純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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もうコイツ俺の事が好き過ぎるのは、普通だと思えるよ

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「、だから、何で幸太こうた君はそうやって一々ダメって言うんですか!」

「だってお前まだ18だぞ、危ないし車の免許なんてまだ数年は取らなくなって良いだろ!なぎ

「そうやって過保護にされても今は嬉しくないです!」

「過保護で何が悪い!恋人に過保護で何が悪いんだ!」

「俺は普通に夜ご飯ハンバーグでも良いよ」

ひじり、何その言い方、ハンバーグ?何その簡単なの提示したよ感、作るのは俺だよ」

「分かってるし!夢斗ゆめとならいつもパパッと作るし、簡単だとか思ってねーっての!」

「パパッと作ってるのはそう見えるだけ、本当反抗するんだったら良い加減に抱くよ?」

「別にさ、俺嫌だった訳じゃないよ?ななっさん。たださ、写真撮るのは違うって話だよね?」

「だって、あの時は瑞貴みずき良いって、、、、」

「普通意識朦朧としている中での俺の言葉を信用して実行すると思うか?普通?」

「ごめんって!、だけど瑞貴の言葉はいつでも信用するのが俺のポリシーだし~!!」

「「「「「「あぁ、もう!さくどっちが悪いと思う!!」」」」」」

「俺を楽屋に押し込んだ挙句何のおもてなしもないと思ったらいきなり3組の喧嘩見せられたらから全員悪い、以上」

「なんか、ごめんね、朔。俺のメンバー達が」

何でこんな状況になったかって言うと、たまたま事務所に訪れていたYouTubeの撮影が終わって帰ろうとしたら、七瀬ななせに見つかって【Knights of crown】の専用部屋に連れて行かれたと思ったらまさかの喧嘩勃発って感じ。そしてそれを見守る俺と氷織ひおりと言う形である。

「ハァ、まぁとりあえず、幸太君は心配性過ぎる、少しはチャレンジとかさせなさい。それだから鬱陶しがられるんだし」
「凪も危ないって心配してるのに一々反抗してたら、ダメだからね」

「はい、朔。でも、まだ俺の助手席に座ってても良いんだからな、凪」

「幸太君、、、ハァ、分かってるよ。俺だっていつも疲れてる幸太君に運転させるの申し訳ないと思って」

「凪、、、、!」

「で、聖は料理を作ってくれる人にちゃんと感謝した発言を、料理は簡単じゃありません。それ玲央れおが聞いたらブチギレます」
「夢斗君はイラついたからって抱くよ、はダメ。精神的ダメージと肉体的ダメージくるから。それに聖は夢斗君の料理が好きだから言ってるんだからね」

