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やっぱり、、、、両思いって良い言葉だよなぁ、
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「やぁ、島君、で良いかな」
「な、何故、橋本先輩が俺の名を、、、、」
次の日、俺は早速昼休みに玲央と修の2人と一緒に1年生の階に向い、ある人物に会う。
「司に聞いたんだよ、前に、君は司と千尋の中学の後輩で、、、、千尋の事が好き、なんだよね?」
「!、何故それを知って、、、、!」
「入学式の日からお前は度々、司に会いに来たと言って、俺らのクラスに来てただろ?でも、その度に千尋に視線を向けてたのは俺でも分かった」
「、、、、注意勧告、ですか?これ以上黒崎先輩に近づかない様に、って」
「違う違う、俺達は別に君にそんなこと言うつもりで来た訳じゃないから、ね?朔」
「あぁ、君にはちょっと協力を願いたくてね?」
「協力?ですか?」
「俺達は司と千尋の2人に付き合って欲しくてね」
「え゛、まだ2人って付き合ってなかったんですか!!?」
「「「本当、なんで付き合ってないんだろうね/な」」」
まさか直属の後輩からも付き合っていると勘違いするなんて、、あの2人本当にどうなってんだよ笑
「それで、、、、俺にどんな協力を?」
「千尋に告白をして欲しい、と言うより呼び出しもさて欲しくてね」
「!、」
「酷な事を言っている事は俺も自覚はしている。好きな相手に告白をするのを俺達が願う事もそれが本来の目的である中で使うのも、、、、最低な事をしていると思ってる」
「ただ、俺らはアイツらが両思いなのに付き合わないのはおかしいと思ってる。すれ違ったままこのままの関係にはいて欲しくないんだ」
「俺達は、1番良い方法がこれだって分かっていると同時に君の尊厳を破壊する事も理解している」
俺達3人は島君にお願いする様に頭を下げる。
酷い事を言っている事も酷い事をさせようとしている事も理解している。
だけど、こうしないとあの2人はすれ違い続ける、そんな事は見たくない。
「、、、、頭を上げて下さい」
「「「!」」」
「分かりました。良いですよ、偽告白」
「!本当に、良いの?」
「はい、あの2人はお互いに好き好きなんてオーラ出してるのにまさか付き合ってないとは驚きですけど」
「俺は黒崎先輩と付き合えるなんて思ってないです。もうとっくにこの恋は失恋です、だがら協力させて下さい、先輩方」
「「「島君、、、、!」」」
「良い子!島君超良い子!!」ナデナデ
「お前絶対にモテるから!」
「もうこんな可愛い後輩良い子!」ナデナデ
「せ、先輩方力、つ、強いです」
と、とっても良い子な島君を可愛がってから、教室に戻り放課後、何故か千尋に残って欲しいと言われる俺達幼馴染組と修、五十鈴。
「どうしたんだよ?千尋」
「いや、そのあのな一昨日の帰りに、、、、司に「付き合って欲しいって言ったら、付き合える?」って、き、聞かれて」
「「「「「ぁ、、、、」」」」」
「そ、それで千尋は何言ったんだよ」
「俺、混乱しちゃって平手打ちしてその場から逃げたんだよ」
「「「「「、、、、」」」」」
俺達は知っているからこそ何も反応がなかった。まさか此処に来て俺達に相談するとは思わなかった。
それに、此処に純が居ないのが尚深刻さが垣間見る。
「あの言葉がどう言う意味だったのか、分かんねーけど、俺司に弄ばれてんのかな?俺の気持ちを実は気付いていて?とか」
「「「「「ナイナイ、そんな訳ない」」」」」
「あるかもしれないなだろう!」
「「「「「(あったら今こうなってねーんだよ)」」」」」
多分この場に居る千尋以外の気持ちは揃ったと思う。
もうヤダ、この勘違い両片思いコンビ!!めんどくさいったらありゃしない!!
「千尋はさ、司にそれを言われた時混乱したんだろうけど、今考えたらどう言う気持ち?」
「どう言う気持ち、、、、、、、、それをそのままの意味で言われたら、普通に嬉しい。アイツがもし俺の事を好きで、付き合えるんだったら、付き合いたい。でも、、、、違うから、俺のせいでアイツの人生縛れないし」
「アイツにはもっと良い奴が居るんじゃないかって思う。俺なんかと付き合う訳ないし」
「「「「「ハァァ」」」」」
「もう僕、無理なんだけど、さっさと両方が両方に恋してるって言ってきても良い??(ボソッ 」
「糸、ステイ。それはあの2人の事だから変な解釈して終わり、、、、お互いに素直にならなきゃ(ボソッ 」
「後輩の子が協力するってなるけどさ、もし司が動かなかったらどうするのさ?(ボソッ 」
「五十鈴、それは大丈夫!それは柊月と三都弥の2人に協力して貰うから(ボソッ 」
「イブの日、確実にアイツらをくっ付かせるって朔が意気込んでるからなぁ(ボソッ 」
「まぁある程度辛い思いさせなきゃダメだからな(ボソッ 」
「僕達もそれまでの間は色々しなきゃだね(ボソッ 」
「その間、拗れたりしたらどうしよう、俺無理だよ、修(ボソッ 」
「五十鈴は心配し過ぎ、糸が司管轄だから大丈夫だって(ボソッ 」
「まぁ、ある程度色々想定しなきゃだがな(ボソッ 」
「なぁ?5人何話してんの???」
「「「「「ちょっとデートの話」」」」」
俺達はそう誤魔化す。
俺達の決戦の日はイブ当日。それまでに色々準備をしなければならない。
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「うん、じゃあ、島君、当日呼び出す様に仕向けて、お願いね、よろしく」ピッ
それから数日が経ち、家で島君に電話で計画内容の色々想定をして言って電話を切る。それと同時にコーヒーの入ったコップを持ったフユさんがソファに座る。
「誰だ?」
「協力者だよ、超良い子なんだよねぇ」
「そうか、、、、朔羅1つ聞いても良いか?」
