569 / 1,124
獣人国編~中級冒険者試験~
【暗殺】実地試験開始
しおりを挟む
「…7時まで後3分位か…(職員1)」
「マジでこんな無茶な実地試験やんのかよ…
俺、内容聞いてゾッとしたぜ。(職員2)」
「幾ら『【忍】【隠密】【諜報】【盗賊】【義賊】』を網羅した結果とは言え、参加数50以上の職員相手に見付かる事無く、試験をクリアするなんて無謀だわ。
下手すれば上級冒険者試験より難易度高いわよ。(職員3)」
「こりゃあれだな、多少姿が見えたり気配に気付いても見逃してやろうぜ。(職員4)」
「「「だな。(一同)」」」
街のとある民家の前で黒いフードを被った職員達が話をしていた。
彼らはノアの【暗殺】実地試験の参加試験官である。
この場には4人しか居ないが、街の各所には大体3~4人1組のパーティが10以上潜んでいた。
「あそこの防壁の上に居るのは少年のお仲間達と他の冒険者に、職員か…
まぁあんな無茶な試験内容に、あの少年がどこまで奮闘するか気になるわな…(職員2)」
とある職員の視線の先にある防壁の上には、数十人単位で人だかりが出来ていた。
クロラ達と、ノアの試験を見物に来た他の冒険者と街に暮らす住人達である。
街が丸ごと試験会場となる事がよくある為、街の住人達には予定表の様なモノが提示されるのである。
すると、そのあまりにもあんまりな内容に、見物参加者が数多く防壁の上へと向かっていったのである。
しかもその試験を受けるのが、自国を救ってくれた功労者の新人冒険者だから尚更である。
ちなみに街に居る参加職員に指示や声を出さない代わりに試験を見物する事が出来るのだ。
「ああもガッツリ見られたら見逃ししようにもし辛いな…
功労者の冒険者だから合格させてやりたいが、何とも歯痒いな…(職員1)」
「「「うん。(一同)」」」
と、話していると
ゴーン!ゴーン!ゴーン!
「お、7時か…(職員1)」
ゴーン!ゴーン!ゴーン!
「って事は開始の合図ね…(職員3)」
ゴーン!
「さ、始まるぞ、先ずは俺達が起点となる。
周囲の警戒を怠『ガッ!』っ!?」
「「「!?」」」
街の鐘が鳴った直後、通りから音が響く。
「…あ、ごめんなさいおじちゃん…」
「な、何だ、子供か…(職員1)」
「こーら、もう7時でしょ?
早く帰らないとお母さんに怒られるよ?(職員3)」
「開始直後だからびっくりしたぜ…(職員2)」
近くの家の子が道に石を投げていた様で、職員達は安堵の表情を見せる。
「ごめんなさい…鐘が鳴り終わったら道に石を落として、って言われて…」
「っ!?皆!『ヒュオッ!』警戒をぉおおおっ!?」ズザザザッ!
仕組まれた事だと気付いた職員が周囲に注意を促そうとした正にその時、頭上から輪が付いたロープを掛けられ、後方に思いっ切り引っ張られたのである。
「バ、バナ(職員の名前)!?
ちょ、何処『シュピッ!』へ…きゃぁあああっ!?」グォオオッ!
目の前で同僚が路地裏に消え、慌てていると、今度は自分の足にロープが絡まり、後方に引っ張られ、これまた路地裏に消えていった。
「気配を探れ!(職員4)」
「やってる!だが気配等何処にも
『ジャキンッ!』『シャキンッ!』
「ひっ!?(職員2)」
「えっ!?(職員4)」
クイックイッ。(路地裏に誘うサイン)
首に荒鬼神ノ化身を突き付けられた職員は、ノアのサインに応じ、路地裏に消えていった。
~防壁の上にて~
「お、おいおい…あっという間に4人やられたぞ…ってか一体何やったんだ?」
「さ、さぁ…」
「試験官が勝手に路地裏に消えてった様に見えたけど…」
「てか最後の何…?
