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獣人国編~御前試合の代表決め~
決勝戦
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″『さぁ!急遽開催が決定致しました超犀野人2と【鬼神】による決勝戦!
あまりにも突然の事でしたので周りは混乱の渦と化しています!
観客席は満員となっているのに街からは未だ次々と人が入り、アチコチで賭けが発生!
商機を見込んで物売りが数多く押し寄せています!満員だ、っつってんだろ!』″
「超犀野人2と【鬼神】の決勝戦だ!
さぁどちらに賭ける!?」
「【鬼神】!」
「あの子!あの子!」
「あの新人冒険者の子!」
「【鬼神】に決まってんだろ!」
「賭けだ、っつってんだろ!
片方にしか賭けなかったら成立しねぇだろうが!」
「はーい、もうすぐ決勝戦が始まるよー。
観戦のお供に冷やしバナナナナナナ、フルーツエールは如何~?」
「あ、お姉さんこっちに1本。」
「1房頂戴。」
「ピッチャーで。」
「ダース売り出来る?」
″『おぅ姉ちゃんエールくれぃ、酒飲まねぇとやってらんねぇや!
さぁ各所で熱い多々買いが行われてますが、ここで闘技場をご覧下さい!
先程の準決勝では余裕を持っていた超犀野人2の2人が真剣な面持ちで闘技場中央に佇む少年を見やっています!
超犀野人2の2人が回復や準備を行っている間、ただの1度も動かずに闘技場中央で腕を組んで佇んでいます!
まるで戦いが始まるのを今か今かと待つ獣の様にピクリとも動きま…あれ?』″
実況がそう説明している途中で何やら動きがあった。
闘技場中央で微動だにしなかったノアが観客席の方に歩きだしたのであった。
ザッザッザッ…
「やぁヴァモス、 起きた様だね。」
「あ、ノア様…
すいません、試合前に言われていたのに無茶して…(ヴァモス)」
「うーん…まぁ思う所はあるけど、熱に浮かれて、という事にしておこう。
けど、僕の戦闘スタイルを真似るのはよろしく無い。
今度″見極める術″を教えて上げるよ。」
「見極め…ですか?(ヴァモス)」
「あぁ、ヴァモスは考え込む所があるみたいだから動きに一瞬の遅れが出る。
その訓練みたいなモノだ。
…と、そうだった、ちょっと良いかな?」
グイッ。
「え?えぇ?(ヴァモス)」
ベレーザに膝枕されていたヴァモスを引っ張り上げて立たせるノア。
「皆~、ヴァモス起きたよ~。」
「お、目ぇ覚めたかっ!(ゴフゥ)」
「お疲れさん、ゆっくり休めよ。(ゴファン)」
「「「「「「オォオオオッ!(観客)」」」」」」
「「「お疲れ様!(観客)」」」
「よぅやったぜヴァモス君!(観客)」
「「あんま無茶すんなよ。(観客)」」
「あ、うぅぅ…(ヴァモス)」
ヴァモスが観客席から立ち上がると超犀野人2の2人や周囲から労いの言葉が上がる。
この声を受けたヴァモスは少し恥ずかしそうにしていた。
ザリッ…
「お待たせしました。」
「ヴァモス君が起きるのを待ってたのか。(ゴファン)」
「えぇ、数分で起きると思ってましたので。
それでこちらの用事はもう済んだので、いつでも始められますがどうでしょうか?」
「あぁ、こっちもいつでも良いぜ。
寧ろこれ以上長引いたら変に緊張して来ちまう。さっさと始めちまおう。(ゴフゥ)」
″『おぉっと!双方から了承が出ました!
私の手元にもフルーツエールが届いたので早速決勝戦を開始しましょう!』″グビグビ!
「「「「「「「「「「「「「「「オオオオオオオオオッ!(観客)」」」」」」」」」」」」」」」
″『では試合の前に選手紹介!
超犀野人2はさっきやったから省くぞ!
この2人に対するはベレーザちゃんとヴァモス君の名付け親兼一時的な保護者のノア!またの名を【鬼神】!
アルバラストでは『野盗200人殺し』と言う偉業を打ち立て、フリアダビアでは奪還戦随一の功労者、王都では凶悪なモンスターを滅殺し、ここ獣人国ではつい先日森の番人討伐に尽力して下さいました!