「ん?何?」
「何故朔羅はそこまで両思いにこだわって居るんだ?」
「何故、かぁ。俺さこの仕事してると、芸能人同士の恋とかスタッフさん達の恋とか見る事が小さい頃からある訳で、、、、当然叶って居る恋もあれば叶わなかった恋もある。その中には両思いなのに、立場の関係もあって成立しなかった所、も沢山ある」
俺はそう言いながら少し遠くを見る。
ほんの少し前まではα×Ωの恋愛が普通、β同士の恋愛が普通、何て時代があって、そのせいもあってかα×βやβ×Ω、β×αみたいな両思いなのに結ばれなかった人達を沢山見て来た。
だがらって言うものあるけど、そんな事に囚われる事がなく両思いなのに付き合わない2人を見るともどかしいし、、、、、、、、付き合わないとダメだって思ってしまう。
「両思いって本当に凄い事だから、、、、だがら、ちゃんと叶えたいんだ、両思いだって事を知って付き合わせたい」
「、、、、朔羅は友達想いなんだな」
「俺の自己満足みたいなものだけどね、嫌がられるかもしれないけど」
「俺はその自己満足に救われた1人だ。朔羅、頑張るんだぞ」
「、、、、うん、頑張る」
俺はフユさんにそう宣言をする。あの2人の恋を叶えるのは俺達にかかってる。
「で、純なんで司こんなにも干からびてるの??」
「いや、なんかさ、此処数日避けに避けられまくった結果と遂には中学の後輩に手を出されそうになった事でこうなった、、、、的な?」
「僕の目から見ても重症なのが分かるぅ、変に毒吐かないな」
「普通毒は吐かないものだからな、糸」
週明け火曜日、早速島君効果が出て来たからか。それにしても干からびてるのを見ると、結構来たっぽいな。
「それでどうすんだ?結果的には良い感じだけどさこのまま行ったらヤバくね?」
「そこは大丈夫、イブの日その日に全てが終わる」
「朔、、、、俺、嫌われたのかな」
「大丈夫だ、お前を嫌う奴は居ない。ただ毒を吐く奴は此処に沢山居る」
「それ良い事なのか分かんないんだけど、、、、!」
「ちょッ、いきなり大きな声出さないでよ、ただでさえいつもうるさい口なんだから」
「ほら、そのウチの筆頭である糸が居る」
「朔もだけど糸も結構精神攻撃強めだよね、」
「アレで喜ぶファン居るからな、、ドMって意味分かんないからな、五十鈴」
「玲央は玲央でそのギャップも相まって人気だけどな」
「とりあえず、司そんな干からびた感じあったら千尋が心配するんだし、元気だせ」
「そうそう、今日は俺とゲーセン行こうぜ?な?」
「最近純としか遊んでない気がする、千尋と遊びたいぃ」
「「「「「「本当なんでそれを本人に言わないんだよ」」」」」」
「言える勇気があるとでも???」
「「「「「「ねーな」」」」」」
俺達は揃って言う。だって本当なんだから、本当過ぎてそれ以外に何も言えないのだから。
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「一応、黒崎先輩にイブの日、空いてるか聞きました。それで空いてるって返信来たので、、誘いました」
「良くやった!島君!!」
「それでそれで、千尋の返信は!?」
「えっと、その、、、、、、、、「OK」との事です」
「最高だよ!島君!!」
放課後俺達は島君に状況を聞きに行ったらまさかの良い報告を聞けて、3人ではしゃぐ。
「で、でも本当に成功するんでしょうか、こんな騙すような事」
「「「、、、、成功させるんだよ、こんな馬鹿げた事をね」」」
「!」
「アイツらはこうでもしないとくっ付かない。もし付き合わなかった場合は、、、、司の脳みそを手術させるつもり」
「今の朔は本当に限界中の限界だから、イブの日までに付き合わせないと司の身の安全が保証出来ないんだよ、俺らは」
「俺達は身内に犯罪者は出さないようにする為にはなんとか付き合わせないといけないんだよね、マジ」
「橋本先輩って意外とサディスティックな性格なんですね」
「良く言われる」
「でもおかげで、覚悟が決まりました。絶対に成功させます」
「もう本当に良い子だよ!島君、君はイケメンだ!」
「君の幸せを俺らは心から願うよ!」
「本当に千尋以外の奴だったら絶対にモテるから安心して」
「喜んで良いのかな、それは」
とりあえず、第一段階は終わり、明日で終業式だ。確実に、異変に気付いた司が俺達に泣きつくのは目に見えている。
それまでに、まずは千尋の状況だな。
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「、、、、あのさ、可愛がってた後輩にイブの日にデートみたいな事誘われてついOKしちゃったんだけど、どうしよう」
「だがらってなんで俺達に相談するのさ、イブの日って明日だよ?」
案の定、冬休み初日に速攻相談してくる千尋ってやっぱり最高だな、と思う。
俺、柊月、三都弥、修の4人を呼び出すあたり、流石だと思う。
「いや、4人なら的確にアドバイスくれるかなって、、ほら、玲央と糸と純はちょっと、、、、五十鈴はさ優しいから」
「ちょっと待ってその原理で行くと僕優しくないって事になる訳???」
「、、、、ほら、柊月は、、、、ね」
「どう言う意味!?」
「落ち着いて、落ち着いて、話がズレてる。で、何?OKだし事後悔しているのか?千尋は」
「ウグッ、三都弥ストレートに聞くなぁ。まぁその方が良いんだけど、、、、別に後悔はしてない。でももし、司に気づかれて勘違いされたらって考えると嫌だなって思ってさ」
「じゃあ、千尋はさ今後司との関係どうしたい訳?付き合いたいの?」
「、、、、付き合いたいに決まってる。付き合えるんだったらなんだって出来る?でも、アイツは俺の事なんて好きじゃないから」
「「「「(だから好きなんだって、、、、!)」」」」
俺達は心の中でそうツッコむ。もうなんなのこの2人は俺のとこみたいにどストレートに好意向けろよ、、、、!