突然空からあの子が降ってきたけど、何処に居たの…?」
と、防壁の上で見学していた『四星の守人』の4人だが、ノアがどんな手を使って4人を相手にしたのか分かってないらしい。
「に、兄さん、今の見た…?(ガーウ)」
「あぁ…動きが洗練され過ぎてて全く無駄が無い…しかも気配の消し方が半端じゃねぇ…(オウガ)」
「でも2人共気配を探ってたハズなのに何で気付かなかったんだろう…(セルト)」
片や鬼人兄妹と【神官】の3人組パーティは大体見えていた様子。
だが【神官】のセルトは<気配感知>にノアが引っ掛からなかった事を不思議がっていた。
「なーる程ねー、ノア君″真上″から攻めて来たんだねー。(ロゼ)」
「相手の反応に自分の反応を重ねたんだろう。
だから相手から気付かれなかった様だな…(ジェイル)」
「ロープによる捕縛術、なかなか有用ね。
教えて貰おうかしら。(ポーラ)」
「流石ノア君だね。(クロラ)」
((″流石ノア君″で済ます辺り、クロラは感覚マヒしてるわね…
やってる事何気にえげつないわよ…(ハクア、ユカリ)))
今更だが<気配感知>の仕様を説明する。
<気配感知>発動中は、自身の反応(青アイコン)を中心に置き、それ以外の人物やモンスターは一定範囲内に脳内に表示される。
その際、初対面だったり、1度も出会して無くいモンスターであれば赤アイコンで表示され、1度顔を見たり種類を知っていれば緑アイコンで表示される。
勿論各々の<気配感知>の熟練度によって表示内容は違うが、ノアの熟練度はかなりのモノで、アイコンは明確に人かモンスターか一目で判別出来る様になり、人物なら名前と性別が表示され、モンスターなら名前と弱点、主に取れる素材等が表示される。
流石に試験官の熟練度まで把握するのは難しいので、ノアは一か八かで頭上から強襲を仕掛けてみたのであった。
~再び市街~
(ふむ、次の目的地は150メル離れた2階建ての家屋か…屋根の上に職員が3人、まだこちらが襲撃されたのは気付かれてない、か…)
(『次もロープ使って1人1人削ってくか?』)
(いや、3人だけなら纏めて制せるから一気に行こう。)
(『あいよ。』)
バシュンッ!
次の強襲プランを決めたノアは、闇夜に染まった空へ向かって荒鬼神ノ化身をぶん投げ、転移を開始した。
「おい!第1地点の奴等の姿が見えないぞ!(職員5)」
「え?もしかしてもうやられた?
まだ2分も経って無いわよ?(職員6)」
「相手はあの【鬼神】のノアだぞ、4人位訳無いだろう。
直にここにもやって来るだろう。散らばるな、固まれ。(職員7)」
「「おう。」」
すると
フッ…
『『シュルッ!』』ガキッ!
「「ぎっ!?(職員5、6)」」
「うぶっ!?(職員7)」
シャキィンッ!ジャキッ!