「分かってるよ!夢斗ごめん。料理してる人の苦労とか分かんないのに、簡単とか言って、、、、だから、そのハンバーグ作って、下さい」

「、、、、俺の方こそ言い過ぎた。ごめん、、良いよ。目玉焼きも乗せる。ちょっと俺、イラつき過ぎてた」

「俺の方こそ悪かったっての!」

「で、七瀬の方は七瀬が圧倒的に悪い、以上」

「何で!瑞貴が悪かった所はあるじゃんか!」

「、、、、行為中の言葉を一々覚えてると思うのか?それもされてる方が」

「「そうそう、覚えてる訳がない」」

「でも!」

「でもとかの前にさ、七瀬はさたださ、番だからって好き勝手して良いかって言うのはお門違いだと俺は思うよ」

「俺も凪に賛成だな。俺でもしない、したいけど」

「幸太さんまで、、、、!」

「そもそも、事前に言うならまだしも行為中とかあり得ないわ~」

「聖、言い過ぎ。と言うか、聖だって人の事言えないだろ」

「ちゃんと事前に許可は取ってたし、俺は」

「お前らまで!!、、、氷織!」

「俺は朔の意見を尊重するし優先するよ。それに今回は七瀬が1番悪いし」

「、、、、瑞貴、本当に、ごめんなさい。次はちゃんと許可を取ります」

「、、、、ハァ、土下座までされたら、怒るに怒らないじゃん。分かった、、だけど、次はないからな、七っさん」

「はい!」

てな感じでなんとか喧嘩は収まったから一件落着かな。
すると、俺の隣に居た氷織が耳元で話しかけてきた。

「朔、、冬人ふゆと君との件聞いたよ、おめでとう。だけど、俺は変わらず朔にアプローチはするからね」

「!、、氷織、、、、まぁ、覚悟してるよ」

「2人共何話してるの?」

「何でもないよ、凪、、、、って何してるの?」

「人生ゲーム」

「何であるの?」

「暇な時に遊べる様にって七瀬が持って来たんだよ」

「、、、、確かに俺達の所にも色々あったわ」

何て事はあったが、氷織以外の面々には勘付かれてなくて良かった、、、、!まぁ1番気付かれそうな凪に気付かれてないから俺の勝ちだな!!





