いや、両方とも自分の事を親友としか見られていないと言う間違った認識だからって言うものあるのか。
「とりあえず、さっさとくっつけば良いのに」
「三都弥君、それが出来たら僕達はこんなにも苦労してないよ」
「本当、俺と五十鈴も周りからこう見られていたのかな、と思うと変に責められない」
「修、大丈夫だから、2人のはほのぼの見れたけどこれは色んな意味でグロくて笑えないから」
「お前ら本当に言いたい放題だな。まぁでもこうやって聞いてくれるのはマジスッと体が軽くなる感じだから助かっては居るけど」
「ハァ、早く付き合った報告して欲しいわ。仕事に集中出来ないからな」
「俺のせいで仕事集中出来ないとか辞めろよな、罪悪感湧くだろうが」
「「「「「なら、さっさと付き合ってくれよ」」」」」
「それが出来たら今こうしてないんだって、、、、!」
何て会話をして別れてから、俺と修にメッセージが届いた。純からで、相談したいとの事。
「丁度だな、朔」
「あぁ、行くか」
俺と修は純の家に行き仕事終わりの玲央と糸と合流し、五十鈴も呼び出し司の話を聞く事にする。
「、、、、ち、千尋が可愛がってる後輩と明日デートするってぇ~!!!!!!」
「「「「「「うるさっ」」」」」」
「島なら大丈夫だって思ってたのに、、、、なのに、、、、!!」
「だからってね、俺達に一々愚痴言わないでくれる?言っても何も行動に移さないのが司なんだから」
「ウグッ、、、、だって、島なら家も良い所だし、、、、俺なんかより良いかもしれないし」
「本当は普段無駄にポジティブなのに、何で一々千尋関係だだネガティブになるの、ちょっとウザい」
「グサッ 」
「今すっごい速さで司に糸の言葉が突き刺さったよな、玲央、絶対」
「まぁ、糸の毒舌正論は俺らは慣れてるけどブッ刺さるからなぁ」
「それで、司はどうしたいのさ?俺達に呼び付けるぐらいならさ」
「五十鈴も正論~、、、、、、、、俺はさ、その告白して断られるのが怖いんだよ、もし断られたら多分引きこもる」
「、、、、じゃあそのまま告白もせず今の関係を続けたい訳?」
「違う、、、、違うけど、でも怖い」
「修の言う通りだけど、怖いからってそのままだったら俺達は何も手伝わない。たださ、今の関係を続けると2人にとっても良くないのは分かるでしょ?、、、、だって司は千尋が他の奴と付き合って欲しくなんてないんだろ?他の奴と幸せになんてなって欲しくないんだろ?」
「、、、、朔がズバッと言ってるぅ(ボソッ 」
「純笑、まぁ今の司はジモジモして行動に移さないただの弱虫にしか朔には見てないんだろ(ボソッ 」
「僕も朔には同感。たださ、2人がくっ付くのが良いルートなんだろうね(ボソッ 」
「、、俺達も付き合うってなった時は嬉しかったしね(ボソッ 」
「そうだな、五十鈴。司にはそうなって欲しいわ(ボソッ 」
「なって欲しくない、、、、でも、何すれば良いか分かんない。変な事して嫌われたくない、でも俺以外と付き合ってもデートもして欲しくない、、、、!!」
「、、、、良く言った。玲央、糸」
「「はーい」」
「例の計画を言っといて、、、、最終計画始まるよ」
「「りょうかーい」」
「修、五十鈴、そして純、司を頼んだ」
「「「任せて/ろ」」」
「???何事?」
「「「「「「内緒」」」」」」
俺達は明日最高の日にする為に早速色々準備を始める事にした、絶対に成功させる。
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「島君、集合場所に着いた?なら、お願い」
『お任せ下さい、先輩』
ピッ
「フユさん、俺今からちょっと純の家行ってくるね」
「あぁ、早く帰って来いよ」
「はーい」
「嬉しそうな顔してるな」
「当たり前でしょ!今日は決戦の日何だから、、、、!」
「頑張れよ」ナデナデ
「、、、、うん」
俺は早速純の家に向かい現場の柊月、三都弥の2人の繋がったテレビ電話を見る。
「30分前に司が集合場所に向かったんだよな?純」
「YES!俺と修の力作のヘアメイクをしたからな!」
「柊月達の所はどう?島君は居るんだよね?」
『居るよ~、、ぁ、三都弥君、あれ千尋君じゃない??』
『ぁ、本当だ。千尋来たよ、朔、、、、あのコート高いだろうなぁ』
「ぁ~、多分3桁かな」
「「「「「え」」」」」
『え』
『だよな、』
「いきなりぶっ飛んだ話題出さないでくれよ」
「ごめんって、で司の気配は?」
『うーん、、まだかなぁ、そろそろ行きそうなんだけどなぁ、、、、ぁ、柊月、あっちから勢い良く走ってるのって、、司だよね?』
『うわぁ、、、、本当だ。あれ、司君だねぇ』
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「島、お待たせ」
「黒崎先輩!そんなに待ってないので大丈夫です!今来た所なので」
「そうか、なら良かった」
イブの日、夕方に俺はクリスマスツリーの前で待ち合わせをしている島と会う。
「、、、、先輩、とっても似合ってます、そのコート」
「本当か?今年買って貰ったばかりだからな笑」
「それと今日、俺とそのデートみたいなのして貰ってありがとうございます」
「そんな事ないよ、と言うかまだデートみたいなデート出来てないからな(そうか、これはデートになるのか)」
俺は少し気まずくなってしまう。最初イブの日に誘われた時ビックリした。ただ断る理由もなかったから受け入れただけだ。
でも、、、、デートってなると少し拒否感を感じてしまう。
俺がデートしたいのは、司だけだからだ。島には悪いが、、、、
「先輩、そろそろ行きましょうか」
「ぁ、あぁそうだね」
あぁ、司に会いたいなぁ、、、、
「千尋!!」
「!、え」
「、、居た」
遠くからそんな叫び声が聞こえた。嘘だと思った、でも遠くから走る司を見て嘘じゃないって確信した。
俺の姿を確認したらすぐに俺の元まで駆け寄ってくる司。
「な、何で居るんだよね、司」
「お前に言わないといけない事があるんだよ。島、悪いがお前とデートさせられない」
「分かってますよ、と言うか成功だ。流石橋本先輩、俺の役目は此処まで、、、、どうぞお幸せに、では」
「え?島?え、成功?橋本って朔!?え??」
俺の混乱をよそに島はその場から静かに立ち去った。俺と司だけが残り、色々な疑問がある中で俺は司に聞く。
「俺に言わないといけない事、って何だよ」
「前に「付き合って欲しい、って言ったら付き合える?」なんて質問したの覚えてるか?」
「、、、、覚えてるけど、何だよ(何、あれは冗談だから、とか言うつもりか?)」
「あれは俺の本心だ」
「本心?」
「あぁ、いつも千尋と勝負したり馬鹿な事を言っているのはお前と一緒にいたいからだ。千尋の事が好きなんだ、大好きなんだ」
「俺の事を親友としか見れないかもしれないけど、これだけは言わせて欲しい、、、、
俺と付き合って下さい」
「!、」
その言葉を聞いた瞬間目の前のさっきまで霞んで見えた景色が色鮮やかに見え、視界が晴れた。
1つ1つの言葉を理解して、司が俺に言った言葉が告白だと理解したら、俺は涙が出そうになる。
「俺の事が、、好き?」
「そうだ、俺の事幼馴染としか見てなかったかもしれないけど、それでも好きなんだ。返事は遅くなっても良いし断ってくれても良い。でも、その代わりガンガンアタックするから、、、、、、、、じゃあ、俺帰るな」
「ま、待って!」
「!」
「幼馴染としてなんてとっくに見てない、、、、」
「え、」
「ぉ、俺も、お前の事が、、、、、、、、好き、なんだよ/////////」
「ぇ、、嘘」
「嘘じゃねーし、この場で嘘つくメリットなんてねーだろうが」
「そ、それもそっか」
「だから、そのさっきの告白の返事、こちらこそお願いします」
「!、、、、信じられない」
「信じろよ」
「いや、だって、千尋が俺の事好きとか、」
「あぁ、もう、これで信じろ、、、、」グイッ
チュッ
「!!?」
俺は司に無理矢理キスをする.最初は驚いた顔をする司だったか、徐々に落ち着いたっぽい。
「、、、、これで信じたかよ」
「あぁ、本当に俺の事が好きなんだ」
「俺だって同じ気持ちなんだからな」
「、、、、じゃあ、その、付き合うって事で良いよな?」
「キスしたのに付き合わないなんて事したらぶん殴る」
「酷い、、、、!じゃあ、その千尋、よろしく」ギュッ
「あぁ」
俺に近づき俺を力強く抱きしめる司。それに返事をする様に抱きしめ返す俺。
周りの視線とか気にしない。やっと、やっと両思いになれたんだ。この幸福を感じたい。
「、、、、その、今から俺の家でも来る?家族居ないからさ」
「うん、行く、、、、付き合って初めてのデートで良いんだよな?」
「そうなるな、、、、」
そんな会話をして手を繋ぎながら俺と司は付き合って初めてのデートをする事になった。
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『てな感じで告白してからの2人は付き合いました』
『周りの視線とかあったのに良くやるなって僕は思った』
「2人共現場の状況の報告マジありがとう」
『良いの、良いの、デート代出して貰ってるし、面白い現場見させて貰ってるしな』
『僕達は結構良い事させて貰ってるし、文句なんてないよ』
「それはありがとう。じゃあ、デート楽しんで」
そう言ってテレビ電話を切る。
「やっと付き合ったかぁ、良かった良かった」
「みんなで協力プレーだったもんな、」
「まぁ後日2人に色々質問攻めされるのは考えるとして」
「今回の1番の立役者って島君だよね、絶対。本当に感謝だよね、僕達」
「島君には後日ちゃんとしたお礼の品を馳せ参じる予定だから、」
「結果的に俺達はあの2人を付き合わせられたんだから良かったのかもね、修」
「そうだな、五十鈴。来年は全員が恋人持ちって言う年だもんな」
「つっても、来年までに7日あるけどな。、、よし、今日は祝勝会だ!」
「朔に教えて貰ったスペアリブあるんだよなぁ、」
「あぁアレね、美味しいし簡単に作れるからオススメなんだよなぁ、、、、まぁ糸は別なんだけど」
「どう言う意味さ、朔」
「そう言う意味なんだろ、糸。ぁ、修このゲームやった?マジ面白いんだけどさ」
「やったやった、レベル上げむずいけど楽しいよな」
何て会話をしながら俺達は祝勝会と称して沢山の料理を食べて遊んだりした。
やっとあの2人が付き合えたからって言うお祝いも兼ねて。
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。
今年のクリスマスも俺の腰は終わった事をご報告します。
「痛い、超痛い」
「朔羅がふざけて今年のクリスマスプレゼントは俺、何て言わなければ良かったんだ」
「言わなくてもオメーは俺を抱くだろうが」
「そこに朔羅が居るのに抱かない選択肢はないだろう???」
「さも当たり前の様に言うなよ、この絶倫変態野郎が」
「痛い痛いと言っている割には少しスッキリした顔をしているじゃないか」
「まぁな、、、、やっと、叶えられた事だし」
「朔羅は本当に友達想いなんだな」
「悪いかよ、フユさんだって兄さん想いなくせに」
「まぁそう言うものか、、、、朔羅、愛してる」チュッ
「、、、、、、、、俺も」
「な、何故、橋本先輩が俺の名を、、、、」
次の日、俺は早速昼休みに玲央と修の2人と一緒に1年生の階に向い、ある人物に会う。
「司に聞いたんだよ、前に、君は司と千尋の中学の後輩で、、、、千尋の事が好き、なんだよね?」
「!、何故それを知って、、、、!」
「入学式の日からお前は度々、司に会いに来たと言って、俺らのクラスに来てただろ?でも、その度に千尋に視線を向けてたのは俺でも分かった」
「、、、、注意勧告、ですか?これ以上黒崎先輩に近づかない様に、って」
「違う違う、俺達は別に君にそんなこと言うつもりで来た訳じゃないから、ね?朔」
「あぁ、君にはちょっと協力を願いたくてね?」
「協力?ですか?」
「俺達は司と千尋の2人に付き合って欲しくてね」
「え゛、まだ2人って付き合ってなかったんですか!!?」
「「「本当、なんで付き合ってないんだろうね/な」」」
まさか直属の後輩からも付き合っていると勘違いするなんて、、あの2人本当にどうなってんだよ笑
「それで、、、、俺にどんな協力を?」
「千尋に告白をして欲しい、と言うより呼び出しもさて欲しくてね」
「!、」
「酷な事を言っている事は俺も自覚はしている。好きな相手に告白をするのを俺達が願う事もそれが本来の目的である中で使うのも、、、、最低な事をしていると思ってる」
「ただ、俺らはアイツらが両思いなのに付き合わないのはおかしいと思ってる。すれ違ったままこのままの関係にはいて欲しくないんだ」
「俺達は、1番良い方法がこれだって分かっていると同時に君の尊厳を破壊する事も理解している」
俺達3人は島君にお願いする様に頭を下げる。
酷い事を言っている事も酷い事をさせようとしている事も理解している。
だけど、こうしないとあの2人はすれ違い続ける、そんな事は見たくない。
「、、、、頭を上げて下さい」
「「「!」」」
「分かりました。良いですよ、偽告白」
「!本当に、良いの?」
「はい、あの2人はお互いに好き好きなんてオーラ出してるのにまさか付き合ってないとは驚きですけど」
「俺は黒崎先輩と付き合えるなんて思ってないです。もうとっくにこの恋は失恋です、だがら協力させて下さい、先輩方」
「「「島君、、、、!」」」
「良い子!島君超良い子!!」ナデナデ
「お前絶対にモテるから!」
「もうこんな可愛い後輩良い子!」ナデナデ
「せ、先輩方力、つ、強いです」
と、とっても良い子な島君を可愛がってから、教室に戻り放課後、何故か千尋に残って欲しいと言われる俺達幼馴染組と修、五十鈴。
「どうしたんだよ?千尋」
「いや、そのあのな一昨日の帰りに、、、、司に「付き合って欲しいって言ったら、付き合える?」って、き、聞かれて」
「「「「「ぁ、、、、」」」」」
「そ、それで千尋は何言ったんだよ」
「俺、混乱しちゃって平手打ちしてその場から逃げたんだよ」
「「「「「、、、、」」」」」
俺達は知っているからこそ何も反応がなかった。まさか此処に来て俺達に相談するとは思わなかった。
それに、此処に純が居ないのが尚深刻さが垣間見る。
「あの言葉がどう言う意味だったのか、分かんねーけど、俺司に弄ばれてんのかな?俺の気持ちを実は気付いていて?とか」
「「「「「ナイナイ、そんな訳ない」」」」」
「あるかもしれないなだろう!」
「「「「「(あったら今こうなってねーんだよ)」」」」」
多分この場に居る千尋以外の気持ちは揃ったと思う。
もうヤダ、この勘違い両片思いコンビ!!めんどくさいったらありゃしない!!
「千尋はさ、司にそれを言われた時混乱したんだろうけど、今考えたらどう言う気持ち?」
「どう言う気持ち、、、、、、、、それをそのままの意味で言われたら、普通に嬉しい。アイツがもし俺の事を好きで、付き合えるんだったら、付き合いたい。でも、、、、違うから、俺のせいでアイツの人生縛れないし」
「アイツにはもっと良い奴が居るんじゃないかって思う。俺なんかと付き合う訳ないし」
「「「「「ハァァ」」」」」
「もう僕、無理なんだけど、さっさと両方が両方に恋してるって言ってきても良い??(ボソッ 」
「糸、ステイ。それはあの2人の事だから変な解釈して終わり、、、、お互いに素直にならなきゃ(ボソッ 」
「後輩の子が協力するってなるけどさ、もし司が動かなかったらどうするのさ?(ボソッ 」
「五十鈴、それは大丈夫!それは柊月と三都弥の2人に協力して貰うから(ボソッ 」
「イブの日、確実にアイツらをくっ付かせるって朔が意気込んでるからなぁ(ボソッ 」
「まぁある程度辛い思いさせなきゃダメだからな(ボソッ 」
「僕達もそれまでの間は色々しなきゃだね(ボソッ 」
「その間、拗れたりしたらどうしよう、俺無理だよ、修(ボソッ 」
「五十鈴は心配し過ぎ、糸が司管轄だから大丈夫だって(ボソッ 」
「まぁ、ある程度色々想定しなきゃだがな(ボソッ 」
「なぁ?5人何話してんの???」
「「「「「ちょっとデートの話」」」」」
俺達はそう誤魔化す。
俺達の決戦の日はイブ当日。それまでに色々準備をしなければならない。
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「誰だ?」
「協力者だよ、超良い子なんだよねぇ」
「そうか、、、、朔羅1つ聞いても良いか?」
「ん?何?」
「何故朔羅はそこまで両思いにこだわって居るんだ?」
「何故、かぁ。俺さこの仕事してると、芸能人同士の恋とかスタッフさん達の恋とか見る事が小さい頃からある訳で、、、、当然叶って居る恋もあれば叶わなかった恋もある。その中には両思いなのに、立場の関係もあって成立しなかった所、も沢山ある」
俺はそう言いながら少し遠くを見る。
ほんの少し前まではα×Ωの恋愛が普通、β同士の恋愛が普通、何て時代があって、そのせいもあってかα×βやβ×Ω、β×αみたいな両思いなのに結ばれなかった人達を沢山見て来た。
だがらって言うものあるけど、そんな事に囚われる事がなく両思いなのに付き合わない2人を見るともどかしいし、、、、、、、、付き合わないとダメだって思ってしまう。
「両思いって本当に凄い事だから、、、、だがら、ちゃんと叶えたいんだ、両思いだって事を知って付き合わせたい」
「、、、、朔羅は友達想いなんだな」
「俺の自己満足みたいなものだけどね、嫌がられるかもしれないけど」
「俺はその自己満足に救われた1人だ。朔羅、頑張るんだぞ」
「、、、、うん、頑張る」
俺はフユさんにそう宣言をする。あの2人の恋を叶えるのは俺達にかかってる。
「で、純なんで司こんなにも干からびてるの??」
「いや、なんかさ、此処数日避けに避けられまくった結果と遂には中学の後輩に手を出されそうになった事でこうなった、、、、的な?」
「僕の目から見ても重症なのが分かるぅ、変に毒吐かないな」
「普通毒は吐かないものだからな、糸」
週明け火曜日、早速島君効果が出て来たからか。それにしても干からびてるのを見ると、結構来たっぽいな。
「それでどうすんだ?結果的には良い感じだけどさこのまま行ったらヤバくね?」
「そこは大丈夫、イブの日その日に全てが終わる」
「朔、、、、俺、嫌われたのかな」
「大丈夫だ、お前を嫌う奴は居ない。ただ毒を吐く奴は此処に沢山居る」
「それ良い事なのか分かんないんだけど、、、、!」
「ちょッ、いきなり大きな声出さないでよ、ただでさえいつもうるさい口なんだから」
「ほら、そのウチの筆頭である糸が居る」
「朔もだけど糸も結構精神攻撃強めだよね、」
「アレで喜ぶファン居るからな、、ドMって意味分かんないからな、五十鈴」
「玲央は玲央でそのギャップも相まって人気だけどな」
「とりあえず、司そんな干からびた感じあったら千尋が心配するんだし、元気だせ」
「そうそう、今日は俺とゲーセン行こうぜ?な?」
「最近純としか遊んでない気がする、千尋と遊びたいぃ」
「「「「「「本当なんでそれを本人に言わないんだよ」」」」」」
「言える勇気があるとでも???」
「「「「「「ねーな」」」」」」
俺達は揃って言う。だって本当なんだから、本当過ぎてそれ以外に何も言えないのだから。
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「一応、黒崎先輩にイブの日、空いてるか聞きました。それで空いてるって返信来たので、、誘いました」
「良くやった!島君!!」
「それでそれで、千尋の返信は!?」
「えっと、その、、、、、、、、「OK」との事です」
「最高だよ!島君!!」
放課後俺達は島君に状況を聞きに行ったらまさかの良い報告を聞けて、3人ではしゃぐ。
「で、でも本当に成功するんでしょうか、こんな騙すような事」
「「「、、、、成功させるんだよ、こんな馬鹿げた事をね」」」
「!」
「アイツらはこうでもしないとくっ付かない。もし付き合わなかった場合は、、、、司の脳みそを手術させるつもり」
「今の朔は本当に限界中の限界だから、イブの日までに付き合わせないと司の身の安全が保証出来ないんだよ、俺らは」
「俺達は身内に犯罪者は出さないようにする為にはなんとか付き合わせないといけないんだよね、マジ」
「橋本先輩って意外とサディスティックな性格なんですね」
「良く言われる」
「でもおかげで、覚悟が決まりました。絶対に成功させます」
「もう本当に良い子だよ!島君、君はイケメンだ!」
「君の幸せを俺らは心から願うよ!」
「本当に千尋以外の奴だったら絶対にモテるから安心して」
「喜んで良いのかな、それは」
とりあえず、第一段階は終わり、明日で終業式だ。確実に、異変に気付いた司が俺達に泣きつくのは目に見えている。
それまでに、まずは千尋の状況だな。
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「、、、、あのさ、可愛がってた後輩にイブの日にデートみたいな事誘われてついOKしちゃったんだけど、どうしよう」
「だがらってなんで俺達に相談するのさ、イブの日って明日だよ?」
案の定、冬休み初日に速攻相談してくる千尋ってやっぱり最高だな、と思う。
俺、柊月、三都弥、修の4人を呼び出すあたり、流石だと思う。
「いや、4人なら的確にアドバイスくれるかなって、、ほら、玲央と糸と純はちょっと、、、、五十鈴はさ優しいから」
「ちょっと待ってその原理で行くと僕優しくないって事になる訳???」
「、、、、ほら、柊月は、、、、ね」
「どう言う意味!?」
「落ち着いて、落ち着いて、話がズレてる。で、何?OKだし事後悔しているのか?千尋は」
「ウグッ、三都弥ストレートに聞くなぁ。まぁその方が良いんだけど、、、、別に後悔はしてない。でももし、司に気づかれて勘違いされたらって考えると嫌だなって思ってさ」
「じゃあ、千尋はさ今後司との関係どうしたい訳?付き合いたいの?」
「、、、、付き合いたいに決まってる。付き合えるんだったらなんだって出来る?でも、アイツは俺の事なんて好きじゃないから」
「「「「(だから好きなんだって、、、、!)」」」」
俺達は心の中でそうツッコむ。もうなんなのこの2人は俺のとこみたいにどストレートに好意向けろよ、、、、!
いや、両方とも自分の事を親友としか見られていないと言う間違った認識だからって言うものあるのか。
「とりあえず、さっさとくっつけば良いのに」
「三都弥君、それが出来たら僕達はこんなにも苦労してないよ」
「本当、俺と五十鈴も周りからこう見られていたのかな、と思うと変に責められない」
「修、大丈夫だから、2人のはほのぼの見れたけどこれは色んな意味でグロくて笑えないから」
「お前ら本当に言いたい放題だな。まぁでもこうやって聞いてくれるのはマジスッと体が軽くなる感じだから助かっては居るけど」
「ハァ、早く付き合った報告して欲しいわ。仕事に集中出来ないからな」
「俺のせいで仕事集中出来ないとか辞めろよな、罪悪感湧くだろうが」
「「「「「なら、さっさと付き合ってくれよ」」」」」
「それが出来たら今こうしてないんだって、、、、!」
何て会話をして別れてから、俺と修にメッセージが届いた。純からで、相談したいとの事。
「丁度だな、朔」
「あぁ、行くか」
俺と修は純の家に行き仕事終わりの玲央と糸と合流し、五十鈴も呼び出し司の話を聞く事にする。
「、、、、ち、千尋が可愛がってる後輩と明日デートするってぇ~!!!!!!」
「「「「「「うるさっ」」」」」」
「島なら大丈夫だって思ってたのに、、、、なのに、、、、!!」
「だからってね、俺達に一々愚痴言わないでくれる?言っても何も行動に移さないのが司なんだから」
「ウグッ、、、、だって、島なら家も良い所だし、、、、俺なんかより良いかもしれないし」
「本当は普段無駄にポジティブなのに、何で一々千尋関係だだネガティブになるの、ちょっとウザい」
「グサッ 」
「今すっごい速さで司に糸の言葉が突き刺さったよな、玲央、絶対」
「まぁ、糸の毒舌正論は俺らは慣れてるけどブッ刺さるからなぁ」
「それで、司はどうしたいのさ?俺達に呼び付けるぐらいならさ」
「五十鈴も正論~、、、、、、、、俺はさ、その告白して断られるのが怖いんだよ、もし断られたら多分引きこもる」
「、、、、じゃあそのまま告白もせず今の関係を続けたい訳?」
「違う、、、、違うけど、でも怖い」
「修の言う通りだけど、怖いからってそのままだったら俺達は何も手伝わない。たださ、今の関係を続けると2人にとっても良くないのは分かるでしょ?、、、、だって司は千尋が他の奴と付き合って欲しくなんてないんだろ?他の奴と幸せになんてなって欲しくないんだろ?」
「、、、、朔がズバッと言ってるぅ(ボソッ 」
「純笑、まぁ今の司はジモジモして行動に移さないただの弱虫にしか朔には見てないんだろ(ボソッ 」
「僕も朔には同感。たださ、2人がくっ付くのが良いルートなんだろうね(ボソッ 」
「、、俺達も付き合うってなった時は嬉しかったしね(ボソッ 」
「そうだな、五十鈴。司にはそうなって欲しいわ(ボソッ 」
「なって欲しくない、、、、でも、何すれば良いか分かんない。変な事して嫌われたくない、でも俺以外と付き合ってもデートもして欲しくない、、、、!!」
「、、、、良く言った。玲央、糸」
「「はーい」」
「例の計画を言っといて、、、、最終計画始まるよ」
「「りょうかーい」」
「修、五十鈴、そして純、司を頼んだ」
「「「任せて/ろ」」」
「???何事?」
「「「「「「内緒」」」」」」
俺達は明日最高の日にする為に早速色々準備を始める事にした、絶対に成功させる。
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「島君、集合場所に着いた?なら、お願い」
『お任せ下さい、先輩』
ピッ
「フユさん、俺今からちょっと純の家行ってくるね」
「あぁ、早く帰って来いよ」
「はーい」
「嬉しそうな顔してるな」
「当たり前でしょ!今日は決戦の日何だから、、、、!」
「頑張れよ」ナデナデ
「、、、、うん」
俺は早速純の家に向かい現場の柊月、三都弥の2人の繋がったテレビ電話を見る。
「30分前に司が集合場所に向かったんだよな?純」
「YES!俺と修の力作のヘアメイクをしたからな!」
「柊月達の所はどう?島君は居るんだよね?」
『居るよ~、、ぁ、三都弥君、あれ千尋君じゃない??』
『ぁ、本当だ。千尋来たよ、朔、、、、あのコート高いだろうなぁ』
「ぁ~、多分3桁かな」
「「「「「え」」」」」
『え』
『だよな、』
「いきなりぶっ飛んだ話題出さないでくれよ」
「ごめんって、で司の気配は?」
『うーん、、まだかなぁ、そろそろ行きそうなんだけどなぁ、、、、ぁ、柊月、あっちから勢い良く走ってるのって、、司だよね?』
『うわぁ、、、、本当だ。あれ、司君だねぇ』
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「島、お待たせ」
「黒崎先輩!そんなに待ってないので大丈夫です!今来た所なので」
「そうか、なら良かった」
イブの日、夕方に俺はクリスマスツリーの前で待ち合わせをしている島と会う。
「、、、、先輩、とっても似合ってます、そのコート」
「本当か?今年買って貰ったばかりだからな笑」
「それと今日、俺とそのデートみたいなのして貰ってありがとうございます」
「そんな事ないよ、と言うかまだデートみたいなデート出来てないからな(そうか、これはデートになるのか)」
俺は少し気まずくなってしまう。最初イブの日に誘われた時ビックリした。ただ断る理由もなかったから受け入れただけだ。
でも、、、、デートってなると少し拒否感を感じてしまう。
俺がデートしたいのは、司だけだからだ。島には悪いが、、、、
「先輩、そろそろ行きましょうか」
「ぁ、あぁそうだね」
あぁ、司に会いたいなぁ、、、、