「動くな。次の場所は何処だ?」
「た、建物の中…棚…引き出…」
「どうも。」
3人の頭上から降ってきたノアは、2人同時にロープを掛けて身動きを封じ、残りの1人に回し蹴りを繰り出して首に絡め、そのまま力で地面に捩じ伏せて身動きを封じた。
直後に荒鬼神ノ化身を3人の首に突き付けて次の場所の情報を聞き出した。
その後建物内の棚から次の場所のメモを見付けたノアは、足早に向かっていった。
ちなみにここまでで開始から4分の出来事である。
「マジでこんな無茶な実地試験やんのかよ…
俺、内容聞いてゾッとしたぜ。(職員2)」
「幾ら『【忍】【隠密】【諜報】【盗賊】【義賊】』を網羅した結果とは言え、参加数50以上の職員相手に見付かる事無く、試験をクリアするなんて無謀だわ。
下手すれば上級冒険者試験より難易度高いわよ。(職員3)」
「こりゃあれだな、多少姿が見えたり気配に気付いても見逃してやろうぜ。(職員4)」
「「「だな。(一同)」」」
街のとある民家の前で黒いフードを被った職員達が話をしていた。
彼らはノアの【暗殺】実地試験の参加試験官である。
この場には4人しか居ないが、街の各所には大体3~4人1組のパーティが10以上潜んでいた。
「あそこの防壁の上に居るのは少年のお仲間達と他の冒険者に、職員か…
まぁあんな無茶な試験内容に、あの少年がどこまで奮闘するか気になるわな…(職員2)」
とある職員の視線の先にある防壁の上には、数十人単位で人だかりが出来ていた。
クロラ達と、ノアの試験を見物に来た他の冒険者と街に暮らす住人達である。
街が丸ごと試験会場となる事がよくある為、街の住人達には予定表の様なモノが提示されるのである。
すると、そのあまりにもあんまりな内容に、見物参加者が数多く防壁の上へと向かっていったのである。
しかもその試験を受けるのが、自国を救ってくれた功労者の新人冒険者だから尚更である。
ちなみに街に居る参加職員に指示や声を出さない代わりに試験を見物する事が出来るのだ。
「ああもガッツリ見られたら見逃ししようにもし辛いな…
功労者の冒険者だから合格させてやりたいが、何とも歯痒いな…(職員1)」
「「「うん。(一同)」」」
と、話していると
ゴーン!ゴーン!ゴーン!
「お、7時か…(職員1)」
ゴーン!ゴーン!ゴーン!
「って事は開始の合図ね…(職員3)」
ゴーン!
「さ、始まるぞ、先ずは俺達が起点となる。
周囲の警戒を怠『ガッ!』っ!?」
「「「!?」」」
街の鐘が鳴った直後、通りから音が響く。
「…あ、ごめんなさいおじちゃん…」
「な、何だ、子供か…(職員1)」
「こーら、もう7時でしょ?
早く帰らないとお母さんに怒られるよ?(職員3)」
「開始直後だからびっくりしたぜ…(職員2)」
近くの家の子が道に石を投げていた様で、職員達は安堵の表情を見せる。
「ごめんなさい…鐘が鳴り終わったら道に石を落として、って言われて…」
「っ!?皆!『ヒュオッ!』警戒をぉおおおっ!?」ズザザザッ!
仕組まれた事だと気付いた職員が周囲に注意を促そうとした正にその時、頭上から輪が付いたロープを掛けられ、後方に思いっ切り引っ張られたのである。
「バ、バナ(職員の名前)!?
ちょ、何処『シュピッ!』へ…きゃぁあああっ!?」グォオオッ!
目の前で同僚が路地裏に消え、慌てていると、今度は自分の足にロープが絡まり、後方に引っ張られ、これまた路地裏に消えていった。
「気配を探れ!(職員4)」
「やってる!だが気配等何処にも
『ジャキンッ!』『シャキンッ!』
「ひっ!?(職員2)」
「えっ!?(職員4)」
クイックイッ。(路地裏に誘うサイン)
首に荒鬼神ノ化身を突き付けられた職員は、ノアのサインに応じ、路地裏に消えていった。
~防壁の上にて~
「お、おいおい…あっという間に4人やられたぞ…ってか一体何やったんだ?」
「さ、さぁ…」
「試験官が勝手に路地裏に消えてった様に見えたけど…」
「てか最後の何…?