そして…ええっ!?ちょ、【鬼神】君ちょっとこっち来てくれる!?』″
「え?僕?」
ノアの紹介をしていた実況のリッチーが突然言葉を詰まらせ、ノアを呼ぶ。
どうやら公に言い放って良いかどうか悩んでいる様子。
″『ねぇ…コレ…(小声)』″
「あぁ、良いですよ。何れバレますし…
ただコレに関しては大雑把に…(小声)」
実況と話終えた後、闘技場中央に戻るノア。
その後実況が再開された。
″『えー、中断してすいません。
実は新たに追加された情報なのですが、本日国王から報されました海洋種との国交樹立の件。
実は海洋種との邂逅、獣人国との関係を取り持ったのは【鬼神】君との事です!』″
「「「「「「「「「「「「「「ええええええっ!?(観客)」」」」」」」」」」」」」」
″『詳しい経緯等は不明ですが、国王並びに龍宮城のリヴァイア様からの情報なので間違いないそうです!』″
「ちょ…マジか…(ゴフゥ)」
「嘘ぉ…(ゴファン)」
″『それと【鬼神】君は先日中級冒険者となられステータスが更新されました!
本人に了承を得てその一部を紹介しますが、物理攻撃力並びにスタミナは最上級冒険者に匹敵するモノの様です!
はい!紹介終わり!超犀野人2のお2人、頑張ってね!試合開始ぃっ!』″
「「「「「「「「「「「「「「「オオオオオオオオオッ!(観客)」」」」」」」」」」」」」」」
「ちょ、待て待て!(ゴフゥ)」
「今のマジかよ!?(ゴファン)」
唐突に知らされた情報に驚きつつも試合は開始された。観客は沸きに沸き、超犀野人2人の背を叩く。
ゴフゥは金髪をガシガシと掻きつつもノアに対して向き直る。
すると
ビッ!
「こちらから攻撃を仕掛ける事はしないので″5発″、2人から先に打ち込んで来て良いですよ。」
ノアは2人に向かって手を突き出し、そう言い放つ。先程2人がヴァモスにやった事と同じ事であった。
″『おぉおっとぉっ!これは何と言う挑発的発言!先程ヴァモス君にやった事の意趣返しかぁっ!?』″
「言っておきますけど、別に余裕の表れとか挑発じゃありませんからね?
幾ら調子良いからと言って2人は既にヴァモスと戦ってますので、同じ様な条件に持って行こうと思っただけです。」
「あ、あぁ…(ゴフゥ)」
「そう言う事ね…(ゴファン)」
「まぁこんな大舞台で普段通りにやって秒で終わらせちゃったら試合としても、盛り上がりに欠けるでしょうからね。
あ、2人居るので″合計10発″で良いですよ。」
((((((((((((((それを挑発と言うんだよなぁ…(この場に居る全員)))))))))))))))
あまりにも突然の事でしたので周りは混乱の渦と化しています!
観客席は満員となっているのに街からは未だ次々と人が入り、アチコチで賭けが発生!
商機を見込んで物売りが数多く押し寄せています!満員だ、っつってんだろ!』″
「超犀野人2と【鬼神】の決勝戦だ!
さぁどちらに賭ける!?」
「【鬼神】!」
「あの子!あの子!」
「あの新人冒険者の子!」
「【鬼神】に決まってんだろ!」
「賭けだ、っつってんだろ!
片方にしか賭けなかったら成立しねぇだろうが!」
「はーい、もうすぐ決勝戦が始まるよー。
観戦のお供に冷やしバナナナナナナ、フルーツエールは如何~?」
「あ、お姉さんこっちに1本。」
「1房頂戴。」
「ピッチャーで。」
「ダース売り出来る?」
″『おぅ姉ちゃんエールくれぃ、酒飲まねぇとやってらんねぇや!
さぁ各所で熱い多々買いが行われてますが、ここで闘技場をご覧下さい!
先程の準決勝では余裕を持っていた超犀野人2の2人が真剣な面持ちで闘技場中央に佇む少年を見やっています!
超犀野人2の2人が回復や準備を行っている間、ただの1度も動かずに闘技場中央で腕を組んで佇んでいます!