「千尋!!」
「!、え」
「、、居た」
遠くからそんな叫び声が聞こえた。嘘だと思った、でも遠くから走る司を見て嘘じゃないって確信した。
俺の姿を確認したらすぐに俺の元まで駆け寄ってくる司。
「な、何で居るんだよね、司」
「お前に言わないといけない事があるんだよ。島、悪いがお前とデートさせられない」
「分かってますよ、と言うか成功だ。流石橋本先輩、俺の役目は此処まで、、、、どうぞお幸せに、では」
「え?島?え、成功?橋本って朔!?え??」
俺の混乱をよそに島はその場から静かに立ち去った。俺と司だけが残り、色々な疑問がある中で俺は司に聞く。
「俺に言わないといけない事、って何だよ」
「前に「付き合って欲しい、って言ったら付き合える?」なんて質問したの覚えてるか?」
「、、、、覚えてるけど、何だよ(何、あれは冗談だから、とか言うつもりか?)」
「あれは俺の本心だ」
「本心?」
「あぁ、いつも千尋と勝負したり馬鹿な事を言っているのはお前と一緒にいたいからだ。千尋の事が好きなんだ、大好きなんだ」
「俺の事を親友としか見れないかもしれないけど、これだけは言わせて欲しい、、、、
俺と付き合って下さい」
「!、」
その言葉を聞いた瞬間目の前のさっきまで霞んで見えた景色が色鮮やかに見え、視界が晴れた。
1つ1つの言葉を理解して、司が俺に言った言葉が告白だと理解したら、俺は涙が出そうになる。
「俺の事が、、好き?」
「そうだ、俺の事幼馴染としか見てなかったかもしれないけど、それでも好きなんだ。返事は遅くなっても良いし断ってくれても良い。でも、その代わりガンガンアタックするから、、、、、、、、じゃあ、俺帰るな」
「ま、待って!」
「!」
「幼馴染としてなんてとっくに見てない、、、、」
「え、」
「ぉ、俺も、お前の事が、、、、、、、、好き、なんだよ/////////」
「ぇ、、嘘」
「嘘じゃねーし、この場で嘘つくメリットなんてねーだろうが」
「そ、それもそっか」
「だから、そのさっきの告白の返事、こちらこそお願いします」
「!、、、、信じられない」
「信じろよ」
「いや、だって、千尋が俺の事好きとか、」
「あぁ、もう、これで信じろ、、、、」グイッ
チュッ
「!!?」
俺は司に無理矢理キスをする.最初は驚いた顔をする司だったか、徐々に落ち着いたっぽい。
「、、、、これで信じたかよ」
「あぁ、本当に俺の事が好きなんだ」
「俺だって同じ気持ちなんだからな」
「、、、、じゃあ、その、付き合うって事で良いよな?」
「キスしたのに付き合わないなんて事したらぶん殴る」
「酷い、、、、!じゃあ、その千尋、よろしく」ギュッ
「あぁ」
俺に近づき俺を力強く抱きしめる司。それに返事をする様に抱きしめ返す俺。
周りの視線とか気にしない。やっと、やっと両思いになれたんだ。この幸福を感じたい。
「、、、、その、今から俺の家でも来る?家族居ないからさ」
「うん、行く、、、、付き合って初めてのデートで良いんだよな?」
「そうなるな、、、、」
そんな会話をして手を繋ぎながら俺と司は付き合って初めてのデートをする事になった。
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『てな感じで告白してからの2人は付き合いました』
『周りの視線とかあったのに良くやるなって僕は思った』
「2人共現場の状況の報告マジありがとう」
『良いの、良いの、デート代出して貰ってるし、面白い現場見させて貰ってるしな』
『僕達は結構良い事させて貰ってるし、文句なんてないよ』
「それはありがとう。じゃあ、デート楽しんで」
そう言ってテレビ電話を切る。
「やっと付き合ったかぁ、良かった良かった」
「みんなで協力プレーだったもんな、」
「まぁ後日2人に色々質問攻めされるのは考えるとして」
「今回の1番の立役者って島君だよね、絶対。本当に感謝だよね、僕達」
「島君には後日ちゃんとしたお礼の品を馳せ参じる予定だから、」
「結果的に俺達はあの2人を付き合わせられたんだから良かったのかもね、修」
「そうだな、五十鈴。来年は全員が恋人持ちって言う年だもんな」
「つっても、来年までに7日あるけどな。、、よし、今日は祝勝会だ!」
「朔に教えて貰ったスペアリブあるんだよなぁ、」
「あぁアレね、美味しいし簡単に作れるからオススメなんだよなぁ、、、、まぁ糸は別なんだけど」
「どう言う意味さ、朔」
「そう言う意味なんだろ、糸。ぁ、修このゲームやった?マジ面白いんだけどさ」
「やったやった、レベル上げむずいけど楽しいよな」
何て会話をしながら俺達は祝勝会と称して沢山の料理を食べて遊んだりした。
やっとあの2人が付き合えたからって言うお祝いも兼ねて。
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。
今年のクリスマスも俺の腰は終わった事をご報告します。
「痛い、超痛い」
「朔羅がふざけて今年のクリスマスプレゼントは俺、何て言わなければ良かったんだ」
「言わなくてもオメーは俺を抱くだろうが」
「そこに朔羅が居るのに抱かない選択肢はないだろう???」
「さも当たり前の様に言うなよ、この絶倫変態野郎が」
「痛い痛いと言っている割には少しスッキリした顔をしているじゃないか」
「まぁな、、、、やっと、叶えられた事だし」
「朔羅は本当に友達想いなんだな」
「悪いかよ、フユさんだって兄さん想いなくせに」
「まぁそう言うものか、、、、朔羅、愛してる」チュッ
「、、、、、、、、俺も」
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