突然空からあの子が降ってきたけど、何処に居たの…?」
と、防壁の上で見学していた『四星の守人』の4人だが、ノアがどんな手を使って4人を相手にしたのか分かってないらしい。
「に、兄さん、今の見た…?(ガーウ)」
「あぁ…動きが洗練され過ぎてて全く無駄が無い…しかも気配の消し方が半端じゃねぇ…(オウガ)」
「でも2人共気配を探ってたハズなのに何で気付かなかったんだろう…(セルト)」
片や鬼人兄妹と【神官】の3人組パーティは大体見えていた様子。
だが【神官】のセルトは<気配感知>にノアが引っ掛からなかった事を不思議がっていた。
「なーる程ねー、ノア君″真上″から攻めて来たんだねー。(ロゼ)」
「相手の反応に自分の反応を重ねたんだろう。
だから相手から気付かれなかった様だな…(ジェイル)」
「ロープによる捕縛術、なかなか有用ね。
教えて貰おうかしら。(ポーラ)」
「流石ノア君だね。(クロラ)」
((″流石ノア君″で済ます辺り、クロラは感覚マヒしてるわね…
やってる事何気にえげつないわよ…(ハクア、ユカリ)))
今更だが<気配感知>の仕様を説明する。
<気配感知>発動中は、自身の反応(青アイコン)を中心に置き、それ以外の人物やモンスターは一定範囲内に脳内に表示される。
その際、初対面だったり、1度も出会して無くいモンスターであれば赤アイコンで表示され、1度顔を見たり種類を知っていれば緑アイコンで表示される。
勿論各々の<気配感知>の熟練度によって表示内容は違うが、ノアの熟練度はかなりのモノで、アイコンは明確に人かモンスターか一目で判別出来る様になり、人物なら名前と性別が表示され、モンスターなら名前と弱点、主に取れる素材等が表示される。
流石に試験官の熟練度まで把握するのは難しいので、ノアは一か八かで頭上から強襲を仕掛けてみたのであった。
~再び市街~
(ふむ、次の目的地は150メル離れた2階建ての家屋か…屋根の上に職員が3人、まだこちらが襲撃されたのは気付かれてない、か…)
(『次もロープ使って1人1人削ってくか?』)
(いや、3人だけなら纏めて制せるから一気に行こう。)
(『あいよ。』)
バシュンッ!
次の強襲プランを決めたノアは、闇夜に染まった空へ向かって荒鬼神ノ化身をぶん投げ、転移を開始した。
「おい!第1地点の奴等の姿が見えないぞ!(職員5)」
「え?もしかしてもうやられた?
まだ2分も経って無いわよ?(職員6)」
「相手はあの【鬼神】のノアだぞ、4人位訳無いだろう。
直にここにもやって来るだろう。散らばるな、固まれ。(職員7)」
「「おう。」」
すると
フッ…
『『シュルッ!』』ガキッ!
「「ぎっ!?(職員5、6)」」
「うぶっ!?(職員7)」
シャキィンッ!ジャキッ!
「動くな。次の場所は何処だ?」
「た、建物の中…棚…引き出…」
「どうも。」
3人の頭上から降ってきたノアは、2人同時にロープを掛けて身動きを封じ、残りの1人に回し蹴りを繰り出して首に絡め、そのまま力で地面に捩じ伏せて身動きを封じた。
直後に荒鬼神ノ化身を3人の首に突き付けて次の場所の情報を聞き出した。
その後建物内の棚から次の場所のメモを見付けたノアは、足早に向かっていった。
ちなみにここまでで開始から4分の出来事である。
89
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ボンクラ王子の側近を任されました
里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」
王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。
人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。
そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。
義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。
王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
妹が聖女の再来と呼ばれているようです
田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。
「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」
どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。
それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。
戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。
更新は不定期です。
無能と追放された俺、死にかけて覚醒した古代秘術を極めて最強になる
仲山悠仁
ファンタジー
魔力がすべての世界で、“無能”と烙印を押された少年アレックスは、
成人儀式の日に家族と村から追放されてしまう。
守る者も帰る場所もなく、魔物が徘徊する森へ一人放り出された彼は、
そこで――同じように孤独を抱えた少女と出会う。
フレア。
彼女もまた、居場所を失い、ひとりで生きてきた者だった。
二人の出会いは偶然か、それとも運命か。
無能と呼ばれた少年が秘めていた“本当の力”、
そして世界を蝕む“黒い霧”の謎が、静かに動き始める。
孤独だった二人が、共に歩き出す始まりの物語。
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる