純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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言わない事がこんなにも辛いなんて、、せめてせめて1人には、、!

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「ハァァ、、、、無理ぃ~」

「朝から溜息なんて、空気が重くなるだろう、朔羅さくら

「どうかしたの?朔君、何かあった?」

「何で2人の言う事は真逆なのかなぁ~」

拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん夫婦お元気ですか?俺はどうなんでしょうか。

誕生日にフユさんにプロポーズをされて早3日、俺は既に根を上げてしまっている所存です。

俺は朝ご飯を食べ終わった中で深いため息をする。何故なら、、、、

「勘付かれない様にするの普通に疲れるし、難いって!」

「お得意の演技力を使えば良いだろう。朔羅だったら誰でも騙せる」

「兄様笑、、、まぁでも朔君1人に抱え切れる問題ではないか」

「そうですよ!夏人なつとさん!、いくら俺が演技力あっても、相手は俺と何年居る人達だと思ってんだ!って話!気付かれる確率なんて普通に高いし」

「婚姻届を提出するまでの辛抱だ。頑張れ、、、」

「頑張れってなぁ、、、何で隠すんだよ。普通メンバーとかだったら言っても良いだろ?」

「言っても良いが、サプライズと言うのをしてみたくてな。提出して、後から知るなんて言う展開にしてみたい、それに朔羅だって雅之達やメンバー達が驚く顔見たいだろ?」

「、、、、それは見たい。ぁ、めっちゃ、見たい。想像しただけで笑える気がする」

「朔君、、それはそれで良いのかな?、、、、ハァァ、好きな人が結婚かぁ、、まぁそれで諦める訳ではないし、寧ろ積極的にアプローチはして行くんだけど」

「夏人さんって意外と反骨精神な人だよね、フユさん」

「あぁ言う諦めの悪い所は父さんに似たんだろう。まぁ、俺の朔羅をそう易々と堕とせると思うなよって話だ」

「アンタも諦めの悪い男だからな、自覚しろよ、少しは」

俺はそう呆れながら「そういや、フユさんと同じ様に諦めの悪い4人の男にほれ、れてた惚れられてたな俺」と思い出して、やっぱり俺村瀬むらせ家にだけ魅力を発してるフェロモンでもあるんじゃないかと、再び疑問に思いながらお茶を飲むのであった。




















「朔~、やっぱりこの指輪の方が良いかなぁ?それともこっち?」

「ブフッ ゲホゲホッ ゲホゲホッ」

「ちょッ、朔、大丈夫?!」

「だ、大丈夫だよ、りつさん、、それで、指輪だって?、そう言うのはあおさんに聞けば?」

楽屋での待ち時間、いきなり律さんから出たフレーズに俺はつい飲んでたジュースでむせてしまった。ヤベーな、未だに指輪とか結婚とかのフレーズ出ると反応してしまう。

「碧はダメ、こう言うセンスからっきしないし、マコはほら、変に第三の選択肢、買わないとか言ってくるから」

「俺はこう言うの苦手なの!だけど安いのにしてよね!」

「無駄遣いするなって話だ。いくら、、貯金があるからってな」

「アクセ買いたくなる気持ちは俺も分かるわ~。カッコいいピアスとかブレスレットあるとすぐに買いたくなるし」

玲央れおは色々買い過ぎな気がするけど、笑、、僕は好きな物とか気になる物にならお金使うなぁ」

「使い過ぎるのはどうかと思うけどな、俺は、、、、で、指輪でしょ?、俺は最初の方が良いと思うよ。律さんこう言うデザインあんまり付けてないし、今の律さんにだったらこっちの方が似合う」

「分かった!朔の言う通りにしてみる!やっぱり、こう言うのは朔センスが良い!、朔と結婚出来る村瀬さんは幸せ者だなぁ」

「まだ結婚なんて何年も先だろ。まぁでも朔は勿論玲央と糸と結婚する人間が幸せになるなんて決定事項だがな、そんなもの」

「マコは何でそんなにも朔達の事になると甘々人間になっちゃうのかなぁ」

俺はマコさんの言葉につい体が反応してしまう。

ごめん、何年も先じゃない、つい3日前にプロポーズされたし結婚する、、、、!

何だろう、やっぱり各仕事してると、悪い事してる気分になって息が苦しい。

「そういや、別の番組にすい君出るらしいから、後で挨拶しに行こうかな、俺。卒業したから会う頻度減るし」

「そうだった、翠君。高校卒業したんだった、、、、僕達2年生になるのか、、良くなれたな、僕と玲央、、あの成績で」

「何で、翠君が卒業からそこに考えが至るんだよ!まぁでも進級出来たのは俺とおさむ千尋ちひろ、後森松もりまつのおかげだからな(そう言えば、翠君って確か穂村ほむらさん経由で知ってるって、フユさんが、、、、)」