まるで戦いが始まるのを今か今かと待つ獣の様にピクリとも動きま…あれ?』″
実況がそう説明している途中で何やら動きがあった。
闘技場中央で微動だにしなかったノアが観客席の方に歩きだしたのであった。
ザッザッザッ…
「やぁヴァモス、 起きた様だね。」
「あ、ノア様…
すいません、試合前に言われていたのに無茶して…(ヴァモス)」
「うーん…まぁ思う所はあるけど、熱に浮かれて、という事にしておこう。
けど、僕の戦闘スタイルを真似るのはよろしく無い。
今度″見極める術″を教えて上げるよ。」
「見極め…ですか?(ヴァモス)」
「あぁ、ヴァモスは考え込む所があるみたいだから動きに一瞬の遅れが出る。
その訓練みたいなモノだ。
…と、そうだった、ちょっと良いかな?」
グイッ。
「え?えぇ?(ヴァモス)」
ベレーザに膝枕されていたヴァモスを引っ張り上げて立たせるノア。
「皆~、ヴァモス起きたよ~。」
「お、目ぇ覚めたかっ!(ゴフゥ)」
「お疲れさん、ゆっくり休めよ。(ゴファン)」
「「「「「「オォオオオッ!(観客)」」」」」」
「「「お疲れ様!(観客)」」」
「よぅやったぜヴァモス君!(観客)」
「「あんま無茶すんなよ。(観客)」」
「あ、うぅぅ…(ヴァモス)」
ヴァモスが観客席から立ち上がると超犀野人2の2人や周囲から労いの言葉が上がる。
この声を受けたヴァモスは少し恥ずかしそうにしていた。
ザリッ…
「お待たせしました。」
「ヴァモス君が起きるのを待ってたのか。(ゴファン)」
「えぇ、数分で起きると思ってましたので。
それでこちらの用事はもう済んだので、いつでも始められますがどうでしょうか?」
「あぁ、こっちもいつでも良いぜ。
寧ろこれ以上長引いたら変に緊張して来ちまう。さっさと始めちまおう。(ゴフゥ)」
″『おぉっと!双方から了承が出ました!
私の手元にもフルーツエールが届いたので早速決勝戦を開始しましょう!』″グビグビ!
「「「「「「「「「「「「「「「オオオオオオオオオッ!(観客)」」」」」」」」」」」」」」」
″『では試合の前に選手紹介!
超犀野人2はさっきやったから省くぞ!
この2人に対するはベレーザちゃんとヴァモス君の名付け親兼一時的な保護者のノア!またの名を【鬼神】!
アルバラストでは『野盗200人殺し』と言う偉業を打ち立て、フリアダビアでは奪還戦随一の功労者、王都では凶悪なモンスターを滅殺し、ここ獣人国ではつい先日森の番人討伐に尽力して下さいました!
そして…ええっ!?ちょ、【鬼神】君ちょっとこっち来てくれる!?』″
「え?僕?」
ノアの紹介をしていた実況のリッチーが突然言葉を詰まらせ、ノアを呼ぶ。
どうやら公に言い放って良いかどうか悩んでいる様子。
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「あぁ、良いですよ。何れバレますし…
ただコレに関しては大雑把に…(小声)」
実況と話終えた後、闘技場中央に戻るノア。
その後実況が再開された。
″『えー、中断してすいません。
実は新たに追加された情報なのですが、本日国王から報されました海洋種との国交樹立の件。
実は海洋種との邂逅、獣人国との関係を取り持ったのは【鬼神】君との事です!』″
「「「「「「「「「「「「「「ええええええっ!?(観客)」」」」」」」」」」」」」」
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「ちょ…マジか…(ゴフゥ)」
「嘘ぉ…(ゴファン)」
″『それと【鬼神】君は先日中級冒険者となられステータスが更新されました!
本人に了承を得てその一部を紹介しますが、物理攻撃力並びにスタミナは最上級冒険者に匹敵するモノの様です!
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唐突に知らされた情報に驚きつつも試合は開始された。観客は沸きに沸き、超犀野人2人の背を叩く。
ゴフゥは金髪をガシガシと掻きつつもノアに対して向き直る。
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ビッ!
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ノアは2人に向かって手を突き出し、そう言い放つ。先程2人がヴァモスにやった事と同じ事であった。
″『おぉおっとぉっ!これは何と言う挑発的発言!先程ヴァモス君にやった事の意趣返しかぁっ!?』″
「言っておきますけど、別に余裕の表れとか挑発じゃありませんからね?
幾ら調子良いからと言って2人は既にヴァモスと戦ってますので、同じ様な条件に持って行こうと思っただけです。」
「あ、あぁ…(ゴフゥ)」
「そう言う事ね…(ゴファン)」
「まぁこんな大舞台で普段通りにやって秒で終わらせちゃったら試合としても、盛り上がりに欠けるでしょうからね。
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