朔羅さくらちゃん、どうしたの?家に来てから全然話さないじゃない」

「そ、そうかな、おばあちゃん」

「ほら、いっぱい食え。この前の誕生日に祝えなかった分な」

琴世ことせ兄さん、唐揚げばっか食わないでよ。普通に野菜食べなって」

良晴よしはるだって、エビフライばっか食べてんだろ」

氷織達と別れてから、家に帰ろうとしたら叔父さん‘sに捕まって祖父母の家に居る次第です。そしてもう1人、、、、

「いきなり来いって言われたと思ったら、ただの食事会かよ。ハァ、急いで来て損した」

咲夜さきや兄さん笑、子供達大丈夫なの?椿輝つばき君と柚輝ゆずき君、出張でしょ?」

「今日だけママ友宅でお泊まりさせて貰ってる。ホント助かったわ。まぁでも家庭を持ってない琴世はそんな苦労知らないがな」

「あぁん?早く待てって言いたいのかぁ?俺だって色々事情があんだよ、」

「何であそこは一々喧嘩するんだ。まっ、俺も兄さんには早く結婚して欲しいけどね、今の恋人と最近抑制剤の効きが悪くなってるから」

「そうなの?使ってるの結構効果高い奴だよね?って、あの人と正式に付き合ったの?それともまだ?」

「、、、、押しが効いたのか、付き合い始めた。まぁでも当分結婚とかはないかなぁ。でも、前に進めたみたいで良かった」

「?、、、、」

そうお酒を飲んでいる良晴叔父さんの顔は少しだけ安心した様な顔をしていた。俺の知らない事情が琴世叔父さんと良晴叔父さんの間にあるんだろうか。

「そう言えば、朔」

「?、何?」

博樹ひろき元気?」

「元気みたいだよ、フユさんが言うにはうるさいぐらいに」

「ふーん、、、今度飲みに誘おうかな。咲夜も来る?」

「ぇ~、ヤダ、博樹のやつ、絶対酔っ払うし小鳥遊たかなし先輩居るし」

「何か、同い年が身近に居るとあぁ言う会話出来るから羨ましいよね」

「良晴叔父さんだって、夏人なつとさんと同級生じゃん」

「それはそうなんだけどな」

「ふふっ、お父さん、やっぱり人が多い食事は楽しいね」

「そうか、母さんと2人っきりの静かな食事も俺は好きだがな」

「そう言っている割には、いつもよりお酒の進みが早いんだけどね笑」

「ッ、、、、これは料理が美味しいだけだ。おかわり」

「はいはい、本当素直じゃないんですから」

こっちでは熟年夫婦のイチャつきを見せられるがほのぼのしていて、落ち着く。俺とフユさんもいつかはあぁ言う掛け合いするのかぁ、、、、何て、ね。

俺は遠い未来のフユさんとの老いた姿での会話を想像しながら、ジュースを飲む。

「そう言えば、朔羅ちゃん、冬人君といつ結婚するの?」

「ゴフッ ゲホゲホッ ゲホゲホッ ぉ、おばあちゃん!!?!?」

おばあちゃんの言葉に飲んでいたジュースが気管に入ってしまいむせて咳き込んでしまった。まさか、この場でそんな事を聞かれるとは思わず、気を抜いてしまった俺であった。

布巾で机を拭く咲夜兄さんが俺の背中を撫でる。

「おばあちゃん、いきなりそんな事朔に打っ込むなよ。まだ朔16歳になったばかりだって、当分結婚なんて俺達セコムは許さないから」

「そうそう、それに意外と村瀬むらせさんって慎重派だから、そんなに16歳になったからすぐに結婚、何てないよ、お袋。な?、良晴」

「、、、、分かんないよ、兄さん、咲夜君。早く自分の物にしたくて付き合って間もないうちにプロポーズ何て良くあるし」

「「お前とは違うだろ、村瀬さんは」」

「、そ、そうだよ(ごめんよ、琴世叔父さん、咲夜兄さん。良晴叔父さんがあってる、もう既にプロポーズされてる、、、、!)」

「まぁどんな選択もしてもそれが朔羅と村瀬殿にって最良で幸せな道になるのであれば、俺達年老いた人間が何かを言う立場ではないな」

「お父さんったら、でもそんな時が来たら泣くじゃない、絶対。まぁでも、俺もお父さんと同意。早くに結婚する事がもしあっても、俺はとやかく言える様な立場じゃないから」

「「「「お袋/母さん/おばあちゃん」」」」

おばあちゃんの哀愁漂う姿に俺達はそう言うしかなかった。そういや、学生結婚だもんね、2人。でもなんか、勘付かれてる訳ではないみたいで良かった。

、、、、早くみんなにも伝えたいな。俺、新しい家族が出来るんだよ、夫婦ってどう言うものか教えて、とか、言いたいな、、、、。

「朔羅、お小遣いあとで渡すが、何円欲しい。1万か?それとも100万か?」

「1万で良いからね、100万なんて渡して来ようとしたら怒らからね。ちゃんと貯蓄しなよね、おじいちゃん」

「朔、、貯蓄しててこう言ってるから、親父には何言っても聞かない。それに、お袋の場合は」

「朔羅ちゃん、お土産用に色々和菓子持って帰りなさい」

「父さんと母さんは朔を甘やかしたいと言う精神で生きてる所あるから、諦めな」

「特におばあちゃんの有無を言わせぬオーラは俺も見習いたい事だな。最近、無駄に金使おうとするんだよ、あの馬鹿双子」

「咲夜兄さん、、、、まぁでも甘やかしてくれるのは嬉しいけど、甘やかされ過ぎるのは少し恥ずかしい」

「「可愛い孫を甘やかして何が悪い」」

「ダメだこりゃ」
















「朔羅、今日夜ディナー行くぞ。2人っきりでな」

「ぇ、」

「夏人には既に伝えてる。予約もしてある、夕方仕事が終わる時に迎えに行く」

「ぇ、ちょッ」

朝、家を出ようとしたしている最中に言われたフユさんの言葉に俺は唖然とした。フユさんは俺の混乱を他所に書斎に入って行った。

「ぇ?ディナー?今日なんかあったっけ?、、、、ぁ、エイプリルフール??ぁ、嘘か!」
「いやでも、3月31日だし、、、、あれ?」


















「遅かったな、朔羅」

「、、、、嘘じゃなかった、、」

「何言ってるんだ?」

「いや、何でもない」

俺はそう言いながら助手席に座る。そうだよな、間違えたり嘘付いたりしないよな、この男は、、、、俺はそう思いながらディナーの場所に向かうのであった。


「アムッ、、、、まさかこのお店でまた食べに来るとは思わなかった」

「嫌だったか?朔羅、この店気に入っていただろう」

「別に嫌じゃないけど、スーツだってわざわざ新しいの買ってさ、、今日なんか特別な日だったけ?」

俺はそう言いながらステーキを食べる。初デートで来たラストランだったら少し安心しているのは言わないでおこう。

「いや、なんの日でもない。が、今からなるな、特別な日に」

「ふぇ?」

「俺のはもう記載してる、あとは朔羅だけだ」

フユさんがそう言いながら懐から取り出し開いて俺の前に置いたものを見て、危うく口に入れるステーキを落としそうになった。

「、、、、婚姻届、、、、って、まさか」

「あぁ、提出しよう。俺と正式に夫婦になろう」

「、、、、え゛!」

「そんなに驚く事か?一回見てるし、プロポーズだってしたんだぞ?」

「いや、まさかの1週間も経たずに出すとか思わないし!、1、2ヶ月ぐらい当分言わないと思ってたから!」

「早く家族になるのに遠慮とか要らないだろ」

「、、、、アンタってホント、そう言う所即決と言うか躊躇しないと言うか、、、で、今日出すの?夜間受付で、と言うか戸籍謄本とかどうするんだよ」

「いや、明日、4月1日に出す。今日は書くだけだ。戸籍謄本は既に入手済みだ」

「なんで?アンタの事だから今日出すと思ったんだけど。それに入手済み、なの怖」

「俺も最初はそうしようと思ったんだ、高校1年生最後の日に結婚したと言う事実の方が良いと、、、、だがな、俺と朔羅の関係は言わば嘘の様な出会いから始まった。そう、嘘が行き交う日に入籍するのも良いと思ってな」

「、、、、何それ、カッコいいとか思ってんのかよ。まぁ、、良いんじゃねーの。嘘が行き交う日に嘘の様な関係から始まった俺達が結婚するってのも一興だし」

俺はそう言いながら婚姻届にサインをしようと改めて見ると、、、、証人の欄を見ると、、、、

「、、、、フユさん、何で証人の欄に雅之まさゆき兄さんの名前があるの??あと、お義父様の名前まで」

「昨日な、たまたま家に来た時に見つかったんだ。面白半分に書かれて、印鑑まで押された。あと1人どうしようと悩んだ結果、父さんにしようと思ってな。親孝行みたいなものだろう」

「、確かに、つか、俺印鑑持ってないんだけど」

「安心しろ、持って来た」

「用意周到過ぎるだろ、お前、、、、まぁ良いや」

俺は少しの呆れを感じながら自分の書く欄に名前などを書き、印鑑を押す。それだけの簡単な作業のはずなのに、俺は顔を赤らめる。まだこの時点では結婚してないのに、だけどこれだけで心がドキドキするのであった。

「明日、朝イチで出そうな。朔羅の仕事前に、朔羅の必要な書類は用意してる。それと、今から写真撮ろう」

「?、何で?」

「今日書いたと言う証明になるだろ?高校1年生最後の朔羅でもあるんだ、今日は」

「、、分かった」

それから写真を自分達で撮った。店員さんに任せる事も出来たけど、もし何処かで漏れたりでもしたらと言う事らしい。


そして次の日、、、、

「受理しました。ご結婚おめでとうございます」

「「ありがとうございます」」

無事、婚姻届の受理が完了して、晴れて俺とフユさんは、、、、

「今日から俺と朔羅は夫婦だな、よろしく」

「よろしく、、!フユさん」

「、、夫婦になったんだし、冬人さんって呼んでも良いんだがな」

「死んでも呼ぶか。アンタはフユさんで十分だわ。でも、これで指輪を堂々と付けれる、、、」

「あぁそうだな、俺は見せつけるさ、、朔羅のモノになったんだって、そう証明する証だからな」

「、、、、そうだな、フユさん」
















拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。今日は俺は結婚しました。みんなも結婚するってなった時はこんな気持ちだったのかな。

俺とフユさんは多分、いや確実に結婚しても何も関係は変わらないと思う。

あの日、雅之兄さんを心配して玄関を開けなければ、、、、


『何?これ、雅之の弟?』

『、、、、ふーん、小さいな』


あの日、失恋をしたフユさんを慰めなければ、、、、


『俺はな、誰にも弱い姿見せた事ないんだ、雅之にも良い所しか見せてない』
『まさか、お前に、朔羅に、いや、朔羅にだけだな、こんな弱い姿を見せるのは、』
『お前は、俺のそばから離れるんじゃないぞ、絶対に』


俺の人生は何の変哲もなく恋にこんなに振り回されなくてこんなにも好きって言う気持ちを大事にしていなかったと思う。

「、、帰ったらフユさんの好きな料理作ってやる。好きなの沢山言え」

「そうだな、だったら帰りにケーキ屋行って朔羅の好きなケーキ沢山買おうな」

「夏人さんの分も買わなきゃだし、ぁ、夏人さんって何が好きかな」

「ショートケーキで良いだろ。今回は」

「適当だなぁ笑、本当アンタは」

そんな人間に惚れてしまってそんな姿が安心してしまう様になってしまった俺は変わっているのでしょうか。




































































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