「分かってるよ!ただ、あの地獄の勉強会だけはもう2度と開いて欲しくない」

「僕も、、、、何でクラス変わらないのかな。変わったらないのに」

「安心しろ、クラスがもし変わったとしてもお前ら馬鹿四銃士に勉強を教えるのは変わらない。地獄の勉強会、今年も開催決定済みだ」

「「、、、、その前に昇天しそう」」

「やっぱり、どの年代にも地獄の勉強会ってあったんだな。懐かしい、昔碧にビシバシ俺と成太せいたが勉強を教わっていたのを」

「あの時の律の成績表を見た時初めて危機感を持ったよね。当時の社長である朔のお祖父様にも「αって基本頭良いはずなんだが」って、言ってたし。まぁ、俺は人に言えるほど成績良い方ではなかったけど」

「ぁー、なんか昔泣きながら勉強してる律さんと成太君の姿が薄らと思い出して来たわ。俺それ見て成績だけはちゃんとしておこうと思ったんだよな。それでのぞむと同じぐらいには成績維持出来てたし」

「マコさんって結構要領良い所あるから、凄いよね。俺達それ見て育ったはずなのに、何で2人赤点取ったの?」

「過去の事ですやん、朔さぁん、アレは予想外の結果と言うかぁ~。まさか赤点なんて思わない話ですやん」

「そうだよ、朔。僕達だって頑張ったんだよ、ただ高校だといきなり勉強難しくなるの悪いと思うんだよ、僕」

「、、、、俺教わってた人が良かったってつくづく理解した。まぁでも2人は地頭良いし頭の回転率も良いし、抜けてる所はあるけど馬鹿ではないし、」

「あの時の俺には朔の様な優しい言葉が欲しかった、、、、碧、」

「俺が寝る間も惜しんで作った問題集から逃げ出した男に優しい言葉なんてないと思え、アホ」

「たまに出る碧さんの口悪い所本当、俺好きだわ。こう言うタイプが結婚後に落ち着いたりするんだよな、」

何て、何故か勉強の話になる俺達。いつも話してた内容が変な方向に行ったりして、それで笑ったりする。
笑ってイジってそれが俺達、、、、そんなみんなに隠し事してる今この現状がちょっと辛いのは、味わえば分かるに決まっている。

だって、もしこんな重大な事を隠してた、何て後々問い詰められる様な物なら、、、、

「俺、、、死んじゃう」

「何で、そうなるんだよ、朔」


















「翠君!、」 グイッ

「わッ、、って朔か、どうした?」

「折りいってご相談が!」

撮影終わり、隙を見計らって俺は翠君の元に向かった。腕を掴んで、人が少ない場所に連れて行く。

「で、急に俺を攫う様な形で何でここに?」

「翠君、穂村さん経由で聞いてるでしょ?、俺とフユさんのこと」

「、、、、ぁ?、、あぁ、プロポーズされた事?、それがどうした?」

「実はぁ~、、、、」

俺はそれからフユさんに言われた事を翠君に説明する。やっと、フユさんの完全な味方でもなく、知らない人達側でもない人と言う中立側と話せる機会、超大事!

「、、、、って事」

「、、うわぁ、それめっちゃ大変だし辛いじゃん。俺は無理だわ」

「だよね!、無理ゲーだよね!」

「玲央達にそんな幸せな事を隠す、何て少し鬼だな、村瀬先生も笑、、、、まぁでも俺もユキさんにプロポーズされたから人の事は言えないか」

「、、、、え?プロポーズ」

「ちゃんとみんなにも言うつもりだったからな、仕事とかで言えなくて。一応俺が高校生のうちにプロポーズしたかったって言われてさ」

「、、、、、、そうなるとさ、やっぱり俺と翠君、義理とは言え従兄弟になるんだよな、これってさ」

「、、、、うわっ、マジじゃん。親戚関係になるじゃん、そうなったら俺、、、、社長副社長も一応親戚?」

「まぁ血の繋がらない遠縁ではあるけどそれ以上に絆はあるし、、なんか怖い。俺、親戚がメンバーとか元メンバーになるの、なんか怖い」

「分かる。ただでさえ氷織ひおりが従兄弟になる事確定してんのに、、なんか俺と朔ってこう言う運命の渦に巻き込まれてんのかな、」

「いつ入ったんだろうね、、いや、産まれた時から入ってるのか?」

「変なタイプの人に好かれやすい所はマジ半分呪われてるんじゃないかって疑った事あるんだよな、俺」

「ぁ、それ俺も思った事ある。何で、村瀬と言う名の男達に好かれるんだ、って一時期そう言う運命の名の元に生まれたからしょうがない、って諦めてましたし」

いつの間にか結婚の事じゃなくてお互いの環境の事を話していた。まぁ似た様な感じ境遇である俺と翠君。人気小説家が恋人でその家に居候、同居と言う形、その恋人は家事が出来ない、で何故か特定の人間に惚れられやすい、そして芸能人で子供の頃からしている、でツンデレ、、、、あれ、めっちゃ共通点ない?

「世の中、似た様な環境の人がまさかこんな近くに居るとは思わないよね」

「良い事なのか、悲しい事なのか分からないけどお互いあの変態性はどうにかしような、朔」

「そうだね、うちのアレはどう見ても手遅れだけどね、翠君」

「うちもだいぶ手遅れだから、安心しろ」
















































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