目「帰り道」追加(差し込み)しました。話の流れに変更はありません。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
狂わせたのは君なのに
一寸光陰
BL
ガベラは10歳の時に前世の記憶を思い出した。ここはゲームの世界で自分は悪役令息だということを。ゲームではガベラは主人公ランを悪漢を雇って襲わせ、そして断罪される。しかし、ガベラはそんなこと望んでいないし、罰せられるのも嫌である。なんとかしてこの運命を変えたい。その行動が彼を狂わすことになるとは知らずに。
完結保証
番外編あり
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる